ダークザギで検索したらDDにザギを入れる人が一人増えてて嬉しく思います!このままザギが増えればいいのに!(錯乱)
(ああ…………やっと……見つけた……)
今俺の目の前には青い星が広がっていた。
脱走してから数年?数十年?……一体どれ程の銀河を渡り歩いてきたかわからなくなるほどの年月がこの時既に過ぎていた。地球上での西暦すら俺は現在知らない。
見た感じ宇宙ゴミは漂っていないのでアポロ計画のように宇宙開発の時代はまだなのかもしれない……もしくはゴミを回収できるほどの技術にまで進歩しているかもしれない。
早速だが大気の中へと入っていく。あの時鹵獲したこの装備は失いたくはないのでゆ~っくりと大気圏へと迫っていき、極力引力に従わないように地上へと降りていった。
降りていくうちに見えてくるもの……それは争い合う団体様ご一行達だった。
(……どゆこと?……)
一体どういった状況なのか全く把握できないがこれだけは言える……彼等は殺し合っていた。現代兵器などを使ったような戦争ではなく中世ヨーロッパのように剣、盾、槍、弓、格闘でぶつかり合っている。
(何?ナル○ア国物語の撮影?しかも空中戦?)
……そう、彼等は地上ではなく空中で争っていたのだ。ワイヤーアクションかと思ったがワイヤーなど何処にも見当たらない、ならば足場があるのではと思っても落下していく者達が見えるため足場も存在しないのだろう。
それぞれ真っ白な翼と真っ黒な翼が生えておりワーワーやってた。
(……何がどうなってんの?)
こんな戦争僕知らない。
誰か僕に教えて?
光学迷彩を作動させ透明化を図る。ステルス状態になったら背中から吊るしていたディバイトランチャーを組み立て、構える。
(フン♪フン♪フン♪フフン♪)
あの潜入ゲームのBGMを脳内再生しながらどんどん高度を落としていく。
「うぉぅりゃあぁぁ!!」
「たあぁぁぁぁ!!」
「食らえぇぇぇ!」
(……………うるせぇ……何してんだコイツら)
次第に耳に鮮明に入る音が喧しくなってきた。率直に言おう。……うるさい。この上なくうるさい。
(あぁ……空気の美味しさが薄れていく……)
そう、今まで宇宙……真空状態の環境の中でさまよってきたのだから酸素だなんてかなり久し振りだ。「やったー!地球だー!」とかやって感動したかったのに……台無しだ……。
どうせコイツらの争う理由は俺からしたら物凄く下らない事なんだろう。見た感じあの宗教に関連する外見だし。
(どうせ土地だとか侵略だとか差別だとかでしょ?……はぁ、争いは何時も何処でも絶えないんだな)
ため息が……というかヘドが出る。自分以外にかかる迷惑も考えず私利私欲の為だけにこうして殺し合う……つくづく呆れるね。
そしてこんな非現実的な格好で争っているんだ、もはや滑稽にも見えてくる。
面倒臭いがコイツらのように相手を意味無く殺したりして人として腐りたくはないので気絶させていく。
方法は至って簡単、自分の脳波みたいなのを周りに発信して脳に影響を与えるだけ、ね?簡単でしょ?……まぁプラナリアみたいにこれといって脳などが見当たらない能天気そうな生物には効果は期待できない代物なのだが……ポ○モンのヤ○ンとかが良い例だ。能天気ポ○モンだし。
ドゴォン……
(……?)
何処からか爆発音が聞こえる。この辺りは一掃できたし場所を変えても大丈夫だろう。
「ガァァァァァァ!」
「ギャァァァァァ!」
……なんか赤と白のドラゴンらしき生き物同士で戦っていた。ぶつかったり火みたいなの吹いたり。
だがその火?が周りの誰かに当たったりと流れ弾が酷い。もう少し周りにいる敵味方の確認ができないのかこのリオ○ウス擬き達は。
(これは……全力でいった方がいいかも?……)
準備万端な状態で出来れば挑みたい。と、いうことで1度その場から離脱、向かうは……
……月
(胸ーにー付けーてるーマークは流星ー)
テンションが上がったためか何故か古い歌を歌いながら成層圏をも通り過ぎ真空状態に入る。ここからは空気との摩擦などは無いのでお構い無しに速度を上げて遠くに見える天体へと接近していく。
文字通り光の速さで月面に到着した俺は月を見たときに下に見えるクレーター……《チコクレーター》と呼ばれる場所へと移動する。適当な場所を決めたら適当にデカイ岩石を見つけて片手で持ち上げる。
(……ほいっと)
空いた片手でザギシュートを放つ。かなり小さなクレーターが形成されればそこに俺の持っていたディバイトランチャーや光学迷彩とその他もろもろを置いていく。全て置いたら岩石を上から被せてクレーターを隠す……これでよし。
保存しておきたい物だったのでこうしておけば大丈夫だろう。何せここは宇宙空間……空気が元々無いがために風化もしないし錆びもしない。隠しておくには丁度良いだろう。
(さて……行きますか!)
再び地球へと振り返り飛び上がる。真空状態なのでドンッと音は立たずつまらないが今はそれどころじゃない。どんどんと移動速度を加速させて地球へと向かっていく。
装備を外したので加減はもういらない。あれは確かに男のロマンではあるのだが……俺としては壊す時のリスクの方が高く感じるので外させてもらう。
そのまま大気圏へと突入しマッハコーンのような形状をした炎に包まれる。炎に包まれ熱く……ない。むしろお風呂入ったんじゃないかってくらい温かいだけだ。
大気圏突入からものの数秒後、雲が浮いている高度まで辿り着く。減速?まだしない。
雲を突き抜け地表が目に入る。……そろそろ頃合いかもしれない、そう思い一気に重力に対して逆らう方向に飛ぶ力を加えると一瞬でその場に止まった。
俺が止まっても空気の勢いはそのまま収まることなく地表に衝突、小規模(?)なクレーターを真下に作り上げる。
(さて……どうなるかな?)
表情はあまり変化しないが、内面上ではかなりニヤニヤしつつイヤらしい笑みを浮かべていた。
割りと大きなエネルギーを感じる方向へと飛んでいくと、さっきの龍達が居た。
……これといって威圧や殺気などといった《俺はコイツに勝てない》のような感覚は一切無い。
(俺が強いのか?それともただ単にそういったことには鈍いってだけか?)
これといって正解は見当たらないが何故か自信だけはあった。ザギだからという自意識過剰かもしれないがよくよく考えてみよう……ダークザギって超新星爆発に巻き込まれても生きてるよな?……なら大体の攻撃も大丈夫じゃね?と、思った訳である。
2匹に近づいていく中、幾つか火球やら光の槍やらがこちらに飛んでくるが左手を振れば木っ端微塵。
……調子にのって油断とかしないようにしないと……。
「!? 何者だ!?」
(ハイ、ドーン)
「グフッ!?」
ドラゴン達を見ていたいかにもTHE・天使!な格好をした男の人がこちらに気付き剣を構えるがそんな事に構っている必要無いと思う。鳩尾に気絶するんじゃないかなー?ぐらいに思える程の威力で拳を叩き込むと案の定意識が沈んだ……手加減したから大丈夫なはず?……多分。
その後に二人ほど意識を奪ったら……てか変じゃね?何でこんなに天使とか悪魔っぽい奴等しかいないの?なんか天使の羽根黒verの人もいたし……
言い表すには……乱戦?地獄絵図?血の海?……色んな言葉が当てはまりそうだ。男女問わずにそれぞれ武器を手にして闘いもとい、殺し合っていた。……エグい光景だなぁ。
(やっぱ人間(?)って馬鹿なんだなぁ。そんなに相手が嫌いならそもそも関わらなけりゃいいのに)
彼らの殺し合う理由なんて知ったこっちゃないがやっぱり戦争はいけないと思うんだ、うん。
そんなに物事を決めたいならゲームでもやればいいし、争いたいなら他人に迷惑の掛からない遠い場所でどうぞ。
かなり批判を受けそうな考えかもしれないがこれが俺だ。異論は認めん。
取り敢えずあの蜥蜴達を止めるとしよう。止める目的?そんなの……
ただの自己満足だよ。
(ハイ皆さん、注目ぅぅぅぅぅ!)
一先ずこのワーワーギャーギャーと喧しい奴等を一瞬でも止めるために地面に拳を叩き込む。するとまるで少年漫画のように地面には自分を中心としてヒビが広がっていき陥没、大きなクレーターが出来上がる。尋常ではない衝撃波と爆発音が辺り一面に響き渡りそれまで剣を交わせていた彼らは一体何事かとその手を止めた。
辺りの砂や石が衝撃波により吹き飛ばされ土煙となり、周りからは俺の姿が確認できなくなる。……まぁ俺からはバッチリ見えているがな。
2匹のトカゲを含め全員の視線が俺に向く……
(さて……どれくらいお前らが強いのか楽しみだ)
俺の口角が自然と上がった。
原作全然わからないので基本的に崩壊でいきたいです。ですが願望なのでうまくいかないかも……