僕と幼馴染と友情物語   作:sata-165

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長かった強化合宿の一日目がやっと終わります。
今話は前話で書けなかった一輝達の方の話を載せました。

それでは第77話をお楽しみください。


強化合宿一日目 終了

         ☆

 

「それじゃアタシ達が入ってる間警備お願いね。」

 

「おう、任せとけ。誰も中には入れさせねえよ。」

 

「……雄二。一緒に入りたい。」

 

「あのなあ……学校行事なんだからそんなことするわけにはいかねえだろうが。」

 

霧島の言葉に額を押さえる雄二。あの言い方だと普段なら一緒に入っても良いってことか? それとも、もう入ったことがあるのか?

 

「秀吉君は……まぁ、無茶はしないで、ねっ。」

 

「う……うむ。一輝や雄二には劣ると思うが頑張るのじゃ。」

 

悪鬼羅刹って呼ばれてる雄二や無銘道場で鍛えたオレと比べたら力が無いからな。秀吉も自覚があるようだが何か護身術でも教えておくか? 龍司さんに頼むと着いていけないだろうし暇な時にでも教えておくか。

優子達が中に入ったのを確認するとオレたちは壁に背中を預けてドアの両サイドに座る。

 

『……優子、入らないの?』

 

『あ! もしかして優子は胸のこと気にしてるの? 別に女同士なんだし気にする必要はないわよ。』

 

壁が薄いからか中の会話が筒抜けで聞こえてくる。できれば聞き流したい会話なんだが……

 

『ち、違うわよ! 代表と紫織の胸が大きいからって羨ましいって思ったわけじゃ――』

 

「くくっ。」

 

慌ててる優子を想像したら、おかしくて声を殺して笑ってしまったが壁が薄いせいで中に聞こえてしまったようだ。

 

『ちょっと、今笑ったの誰よ! さっきの話聞いてたの!?』

 

「わりぃわりぃ。ただ、話聞こえてるから声抑えてくれ。」

 

『ならちょうどいいわ。高瀬君。』

 

オレが優子に謝ると神谷がドアの向こうから話しかけてきた。ものすごくイヤな予感がするが逃げることは……できないな、警備している以上はここから離れられねえし。

 

「なんだ?」

 

『優子の好きなとこを話してくれない? 優子が胸が小さいから高瀬君が不満があるんじゃないかって不安みたいだから。』

 

『ちょ、ちょっと紫織!? 何を言ってるのよ!』

 

なんでそんなことを、と言いたかったが優子のことを出されたら反論することができない。

 

「そうだな。いい機会だし話しとくか。」

 

壁にもたれて目を閉じ優子のことを考えながら話す。

 

「優子と最初に会ったのはアキ達とAクラスを見に行った時だったろ?」

 

『そ、そうね。』

 

「あの時に優子がアキを馬鹿にしてた教師のことを直訴した、ってのを聞いて自分の為じゃなく友達の為に怒れる優しい子だなって思ったんだよ。」

 

『でもアレはアタシもあの先生には呆れていたというか苛立つところもあったからで――』

 

「確かにそうかもしれないが一緒にいると優子が優しくて良い奴だってのはよく分かったさ。それにコレは惚れた弱みみたいなものかもしれないが……優子の反応がすべて可愛く見えんだよ! それに優子と一緒にいると楽しくて時間の流れすら忘れるし……なんつーか今は優子がいない生活なんて考えられないくらい当たり前の存在になってんだよ。」

 

言おうか言うまいか迷ったがこの機会を逃したらいつ言えるか分からねえから思い切って言葉にする。

 

『か、可愛いって……』

 

『……優子、顔が真っ赤。』

 

『ほんと優子の反応って面白いわよね。それにしてもずいぶんと大胆な告白ね。』

 

霧島や神谷の言葉からすると優子は真っ赤なんだろうが恥ずかしくてそんな事に気が回らない。

 

『……雄二は私のことをどう思っている?』

 

「な、な、な、何を言いやがる!?」

 

霧島の言葉で分かりやすく動揺する雄二。オレだけこんな思いをするのは不公平だしいっそ聞いちまえ。

 

「雄二、正直に思ってることを話すんだ。簡単だろ?」

 

雄二の肩に手を回し逃げられないようにして問いかける。

 

「な、何が簡単だっ!?」

 

『……雄二は私のこと嫌い?』

 

「嫌いだったら付き合うかよっ! ああっ畜生!」

 

雄二は頭を掻き毟った後に息を一気に吐いて喋りだす。

 

「俺も一輝と同じで翔子がいない生活なんて考えられねえよ。だいいち十何年も一緒に居るんだいまさら言うことでも無いだろ。」

 

「雄二そんなことで逃がすと思ったか? 思ってること話すまで逃がさねえぞ。」

 

それっぽいことを言いながら逃げようとする雄二に対してオレは雄二の肩に回した腕に力を込める。

 

「わあったよっ! 俺はまだガキだから愛なんて言葉は分かんねえけど翔子のことが大好きだよ! 少し天然なところも常識知らずなことも可愛く見えるくらいにな!」

 

雄二は破れかぶれといった様子で答える。

 

『……やっぱり雄二は自慢の夫。』

 

「だから“まだ”夫じゃねえって!」

 

まだってことは(ry

 

『さすが代表ね。あんなこと言われてもいつも通りなんて。』

 

『そうね。さ、本音も聞けたしお風呂に入っちゃいましょ。』

 

『何を言ってるのよ紫織。秀吉が残ってるじゃない。』

 

「そうだな。秀吉、仲間はずれは悪いから話しちまえ。」

 

優子の言葉に賛同し秀吉の近くに行って肩に手を回して逃げないようにする。

 

『ゆ、優子!? あたしは気になってることなんてないからいいわよ!』

 

「紫織もああ言ってることじゃし別に儂らのことはよかろう。」

 

『何を言ってるのよ? 『こんな面倒な性格で迷惑じゃないかしら?』ってこぼしてたのはどこの誰だったかしら?』

 

『あ、あれは言葉の綾で――』

 

『何が言葉の綾よ。思いっきり本音だったじゃない。秀吉、アンタが話さないなら代わりにアンタの恥ずかしい秘密をバラすわよ。』

 

「は、話すのじゃ。じゃからアレだけは止めて欲しいのじゃ。」

 

秀吉はオレの腕を強引に離すとドアに向かって土下座して頼んでいた。一体何があったんだ?

 

「確かに性格は少しばかり難儀な所もあるが相手を思いやることもできるし、演劇のことで助言をもらったこともあるくらい儂のことを思ってくれておる紫織は儂の自慢の彼女じゃ。」

 

秀吉は観念したといった様子で言葉を紡いでゆく。

 

『そ、そう。あ、ありがとうね。』

 

『……紫織、顔が赤い。』

 

『これに懲りたら他人をからかうのは止めなさい。』

 

『そうね、考えとくわ。』

 

その後は女子が風呂に入り、オレたちは警備をしたが特に何もなく部屋へと戻った。まあ問題になりそうなFクラスは全員が臨時補習室に行っていたのが要因だろうな。

 

         ☆

 

「なあ、みんな起きてるか?」

 

消灯時間になり布団に入っていると急に一輝が声をかけてきた。

 

「起きてるぞ。」

 

「儂もまだ寝ておらんぞ。」

 

「…………起きてる。」

 

「起きてるけどどうしたの?」

 

雄二達も起きてたみたいだ。一体どうしたんだろう?

 

「いや大したことじゃないんだが修学旅行とかだと好きな女子の名前言いあったりするのが定番なんだろ? そういうのやらないか?」

 

「皆付き合ってるんだから意味ないでしょ。」

 

「そうだったな。じゃあ彼女の好きなところを言うってのはどうだ?」

 

「なんだ一輝、さっきの続きをしたいのか? なら言い出しっぺの一輝から話してもらうぞ。」

 

さっきの続きって何があったんだろう? 好きなところを言いあったのかな?

 

「この話は無かったことにしてくれ。そうだ、アキ、雄二。いい知らせがあるの忘れてた。」

 

「いい知らせ? 一体何のことだ?」

 

「…………脅迫状の犯人を見つけて写真を処分した。」

 

「ついでにアキと雄二、それといつものメンバーの分の写真が保存できないようにしといたぞ。」

 

「脅迫状とはお主らは問題に巻き込まれることが多いのぅ。」

 

「ははは、否定できないね。」

 

「全くだ、面倒事は勘弁してほしいぜ。」

 

秀吉の言葉に僕と雄二は苦笑することしかできなかった。

 

「とりあえず一輝、康太ありがとうね。今度何か奢るよ。」

 

「サンキューな。今度飯でも奢るぞ。」

 

「どういたしまして。」

 

「…………当然のことをしたまで。」

 

こうして長かった強化合宿の一日目は終わった。

 




お気に入り件数が400を突破したのを記念して今回から後書きで座談会のような質問回答コーナーを初めたいと思います。

※このコーナーは台本形式で進んでいきます。


さあ始まりました。『沙汰の部屋~』今回は初回ということもあるので主人公の明久君と親友の一輝君を呼んでみました。
明久「どうも~、この小説及び原作の主人公、ちょっぴりおちゃめな16歳。吉井明久で~す。」
一輝「アキの幼馴染、兼 親友の高瀬一輝だ。本編では世話になってるよろしくな。」
こんな作品で読者さんに気にいってもらえてうれしいです。
明久「なんだかんだでこの作品も半年以上続いているんだね。」
一輝「飽きっぽい、面倒くさがりな性格のくせに続いてるな。」
なんだか思いついたら書いちゃうんですよね。集中力が続かないことも多いんですけどね。
明久「確かに作者さんって昼まで寝ていてゲームやって夜になってるよね。」
一輝「ダメ人間だな。」
だって大学って暇なんですよ。特に夏休みなんかは宿題も無いですからね。
まあ、世間話みたいなのはこのぐらいにして……早速ですが、今回は初回ということもあって、しかも告知も何もしていないので質問は何もありません。
明久「仕方ないよね。計画性が無い作者さんだから。」
一輝「まったくだな。そのせいでオレの召喚獣の腕輪の設定も変えられたしな。」
すみません思いついたままに書いてるんでその時々のテンションで執筆スピードもばらばらで……というわけで! 今回は作者の自分が質問します!
一輝「自分の作品なんだから設定くらい知ってるだろ?」
明久「一輝、突っ込んじゃ駄目だよ。ほら、作者さんが地面にめり込み始めてるもん。」
~~~~作者の心を修復中~~~~
見苦しい姿見せてすみません。質問ですが『一輝君が姫島を撃ったのは特殊な弾ですか? 手の動きは明久君が見ていたようですが。』
明久「そういえば撃鉄を何度も叩いてたけどあれって何していたの? それに姫路さんと島田さんでやられ方が違っていたのはなんで?」
一輝「基本的な原理は二つとも同じなんだがアキが説明したようにトリガーを引きながら撃鉄を持ち手の親指ともう一方の手の五指で叩くんだ。
オレが使ってた銃はコルト・シングルアクション・アーミー、通称『ピースメーカー』をモデルにしたリボルバー拳銃でな、トリガーを引きながら撃鉄を叩けば連射できるんだ。」
自分は銃器に詳しくないのである漫画を参考に書いてます。間違いがあるかもしれませんが気にしません。
一輝「それで島田を撃った時のはゲット・オフ・シックスショットって言って銃を引き抜くと同時に6発も照準を合わせなくちゃいけねえから面倒なんだ。
姫路を撃ったのはスポット・バースト・ショットって言って一箇所に全ての銃弾を当てるんだ。こっちは照準は一か所だが片手で銃を同じ位置に抑えなくちゃいけないから反動を抑える為に力が必要なんだ。」
明久「ん~説明されてもよく分からないな。」
自分でもなんで説明しようと思ったのか謎です。
明久・一輝「「おいっ」」
説明したかったのに説明したらgdgdに……すみません。


明久「このように作者に任せるとロクな質問すら浮かびません。」
一輝「今更感のある試召戦争編の所の質問でも構わねえから質問をくれ。」
作・明・一「「「このコーナーを続けられるように質問を下さい!」」」

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