僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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妨害行為2回目です。
常夏コンビも懲りないですね。


また営業妨害?!

★また営業妨害?!

 

「あれ?随分と空いているね」

 

僕らが教室に戻ると、広い教室に対してお客さんは2組しかいなかった

 

雄「一輝、あれからクレーマーとかは来たか?」

 

一「いや、そういう輩は来てないな」

 

優「明久君達が試合に行って少ししてから、お客さんの入りが悪くなったのよ」

 

一輝の言葉に優子さんが補足する

 

「つまり、このクラス以外で悪評を流しているのかな」

 

雄「たぶんな。そうなると、他のクラスにまで迷惑をかけていることになるな」

 

人の迷惑というのを考えないんだろうか?

 

秀「まったく、どうしようにもない連中じゃのぅ」

 

秀吉も呆れているよ

 

康「……度し難い」

 

康太、キミの気持ちもわかるけど、たまに君の行動も度し難い時があるよ

 

雄「ここで話してても仕方ないし、手分けして噂の出場所を探すか」

 

?・?『『ぎゃああああっ』』

 

雄二がこれからの行動の指針を決めると、どこからか聞き覚えのある声で悲鳴が聞こえてきた

 

一「この声って…」

 

秀「さっきの二人組じゃな」

 

やっぱりあの変態コンビか、たぶん悪評を流しているのもあの二人だろうな。今の悲鳴は迷惑をかけた先で制裁でも受けたのかな

 

「さっきの声ってあっちからだよね?」

 

一「あぁ、オレもそうだと思うぞ」

 

雄「誰かが成敗してくれたのか?」

 

秀「あの辺りに人混みができておるのぅ」

 

僕らが教室から出て悲鳴の出所を探しているとDクラスの前に人だかりができていた。たしかDクラスはタコ焼きや焼きそばの屋台と、その場で食べる人用の座席が用意してあるらしい

 

?『自分のクラスの仕事をサボったうえに、他のクラスの悪評を大声で話すなんてな!!』

 

人だかりから聞こえてきた声には聞きおぼえがあった

 

一「なぁアキ、この声に聞きおぼえがあるのはオレだけか?」

 

「一輝、僕も聞きおぼえがあるよ」

 

たしか、あの人は3-A所属だから、変態チンピラコンビとも同級生のはずだしな

 

夏『や、やめてくれ鬼薙。も、もう許してくれ』

 

常『お、俺達が悪かったから』

 

鬼薙…やっぱりか

 

鬼『じゃあ、今から迷惑をかけたところに謝りに行くぞ。お前らに拒否権は無いからな』

 

常夏『『迷惑掛けてすみませんでした!!』』

 

変態チンピラコンビは即座にDクラスに謝罪しているようだな

 

鬼『次はAクラスだ!!おい常夏コンビ、早く来い!!』

 

常『い、いててええ。お、鬼薙、自分で歩けるから放してくれ。いや、放してください』

 

夏『ギブギブギブ、鬼薙、俺の首極まっている。放してください』

 

変態チンピラコンビがあの人に連れられて人ごみから出てくる

 

鬼「あれ?アキにカズ、どうした?」

 

「やっぱり龍兄だったんだ」

 

この人は鬼薙龍彦さん、龍司さんの息子で去年の振り分け試験の前日まで海外を転々としていたらしい。その間もある程度の勉強はしていたため今は3-Aに所属している

 

一「外が騒がしかったから見に来たんだよ。まさか龍兄がいるとは思わなかったけど」

 

雄「さすが龍彦さんですね」

 

龍「ん?雄二もいるってことはここにいるのは2-Aの生徒か?」

 

「うん、そうだよ」

 

確かにここにいるのはAクラスの生徒ばかりだけど

 

龍「なら、ちょうどいいな、お前ら、さっさと謝れ」

 

チンピラコンビを前に突き出す

 

常「わ、分かったから、その手を放してくれ」

 

夏「あ、謝るから、頼みます」

 

しかし、龍兄を怒らせるとは、自業自得とはいえ哀れだな

 

常夏「「すいませんでした!!じゃあ、俺らはもう行くぞ!!」」

 

謝ると同時に駆け出す常夏変態コンビ。龍兄の雰囲気を見たら、その気持ちもわかるけど

 

龍「ったく、あいつ等は…あとでO☆HA☆NA☆SHIが必要かな」

 

龍兄のO☆HA☆NA☆SHIか…三途の川を渡る方がいい気がする

 

龍「すまんな、うちのクラスの奴らが迷惑をかけちまって」

 

そう言って頭を下げる龍兄

 

「や、やめて下さいよ龍兄」

 

一「そうだぜ龍兄」

 

雄「龍彦さんは悪くないんですから」

 

秀「頭を上げて欲しいのじゃ」

 

その様子を見て慌てる僕ら

 

龍「そこまで言うなら、まぁいいか」

 

渋々といった感じで納得する龍兄。怒りも収まったみたいだ

 

龍「そういや、アキと雄二君は召喚大会に出てるんだよな?結果はどうだ?」

 

「順調に勝っていますよ」

 

雄「次は3回戦ですけど、ちょっとキツそうっすね」

 

僕らが少し雑談をしていると

 

?「龍彦、なに仕事サボって、こんなとこで油売っているの?」

 

ツインテールの美女が龍兄の肩を掴んで話しかけてきた

 

龍「る、瑠璃香?!いや、俺は他のクラスに迷惑をかけていた常夏コンビを叱りに…」

 

瑠璃姉の登場に慌てる龍兄。彼女は柳浦 瑠璃香(やぎうら るりか)さん。柳浦道場の一人娘で、道場で学んだ合気道の他にも截拳道(ジークンドー)や極真空手などを体得している。龍兄とは道場同士の付き合いもあり幼なじみであり、許嫁でもある

 

瑠「常夏コンビなんていないじゃない。サボってないで仕事に戻るよ。明久君たち、迷惑かけちゃってゴメンね」

 

瑠璃姉は片手で龍兄を引っ張っていった。龍兄をあんな風に扱えるのは瑠璃香さんぐらいだろうな

 

「相変わらず龍兄は瑠璃姉に弱いね」

 

一「いや、瑠璃姉が強すぎるんだろ」

 

雄「明久、一輝、さっきの人は誰だ?」

 

雄二は瑠璃姉とは面識ないんだったな。瑠璃姉は無銘道場にはあんまり来ないからね。柳浦道場は学校の反対側にあるし

 

「瑠璃姉は龍兄の許嫁で柳浦道場の師範代だよ」

 

一「ついでに龍兄の弱点でもあるな」

 

その後僕らは教室に戻って接客を再開した

 




龍彦と許嫁の瑠璃香が出てきましたね。
一応で作ったキャラですので、龍彦も瑠璃香もあんまり出番は無いと思います。
瑠璃香の設定については『設定(オリキャラ)』に追加しておきました。
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