カゲロウ・ストラトス   作:人類種の天敵

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つまり今回はのほほんのターン!!
ども、天敵です。今回はこんなタイトルですが、これからは「第何話 目〜の話」みたいにつけていこうと思います。のほほんアテンションと書きましたが、最初は「目がびびる話」とか「目も微笑む話」とか考えてました。まあ結局はのほほんだよね。とりあえず早く代表戦でセシリアボコりたい作者はモブ党(夜竹とか鏡ナギとか相川とか鷹月さん可愛い)あとはビッチと見せかけて純情に定評のある(作者的に)刀奈生徒会長派!!


二話 のほほんアテンション

「………はぁ、絶対自己紹介ミスった……恥ずかしい……帰りてえ……」

 

『ぷ……ぶふふふ……ご、ご主人……さっきの録音流しますか?ぷふっ……』

 

こ、こいつうぜえ……

 

「あ、あの」

 

「?…お前……確か」

 

顔を上げると俺ともう1人の男性搭乗者の織斑一夏がたっていた

 

「あ、はい。俺、織斑って言います」

 

「おう、俺は如月伸太郎。よろしくな」

 

織斑の方へ右手を出す

 

「はい!シンタローさん」

 

織斑は嬉しそうに笑ってその手を取った

 

「……にしても、織斑先生って、お前の姉かなんかか?」

 

声を小さくしてヒソヒソ喋るように織斑に耳打ちする

 

「あ……はい、千冬姉は俺の姉です」

 

「怖いなお前の姉ちゃん」

 

「はい」

 

コクコクと真剣に頷く織斑。小さい頃からあれなのか?

 

「あー、あと俺のことはさん付けじゃなくても別にいいぞ。後敬語もしなくていいから」

 

「ええと……うん、分かったシンタロー。俺も一夏って呼んでくれよ」

 

『イケメンですねぇ、ご主人と違って笑』

 

「うるせえぞエネ」

 

「? 誰と話してるんだ?シンタロー」

 

「ああ、これーー一「一夏!」うおっ!!??」

 

突然大声が聞こえたので思いっきり後ろに仰け反ってしまい。椅子を倒しながら落ちる

 

ガシャン!!!

 

「い……痛え……帰りてえよ……アヤノぉ(泣)」

 

頭を押さえてゴロンゴロンと左右へ転がる。頭がズキズキするし周りの女子に笑われてる

 

『ご主人(笑)笑わせないでくださいよぉwww』

 

エネの笑い声がイヤホン越しに聞こえる

 

「うお、びっくりした…って、箒?」

 

『ほら、見て下さいよご主人。爽やかイケメン君の一夏君のリアクションアレですよ!?それに対してご主人wwwリアクション芸人いけるんじゃないですかね?wwww』

 

「はぁ、たく。一夏、の後ろにいるあんた。誰だ?突然大声出されたら驚くだろ?」

 

一夏の後ろにいるポニーテールのつり目気味の少女にため息と一緒に話しかける

 

「む、これはすまない。私は篠ノ之箒だ。では行くぞ一夏」

 

「え?行くってどこに?なあ!箒?」

 

「屋上だ!」

 

「…………」

 

『ご、ご主人wなめられてますねwww』

 

エネの言う通り俺は少しこのクラスの女子になめられているようだ。確かに織斑先生に名前を呼ばれただけで裏声で返事したり。18歳の癖にコミュ障の如き自己紹介をするなんてバカにされて当然だろう。だからあの箒と呼ばれる一夏の知り合いにはただ「すまない」と言われただけで頭を下げることもしなかったし。周りの女子の中にはクスクスと俺を笑ってる奴もいる

 

「はぁ……」

 

ため息をついて右手で右目を覆う

 

『あ!ご主人「目に焼き付ける」能力使ってますね?アヤノちゃんを思い出すのも良いんですがほどほどにしたほうがいいですよお。周りから孤立しますよ』

 

確かに俺は今。俺の目に取り憑いてる「目に焼き付ける」能力を使って。輝かしきアヤノとの毎日を思い浮かべていた。そうでもしないともう寂しすぎて死ぬ。恥ずかしすぎて死ぬ。いっそ殺せ

 

「少しだけなら誰も見てないだろ」

 

右手を下ろすと、俺の目は真っ赤に染まっていた。そして目に浮かぶはアヤノの横顔、アヤノの笑顔。アヤノのーーー

 

「ねえー、たろー目〜真っ赤だよー?病気ー?」

 

「の゛ヴァ゛ッッッ!!???」

 

突如俺の目を覗き込む位置まで近づいていた謎の少女の声にびっくりした俺は先ほどのように背中を仰け反った

 

ガツン!!

 

「あぁ……!!痛ぅ……」

 

今度は後ろの席に後頭部を打ち付けてしまった

 

「大丈夫?たろー?」

 

「……だ、だれだよ……?」

 

俺はそう言って目の前の少女を見る。顔を緊張感のないのほほんとした笑顔。袖は余り余ってダボダボ。その手が俺の頭を撫でる

 

「えへへーこれで大丈夫だよ〜たろー?」

 

『ふふ、これでもう大丈夫だよ、シンタロー』

 

「…………」

 

今一瞬アヤノとこいつがダブって見えたような

 

「どうしたの?たろー?」

 

「た、たろー?」

 

「うん!如月シンタローだからーたろ!」

 

『ご主人w家畜同然の呼び名おめでとうございますwwww』

 

「う、るせえぞエネ!?」

 

「?エネネ〜?エネネ〜って誰〜?」

 

ズイッと女がスマホの画面を覗き込む

 

「エネネ〜?」

 

『はぁいエネネですよー』

 

「「「!!??」」」

 

どうやらイヤホンが取れていたらしい。エネの甲高い声が教室中に響いた

 

「エネネは一体何してるの〜?」

 

『う、ぅぅぅ(泣)実はこの悪い男に騙されてこのような姿に……』

 

「バッ!!ーーう、嘘言うんじゃねえよエネ!!」

 

ざわざわと周りが騒ぎ出す。ああ面倒なことになった!なんでこいつはこういう事しか嬉々としてやらないんだ!?

 

「き、如月君って……」

 

「あれ、女の声がするけど……エネ?」

 

「私先生に言おうかしらね」

 

(ああ!くそっ!!初日からこれかよ!?)

 

両手で頭を抱えてしまう。なんで俺だけこんな目にあうのか

 

「たろー?」

 

「………とりあえず、お前誰だよ」

 

はぁぁぁぁぁぁ、と長い溜息を吐きながら俺の眼の前の女に低く呟く

 

「わたしー?わたしーはねー。布仏本音〜よろしくね〜」

 

布仏……か

 

「あ、ああ。よろしくな」

 

キーンコーンカーン

 

良いタイミングでチャイムが鳴った。これ以上この子に構ってられない。この子もどうせ俺より織斑の方が良いだろう

 

(……ああ、なんだ…)

 

そこで無意識に、「目に焼き付ける」が発動し、あの頃の情景が思い浮かぶ

 

(クラスの奴が1人除いて女になっちまって………アヤノがいないだけだ)

 

これは、あの頃の俺だ。アヤノに会うまでの俺で……アヤノがいなくなってからの、俺だ

 

(ひとりぼっちの頃の、俺だ)

 

『ーーーーご主人?』

 

エネの声を聞いてイヤホンを拾ってスマホに刺し、大丈夫だとひとこと告げる

 

ガラッ

 

『あ、ご主人来ましたよ。三国志の英雄シュッセキボ関羽(笑)』

 

どうやら織斑先生のあだ名は関羽で決定らしry

 

ストン!!!

 

「『!!!??』」

 

スマホに残り2、3センチくらいの所で出席簿が机に刺さっ………ただと!!??

 

「如月……誰が三国志の英雄だと……」

 

「は、はひぃ!!!!!」

 

ガタッ!!と椅子から立ち上がって敬礼する。冷や汗はダラダラだ

 

『ご、ご主人必死すぎwwww』

 

「いや……違うな」

 

『!!???』

 

「如月」

 

「は、はい!」

 

「お前のケータイには何か……いるのか?」

 

『!!???』

 

エネの焦った感情が分かる。俺も焦ってるからだ

 

(なんで分かんだよこの人!?)

 

『ちょ、ご主人!この人はやばいです!!?人間じゃないですよ!!』

 

(お前はとりあえず黙れエエエエエ!!!)

 

「まあいい……如月。次は……分かっているな?そこにいる奴にも言っておけ」

 

イツノマニカ目の前に現れた織斑先生が机に突き刺さった出席簿を、スマホを睨みつけながら取った

 

「!!???い、イエスマム!!」

 

『!!???きょ、教卓から1番後ろまで一瞬で移動した!!?』

 

もうなんなんだこの先生は(泣)身体能力オーバースペックすぎて生きたチートだろ。なんでエネの存在に気づく+一瞬で教卓から俺の机まで瞬間移動してんだよぉぉぉ(泣)

 

「さて、山田先生。お願いします」

 

そしてまたイツノマニカ教卓へ瞬間移動し山田という先生にバトンタッチしていた

 

「は、はい!織斑先生」

 

『……ご、ご主人(震)な、なんなんでしょうかね?あの御方……』

 

「生身目を隠すか?」

 

『どっちにしろ人間業ではないですよね』

 

エネも心底びびったらしい。「目を覚ます」によって電脳世界の電子体となったこいつをここまで怯えさせるなんて……

 

「な、なあエネ」

 

『は、はいなんでしょうご主人』

 

「生身じゃあ絶対勝てねぇ」

 

『で、ですね。生身での戦いは諦めましょう。1秒もせずに存在を消されかねないです』

 

遙先輩の「目を醒ます」能力で作られた遙先輩の理想の体。理想のアバター「コノハ」……こいつは遙先輩の望みから生まれたために人外じみた力を持っていたが

 

「コノハでも勝てる気がしない」

 

『「目が冴える」蛇がコノハじゃなくてあの方に取り憑かなくて良かったですね!ご主人。もしそうなってたら勝ち目なかったですよ。一瞬でゲームオーバーでしたね!!』

 

なんだそりゃめっちゃ怖えぇ……

 

こうして俺とエネが内心かなりビビりまくりながら1時間目が始まった

 

 

 

 

 




オーバースペックすぎる人外と致命傷を負っても再生する「目が醒める」コノハ。果たして勝つのは一体………所で今シンタローのISの名前を考えてます。アヤノのISはACFAでアヤノにぴったりの名前があったので「マイブリス」を候補に入れてます。意味は至福らしいです。みんなの幸せを願う大天使アヤノにぴったりですね。シンタローの名前が少し思いつきません。設定としてはISコアにシンタローの「目に焼き付ける」蛇が取り憑きます。陽炎、カゲロウ、ヒーロー、スネ○ク、ジャ○ヌ、メカクシREDなどなど。カゲロウ、陽炎以外はぶっちゃけ適当。誰か良いのないかねー?
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