カゲロウ・ストラトス   作:人類種の天敵

5 / 16
どーも、天敵です。あけおめです。ことよろです。と言うわけでタイトルからシンタローの同室がワカッタヒトハドミナントーーー!
まあ、あの人は天敵が思うにビッチぶった清純。いや、可愛いよ、ショートヘアは正義。うん。アヤノは天使。これ確定な


どう見ても変態痴女な話

授業が終わり。俺にとって長すぎる1日が終了した

 

「はぁぁぁ、やっと終わった……とりあえず帰るか」

 

荷物を持って椅子から立ち上がる、廊下を出ると、俺の姿を見つけた山田先生が声をかけてきた

 

「あ、如月君!」

 

「あれ、どしたんすか?山田先生」

 

「いやぁ、えっと実はかくかくしかじかでして……」

 

山田先生が言うには俺と織斑は各国による人攫いなどの人的被害の行動を警戒してIS学園の寮で生活する事になったらしい。そして山田先生は職員室へ俺たちの鍵を渡すために離れる、と

 

「………IS学園の寮か………」

 

げんなりとした表情で教室へ来た道を戻る

 

『いいじゃないですかぁ、ご主人。男にとっちゃパラダイスみたいなもんじゃないですか?』

 

「同室が女だったら色々気にしないといけないだろ……逆にこっちが疲れるわ……」

 

にしても、同室が女だったら………か

 

『アヤノちゃんと同室になったらいいなぁ!とか!おもってぇ?wwませんよね!?wご主人www』

 

「ブッ!?バッ、んなこと……」

 

『ご主人の気持ちもわかりますよぉ〜?女の子と同室ですと、抜けませんもんねー?その点アヤノちゃんでしたら微笑ましく見守ってくれるかも……いやいや!毎晩ご主人のために頑張って……ハッ…!仕舞いには妊……娠』

 

「おいエネ、バカなこと考えてねーでブルーティアーズの情報よこせ」

 

これ以上のさばらせておくとその内カノや親父さんとよからぬことしでかしそうだな。こいう

 

『あーはいはい。でもこの機体つまんないですよぉ?中距離射撃レーザーライフル一丁とレーザービットが4基にミサイルビットが2基。近接用のショートブレードが一振り。これだけです』

 

エネが表示したブルーティアーズの動画を見ながら顎に手を置く

 

「意味、わかんねえな。なんで中距離射撃型なんだ?見る限り、移動しながら撃つより止まってから撃ってる方が射撃の精度は高いし、長距離からの狙撃の方が相性いいと思うんだが」

 

『あー、それはですね!ブルーティアーズがBT兵器、ビットを使った機体の試作機だからですよ!ご主人』

 

ビットか、とエネがハッキングしてパクってきたブルーティアーズの稼働試験動画を見ながら首を傾げる

 

「………ビット使ってる時止まってんだが?」

 

動画の中のセシリアの挙動に、ますます顔を顰める。これがフェイクなのであれば凄え演技力だが、見る限りそんな気はしない

 

『イギリス代表候補生(笑)の実力がそれほどにもないって事ですよ、ご主人。ご主人の得意な長距離狙撃だけで勝ちますよぉ!』

 

「………ふーん、そういえば俺の機体にもビットがあったよな……ええと」

 

『カゲロウ・アイズですかぁ?あのダメ人間から完成したとは聞いてますよー?』

 

もう出来てんのかよ、アヤノの親父さん。本当研究者としては優秀なんだけどな

 

『人間としてはクズのクズですからねぇ!あれはもうTHE人間のクズですよ!!』

 

「分かった分かった。少し落ち着け」

 

未だにアヤノの親父さんにされた事を根に持ってるらしい。まあ、当然か?

 

「あ、如月君……それに織斑君も!まだ教室にいてくれたんですねっ!!」

 

「ああ、はい、シンタローが教室に残ってろって言ってたから」

 

山田先生がはあはあと肩で息をしながら入ってきた。まさか職員室からここまで走ってきたのか?仮にも教師だろ?廊下走っていいのかよ

 

「とりあえず、寮の部屋が決まったのでそのお知らせと、部屋の鍵を渡しにきました」

 

「え?俺の部屋はまだ決まってないから、入学してからしばらくは自宅からの登校って…前に聞いたんですけど……」

 

「それについても話しておきたいのですが………」

 

驚いた一夏と、真剣な表情の山田先生、その中で片手を挙げる

 

「悪いけど、俺は事前に山田先生から話は聞いてるし、鍵をもらって早速部屋に入っていいっすか?」

 

「あ、はい!如月君は2007ですね!織斑君とは違う部屋になりますので気をつけてくださいねっ!」

 

「…………はあ、そうっすか。分かりました」

 

「ええ!?俺はシンタローと同室じゃないんですか?……はぁ……ってシンタロー!おれを一人にするのかよー」

 

机に突っ伏した一夏が拗ねたように口を尖らせる

 

「悪りーな織斑。俺はもう疲れたんだよ……」

 

ぐったりした表情で鍵を受け取って教室を出る。教室から「え、ええ!?お、織斑君!女の子に興味がないんですかっ!!??」と、大音量で山田先生の声が響いたので思わず足を止めて教室を振り返ってしまった

 

『あー……ご主人。お尻の処女を掘られないように気をつけて下さい……ね?』

 

珍しくエネまで俺の心配をしてきた

 

「あ、ああ。そうだな……い、一夏がまさか……」

 

ホモなのか。と呟こうとすると、ドンっと誰かにぶつかったので尻餅をついた

 

「い痛……誰だよ……って、織斑先生!?」

 

上を見上げると、織斑先生がわなわなと震えていた

 

「い、一夏………めっきり会わなくなってから……お前はホモになっててしまったのか?……いや、そんな事はない……。私は信じてるぞ一夏………」

 

『うはぁ……IS学園にはろくな人がいないですねぇご主人……』

 

この言葉を聞いて、お前もな。と思ったが口には出さずに記憶の通りに学生寮へと歩みを進めた

 

 

 

 

 

「ええーと、番号は……2007か……」

 

『にしても!ご主人の同室って一体誰なんですかねえ!?気の合う人だったらいいんですけど!!』

 

「……お前と同じような奴がもう一人なんて頭痛がするぜ……はぁ………」

 

部屋の前でコンコンと叩く………事はせずにそのままガチャッとドアノブを回して扉を開く

 

「入るぞー」

 

「え!?も、もう来てるの!?きゃっ!?」

 

女特有の高い声と共に俺の前に現れたのは……………

 

「……………………」

 

「あ………え……あはっ…?」

 

目の前にいたのは、一見痴女ビッチ丸出しの裸エプロン女だった………しかも俺が来ることを予期していなかったのか、上半身までエプロンを着ていないので、両手で胸を隠すように抑えていた

 

「…え……あ………ええと………その………」

 

「う……な……お、お前………うぬ…の……」

 

こちらも軽くパニック状態だが相手もかなり混乱しているようだ

 

『ご主人んんんんん?あ、アヤノちゃんを差し置いてこんな胸がでかいだけのファッキン痴女ビッチの胸を何ジロジロ見てんですかぁっ!!!??こんなっ!!!胸がでかいだけの!!!変態女のおおおおおお!!!!!』

 

「え、エネッ!?ちょ、おまっ!落ち着けっ!?」

 

エネの指摘にハッと目線を女の胸から顔まで上げる。女は白い肌に青い髪の毛をした、同じ日本人とは思えない奴だった

 

「き、如月君……た、確かに私も胸をそんなにジロジロ見られるのは……は、恥ずかしいかな………」

 

女の方もなにやらモジモジしだし、頰も紅潮している

 

『あ゛あ゛ん゛!!?な!に!が!恥ずかしいだぁぁぁ!!?このクソビッチがぁぁぁ!!??胸かっ!?そんなに自分の胸が大きいのが嬉しいか!?ぁぁぁ!!??』

 

頭に血が上りすぎてブチ切れたエネは口調も荒くなり。貴音本来の本性が現れた

 

「え、えええ!!??」

 

「え、エネッ!?おまっ!?貴音が出てるぞ!?」

 

『ア゛ーーーーー!!!ア゛ーーー!!!もーーいーーですぅ!!!こんなファッキン痴女ビッチも!!そいつの胸に視線釘付けのご主人ももう知りません!!!この際大騒ぎして織斑先生呼んでやりますからっ!!!以前ご主人をビビらず時に使ったあの爆音アラームをパワーアップした奴使ってやりますよぉぉ!!!!』

 

「はぁ!!??おまっ!?アレのパワーアップ版だと!?バカかお前!?織斑先生が速攻で来るだろ!?」

 

「え?え?え?一体何のこと!?ねえ!?如月君っ!!?」

 

「そ、そう言えば元はと言えばお前のせいだっ!!これはお前が持っとけっ!!?」

 

「ええっ!!?ちょっと………」

 

言うなり持っている携帯を目の前の女に投げつける。反射的に受け取った女は焦りながらそれを持っているが、俺はその時にはもう部屋の外に出ていた

 

「ちょ、ちょ、ちょっと………」

 

バタン

 

『ーーーーーーーーーッッッ!!!!!!ーーーーーーーーーーーッッッ!!??』

 

『キャァァァァァーーーーーーーッッッ!!!???』

 

「う、うおっ………」

 

以前よりパワーアップしているというのは伊達じゃなかったようだ。あまりのうるささに思わず両手で耳を塞いだ。中にいる女は気の毒だな……

 

「き、如月君、これ。なに?」

 

「……お……あ……た、鷹月…か……」

 

カチャッという音がして向かいの部屋から現れたのはクラスメートの鷹月だった。他にもちらほらと部屋から女子がたくさん出てくる

 

「わ、悪い。起こしちまったか……?」

 

「え?あ、別にまだ眠る時間じゃないから良いけど……急にアラーム?が響いたから本当驚いたわよ?」

 

「そ、そうか………悪い……」

 

気まずくなって頭をかく。すると、遠くから「さっきの一体誰だ!?馬鹿者共がァッーーーーーーーー!!!!」という織斑先生の怒鳴り声が響き渡った

 

「おわ、や、やべえ……織斑先生ガチ切れじゃねえか………お、終わった……確実に死ぬ」

 

今の織斑先生に何を言っても聞きはしないだろう。思いっきりぶん殴られる=自宅警備員の俺死

 

「た、頼む!鷹月っ!!い、一生のお願いだっ!!助けてくれっ!!?」

 

ガシッと鷹月の両肩を掴む。ビクッと鷹月が怯えるが、直ぐに腕組みをしてため息をつく

 

「し、仕方ないわね……」

 

「本当に悪い……だけど元はと言えば部屋にいる変態のせいなんだ………」

 

「馬鹿者共おぉぉぉぉおお!!!!!!」

 

「っ!!?や、やべえ!?鬼が来たっ!?」

 

「こっち!如月君っ!!」

 

ギュッと手を握られて向かいの部屋に連れられる。入った瞬間、初めてアヤノの部屋に入った時のような。女の子の部屋という感じの良い匂いがした

 

「さ、入って。如月君」

 

「お、おう……」

 

バタン、と扉を閉めると、廊下で

「楯無イィィィィィィィィイイイイイ!!! 貴様かぁぁぁ!!!良い度胸だ!キサマッ!!キサラギ共々八つ裂きに………んん!?貴様だけか……?まあ、いい。それでは貴様に地獄を見せてやろうっ!!」

 

その直後、あの女の悲鳴が何十秒も響き、突然途切れた

 

「……………うへ……あ、あそこにいたら今頃ヤバかったな……た、助かったぜ、鷹月」

 

戦々恐々して身震いをする。あの惨劇の間中ずっと全身の鳥肌が立っていたらしい

 

「ん、まあいいわよ。それより、これで貸し1ね如月君」

 

ふふん、とドヤ顔をしながらそう言う鷹月にマジかよ……と呟き、体を脱力させる

 

「それより、俺がいない間に何であんな話になったのか聞かせてくれよ」

 

聞くべきはそう。勝手にエントリーされたクラス代表決定戦の事だ

 

「あー、あれ?如月君がトイレに行ってる間に二人で勝手にヒートアップしちゃって、とんとん拍子に話が進んで何故か如月君も巻き込まれたのよ。あ、巻き込んだのは織斑君ね。災難だったわね、如月君も」

 

「織斑ェェェ……あの野郎……はぁ……ったく、マジかよ」

 

ニートは陽の光を浴びることは許されないのだ。などと中二的なことを考えていると、鷹月の目つきが真剣なものになった

 

「ね、如月君。私が言うのも何だけど、勝機はあるの?」

 

「……なんでだ?相手のスペックは把握したし。何も問題はねえよ」

 

「何も問題はって……仮にも相手はイギリスの代表候補生よ?実力も経験も……稼働時間だって違すぎるわよ!?下手したら……3秒も経たずに負けるかも……むぐっ……」

 

ーーしれない。そう言おうとした鷹月の口を塞いで、呆れるようにこう呟いた

 

「それはねーよ……その逆、俺が3秒であいつを叩きのめす事は在っても、俺が負ける事はねえ」

 

悪い、長居したな。と言ってスッと立ち上がる。扉に手をかけたところで、鷹月が呟く

 

「……根拠はあるの?ううん、一週間後、如月君がイギリス代表候補生のセシリアに勝てるだけの勝率が如月君にはあるの?」

 

キィィ、と扉を開けて、外に出る。そこで首だけを動かして目線を鷹月に合わせる。目と目が合った時。俺はこう言った

 

「悔しいけど……100パー」

 

ポカンとする鷹月を置いて扉を閉める。自分の部屋に戻ると青い髪の女が正座していて、織斑先生が恐ろしい殺気を放っていた

 

「あっ!如月君!!!貴方も私が悪いんじゃないことを織斑先生に言ってちょうだい!!」

 

「はぁ?」

 

何言ってんだこいつ。お前があんな格好してるからエネが面倒くさい事したんだろ?と呆れ気味にため息をつくと

 

「如月、楯無はこう言ってるがお前はどうなんだ?」

 

織斑先生が俺へと殺気の矛を向けてきた

 

「そそそそそそそそ、そそ、そ、そうですねねねねれねねね」

 

瞬時に汗が噴き出してきてダラダラと冷や汗が溢れる。体がガタガタと震え。歯もガチガチと鳴って口が回らない

 

「そそそ、そ!そいつです!!全部そいつが悪いです!それじゃあ俺はこれで!!」

 

「ちょ!?如月君っ!!?」

 

「楯無、それじゃあ後の話は職員室でゆっくり聞こうかァ………」

 

「如月くーーーーーーーーーーん!!!!!」

 

ドナドナドナァと聞こえそうな感じで首を掴まれて織斑先生に引きずられていく楯無。それを見て俺はエネに向かってこう言った

 

「本当にアレがこの学園最強のIS搭乗者だなんてびっくりだよな」

 

『そうですねぇ……最初はムカつく女だと思いましたが、ブルーティアーズの前に見た動画でのあの女の動きは格段に違いましたからねえ……実質最強も頷けます』

 

エネがいつものおちゃらけた感じとは違う神妙な雰囲気でそう言ったので、俺はつい笑ってしまった

 

「へえ…お前が素直に褒めるなんて珍しいな……なんかウイルスにでも引っかかったか?それともバグか?」

 

『んなっ!?ご主人!?それ酷すぎません!?だからご主人にはデリカシーが無いって妹さんからも言われるんですよォッ!?』

 

うるせえな、と呟いて部屋の中にある自分の荷物を整理する。一応持ってきたパソコンの中へエネに入ってもらって、あの女や別の誰かがなんらかのバグやウイルス。仕掛けなどを工作した形跡が無いか見て貰う。その後エネ専用ゴミ箱の中に大量のトラップが注ぎ込まれていく。それらは後でエネが分析し、そのまんま相手の元へ帰っていく。しかも自動で相手のパソコンに感染する。と言うかエネに見つかった時点で場所は特定され。エネのバックアップがそこで繁殖。大量のエネが大暴れする。かく言う俺のPCの中は、エネのバックアップだらけなのだが

 

『これどうします?ご主人』

 

「適当に誰のか特定しといてくれ。後で織斑先生に報告するから」

 

『分かりましたー!』

 

それだけ言って画面が黒くなったPCをパタンと閉じて部屋の電気を消す。そしてベットへダイブしてその日の疲れを癒すために目を閉じた

 

(ああ、疲れた……今度織斑先生から許可貰ったら家に帰って殿をこの部屋に連れてこよう……こんな地獄の中で織斑はホモで油断出来ない………今はもう殿だけが唯一の癒しだ……はぁ……)

 

 

 

ーーーーこの日は、初めて穴倉から出たニートにはとても辛い1日だったーーーー




はい、今回なんか長えなーとか思いました?デスです。なんか書いてたら6,000次ピッタシでした。結構嬉しい。それより早くセシリア戦が描きたい。ボコボコにしたい。カゲロウ・アイズは今の所。目を隠す 目を欺く 目を醒ます 目を覚ます かな?使うの。機会に乗り移れる覚ますと自身の望みに反映して変化する醒ます。この醒ます覚ますはコンビで使ってこそ真価を発揮するものだとセシリア戦で教えてやろう!ふふふふふふふふふふ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。