僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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4回戦の雄二Sideと準決勝です。


召喚大会 準決勝

少し時間が遡ります

 

雄二Side

 

明久「雄二!!」

 

「応!!」

 

俺は明久の声に応えると翔子と木下との間に入ると木下の方を向き、翔子の方は明久に任せる

 

優「あら?坂本君、代表の相手じゃなくていいのかしら?」

 

俺に対して木下が声をかけてきた

 

「普通ならばそうするんだがな、今回は負けられないから」

 

俺は木下の疑問に答えると木下に殴りかかる。不意打ち気味だが試合はもう始まっているからな

 

優「そう…でもアタシも負けられないんだから!!」

 

俺の回答に納得すると杖を前方に構えた。俺は構わずに拳を振りぬくと

 

ガキンッ

 

木下に当たる前に何かに阻まれる。どうやら魔法のようなものでバリアを張ったようだな

 

Aクラス 坂本雄二 353点 VS Aクラス 木下優子 364点

 

少し点数が減る。バリアを殴った時の反動でダメージを受けたようだ。俺は警戒してバックステップで距離をとる

 

優「そこっ」

 

木下がジャンプしながら杖を上段から振り下ろしてきたので、俺は攻撃をかわしてからジャブをしようとするが

 

ガキンッ

 

またバリアに阻まれる。クソッ本人の周りにバリアがあるのか

 

Aクラス 坂本雄二 347点 VS Aクラス 木下優子 364点

 

軽く攻撃したのであまり点数は減らない。一気にバリアを破らないと辛いな。俺は拳を大きく引いて力をためる。これでカウンターを決めればかなりの威力になるはずだ

 

優「そっちが来ないならこっちから行くわよっ!!」

 

さっきのでこっちの攻撃が効かないと思ったのか、また大振りな攻撃をしてくる。俺はその攻撃を最小限の動作で避けて懐に潜り込むと、木下の攻撃の勢いに合わせてカウンターを決める

 

バキン  ドンッ

 

何かが割れる音と共に木下の召喚獣が吹っ飛ぶ

 

優「えっ」

 

Aクラス 坂本雄二 300点 VS Aクラス 木下優子 152点

 

こっちもダメージが大きいがなんとかバリアを壊したみたいだな。木下の方は何が起こったのか分かってないようだが、俺は構わずに近づいてから鳩尾にガゼルパンチを当てる

 

木下優子 戦死

 

ポンッ

 

その攻撃で木下の召喚獣は霧散した。それと同時に歓声が上がる、明久の方を見ると既に翔子を倒したらしく剣を収めてこちらの様子を見ていた

 

Side out

 

 

 

 

高「勝者、吉井・坂本ペア!!」

 

高橋先生が僕らの勝ち名乗りを上げる

 

翔「…残念…」

 

雄「そんなに落ち込むなって、俺が優勝して賞品とるから」

 

落ち込んでいる霧島さんを励ます雄二

 

優「やっぱり明久君達には勝てなかったわね(チケット取れたら一輝君を誘いたかったんだけどな)」

 

「ゴメンね優子さん。こっちにも負けられない事情があってね」

 

優子さんには悪いことしちゃったな。透さんに頼んでプレオープンのペアチケットを用意してもらおうかな

 

優「気にしなくていいわよ(明久君はどっちを誘うのかしら)」

 

優子さんが気にするなと言うので、その話は切り上げて僕らは教室へと向かった。気にするなと言いながらも何かを気にしていたのはなぜだろう

 

 

 

 

「ただいま~」

 

雄「今、戻ったぞ」

 

優「お客さんもいっぱいいるわね」

 

翔「…大盛況」

 

さっきの試合を見た人もいるのか店内は満席状態だった

 

一「お、試合は終わったのか。戻って早々で悪いが人手が足りないから4人とも手伝ってくれ」

 

僕らに気付いた一輝の言葉で僕らはまた接客をし始めた

 

 

 

 

「雄二、そろそろ時間だよ」

 

接客をしていると時間が経っていたので雄二に声をかける

 

雄「っと、もうそんな時間か」

 

翔「…雄二、頑張って」

 

霧島さんが雄二に声援を送る

 

雄「おう、任せとけ。店の方は頼んだぞ」

 

喫茶店の方は明梨たちに任せて僕らは召喚大会の会場へと向かった。次はいよいよ準決勝だ

 

 

 

 

「雄二、相手は誰だっけ?」

 

会場へ着く前に僕は雄二に対戦相手について聞いた

 

雄「俺の予想だと相手はFクラスだな」

 

Fクラスで準決勝まで残れる人って…

 

「姫路さんと島田さんのペアだっけ?」

 

雄「そうだ。あっちのブロックには高得点者があまりいなかったから、姫路の大火力があれば勝ち上がるのは難しいことではないだろう」

 

確かに姫路さんは得意不得意があまりないし一人でもなんとかなるだろうな

 

「もしそうなら作戦はどうする?」

 

一応、雄二に何か作戦があるのかを聞いてみる

 

雄「科目にもよるが明久が姫路を押さえてくれれば、俺が島田を戦死させてから2対1の状況を作るって感じだ。これならいけるだろう?」

 

確かにその作戦なら勝てるだろうけど

 

「それでもいいけどさ。僕が二人の気を引くから、その間に雄二が島田さんを倒して」

 

雄「姫路はどうするんだ?やっぱり2対1か?」

 

「いや、島田さんがやられたら動揺するだろうから僕が一気に決めるよ」

 

雄「わかった。その作戦で行こう」

 

雄二と話をしているうちに会場に着いていた

 

 

 

西『これより召喚大会準決勝1組目の試合を行う。出場者は前に!!』

 

少しすると西村先生の合図があったので僕らは前に出る。対戦相手は

 

島「吉井に坂本。ここまでよく勝ち上がってきたわね。でもウチらに勝てるとは思ってないでしょ?」

 

正直、勝てるとしか思っていないよ

 

雄「はっお前らなんか眼中にねぇよ!!」

 

姫「私たちの邪魔をしないでください。吉井君、坂本君」

 

姫路さんは優勝狙いなのかな?でも

 

「悪いけど、こっちも負けられない事情があるんだよね」

 

プレオープンチケットで明梨と日向を誘うんだから負けるわけにはいかない

 

西『出場者も出揃ったので科目を決める』

 

僕らが規定の位置に着いたのを確認すると西村先生がルーレットを回す。今回の科目は

 

『物理』

 

雄「(明久、物理なら俺が姫路の相手をした方がいいんじゃないか?)」

 

科目を見て僕にアイコンタクトを送ってくる雄二

 

「(問題ないから、作戦通りでいいよ)」

 

確かに物理は僕の苦手教科だが姫路さんぐらいなら問題ない

 

西『対戦科目は物理。承認する』

 

「「「「試獣召喚!!」」」」

 

物理のフィールドが展開されたのを確認してから僕らは召喚ワードを唱える。島田さんの召喚獣はボロボロの黒いローブに大鎌、姫路さんの召喚獣はガスマスクに白衣、黒い厚手の手袋をしていて手にはフラスコや試験管を持っている。なるほど、死神とマッドサイエンティストか

 

雄「嫉妬と毒料理か(ピッタリだな)」ボソッ

 

雄二が小声でそう呟いた。毒料理は分かるが、嫉妬?なんのことだろう

 

物理

Aクラス 坂本雄二 628点 VS Fクラス 姫路瑞希 398点

Aクラス 吉井明久 299点   Fクラス 島田美波 102点

 

やっぱり雄二は計算系の問題が得意だから物理もかなりの点数だな。島田さんも物理は図とかがあるから解けるのかな

 

島「300点って、吉井、アンタまたカンニングしたんでしょ!!」

 

『また』って僕は一度もカンニングしたことは無いのだが

 

西『召喚大会準決勝、試合開始!!』

 

僕らが呆れていると西村先生が試合の開始を告げる

 

ダンッ

 

開始と同時に僕は地面を蹴って高く飛ぶ

 

島・姫「「えっ?」」

 

島田さんと姫路さんは僕の行動に驚いて、注意がこっちに向く

 

雄「余所見とは余裕だなっ!!」

 

ポンッ

 

島田美波 戦死

 

気が逸れていた島田さんを雄二が戦死させる

 

島「えっ?!」

 

島田さんは何が起こったのか分かってないようだ

 

姫「み、美波ちゃん?!」

 

島田さんが戦死したことにより姫路さんは雄二の方を見て、僕から視線が逸れる。ちょうど姫路さんの真上だし、今なら隙だらけだ。僕は剣の鍔を足にかけると、剣を蹴り出す

 

舞空【天落】(ぶくう【あまおとし】)

 

剣はそのまま姫路さんの召喚獣を二分する

 

西「勝者、吉井・坂本ペア!!」

 

西村先生が勝ち名乗りを上げるのを背中で聞きながら、僕らは会場を後にした。少し嫌な胸騒ぎがしたからだ

 




準決勝はあっさりと終わってしまったので4回戦の雄二Sideを付けました。
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