「うーん」
俺は唸るようなあくびをして起きた、昨日のことは夢であってほしいんだが、
「おはよう、アレン」
と言ったのはリーフか、やはり夢では済まされないか
「ああ、おはよう」
とりあえずそう言っておくと
「ところで、いつまでここにいるわけ?」
「ん、」
そうか、確かに俺はここの住人じゃないしここにいつまでもいてはいけないな、
「ああ、そろそろ、出てくよ」
そう言い終わる頃に、出てきたのは朝食だ、出てきた物はパンと紫のゲル状の物体だ、向こうのジャムと同じようにっとらえていいのだろうか
「さあ早く食べて」
「ん、ああ、」
俺はそのゲル状の物体をがつがつと食べ、熱いお茶のような、液体を飲んだ
「ふう、うまかった」
「それはよかった」
あ、そういえば倉影とかいう人物を探さないといけないんだったか
「ああ、悪いが出かける」
「えちょっと」
リーフが言い終わる前に俺はドアを閉めた
「さて、行くか」
確か、城にいるんだったけな
俺は城に向かった、そうすると
「ん、君、昨日の」
と門番が話しかけてきた
「ん、ああ、あの倉影っていう人に会いたいんだ」
そうすると門番は困った顔をして
「すまないが、倉影さんは早朝から任務に出かけたんだ」
「ああ、そうか、じゃあその人が帰ってくるのは?」
「うーん、夕方には帰ってくるんじゃないかな」
「そうか、ありがとう」
と言って俺が去ろうとすると
「あちょっと待て、君、護身用の武器ももっていないのかい?」
「ああ、持ってないけど」
「え、もってないのか、じゃあそこのギランバルト武具専門店で木刀でもかいな、」
「え、なんでだ」
「いや、この街は物騒だからね、町のみんな護身術や、護身用の武器を持ってるものさ」
「そうか、ありがとうでも金がないんだ」
「ああ、大丈夫だよ、護衛武器くらいは素材を持ってけばタダでやってくれるはずだからさ」
なぬ、無料か、木の枝でも持ってくか
そう考えながら俺は町の外に出た、そこはだだっ広い平原だった
木も生えているが、さすがにこんな太い木は折れないな
「一か八か素手でやってみるか」
俺は脱力して、目の前の大木に正拳を入れた
「い、てててて、やっぱりだめかよ、ちきしょう」
「どうしたんだ」
その声の正体は騎士だった
「いやこの枝を取りたいんだが素手ではなかなか」
「任せておきなさい」
大きな音とともに枝が高くから落ちた
「ありがとよ、あんた名前は?」
「ん、私か私の名は・・・・・・倉影だ」
「え、・・・・・・・・・」
この人がもう一人の・・・・
そして俺は心の中でこう考えていた
俺たちがこの世界に来たのは何か意味があることなのかと
読んでくださりありがとうございました