ゆるふわ愛され破壊神になりました……   作:べっけべけ

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ようやく来訪者の星から逃げ出します。そしてあとから気付いたんで今更なんですが……関わる原作をハイスクールD×Dから他に変わったりしても良いでしょうか?


ザギが脱走したすた!

今日は最高で最悪な1日だ。

 

 

的撃ちから少し期間を開けた日、まるで拉致でもされるかのように半ば無理矢理実験室へと連れていかれた。

 

台の上に乗せられたかと思ったらガシャン!っと頑丈そうな見た目をした拘束具で体を固定される。

変な電撃のようなものを浴びせられ、体中にビリビリと痺れがくる。が、痛い……という表現よりはむず痒いが正しいと思う。

 

生物兵器に電撃……耐久性能の実験か何かか?

結局彼らの目的が何なのかは知らんが何故か気に食わん。虫唾が走る。嫌がらせにしか感じん。

 

開発者からしたらやることが当たり前な実験なのかもしれないが、こちらにはこちらの事情があるってもんだ。

軽ーく腕を持ち上げ拘束具を破壊、同様に足に取り付けられた方もバキバキと引き千切る。(金属です)

 

(さーてと。どっこいせ)

 

台の上から降り、すぐに取り押さえようと武器を持った人間達がやってきて発砲してくる。

 

ダダダダダダ!

 

「…………」(うわぁ……何も痛くねぇ……)

 

最小出力でザギシュートを放つ。が、もう拳を握る必要すらなく、2本の指で充分だ。

 

気分は彼になったようだ、そう……「魔○光殺砲!」……ごめんなさい、嘘です。

 

 

 

殺傷はせず、武器を破壊したりすご~く軽~く鳩尾をデコピンしたりして意識を奪う。こうやって人を簡単に殺せないような兵器って必要とされないだろう……

 

(ってかこれ……アレじゃないか?)

 

気絶した相手から鹵獲した銃……劇中とは少し色が違うが、ナイトレイダー隊員が対スペースビースト兵器として扱っていた銃だった。銃口は3本、グリップが横に付いており、そのフォルムは一瞬第二次大戦の頃のサブマシンガンを連想させた。

 

(……よし。もらっちゃえ)

 

人は銃口を向けられれば退避行動をとろうとする。それを利用すれば……

 

「£*◆★∃⇒∧◯!」

 

ガシャン!

 

「φ∠∇……◯◆★*∠!」

 

曲がり角から出てきた相手に銃口を向けると焦ったように壁に隠れる。やっぱり効果はあるようだ。曲がり角へと走っていき銃を構えるが……いない。

 

(?……さっきのやつは?)

 

そう思った瞬間背中に走るむず痒さ。どうやら後ろから攻撃(笑)を受けたようだ。後ろを向くが……

 

(……あり?)

 

いない。そしてまた後ろから攻撃。……何なんだ一体。

 

目に力を入れて周りを見渡すと…うっすらと見えてきた。全身を装甲のようなもので覆った相手はバレたことに気づいたのかこちらに乱射してくるが、痛くない。

 

(ステルス迷彩か……そりゃ見えないわけだ)

 

頭に銃を突き付け止めるよう促すが発砲を止めない。

 

(……)

 

内心溜め息をついて相手の顔のすぐ横、股の間、脚のすぐ横に乱射。数秒後に弾切れを起こしたため遠くへ放り投げて捨てる。

 

(さて、次はコイツから装備を……)

 

両手をワキワキと動かしながら目を光らせ、白目を剥いた敵兵士へと歩み寄る。

 

 

 

 

……後にその場所には下着姿になった状態で《来訪者》の兵士の一人が白目を剥いて放置されていたとかなんとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

(~♪~~♪)

 

頭の中で生前聞いていた音楽を歌いながら建物内を進んでいく。カメラのような球体は破壊し、駆け付けてきた敵はステルス迷彩でやり過ごし後ろから意識を刈り取る。

 

これまでで銃を何丁鹵獲したことか…おかげで背中にマントのようにぶら下がって埋め尽くされていた。

 

……けれどにわかミリオタな俺からしたら喜びの重さにしか感じない。

 

(にしてもまぁ初めて撃った銃が地球上の物じゃないとは……)

 

などと考えながら扉を蹴り飛ばす。予想を遥かに超える勢いで扉だった何かは吹き飛んでいきキラン☆と効果音が付くかのように見えなくなった。

 

(おおう……飛んでった……)

 

そして扉が開いた(吹き飛ばしたの間違い)と同時に始まるのは銃弾による弾幕の数々。全くもって俺は幻想郷に入った覚えは無いのだが……

 

両手を前に構えシールド展開、全ての実弾、レーザー、衝撃波を受け止める。

 

(もう外に出たってのに……)

 

最後の最後で逃げれない。……このまま巨大化したいが無益な殺生は行いたくない。

 

そう思っていた時だった。

 

 

 

ドォォォン!

 

「∧£φ□!?」

 

壁の向こう側から聞こえてきたのは凄まじい衝撃音と振動。まるで特撮の怪獣が落下してきた時のような……。

 

「キィィィィィィ!」

 

(…………へ?)

 

甲高い鳴き声が辺りに響き渡りビリビリと振動する。弾幕も止んだので気になり壁から覗くと……若干トラウマになった記憶にあるあのスペースビーストがいた。

 

ウミウシのような触覚に全身に渡って生えた丸いコブと先端から伸びる触手。化け物としか言いようがない外見をしたそのビーストは何処か見覚えがある。

 

「★◆□#"★!!」

 

攻撃対象が俺から奴に変わり今度は向こうに弾幕が張られる。実弾のような破裂音とレーザー兵器のSFチックな謎の音。

 

(これが……初陣か!)

 

ワクワクしながら体を一旦光球へと変換、天井とその他もろもろをすり抜ける。

 

ある程度高度を取ったら実体化し、すぐさま両腕を左右に伸ばし胸の前にエネルギーを集束させていく。数秒と経たずに充填が完了、逆L字に腕を組み巨大ナメクジのような野郎にライトニングザギを放つ。

 

「キィィィィィィ!?」

 

放たれた光線は外れることなく吸い込まれるようにナメクジ(ペドレオンです)は青白い結晶のようなものへと変貌し霧散していった。

 

 

 

出てきたところすまないが、ものの数秒でその生涯を閉じさせてもらった。……にしても強いな、ザギ。

 

攻撃を行った本人があっけらかんとしているとまたも弾幕ゲーが再開される。

 

(…よし!これなら逃げれる!)

 

背後から飛んでくる銃弾の数々には目もくれず真っ直ぐ空へと上昇していく。途中で音の壁を超え自身のまわりに真っ白いマッハコーンが形成されるも加速していく。

 

(すごい……自由に飛べる!)

 

それが何よりも感動的だった。やがて空気の層からは外れ周りが暗くなり、宇宙へと到達。無事脱走成功といったところだろう。

 

(やっぱり地球……かな?)

 

行くならやはり前世での生活を送った地球がいい。しかし此処は何処なのか……太陽系のある銀河は一体何処にあるというのだろうか……

 

 

 

これから長い旅になりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(やべ、装備持ってきたままだ……)

 

 




このままDDにぶつけると物凄く矛盾点が出たり相当変な内容になりそうな気が……

何かあれば感想よろしくお願いいたします。
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