機動戦士ガンダムSEED DESTINY 信念を貫くもの 作:一等兵
俺は今目の前で起きていることが信じられない、いや…俺に限らずどんなに冷静な人でも今の俺に起きている現象を理解し、受け止めることが短時間でできると思えない。
何が起きたかもう一度思い出してみよう…
俺の名前は柊 修一(ヒイラギ シュウイチ)32歳…いや今日で33歳だったはずだ、仕事は自衛隊…いや国防軍の一佐だった…そうだ、俺は確か船とともに沈んだはず…なんでこんな場所にいるんだ?ここはまるで…
「宇宙みたいか?」
そのときどこからともなく老人の声が聞こえた
「誰だ!」
とっさに修一が辺りを見回すが人の影はない、
「そう警戒されるな、今そこに行く」
また聞こえる声、その声が聞こえた後修一の正面に光が集まり始め、瞬く間に白いひげを生やした老人が現れた
「さて…お主は自分が死んだことは理解しておるな?」
老人は自分のひげを触りながら唐突に修一が死んだことを伝える
「あの状況で生きていられるわけがないことは理解している、ということはここはあの世か?」
「まぁそう答えを急くな…そうじゃのう、まず1つ言うなら…わしは神じゃ」
…は?今この老人は何と言った?神?これはあれかたしか同僚がよく言っていた創作小説とかいうやつに出てくる転生というものなのか?
「なんじゃ知っておるんかのぉ?せっかく驚かそうとおもっとったんじゃが…まあよかろう、そうじゃその転生であっとるぞ、さあほしい特典を言うてみろ」
神と名乗る老人と話すことで少し落ちついた修一、疑問に思ったことも聞くことにした
「…なんで俺が転生するんだ?俺より転生する奴は他にもいるだろ戦争中で詳しくは知らないが、確か人類の総人口は80億以上いたはずだろ?その中から俺が選ばれる理由がわからない」
「ふむ…お主たちが死んだのはこちらの手違いじゃ、他の神の事故でおぬしたちの敵の国の艦隊をおぬしたちの前に転移してしまったんじゃよ、そこでじゃあの場で死んだ者たちを転生させることにしたんじゃ、そしておぬしが最後じゃおぬしの部下たちももう転生しておる、まあ転移する世界はちがうがの」
…そうかあいつらはもう行ったか
「わかった…特典を決める前に、どんな世界に転生するのか聞いていいか?」
「おぬしが転生する世界はガンダムSEED DESTINYの世界じゃ、特典の数は決めんからの好きにするといいぞ、あともし途中で調べたいものがあったときようにおぬしにいろいろな知識を渡しておくぞ」
そう老人がいうと景色は一変した、宇宙空間からドックのような場所に出た、タブン修一がしたいことがわかるのだろう。
「それじゃあわしは仕事をしとるからの終わったら呼べば来るからの」
そういって老人は消えていった
「…よしまずは宇宙戦艦ヤマト2199を本体にしよう」
俺がそういうと目の前に宇宙戦艦ヤマトが一瞬で現れた
「す…げぇ…これが本物のヤマトか…」
「よし、最初はシステム面を強化して…」
考えた末1週間後
「できた~」
この場所では欲求はないのか眠くも空腹もないので1週間丸々つかって完成した魔改造戦艦ヤマト
「やっとできたのかのぉ…わしからのささやかなプレゼントじゃ」
一瞬の輝きとともにヤマトの船体に青色の線が浮き出た
「なにしたんだ?」
「お主はこの船を1人で動かすためにAIを組み込んだみたいじゃがそんなちゃちなものよりいいものじゃよ、ほら来たぞ」
神がそういうと一段とまぶしい光がはなたれ次の瞬間には座り込んだ裸の少女が現れた
「この娘は誰だ?」
「ちょっと待っとれ、ほれ」
神が少女に神の力で服を着せる、藍色に赤の線が入ったワンピースだった
「この娘は、この船のメンタルモデル…船の意志であり船その物じゃ…そしておぬしと1番一緒にいた船でもある」
メンタルモデル…船の意思…俺と1番一緒にいた船…まさか!
「そうじゃこの娘はおぬしと最後まで共にした船、時雨じゃ」
時雨…俺がまだ副艦長だったころから乗っていた船で艦長になっても乗っていた船
「君が…時雨の意思なのか…」
「いえ今の私は時雨の意志ではありません」
「なに?」
「私は1度沈んだ船です、今の私はまだ名前がありません、なので時雨ではありません」
「そうか…それなら君は今日から時雨だ…これからもよろしく頼むぞ時雨」
修一はそう言いながら座ったままの少女…時雨に手を伸ばす
「わかりましたマスター、またよろしくお願いします」
時雨も手を伸ばし修一の手をつかむと立ち上がった
「よし詳しいことはまたあとで教えてもらうことにして、時雨俺のことは修一と呼んでくれ、そしてもっと楽に話してくれ」
「わかりm…わかったよ、これからよろしくね修一」
「…さて仲睦まじいのはいいがこれから話すことをよく聞けなさい…おぬしが今から行く世界は大きな戦争が待っている、それこそおぬしが元の世界で体験した戦争よりも大きい戦争がじゃ、その世界でおぬしが何しようとかまわんし、何もしないでもらってもかまわないんじゃが、ひとつ聞くんじゃが、おぬしはその戦争をどうするつもりじゃ?」
「もちろん止めるさ」
「そうか…それならまず仲間を集めることだのお…一人じゃなんにもできんぞ?」
「神…お前は俺の心を読めるんだろ?なんで読まない、それとも読んでいて聞いているのか?」
「なぁにおぬしの口からききたいだけじゃよ」
「そうか…」
そして一息
「俺はその戦争を止める、どんな手を使っても、どんなに憎まれようと戦争なんてもう御免だ、そして神、さっきの答えだが、俺はとっくに仲間については考えていた」
「そうかそうか…それじゃあ時間のようだのぉ…早く船に乗りなさい、わしの力でこれから船ごと転生するからの?」
「わかった…行こうか時雨」
「うん」
2人が船に乗ると神は船を星の海えと送り出した、そして船は少し進むとワープに似た疑似ゲートに飲まれて消えていった
異世界での新たな航海が今始まった
ほとんど変わってない…勘弁してください…ここから変わりますから!|д゚)…タブン