僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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お待たせしました。ついに明久の出番です。
今回は少し短めですがご容赦ください。
ではAクラス戦4話目をお楽しみください。


Aクラス戦④

僕が負ければ雄二が出ることなく負けてしまう。ギリギリの状態だけど、僕は同時にワクワクもしている

 

「Aクラスからは佐藤が出ます」

 

Aクラスからはボブカットにメガネをかけた女子、佐藤さんが出るようだ

 

「なぜ、笑っているのですか?」

 

佐藤さんは僕の様子に疑問に思ったのか尋ねてくる。なぜって簡単なことだ

 

「こんなギリギリの勝負って愉しいじゃん」

 

 

 

 

一輝Side

 

「アキの奴、悪い癖が出たな」

 

「明久の癖?それは何だ?」

 

雄二は知らないのか聞いてきた

 

「アキは勝負事ではギリギリを楽しむギャンブラー気質なんだよ」

 

「なるほど、俺と喧嘩した時も俺に合わせて戦ってたな」

 

雄二はアキに負けて不良から更生したんだったな

 

「でも、負けたことは無いから安心してくれ」

 

「俺もその心配はしてねぇよ」

 

「そうか」

 

Side out

 

 

 

 

ん?なんか一輝に変なこと思われている気が

 

「科目は何にしますか?」

 

高橋先生が聞いてきた

 

「佐藤さんが選んでよ」

 

こっちは雄二に選択権を残しておかないとね

 

「いいんですか?あなたが負けるとクラスの負けになるんですよ?」

 

佐藤さんは随分自信があるようだ。それもそうかAクラスの上位の人とFクラスの観察処分者なら結果は目に見えている

 

「それはそうだけど。こっちは代表に選択権を残さないと、雄二が霧島さんに負けて終わっちゃうからね」

 

「そうですか、後悔しないでくださいね。高橋先生、科目は世界史でお願いします」

 

「わかりました。世界史、承認します」

 

「試獣召喚!!」

 

佐藤さんが召喚ワードを言うと召喚獣が現れる

 

「それじゃ僕も、試獣召喚!!」

 

僕の方の召喚獣も遅れて現れる

 

Aクラス 佐藤 美穂

世界史   408

 

『な、400点越えだとっ?!』

 

『そんなの吉井が勝てるわけないじゃねぇか!!』

 

Fクラスから驚嘆の声が上がる

 

「世界史は私の得意科目なんです」

 

佐藤さんは自慢げに語る

 

「へぇ確かに高いね。でもさ、よく言うじゃん」

 

Fクラス 吉井 明久

世界史    506

 

「上には上があるって」

 

『なっ500点越えだと』

 

『ウチの代表よりも高いんじゃないの?』

 

今度はAクラスから動揺の声が上がる

 

「吉井君があんな点数なんてありえません」

 

「カンニングでもしたんでしょ。正直に言いなさい吉井!!」

 

『観察処分者があんな点数取れるわけがない!!』

 

なんかFクラスからも変な声が上がっている

 

「僕も世界史はわりと得意なんだよね」

 

ちなみに佐藤さんの召喚獣はカンフー服に鎖鎌を持っている

 

「じゃ、まずは」

 

僕の召喚獣の腕輪が光ると刀が光に変わり手の中に収まり

 

「私と同じ武器?!」

 

光がはじけると僕は佐藤さんと同じ鎖鎌を持っていた

 

吉井 明久

 456

 

腕輪を使ったので点数が消費される

 

「それでも、私は負けません」

 

佐藤さんは錘部分を投げてきた

 

「遅いな~」

 

僕は鎖の部分を掴むと、そのまま自分の方に引っ張った

 

「きゃっ」

 

佐藤さんはバランスを崩し、僕はすれ違いざまに佐藤さんの腕を切りつける

 

吉井 明久 VS 佐藤 美穂

 456       363

 

軽く切りつけただけなので、あまり点数は変化しない

 

「鎖鎌ってのは、こう使うんだよ」

 

僕は錘部分を投げて、佐藤さんの足に巻きつける

 

「えっ」

 

突然のことに佐藤さんは声を出す

 

「ほいっと」

 

僕は鎖を引くと佐藤さんの体はバランスを崩し前のめりになる。その隙を逃さずに、腹に掌底をいれる

 

吉井 明久 VS 佐藤 美穂

 456       301

 

「このっ」

 

佐藤さんは鎌を振り、僕はそれを避けて距離をとる

 

「それっ」

 

僕はまた錘を投げて、佐藤さんの腕を拘束しようとするが

 

「二度も同じ手は食らいません!!」

 

佐藤さんは避けると逆に僕の右腕に鎖を巻きつけてきた

 

「良い反応だけど、次の動作までが遅いよ」

 

僕は右腕を引っ張り逆に佐藤さんを引っ張る

 

「えっ、きゃっ」

 

なにが起こったのか分からないのか、佐藤さんは指示が遅れる。もちろん僕はその隙を見逃さないで

 

ザシュッ

 

佐藤さんの首を切りつける

 

佐藤 美穂

  戦死

 

急所に当たったため佐藤さんの召喚獣は戦死した

 

「負けてしまいましたか」

 

佐藤さんは肩を落とす

 

「試召戦争の経験もないんだから仕方ないよ」

 

僕はそんな佐藤さんを慰める

 

「ありがとうございます。先程は失礼な発言をしてすみませんでした」

 

立ち直った佐藤さんが僕に謝ってきた

 

「いや、僕は観察処分者だし、Fクラスだったし仕方ないから気にしないでよ」

 

僕は恥ずかしくなったので自陣へと戻っていく

 

 

 

 

「勝ったよ雄二。後はキミだけだ」

 

「おう、お疲れさん明久。後は任せろ」

 

僕は試合会場へと向かう雄二とハイタッチをしながら言葉を交わす

 

「お疲れ~アキ」

 

「流石じゃのぅ明久よ」

 

「……良い勝負だった」

 

一輝達から労いの言葉をかけられる

 

「吉井、アンタ佐藤さんになにをしたのかしら?」

 

「そうですね。じっくりとオハナシしましょう」

 

女子二人は釘バットやら持って問い詰めてきた

 

「なにってただ落ち込んでいた佐藤さんを励ましただけだよ」

 

『『『『女子と言葉を交わすなど万死に値する!!』』』』

 

また覆面集団が現れた。これってなんてRPG?

 

「オマエラ、アキに手を出したらどうなるか、ワカッテイルノカ?」

 

『『『『「「ひぃっ」」』』』』

 

一輝が殺気を放ちながら軽く言葉を発したら、覆面集団+2がおとなしくなった

 

「現在は3勝3敗で同点となっています。次の代表戦でこの試召戦争は決まります」

 

「ああ、わかっている」

 

「…大丈夫です」

 

どうやら、もう代表同士の試合が始まるようだ

 

「科目は何にしますか」

 

「数学でお願いします」

 

選択権は僕らにあるので雄二が選択する。数学は雄二の得意科目だ、対して霧島さんは暗記系の方が得意なので

 

Fクラス 坂本 雄二 VS Aクラス 霧島 翔子

数学     803           367

 

こんなに差が出るとは思わなかったな

 

 

 

 

雄二Side

 

やっぱ、数学ならばかなりの点差があったな

 

『坂本ってあんなに頭が良かったのか?』

 

『神童の名はだてじゃないな』

 

『吉井と同じでカンニングをしたんじゃないか?』

 

Fクラスからどよめきが起きる。しかし、最後の奴、明久も俺もカンニングなんてしてないぞ。後でO☆HA☆NA☆SHIが必要かな?

 

『なっ代表の倍以上だと?!』

 

『なんでそんな人がFクラスにいるのよ!?』

 

『今年のFクラスはおかしくないか?』

 

Aクラスからも動揺の声が上がる。まぁこのFクラスは途中退席者4人、名前の無記入2人、点数を落とした奴が1人いるんだ。おかしいのは仕方ないだろう

 

「…流石、雄二。でも、私は負けない」

 

翔子も本気でくるみたいだな。俺も本気で相手をしないとな。ちなみに俺の召喚獣は白い改造学ランにメリケンサック、対する翔子は日本鎧に日本刀。凛とした姿に少し見惚れてしまった

 

「応、本気でかかってこい翔子!!」

 

まさか、翔子と拳で語り合うことになるとはな。これは戦争とか関係なしに面白くなって来たぜ

 

To be continued

 




やっと明久の本気の点数が判明しましたね。
佐藤にはフラグ立っていませんよ、一応。勝手に明久がフラグを立てそうで怖いです。
今回は切れ目が少し変ですが、次で決着+戦後対談となります。
思っていたよりも長くなりそうなので、代表戦は次話に持ち越しました。
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