僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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76話目ですね。こんなに書いているなんて……文章力は上がっているのかな?

今回は後半が……ナンデモナイデス

休みに入ったって言うのに昼まで寝て夜までゲームやって、で時間が無いです。それでも罪ゲーが消化できないって……


覗き? 西村先生お疲れ様です

「じゃあ俺は仕事があるからそろそろ帰るわ。何かあったら学習室か教員の部屋に来てくれ。」

 

「あ、そうだ先生。個室風呂ってどの位の広さなんですか?」

 

照沼先生が部屋から出ようとしてたので呼びとめた。この合宿場には大浴場が二つと個室風呂が5つあるらしい。皆と入るのが恥ずかしい人などが教師に言えば鍵を貸してもらえるらしい。

 

「確か家族風呂を改装したものとかって聞いたから4人が入れるぐらいの広さじゃないか? 個室風呂に入るのか?」

 

「いや、入るかは分からないですけど保険……ですかね。できれば2部屋分用意してほしいんですけど。」

 

「保険? 2部屋分? アキ、何を考えてんだ?」

 

「うん……島田さんがFクラスに罰を与えたって言ってたでしょ。」

 

「確かに言っておったのぅ。じゃがあやつらの普段の行いを考えたら罰を受けても仕方ないと思うんじゃが……」

 

「…………むしろ普通の罰では生ぬるいくらい。」

 

「まあ罰がどうこうってのは置いといて、罰を受けたからって覗きをするんじゃないかって思って……」

 

「いくらあいつらでもそこまでは――」

 

「無いって言い切れる? 今までの行動とか考えても?」

 

一輝の言葉を遮るように言葉を挟む。何度も彼らのおかしな行動を目にしている僕としては彼らの行動の理由や思考回路が理解できないものだって分かっているので少しでも可能性があるものは潰しておきたい。

 

「確かに分からないな。あいつらは犯罪とか考えねえだろうし、学習能力もねえからな。」

 

雄二が右手を額に当てながら言う。ホント何度体に教えても忘れるから困ったもんだよ。

 

「俺ら教師陣がなんとかする予定だが……騒がしかったら落ち着けねえか。わかった、入浴時間までには鍵を持ってきてやるよ。」

 

「お手数掛けてすみません。」

 

「気にすんな。どうせ学習室での監視くらいしか仕事が無いからな。それにAクラスならこの合宿中でも必要なものを用意してもらえる権利があるしな。」

 

照沼先生はそう言うとドアを開けて出ていった。

 

「それじゃ私も部屋に戻りますね。」

 

「あ、ちょっと待って日向。明梨たちに個室風呂を使ってもらうこととその時の分け方を決めといて、って伝えてくれる?」

 

「わかりました。」

 

         ◇

 

「しかし、マジで覗きなんてするとは……」

 

「でも、先生方に召喚獣で負けて補習室行きになったんでしょ?」

 

女子組と一緒に個室風呂へ向かう中、呆れた様子の一輝に尋ねる優子さん。まさかと思いながら対策をしていたけど僕ら前半組がお風呂に入っている間にFクラスの男子が女子風呂を覗こうとして警備をしていた西村先生含めた教師陣の召喚獣に試召戦争で敗れて合宿場の補習室に連行されたらしい。

 

「……明日まで補習を受けるらしい。」

 

「アイツらがその程度で懲りるとは思えないがな……」

 

「でも、なんで明久君は覗きをするってわかったんですか?」

 

「深く考えもしないで欲望のまま行動する姿を何度か見たからね。普通に常識的に考えてたら予想なんてできないよ。」

 

「あはは、確かに常識が通用しない感じだよね。」

 

「さっきから静かだけどどうしたの、康太?」

 

さっきから何かを考えているような様子の康太に声をかける工藤さん。そういえばお風呂に入っている時も何かを考えていたけどどうしたんだろう?

 

「…………たぶん今日見つかったカメラはダミー。」

 

「む? それはまだカメラが設置されておるということかの?」

 

秀吉の問いに首肯で答える康太。僕はあんまり詳しくないから分からなかったけど、今日女子が見つけたものは安物で音質や画質が悪いと一輝が説明してくれた。

 

「そんな人が同じ学校に居るなんて気味悪いわね。」

 

少し顔色を悪くする神谷さん。確かに同じ学校、しかも同学年に犯罪者がいるのは良い気はしないね。

 

「その辺は康太とオレで妨害と改竄するから安心してくれ。」

 

あれ? 一輝と康太から犯罪臭が……気にしたら負けかな、うん。

 

「じゃあアタシたちは向こうだから行くわね。」

 

話していると1番と書かれた個室風呂の前まで来ていた。借りた鍵は個室風呂の1番と3番で少し離れているので優子さんと霧島さん、神谷さん、彼氏である一輝と雄二、秀吉が3番の個室風呂へと向かった。

 

「わたし達も入ろうか。」

 

「明久君、お願いしますね。」

 

「任せてよ。誰も通さないから。」

 

僕と康太は3人が個室風呂のドアを開けて中に入るのを見送る。工藤さんがドアを閉める前に「覗くなら、バレないようにネ♪」なんてことを言ってドアを閉めたので

 

「……………………」プシューーーッ

 

案の定康太が鼻血を噴出し、一輝に渡されていた薬を飲ませた。その後、僕と康太はドアの両脇に背を壁に預けるようにして座っているのだが

 

『ヒナちゃんって着痩せするタイプだよね。』

 

『うんうん。胸も大きいし男の子が好きそうなスタイルで羨ましいヨ~。』

 

『そ、そんなこと、明梨ちゃんや愛子さんだってカワイイしスタイルも良いですよ。』

 

ドアが薄いせいか中の話声、ガールズトーク(?)が聞こえてきて落ち着かない。さっきから康太がぴくぴくしているのは気のせいだと信じたい。……それと赤い水たまりも幻覚だろう。

 

『じゃあ折角だから男の子の意見を聞いてみようヨ。』

 

何かものすごい嫌な予感がするんだけど……

 

『ちょっと愛子さん!?』

 

『あ、愛子ちゃん、恥ずかしいから止めてよっ!』

 

『ねえ康太、吉井君? ボンッ、キュッ、ボンッ! って感じの年上美人と幼女体型の年下の女の子とどっちが好みなのカナ?』

 

日向と明梨の制止をものともせず少し大きめの声で聞いてくる工藤さん。そんな質問の答えなら決まっている。

 

「何を聞きたいのか分からないけど、そういうのは外見だけじゃ判断できないよ。外見は遺伝と生活習慣に影響するからね。それに、その人の良さとか内面とかいろいろと分からないと何とも言えないよ。それに僕の好みは明梨と日向だけだからね。」

 

テレビとか雑誌に出ている人で綺麗な人や美人は多いけど中身までは見れないし惹かれることは無い。いくらか格好付けたりはすることはあっても自然体でいられて、一緒にいるだけで楽しい明梨と日向は僕にとっては理想の女性だ。恥ずかしいから口には出せないけど。

 

『『あ、明君(明久君)……』』

 

『さすが吉井君ダネ~。聞いてるこっちの方が恥ずかしくなってくるヨ。明梨と日向なんか真っ赤ダヨ。』

 

うっ……指摘されたら恥ずかしくなってきた。

 

「…………俺も明久の意見と同じだ。容姿なんて気にすることじゃない。それに胸のことは気にするな。自分を飾ろうとする必要はない、俺はそのままの愛子の方が好きだ。」

 

康太は恥ずかしそうにしながらも、ちゃんと自分の気持ちを彼女に伝える為にハッキリとした口調で告げる。傍から見てるとこんなに恥ずかしいものなんだ。康太は俯いていてその顔はよく見えなかったが多分真っ赤になっているんだろうな。

 

『こ、康太。恥ずかしいヨ。そ、そんな風に言われたら……』

 

『ふふっ、愛子さん、顔真っ赤ですよ。』

 

『土屋君も大胆だね。そんな台詞を言うなんて。』

 

『ちょっ、二人ともからかわないでヨっ!』

 

ドアの向こうから聞こえてくる女子の言い争いを聞きながら僕は頬が緩むのを感じた。なんだか幸せだな。

 




後半はほっこりとした感じの話でしたね。うん? 惚気なんて聞きたくないって? 非リアの自分も聞きたくないですよ。チクショーッ

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