僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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Bクラス戦の続きです。
今回は筆が乗ったので、2話投稿です


Bクラス戦②

「雄二、大丈夫?!」

 

僕は教室に入ると同時に親友の無事を確かめようとしたが

 

「もぬけの殻か。しかしこれは酷いな」

 

「これでは補給もままならないのじゃ」

 

教室には誰もいなく筆記具の類は壊され、机や椅子は誰かが喧嘩でもしたかのように散らかってる

 

「保険で置いといた奴らは補習室送りにされたみたいだな」

 

雄二が教室に入りながら声をかけてきた

 

「だが気にするな、修復には時間がかかるが作戦はうまくいってる」

 

「雄二がそう言うならいいけど、なんで教室にいなかったの?」

 

「Bクラスが協定を結ぼうと言ってきてな、それの調印に向かっていた」

 

「協定の内容は?」

 

一輝も気になったのか会話に参加してきた

 

「午後4時になったら戦況をそのままに翌日午前9時に戦闘再開という内容だ。その間は試召戦争に関わる一切の行為を禁止している」

 

「なるほど、姫路と明梨のためか」

 

「今日の戦闘はBクラスに押し込んだあたりで終わるだろうからね。作戦の本番では総合的な戦力よりも二人の強力な戦力がカギになるってわけだね」

 

「なるほどのぅ」

 

ガラッ

 

僕らが雄二の考えに賛同していると突然教室の扉が開き

 

「代表、島田が人質にとられた!!」

 

血相を変えた 田中君が雄二にそう報告したが

 

「明久、部隊の指揮は島田に任せたんだよな?」

 

「うん、島田さんも『任せて』って言っていたよ」

 

「部隊長が人質とはバカじゃねぇのか?」

 

「確かにのぅ」

 

僕らは冷静に状況を整理する

 

「よし、田中。人質にとられた理由を聞いて自分勝手な理由だったら島田ごと補習室送りだ。正当な理由でも島田に気にせず相手を倒せ」

 

雄二は冷酷ともとれる判断を下す。まぁ自分勝手な理由なら自業自得だし、そうじゃなくても多少の犠牲は仕方のないことだ

 

後から聞いた話だと『吉井が瑞希と藤崎のパンツを見て鼻血が止まらなくなったと聞いてオシオキしに保健室に向かった』というのが理由らしい、たしかに明梨のパンツを見たら鼻血が止まらなくなるだろうけど、前線にいた二人のを教室にいる僕が見れるわけないのに

 

 

 

 

PM 4:00

 

「さて、こっちの被害も大きいが予想より少ないな、一輝と明久が前線を混乱させたからか。まぁBクラスを教室に押し込めたから作戦道理だな」

 

雄二が戦死者数などが書かれた紙を見ながらつぶやく。今は協定通り休戦中だ

 

トントン

 

雄二の背中が叩かれる

 

「康太か、どうした?」

 

今回康太は一人で情報収集をしていた

 

「……Cクラスの様子が怪しい。試召戦争の準備をしている」

 

「そうか、Aクラス相手は無いだろうし」

 

「漁夫の利狙いじゃないかな?」

 

今回の戦争で勝った方も連戦となればツラいからそこを狙うんじゃ?

 

「康太、Cクラスの代表は?」

 

一輝が康太に聞く、何か引っかかったのかな?

 

「……小山友香」

 

「根本と付き合っている性悪女か」

 

康太の答えに雄二が思い出したかのように呟いた。小山さんっていうとバレー部のホープらしいけど人望がないらしい。なんでも自分の方がうまいから他の部員をこき使っているとか

 

「つーと協定違反が狙いだろうな」

 

「だな、とはいえCクラスの生徒はあまり小山に付いてはいないだろうな」

 

一輝の言葉に同意し雄二は自分の考えを言った

 

「じゃな、わしらはBクラスの設備をとるわけじゃないしのぅ」

 

「……無駄な労力」

 

秀吉と康太もそう告げる

 

「でも、一応Cクラスに様子見に行った方がいいんじゃない?」

 

「そうだな、たぶん根本が待っているだろうからお前らも一緒に来てくれ」

 

「へいへい」

 

「分かったのじゃ」

 

「……了解」

 

そういって僕ら5人はCクラスへと向かった

 

 

 

 

 

ガラッ

 

「Fクラス代表の坂本雄二だ。代表に話があってきた」

 

Cクラスに入ると試召戦争の準備をしていたのかまだ生徒の大半が残っていた。根本君は…いた、ご丁寧に護衛と数学の長谷川先生まで引き連れているよ

 

「私がこのクラスの代表だけど、何かようかしら?」

 

そう言ってまじりっ気のない黒髪をベリーショートにした気が強そうな女子、小山さんが出てきた

 

「いや、お前じゃなくてBクラス代表の根本恭二に話があるんだ。出てこい」

 

雄二は根本君が隠れているあたりを指さしながら言った

 

「ちっなんでバレた」

 

忌々しそうに根本君が出てきた

 

「なんでBクラスの代表がBクラスの生徒と教師を連れてCクラスにいるのかを聞きたい。確かに協定には『試召戦争に関わる一切の行為を禁じる』とあったはずだが?」

 

「か、彼女の迎えに来ただけだ!!」

 

「ほう、教師を連れて彼女の迎えねぇ…長谷川先生は何と言われてここにいるんですか?」

 

根本君が認めないと分かったのか雄二は長谷川先生に聞くことにした

 

「Fクラスが協定違反をしているので確認してほしいと言われたのですが、どうやら違反しているのはBクラスのようですね」

 

「なら、その分俺たちが協定違反の行為を行っても問題ないですよね?」

 

「そうですね、先に違反したのがBクラスですので問題ないでしょう」

 

「くっ」

 

長谷川先生の言葉に根本君は顔を顰める。ここで一騎打ちでもさせられるとでも思っているんだろうがそうじゃない

 

「さて、Cクラスの生徒全員に話がある」

 

ざわざわ

 

雄二の言葉にCクラスの生徒がざわめき出す

 

「俺達FクラスはBクラスと設備交換する気はない、だから俺たちに宣戦布告する意味は無い!!」

 

「そんな言葉信じられるとでも思っているの?」

 

小山さんが反論するが雄二は無視して

 

「俺達の目標はAクラスでAクラスとの交渉でBクラスを使う。それにCクラスが俺たちに攻めてきても設備の向上はありえない」

 

『確かに』

 

『Eクラスの設備だもんな』

 

「話はこれだけだ時間をとらせてすまなかったな」

 

そう言うと雄二は僕達を引き連れてE教室へと向かい、僕らはいつもの5人で帰った。なんだか明梨に関して嫌な予感がするのだがなんだろう

 

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