僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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投稿が遅くなってすみません。
プール編本編です。冗長になりそうなので2話で終わらせるつもりです。

僕と幼馴染と友情物語(過去編・番外編)
に『七夕』の話を追加しました。良かったら見ていってください。


水無月プールパーク 到着

あれから何事も無く今日は週末、待ちに待った土曜日だ。僕らは各自、といっても各カップルだけど、で現地、水無月プールパークのゲート前に集合することになっている。

 

「あ、雄二、霧島さん。もう来てたんだ、おはよう。」

 

「翔子ちゃん、坂本君、おはよう。」

 

「おはようございます。翔子さん、坂本君。」

 

僕らがゲート前に着くと雄二と霧島さんが待っていた。

 

「うっす。明久、藤崎、久遠。」

 

「……吉井、明梨、日向。おはよう。」

 

僕らは雄二達と軽く挨拶を交わす。

 

「雄二達はいつ来たの?」

 

もしかして待たせちゃったかな? 他の人たちもまだみたいだけど……

 

「5分くらい前だな。翔子に急かされて出てきたからな」

 

「……一分でも長く楽しみたい。」

 

霧島さんは相変わらず一途だな~。

 

         ◇

 

「ん? もう揃ってたのか。」

 

「儂らが最後じゃな。」

 

「紫織がちょっかい出してくるからよ。」

 

「ふふっ、だって秀吉君と優子の反応が可愛いんだもの。」

 

しばらく待っていると、一輝と優子さん、秀吉、神谷さんが来て全員がそろった。ちなみに康太は

 

「…………一輝。赤い薬を……」

 

着いた時には顔色が青く、ずっと輸血をしている。ただし、少しでも楽なようにとベンチで工藤さんが膝枕をしているので康太の鼻血は治まることがない。

 

「ホレ、両方飲んどけ。」

 

一輝はその光景に少し呆れながら例の二つの薬を康太に渡す。

 

「…………すまない。」グビッ

 

康太は薬を受け取ると一気に飲み干した。すると康太の鼻血は直ぐに止まり、顔色も元に戻った。

 

「さて揃ったし、中に入るか。着替えたら……このイルカのモニュメントの場所に集合でいいか?」

 

雄二が案内図の一部を指しながら尋ねるとみんなが肯定の意を示した。

 

         ◇

 

「明久の時も思ったが一輝もあんま筋肉は付いてないんだな。」

 

着替えながら雄二がそんなことを言い出した。

 

「ようは使いようだ。余計に筋肉付けると動きに無駄が出るからな。」

 

「秀吉もあった時と比べると肉付きが良くなったよね。」

 

「そ、そうかの。」

 

秀吉は恥ずかしいのか顔を赤くする。

 

「うん、最初会ったときなんか女の子みたいに小柄で柔らかい体つきだったからね。」

 

「……あまり思い出させんでくれ。儂の黒歴史じゃ。」

 

「そういや、康太はどうしたんだ? やけに静かだが……」

 

「…………」カチャカチャ

 

一輝の言葉で気になって周りを見てみるとカメラをいじっている康太がいた。

 

「康太、何をしているんだ?」

 

「…………カメラの準備。」

 

雄二の問いに見向きもせず答える康太。真剣だ。

 

「康太。他人に迷惑はかけるなよ。」

 

「…………愛子以外は撮らない。」

 

「康太は工藤にゾッコンじゃの。」

 

「記念にもなるしいいんじゃないか?」

 

「そうだね。後で皆で記念写真も撮ろうか。」

 

         ◇

 

「お待たせしました。」

 

「ど、どうかな? 似合っている?」

 

「……雄二。お待たせ。」

 

僕らが待ち合わせ場所で待っていると明梨たちがやってきた。

 

「■★○▽◆△×♡☆♪(二人ともよく似合っているよ。)」

 

「明君、ここは日本だよ。」

 

「明久君、大丈夫ですか?」

 

「だ、大丈夫だよ。二人ともよく似合っているよ。」

 

明梨は黒のホルタ―ネックタイプのビキニ、日向は青のビキニを着ていた。この前買いに行った水着だ。二人とも胸元が開いているため僕も動揺してしまった。確かに一緒に買いに行って、似合うかどうか考えながら選んだけど、実際に来ている姿を見ると別モノだ。

 

「●▽×ぬ〒に☆÷っ†¥(彼女を待つのも彼氏の務めだから気にするな。)」

 

「……雄二。日本語が不自由になっている。」

 

「あんまり待ってないから気にするな。」

 

雄二も霧島さんの胸元が帯状になっている真っ赤なビキニ姿に動揺していた。

 

「まったくお主らは相変わらずじゃの。」

 

「あら? 秀吉君はあんまり反応しないのね?」

 

「公共の場であのような姿を晒――」

 

「それじゃ面白くないわね。」

 

ぼふっ

 

秀吉の反応が不満だったのか水着の空いている胸元に秀吉の顔が挟まるように抱きしめた。

 

「紫織、そのぐらいにしときなさい。秀吉が苦しそうよ。」

 

「……ぷはっ、あ、姉上のお陰で助かったのじゃ。」

 

「優子、その水着よく似合っているぞ。」

 

「あ、ありがとう。」

 

ライムグリーンのトランクスタイプの水着を着た優子さんは一輝に褒められて頬を染めて俯いてしまった。

 

「い、いきなり何をするのじゃっ!!」

 

「秀吉くんったら顔を真っ赤にしちゃって可愛い。」

 

神谷さんの言うとおり秀吉は顔を真っ赤にして慌ててる。秀吉にしては珍しい反応だな。

 

「康太、に、似合っているかな……」

 

「…………すごく似合っている。」パシャパシャ

 

「い、いきなり撮らないでよ。は、恥ずかしいよ。」

 

「…………すまない。あまりにも綺麗だったから。」

 

「そ、そう? えへへ、嬉しいな。」

 

赤い三角ビキニを着た工藤さんはいつもと違って少し恥ずかしそうだ。

 




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