異世界の地球。
無数の怪獣たちを相手に、
超サイヤ人の力を持った悟空にとっては、怪獣などへでもなかった。
ほぼ一撃で、怪獣を倒していく。
あっという間に全ての怪獣を倒した悟空。
その様子を見ているのは、異次元人ヤプールだ。
「やつの力があればウルトラの星など」
悟空がヤプールの怪しい気を察知する。
ヤプールは慌てて姿をくらました。
一方、M78星雲から撤退したレオとアストラ。彼らは地球へと逃げてきていた。
「あんなのが大勢いるんだ。敵いっこないよ」
弱気になるアストラ。
「アストラ、弱気になるなよ。まだ負けたわけじゃないんだ」
「兄さん……」
そこへいずみがやってくる。
「おおとりさん、アストラさん」
「何だい?」
「サイヤ人ってのを調べてみたんだけど、どうやらドラゴンボールっていう漫画に登場する宇宙人だそうよ」
「ドラゴンボール、か」
「ヤプール人の仕業かな」
「やつらなら異世界をつなぐことも可能だろうね」
いずみちゃん──と、ゲン。「その漫画、持ってる?」
「あるわよ」
いずみがドラゴンボールの漫画本を取り出した。
「アストラといずみちゃんはここで待ってて」
ゲンは光球になると、本の中へ飛び込んだ。
光球が悟空の前に現れ、ゲンの姿になる。
「何だ、おめえ?」
「君が孫 悟空くんだね?」
「そうだけどよ、なんか用でもあるんか?」
「僕たちの世界にサイヤ人が現れてね」
「おめえ、異世界人なんか?」
「ああ。それで、力を貸してくれないかと思って来てみたんだ」
「そうか。で、おめえの世界へはどうやって行くんだ?」
「僕についてきて」
ゲンはレオに変身した。
「変わった!?」
「僕はウルトラマンレオ。宇宙警備隊なんだ」
レオは空へ舞い上がる。
悟空も追いかけた。
そして、漫画本からレオと悟空が飛び出してきた。
「うわ!?」
本を見ていたアストラが驚く。
「兄さん、何連れて来ちゃってんの?」
「紹介しよう。僕の双子の弟、アストラだ」
「オラ悟空だ」
「いや、知ってるけど……」
「じゃあ早速、M78星へ」
レオは巨大化し、悟空を手に乗せてM78星雲へ向かった。
「待ってよ!」
アストラも後を追う。
M78星雲・ウルトラの星では、殆どのウルトラ戦士が瀕死の状態に陥っていた。
「フハハハハ! 我々サイヤ人にはこんな星など簡単に制圧できるんだ!」
「くっそ……!」
そこへ、悟空を連れたレオたちが到着する。
「何だ? まだむしけらがいたか」
悟空が超サイヤ人に変身する。
「おめえら、赦さねえぞ!」
「超サイヤ人だと!?」
超悟空が大猿へと迫った。