おおとり ゲンは久々に地球へとやってきていた。
ブラックエンドを倒してから、十年が経っていた。
ゲンはかつて暮らしていた町へと足を運ぶ。
「この辺もすっかり変わってしまったなー」
ゲンはふらっと美山家を訪れた。
ピンポーン──インターホンを押す。
家から
「いずみちゃん、久しぶり」
「おおとりさん!?」
「近くまで来たから寄ってみたんだけど……」
「中で話そう?」
ゲンは美山家に入っていく。
リビングのソファに腰掛けるゲン。
いずみがお茶をゲンの前のテーブルに置いた。
「おおとりさん、警備隊の仕事は順調なの?」
「うん。咲子さんたちはどうしてるの?」
仏壇を示すいずみ。
「どういうこと?」
「五年前に怪獣が現れた時、死んじゃったの。トオルくんも、あゆみも……」
「立ち入ったことを聞いたね」
「ううん。いいの」
ゲンは仏壇の前に移動した。
マッチに火を点け、お線香を焚く。
「いずみちゃん、散歩にでも行かない?」
「いいわね」
ゲンといずみは家を出る。
その時、赤い光球が二人の真上を通過した。
光球は地面へと突っ込み、爆発して中からアストラが現れた。
「ウルトラマン?」
「アストラ……」
「え?」
「僕の弟なんだ」
アストラはゲンを見つけると、人間態になってその前に移動した。
「捜したよ、兄さん!」
「どうしたんだ?」
「光の国が大変なんだ!」
「なに?」
「とにかく一緒に来て!」
ゲンはいずみを見た。
「後でまた来るよ」
ゲンとアストラは光球になって飛び立った。
その頃、光の国では、凶暴な大猿があちこちで暴れていた。
宇宙警備隊の隊員たちが応戦しているが、全く歯が立たない。
彼らは自分たちをサイヤ人と名乗り、星の地上げ屋をしていた。
そんなことはさせまいと、宇宙警備隊が打って出るが、サイヤ人の戦闘力には敵う者がいなく、あっという間に制圧されてしまうのであった。
光の国に到着するレオとアストラ。
ウルトラの星は破壊し尽くされ、何も残っていなかった。
周囲にはウルトラマンたちの亡骸がたくさん転がっている。
「
レオたちの下に一体の大猿がやってくる。
大猿が口から光線を放った。
身を
「うがああああ!」
大猿が飛び上がってレオに攻撃を仕掛けてきた。
レオは強力なパンチを食らって吹っ飛んだ。
「うわああああ!」
「兄さん!」
アストラもはたき落とされる。
「ぐはっ!」
地面に叩きつけられるアストラ。
「つ……強い……」
「アストラ、避けるんだ!」
アストラは真上から接近してくる大猿の攻撃を何とか躱した。
大猿の攻撃で地面が抉り取られる。これを食らっていたらひとたまりもない。
「うぁりゃああああ!」
レオは大猿に急接近しながら、強烈なレオキックをお見舞いした。
爆裂霧散する大猿。
だが、大猿はまだいた。
レオとアストラは戦線を離脱して光の国を撤退した。
やってしまった、あの作品とコラボ。
大丈夫……だよな?