僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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無事救出

康「……愛子、無事、か?」

 

雄「翔子、大丈、夫か?」

 

秀「紫織、怪我、は、無い、かの?」

 

俺たちが着いてから3分ほど。俺が明梨と日向を落ち着かせると雄二達が息を切らせながらやってきた。たぶん全力で走ってきたんだな

 

翔「…大丈夫、雄二のことを信じていたから」

 

霧島は雄二に抱きついていた。ひゅ~、お熱いねぇ

 

愛「康太君、怖かったヨ~」

 

工藤は康太に抱きついていた。怖かったのは確かだろうが、康太に抱きついたのは反応を楽しむのも目的だろうな。案の定、康太は必死で鼻血を堪えている

 

紫「秀吉君、心配してくれたのね、ありがと~」

 

神谷も秀吉に抱きついた。秀吉の顔が神谷の胸に埋まっているのは気にしないでおこう。秀吉を困らせるのが狙いだろうからな

 

「明梨、日向、誘拐犯はどこだ?」

 

俺は落ち着いてきた二人に質問した。怪我とかはしてないようだが乱暴をしたのは確かだし、誘拐までしたんだからオハナシしなくちゃいけないからな

 

明「あの人たちなら逃げたよ」

 

「は?」

 

俺は明梨の言ったことが理解できずに聞き返した。なんで誘拐をしたのに逃げるんだ?誘拐しかしていないのに

 

日「明久君の名前を口にした途端逃げて行きましたよ」

 

翔「…うん。犯人の一人が『吉井と坂本をおとなしくさせる』って言った途端に逃げていった」

 

日向の説明を聞いていると霧島が補足してきた。なるほど、一部の奴らしか話を聞いていなかったってわけだな

 

 

 

 

~~~~ 誘拐後すぐ ~~~~

 

Other side

 

ガチャ

 

チンピラ20人ほどがメイド服のままの6人を連れて部屋に入ってくる

 

チA「ふぅ~後はコイツらを餌にしておびき出せばいいわけだな」

 

チB「あぁ、しかしこのオネーチャン達美人揃いだな」

 

チC「まったくだ。ヤっちゃっていいか?」

 

『『『『ギャハハハハ』』』』

 

チンピラCの言葉に周りのチンピラが下品な笑いを上げる

 

チD「おいおい、まずは吉井と坂本ってヤツを呼んでからだろ」

 

『『『『『は?』』』』』

 

チンピラDの冷静な一言で多くのチンピラの動きが止まる

 

チD「え?吉井と坂本をおとなしくさせればいいんだろ?」

 

チE「それだけで500万ってチョろい話じゃねぇか」

 

チンピラDの言葉にチンピラEも同意するが

 

チF「おい、吉井と坂本ってフルネームは?」

 

チンピラFが自分の予想が外れていることを祈りながら尋ねるが

 

チD「え~と『吉井明久』と『坂本雄二』だな」

 

チンピラDはケータイのメールを見ながら答えると

 

『『『『『『『なんだって~??!』』』』』』』

 

多くのチンピラが叫び出した

 

チE「おいおい、どうしたんだよ?たかが高校生二人にビビってんじゃねぇよ」

 

チンピラEが呆れているが

 

『『『『ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ』』』』

 

一部のチンピラは精神崩壊気味になっている

 

チA「お前ら知らないのか?『長月の武神』と『悪鬼羅刹』の名を」

 

チD「知ってるけど、どうしたんだ?」

 

チF「『吉井明久』が『長月の武神』で『坂本雄二』が『悪鬼羅刹』だ」

 

D・E「「は?」」

 

チンピラFの言葉にDとEは固まるが我に返ると

 

チD「ちょっと待てよ。『長月の武神』ってあの『長月の烏天狗』の息子じゃねぇか」

 

チE「それに『長月の武神』も『悪鬼羅刹』もあの『長月の武者烏』の弟子って聞いたことがあるぞ」

 

自分の知っている話を口にした

 

『『『『『『『『『『『よし、すぐに逃げよう!!!!』』』』』』』』』』

 

二人の言葉に満場一致で『逃げる』のコマンドを選択したチンピラ達

 

Side out

 

 

 

 

―――――時間は戻って明梨たちの監禁されていたカラオケ店――――

 

紫「たしか、『烏天狗』とか『悪鬼羅刹』とか言っていたわね」

 

雄「なるほど、俺らの噂を知らない奴が依頼を受けたんだろうな」

 

「さてと、誘拐犯を見つけるか」

 

俺はケータイを操作してある番号にかける。呼び出し音の鳴っている時に一輝に『誘拐犯の画像を持ってきてくれ』とアイコンタクトで伝えておいた

 

Prrrrr Prrrrrrr ガチャ

 

暫く呼び出し音がなってから電話がつながった

 

?『はいっ、兄貴!!何の用ですか?』

 

電話に出たのは西風館 銀(ならいだて ぎん)。元暴走族だが今では鳶職をやっている。俺が更生させた不良の一人だ、同時にチーム全員に仕事を紹介したりと大変だったが、透さんも手伝ってくれたおかげで今では全員が仕事に就いている。その恩があるため、俺に協力してくれる

 

「銀か?今から送る画像の連中の居場所を見つけてくれ」

 

銀『は、はいっ、分かりました。チームの奴らにも連絡して探します』

 

「すまんな、仕事もあるのに」

 

銀『いえ、兄貴の為ならいつでも時間を作りますよ。それに兄貴には大恩がありますし』

 

俺は銀に謝るが、気にするなと言われ、通話を切る

 

一「アキ、画像手に入ったぞ」

 

電話を切ると一輝が監視カメラの画像を持って来たので、俺は銀の所にメールで送る

 

「カズ、誘拐犯(カスども)の場所を探させているが、見つけたらどうする?」

 

一「そうだな。ブタ箱と殴るのは決定として……場所によるが雄二達には一旦学校に戻ってもらうか。オレとアキならともかく雄二達だと遅いし、優子達のことも不安だからな」

 

「だとよ。雄二、秀吉、康太、悪いがお前らは先に学校に戻ってろ」

 

俺は霧島達の所にいる雄二達に声をかける

 

雄「お前らはどうするんだ?」

 

「カスどもをとっ捕まえる」

 

秀「わしらも同行したいのじゃ!!」

 

俺の返答に秀吉が抗議の声を上げるが

 

一「悪いが時間も時間だし、お前らの足じゃ足手まといだ」

 

もう夕方だからこれ以上時間をかけるのは危険だ

 

「それに、明梨たちだけで帰すのは危険だろ。3人は日向たちと学校に戻ってくれ」

 

康「…………………わかった」

 

渋々と言った感じで3人は了承してくれた

 

雄「なら俺達はもう学校に返るぞ」

 

雄二は腰を上げて女子たちに声をかける

 

翔「…わかった」

 

紫「わかったわ」

 

愛「わかったヨ~」

 

雄二に促されて霧島達は了解する

 

優「あれ?一輝君達は?」

 

俺らが腰を上げていないので優子が声をかけてきた

 

一「オレとアキは誘拐犯を捕まえてくる」

 

明「それは警察に任せればいいんじゃ?」

 

確かに明梨の言うとおりだが

 

「明梨や日向を誘拐した奴らを放っておくなんてできないからな」

 

日「わかりました。気を付けてくださいね」

 

明「無茶はしないでね」

 

優「一輝君も気をつけてね」

 

3人はそう言って雄二達の後を追った。俺達の心配をしているようだな

 




次回、明久と一輝が無双します。お楽しみに。
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