牙狼《GARO》―とある神浄の黄金騎士― 作:じゃすてぃすり~ぐ
とうとう始めちゃいました、新しい新連載。
ちょっと長文&初っ端からメチャクチャな展開ではありますが、温かい目でお願いします。
それではどうぞ。
第1話『黄金騎士―かみじょうとうま―』
黄金騎士・牙狼。
最強の騎士だけが纏う事のできる黄金の鎧にして希望の象徴。
過去、黄金騎士の称号を受け継いだ者達は様々な偉業、肩書きを得ている。
例えば、始祖ホラー・メシア、メシアの牙・ギャノン、メシアの涙・エイリス等を打ち破り歴代最強の肩書きを持つ『冴島鋼牙』、『冴島雷牙』の冴島家二世代。
ヴァリアンテと呼ばれる外国の危機を救った『レオン・ルイス』
短期間ではあるが黄金騎士となった『アルフォンソ・サン・ヴァリアンテ』
平安時代、都を守ったとされる『源頼光』こと『雷吼』
そして、輝きを失った牙狼の鎧に再び輝きを取り戻し、何度も世界を救った俺の爺ちゃん、『道外流牙』
爺ちゃんの後を継ぎ、黄金騎士の称号を得た俺、『上条当麻』はどんな肩書きが得られるのだろうか・・・。
「きっと、歴代『不幸』な黄金騎士・・・でせうね」
『いきなり何言ってんだ、お前さんは』
ぽつりと独り言を呟く上条にザルバはつっこみを入れる。それを聞いた上条はジト目でザルバを見て、
「だってよぉ・・・、夏休み初日にくっそ暑い中で目覚めたら、エアコンだの冷蔵庫だの電化製品全てがダメになってるし、昨日買って来た冷蔵庫の中身がダメになってるし、無事なものと言えばお湯入れないとダメなカップめんだけだから仕方なく外食しようとサイフを探していたらキャッシュカード踏み砕くし、それの再発行には一週間かかるし、追い討ちかけるように小萌先生から『上条ちゃんはバカだから補習です』ってラブコール。これを不幸じゃなくて何だってんだド畜生ォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
最初は元気なく、次第にその事を思い出しながら語尾が強くなっていき、仕舞いにはこれでもかと血涙を流しながらシャウト。そんな相棒の様子を見て、ザルバはため息をつく。
現・黄金騎士である上条当麻は不幸な人間だ。まぁ、歴代の黄金騎士も親や愛する者の死別、敵との戦いで失明、ホラーに憑依された人間の関係者からの逆恨み、酷い時には鎧と称号を剥奪されたりとそれなりに不幸を味わっているが、彼はそういったのと同等、またはそれ以上のレベルの不幸を数多く経験している。
上記のセリフの通りの不幸は勿論の事、犬のウ○コを踏んだといった些細な不幸から、交通事故に巻き込まれる。と言った命に係わるレベルの不幸が日常茶飯事に稀によくあるのだ。その為、生まれ故郷で疫病神扱いされたりするといった苦い過去があったりする。
『ま、今に始まった事じゃねーだろ。とりあえず心機一転して布団でも干したらどうだ?』
「・・・そうだな。兎に角、腹が減ってはなんとやらだし、学校行く前にコンビニで飯でも喰うかな?」
ザルバの言葉にケロっと普通に戻ると、布団を抱えベランダに向かい窓を開ける。
「ん?・・・もう干してたっけ?」
ふと、ベランダにすでに干してある白い何かを見て上条は首をかしげた。よく目を凝らして見てみると・・・それは布団では無い事に気づく。人だ。それも、
「シスターさん?」
『お前に妹なんていたか?』
「そっちのシスターじゃねーよ、修道女の事だよ」
ザルバのボケに上条はツッコミを入れながら、その謎のシスターを見る。白い修道服に、長い銀髪の西洋風の美少女。
(・・・何でこんなシスターさんがベランダに・・・?)
上条はシスターを見ながらそう考えていると・・・、
―ピクリ・・・、ムクッ。
「うお!?」
突如、ピクッと指が動いたかと思うと、目を開け首を上条の方へ向けた。そして口を開く。
「おなか減った」
「・・・はい?」
喋った。日本語を。片言ではなく流暢な日本語だった。思わず間の抜けた返事をしてしまう上条。
「おなか減った」
(・・・な、なぁザルバ。この子日本語で喋ったぞ)
(そのくらいで驚くか?)
(いや、驚くでしょ。この子の見た目普通に西洋チックですとのことよ!?)
「ねぇ、聞いてる?おなか減ったって言ってるんだよ?」
ひそひそ声でザルバと話していると無視されたと思ったのか、シスターはちょっと不機嫌そうに問いかけた。
「あー、悪い悪い。んでお腹が空いてたんだっけな。今から、コンビニ行って飯を食べる所なんだが、良かったら一緒に来るか?」
「うん!」
不機嫌そうなのが一転、ぱあっと顔を輝かせいそいそとベランダに乗り込んだ。それを見計らい、さっさと布団を干し、見つけた財布を手に残金を確認する。小銭しかなかった。・・・しかも、弁当はおろかオニギリすら買えはしない。
「・・・こんな事になるくらいなら昨日買いだめすんじゃなかった」
「だ、大丈夫?」
あまりにも理不尽な出来事にorz←こんな風に両手をつき嘆く上条にシスターが声をかける。
「ふ・・・ふふふ・・・大丈夫でございますとのことよ。上条さんはこんなこと日常茶飯事だから」
「目が怖いよ!絶対大丈夫そうじゃないかも!!!」
血涙流して、逝っちゃった笑みを浮かべながら答える上条にシスターはツッコミを入れる。ふと、思い出したかのようにうなだれていた顔を上げる。
「あ!そういえば、へそくりがあったな!それを使えば・・・」
そう言って上条は、そそくさと部屋の中を探す。そのへそくりは案外早く見つかった。封筒には3万ほど、コレなら今日の飯は勿論、キャッシュカードの再発行まで余裕で持ちそうだ。
軍資金を確保した上条は、シスターと共に外食するためにファーストフード店へと向かったのだった。
―そして朝食が終わり・・・。
「ふぅ、お腹一杯なんだよ」
「3万もあったへそくりが一気に・・・不幸だ」
満足といった感じに微笑むシスターこと、インデックス(彼女が飯を食べながら自己紹介をしてくれた)を見ながら再び空になったサイフに視線を移し、嘆く上条。
きっかけは、この一言からであった。
『何でも好きなの注文していいぞ』
何故、あの時あんな事を言ってしまったのだろう。上条は己の迂闊さを呪った。
結論から言おう。
このシスターさんは、あろうことか全部食べたいと言い出したのだ。無論、デザートも含めてである。
そして、彼女は平らげた全てのハンバーガー、フライドポテト、デザート、エトセトラ、エトセトラ。
その額は、丁度3万ポッキリ。へそくりと同額である。・・・ちょ、これsyれにならんしょ。
「は・・・ははは・・・不幸だ・・・」
『まー、いいじゃねーか。あの嬢ちゃんがへそくり超える額喰ってたらお前さん偉い事になってたぞ』
インデックスに聞こえないな声でザルバが諭す。ザルバの言うとおりだ。・・・もし、へそくりを超える額だった場合、無銭飲食で
最強の魔戒騎士である牙狼の称号を受け継ぐ者が、逮捕される。しかも、無銭飲食と言うしょうもない罪で。もし、そうなろうものなら称号&鎧剥奪どころでは済まされないだろう。
「・・・確かにな。言われてみればそうだ。うん」
そんなしゃれにならん未来を想像し、上条はうんうんと頷く。ふと、上条は気になった事をインデックスに切り出した。
「そういや、インデックスだっけか?お前なんでベランダに?」
「足を滑らせて落ちちゃったんだよ」
「足を?」
「うん、追っ手に追われてて建物の上を走ってたら力尽きちゃって・・・」
成る程、それでか。何故、インデックスがベランダに干されていたのかが理解出来た。だが、また一つ謎も出てくる。それは追っ手の事だ。上条はある推測を立てる。
彼女を追っていたのは、魔戒騎士でひょっとしたらインデックスはホラーかもしれないということだ。
(ザルバ・・・)
(ああ、この嬢ちゃんには魔の匂いがする。一度調べてみる必要があるな)
ザルバも、インデックスから漂う魔の匂いを嗅ぎ取っていた。
「インデックス、ちょっといいか?」
「何?とうま」
インデックスの問いに答えるかのように上条はライターを取り出す。これは魔導ライター。魔導火を貯蔵するライターであり、魔戒騎士はこれを使って人間に憑依したホラーを見破ることが出来るのだ。
「今からライターに火をつけるから火をじーっと見てくれ」
「・・・分かったんだよ」
―シュボッ!
インデックスの目の前でライターを着火させる。緑色の炎が揺らめく。
上条は魔導火を見つめるインデックスの瞳を見ていた。・・・だが、インデックスの瞳には何も浮かび上がらない。
普通、ホラーに憑依された人間ならば瞳が白く濁り、魔戒の文字が浮かび上がるのだ。
だが、インデックスの瞳は白く濁らないし、文字も浮かび上がらない。
「違ったか・・・、インデックス。もういいぞ」
どうやら、彼女はホラーではない。上条は魔導火を消し、ライターをしまった。
「とうまって魔戒騎士だったんだね?ライターの火を見たとき、気づいたんだよ」
「魔戒騎士を知ってるのか?」
「うん、所属していた
『それなら、俺も気軽に話しかけられるな』
割ってはいるようにザルバが声をかけた。
「わあ!?これひょっとして魔道具ってヤツなの?」
最初はびっくりしていたが、上条の左手の中指にはまっているザルバを見て感心した様子で問いかける。
「ああ、こいつは魔導輪ザルバ。俺の相棒さ」
「ザルバって、ひょっとして伝説の黄金騎士と共にあった魔道具!?ってことはとうまって・・・」
『ああ、トウマは黄金騎士・牙狼の称号を受け継いでる。・・・まだひよっこだけどな』
「ひよっこは余計だ」
ザルバの口から放たれた衝撃発言にインデックスは目を白黒させていた。
「あ、んで話が逸れちまったけど、誰に追われてたんだ?インデックスは」
話が脱線した為、再び問いかけた上条。インデックスは、最初答えていいか迷っていたが意を決して答える。
「魔術結社だよ」
『成る程、魔術師か。それなら魔の匂いがするのも頷ける』
「んで、何で魔術結社に追われてるんだ?」
「・・・悪いけど、とうまとざるばを巻き込みたくないからこれ以上は言えないんだよ。大丈夫、この街でも教会はあるみたいだしそこで匿ってもらうから」
そう言って、上条に微笑むインデックス。だが、その目は悲しげだ。それを上条が見逃すはずもない。
「教会探してるんならさ、俺の知り合いに魔戒法師でシスターをやってる人が居るんだ。その人の教会に行くか?」
「え?・・・で、でも・・・」
巻き込めない。そう言いたそうな表情のインデックスに上条は気にすんなと答えた。
「そのままお前を一人にしたら後味悪いしよ。それに・・・、お前の目が『助けてくれ』って訴えてたぜ?だったら素直に助けを求めてもいいんじゃないか?」
「・・・じゃあ、とうまは地獄の底まで着いて来てくれる?私の居る所は地獄だよ?」
「構うもんか、俺は『
そう言ってまっすぐな瞳でインデックスを見る。退かない、迷わない、揺るがない『守りし者』の信念を持って。それに折れたのか、インデックスは上条の言っていたシスターの教会へ匿ってもらう事になった。
―んでもって、そのシスターの教会。
「ここが、俺の言っていたシスターの教会だ」
上条とインデックスがたどり着いた所は何処にでもあるような教会だった。
「本当にここに魔戒法師のシスターさんが居るの?」
「ああ。・・・ライカさーん、居るか~?」
インデックスの問いに、上条は答えると教会の中に入る。出迎えたのは3人の子供達。
「あー!トウマだー!遊べー!」
「遊べ、遊べー♪」
「・・・(わくわく)」
1人は褐色の肌に金髪の少年。1人は白い肌に金髪の少年。そしてもう1人は黒髪のおとなしめな少女。彼らは上条を見るなり、駆け寄りながら遊べと催促してくる。
「あー悪いなー、ジョージ、コリン、アリスン。俺はこの後、補習に行かなきゃいけねーんだ。遊んで欲しいならこのおねえちゃんと遊んでもらえ」
「?なー、トウマ。このお姉ちゃん誰だ?」
「見ない顔だねー」
「・・・?」
インデックスを見て首をかしげるジョージら子供達3人。そこへ・・・、
「あらあらあら~、何か声がすると思ったら・・・当麻ちゃんじゃない?その隣りのシスターの子は一体・・・はっ、まさか!借金の肩に連れ去って、慰み者にしようとしたけどそれだけじゃ飽き足らず教会の子供達にまでその毒牙を・・・!?ダメぇぇぇぇぇぇ!当麻ちゃんはやまっちゃダメよぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「しねーよ!ライカさん初っ端から変な妄想爆発させんのやめてくださいよ!!」
突如現れて、顔面蒼白にさせ早口でまくし立てながら上条に言う金髪を長く伸ばしたシスター服のメガネお姉さんことライカに上条はツッコミを入れる。
「えーっと、ザルバ」
『何か用かな?』
「あの人がとうまの言ってた魔戒法師のシスターさんなの?」
『
「・・・すごく、個性的だね」
『・・・まぁな(白目)』
それが、インデックスのライカに対する第一印象であった。
その後、ライカに事情を説明し、インデックスを教会に預けた後、上条は補習をしに行ったのであった。
―そして、補習が終わり。
「・・・さてと、帰るか。インデックスも迎えにいかねーとな」
「あー、上条ちゃん。ちょっといいですか?」
そう言って学生かばんを手に教室を出ようとしたところを担任の月詠小萌に呼び止められる。
「なんです?」
「実は、『番犬所』から指令が来たみたいなんですよー」
「指令がですか?・・・どれどれ」
小萌から渡された、赤い封筒の手紙。それを手に取る。これは、ホラー討伐の指令。番犬所と言う魔戒騎士を管理している組織から、発行される指令書なのだ。
上条は魔導ライターを取り出し、着火する。緑色の炎が指令書を焼き、そこから魔導文字が舞った。そして文章を形成する。
「『災いの兆しあり、暴食の陰我より生まれしホラー。コレを排除すべし』か・・・」
「上条ちゃんには悪いですが、ホラー退治に行ってほしいのです。無事に帰って来てくださいね」
「分かってるよ、先生。・・・じゃ、行ってくる」
小萌にそう言うと、カバンから黒いコートを取り出し羽織ると、学校から出て行ったのであった。
―とある路地裏にて・・・。
「あむ・・・むぐむぐ・・・クチャクチャ・・・。
血の海に肥満体の大柄の男が一人、何かにかぶりつきながら呟いていた。それは人間の足だった。男の足元にはスキルアウトらしき人間の骨、肉片、内臓が散乱している。
喰われたのだ。文字通り、この大男の手によって全て。
「あ~・・・やっぱ、この人数じゃ食い足りねぇなぁ~。どこかに美味しそうな人間はいないかぁ~?」
足を食い終え、ゲップをすると新たなる
「悪いが、お楽しみの時間はここまでだ」
「んぁ~?」
背後から声が聞こえ、振り向くと黒いコートの下に学生服を着たツンツン頭の少年が居た。そう、上条当麻である。
「誰だぁ~、お前?」
「俺は魔戒騎士。お前達ホラーを狩るものだ」
「魔戒騎士だぁ~?お前如きに、レベル4のこの俺を倒せると思うかぁ~!返り討ちにしてやるぞぉ~!」
大男が、上条に迫る。その丸太の如き巨腕から繰り出される拳を、飛び上がり回避。
「はぁっ!」
「いだぁ!?やったなぁ~!ボハァ~!!」
そのまま顔に膝蹴りを叩き込む。大男は、顔を抑えのけぞるも、大きく息を吸い込んで、吐き出した。
―ドウッ!
「うおっ!?」
それが、風と共に衝撃波となり上条を襲い吹き飛ばす。何とか受身を取り着地。
「・・・こいつ、
「その通り~!ぶひゃひゃひゃひゃ、どうだぁ?俺の
そう言って、大男はタックルを仕掛ける。上条はサイドステップで回避。
「逃げても無駄だぁ~!ボハァ~!」
再び、圧縮空気弾を発射。圧縮された空気は上条へと飛んでいく。だが、上条は慌てずに右手をかざした。その時だ。
―パキン!
「・・・は?」
大男が間抜けな声を上げる。それもそうだ。何かが砕ける音と共に、圧縮空気弾は霧散したのだから。
「な、何をしたんだお前・・・?」
「残念だったな。俺の右手はあらゆる異能を打ち消せるんだ。
ただ、神の祝福とやらも消しちまうらしいから便利なのかどうかはわかんねーけどな。と自嘲気味に付け加え笑う。
「だったら・・・こっちも本気をだしてやるぞぉ~。ヴヴヴヴヴ・・・ヴオオオオオオオオオオオオ!!!!」
大男が両手を広げ咆哮を上げると、巨大な棍棒を持った赤い鬼のような姿へと変貌する。これが大男のホラーとしての本当の姿だ。
『トウマ、気をつけろ!コイツはオルズリッグ、怪力で手に持ってる棍棒の攻撃は強烈だ。それに加え、取り付いた人間が持ってたレベル4の風力使い。コイツは厄介だぜ』
「分かってるよ。だから・・・」
そう言って、上条は赤い鞘から剣を抜き放つと天へ高く掲げた。
「すぐに終わらせる」
円を描く。円から光が漏れ、上条を照らした。
『何をするつもりだか知らないけど、させるかぁ~!』
オルズリッグが棍棒を手に上条に迫る。そのときだった。
―バキィっ!
『グエッ!?』
右ストレートが放たれ、オルズリッグの顔面に直撃。そのまま吹き飛ばされる。起き上がったオルズリッグが見たものは・・・、
―GRRッ!
黄金の狼だった。茶色かかったオレンジの瞳に正しき怒りを宿す、黄金の狼の騎士。
それは、全てのホラーが畏怖する存在。
それは、闇を照らす者。
それは、旧魔戒語で『希望』と呼ばれるもの
その名は・・・『黄金騎士・
『お、黄金騎士が何だ!お前なんか、殺してやる!殺してやるぞォ~!ボハァ~!』
オルズリッグは恐怖に震えながらも圧縮空気弾を牙狼に向けて発射。並みの魔戒騎士であろうとも、直撃すれば体に風穴が開くほどの威力。
だが、直撃を受けても、牙狼は無傷。そのままオルズリッグに向けて歩き出す。
『ボハァ~!ボハァ~!』
連続して発射し続ける。だが、牙狼はその歩みを止めない。そして、オルズリッグに近づいてきた。
『な、何故だぁ~!レベル4の能力にホラーの力を持ったと言うのにぃぃぃぃぃぃ~!』
やぶれかぶれにオルズリッグは棍棒を牙狼に振り下ろす。直撃すれば、さしもの牙狼であろうとただではすまない。だがっ!
「ふっ!」
『な、なにぃぃぃぃぃぃぃ~~~!?』
剣が変化した牙狼剣で、棍棒をはじいた。大きくオルズリッグがのけぞる。
「良いぜ、お前がその力で何でも思い通りに出来るって思ってるのなら・・・」
牙狼剣を腰溜めに構える。
「まずはその
―斬ッ!
『ギ・・・ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!?』
そしてそのままオルズリッグの腹めがけて一閃。オルズリッグはそのまま消滅した。牙狼は、牙狼剣を鞘にしまうと鎧を解除する。
「さて、と。早くインデックスを迎えに行かないとな」
上条は、そう言うとインデックスを預けている教会へと向かったのだった。
続く。
いかがだったでしょうか?
最初の敵は、ステイル君だと思った?残念、違いました。
初めての戦闘がホラーじゃないと牙狼じゃないよなと思い、こんなことに・・・。
でも安心して下さい、ステイル君と神裂ねーちんは次回登場させますので。
後、今回登場した他作品キャラですが、次の通りです。
ライカ&がきんちょ3人組:デモンベインシリーズより。
オルズリッグ:鬼武者のオズリックから。
では、次回予告と参りましょう。
ザルバ『依頼を終えて、インデックスの嬢ちゃんを迎えに来たトウマ達。その帰り道なんだが・・・どうも、様子がおかしい。人っ子一人見あたらねーとはどう言う事だ?そして現れたコイツらは・・・魔術師だと!?こりゃあは厄介だぜ、気をつけろよトウマ!次回「神裂火織―Salvare000―」科学と魔術・・・そして魔戒騎士が今、正式に交わる』
次回も楽しみに待っていてください。
それでは~(0w0)ノシ