須川=須 姫路瑞希=姫 土屋康太=土
さっきの自己紹介の少し前 Fクラスでは
坂本雄二side
坂「明久の奴……1日目から遅刻かよ」
秀「そうじゃのう…明久じゃから、他のクラスというの考えることは不可能だしの」
さらっとひどいことを混ぜたな
美「あれ、吉井はまだ来ないの?」
島田もこのクラス、とっ
雄「まあ、大方目覚ましのかけ忘れだろうがな」
美「まあそうよね。吉井が他のクラスに行けるわけないしね」
??「えーと、ちょっと通してもらえますかね?」
俺達の後ろから声がしてきた、先生だな
??「それと席についてもらえますか?
雄「うぃーっす」
美「はい」
俺達はあいている席?に着く
??「えー、おはようございます。二年F組担任の福原慎です。よろしくお願いします」
福「皆さん全員に卓袱台と座布団は支給されてますか?
不備があれば申し出てください」
Aクラスとはえらい差だ
福「では、自己紹介でも始めましょうか。そうですね。廊下側の人からお願いします」
秀「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる」
ん?秀吉か。秀吉は確か演劇のホープと呼ばれていたな
士気を上げるのに使えるな
秀「――と、いうわけじゃ。今年一年よろしく頼むぞい」
軽やかに笑顔を作って自己紹介を終える秀吉。
あいつ、あんなことするから女と間違われるんじゃあ
土「………土屋康太」
今度はムッツリーニか、ムッツリーニは保険体育が異常に高いから
兵としては申し分ないな
美「―――です。海外育ちで、日本語は会話はできるけど読み書きが苦手です」
と、計画を立てていたら次の人に移ったな
美「あ、でも英語も苦手です。育ちがドイツだったので。
趣味は―――」
次が島田か…島田は数学だけBクラス並みだからCクラスまでだったら
切り札として使えるな
ガラガラガラ
??「あの、遅れて、すいま、せん……」
皆「えっ?」
皆の声が重なった、俺も驚いているからな
福「丁度よかったです。今自己紹介をしているところなので姫路さんもお願いします」
姫「は、はい!あの、姫路瑞希と言います。よろしくお願いします……」
姫路がFクラスか…思わぬ切り札を手に入れたな…
須「はいっ!質問です!」
姫「あ、は、はいっ。なんですか?」
須「なんでここにいるんですか?」
須川……聞き方をもうちょい変えられないのか?
姫「そ、その…振り分け試験の最中、高熱を出してしまいまして……」
周りから納得の声と姫路の理由に便乗してくだらない言い訳をし始めたな
福「これで全員揃いましたね…」
はぁ?!
雄「先生、明久はどこのクラスですか?」
福「吉井君ですか?吉井君は確か…」
あいつがこのクラスじゃないなんて…
福「確かAクラスだったと思いますよ」
Aクラスか…よりにもよってあいつのところに
福「坂本君、君が最後ですよ」
雄「はい」
黒板の前に立ち
雄「Fクラス代表の坂本雄二だ。俺のことは代表でも坂本でも、好きなように呼んでくれ」
俺はみんなが注目するまで待つ、それが一番の方法だからな
雄「さて、皆に一つ聞きたい」
俺は卓袱台、座布団、畳を順に見て
雄「Aクラスは冷暖房完備の上、座席はリクライニングシートらしいが―――」
雄「―――不満はないか?」
皆「「「「「「「「「「大ありじゃぁっ!!」」」」」」」」」」
二年F組生の魂の叫び
雄「だろう?俺だってこの現状は大いに不満だ。代表として問題意識を抱いている」
A「そうだそうだ!」
B「いくら学費が安いからと言って、この設備はあんまりだ!改善を要求する」
C「そもそもAクラスだって同じ学費だろう?あんまりに差が大きすぎる!」
皆の胸の内に抱え込んだ不満が爆発し始めた
雄「皆の意見はもっともだ。そこで」
俺は笑い
雄「これは代表からの提案だが
FクラスはAクラスに『試験召喚戦争』を仕掛けたいと思う」
俺は皆に提案を出した、だが
D「勝てるわけがない」
誰かが言った、そしたら皆まで弱音を吐きだした
坂「そんなことはない。必ず勝てる。いや、俺が勝たせてみせる」
俺は堂々と宣言した
だが否定的な声が挙がっている
雄「根拠ならあるさ。今から根拠を教えてやる」
俺の声に反応して、みんなが静まる
雄「おい、康太。スカートを覗いてないでこっちに来い」
土(ブンブン)
姫「は、はわっ」
姫路がスカートを抑えるが手遅れだろう
雄「土屋康太。こいつがあの有名な沈黙なる性職者
土屋康太という名前を出してもピンとこない奴も
ムッツリーニという単語を出したら反応をした
雄「姫路のことは説明するまでもないな。姫路は俺達の勝利の女神になってくれるはずだ」
姫「えっ、私ですか?」
姫路は驚いた顔をしていた
雄「木下秀吉だっている」
今度は周りの視線が秀吉に向いた
雄「当然俺も全力を尽くす」
周りから勝てそうなオーラが出てきた
雄「本来ここにいないとおかしい、観察処分者の吉井明久がいない
しかも先生に聞くとAクラスにいる言うではないか、
俺はこの試召喚戦争で『勝ったほうが何でも言うことを聞かせる権利』を副賞で
つけたいと思う」
美「吉井…あんたはここにいる存在なの。すぐにここへ引きずりおろしてやるわ」
うおっ!殺気が翔子並みになったぞ、いかんいかん気おくれしたら
雄「まずAクラスに仕掛ける前に、Dクラスに仕掛けようと思う。死者は須川に任せる。
皆、この境遇は大いに不満だろう?
「「「「「「「「「「「「当然だ!!」」」」」」」」」」」」
雄「ならば全員ペンを執れ!出陣の準備だ!」
「「「「「「「「「「「「おおーーっ!!!」」」」」」」」」」」」
明久一人だけAクラスなんてずるいだろう、すぐにここに引きずりおろしてやる!!