憧れの存在は今胸の中に   作:曉 焔

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はじめまして!曉 焔と申します!
初めて書いた為に、ミスやらなんやらが多発しているかと思われますが、
そこは優しく指摘してくれるとありがたいです。

たらたらと長くいいましたが、私の拙い小説でよければ…

どうぞゆっくりしていってください!



したくなかったなぁ~

とりあえず、はじめまして…とでも言えばいいのかな?分かんないや……(´・ω・`)

 

俺の名前は夜灯月氷詠璃(やとづきひより)って言うんだ。女みたいな名前でしょ?

残念!正真正銘の日本男児だぜ!アレはちゃんとあるし、女性に興味もある………少しだけど。

ホモじゃあないからな!?勘違いしないでよ!?

 

ゲフンゲフン…話を戻そうかね。俺には、他の人たちにはない"あるもの"がある。

 

 

それは記憶。前世の記憶。かつての地球で平和に過ごしていた頃の記憶。

全部…とは言わないが、ある程度なら思い出せる。といってもたった18年だけど。

こらそこっ!深刻な顔で中二病だぁ…………とかいわない!!!違うからな!本当だからな!!!

逸れてばっかりだけど、ほんとうにあるんだ…あの頃の記憶。

何故か神と名乗る存在と出会った記憶と一緒にね。そうだ!その時の話をしよう!

それなら、きっと君達も分かってくれるよね。

 

 

 

~~あれは一万八千年……いや、四千n~~

 

 

 

 

前世での俺は、田舎にあるしがない大学に通う学生だった。特にすごい生徒ではなかったけど………

ニコポのできるイケメンでもなし、最高レベルの学力を持っているわけでもなし、

運動神経抜群のスポーツマンでもない、ただの一生徒だった。

(俺は声が殆ど出ない。あることが理由で、声を出すことが怖くなったのだ)

 

部活はしていなかったし仕事をしているわけでもなかったが、夜遅くまで学校に残っていた俺は

凄く疲れていた。足取りも重く頭も重い、だが、俺には疲れを一瞬で吹き飛ばす魔法の道具を知っている。

 

その名は、ゲーム・アニメだ!

 

一から素材を集めて強大なモンスターをハントし、名を上げる狩りゲーや

超常現象を操り敵と戦う夢の詰まったアニメ………嗚呼、なんと素晴らしきものか。

それさえあれば、後十年は理不尽な社会と戦える!

 

我が家で待っている桃源郷を夢見て、なんとか足がちゃんと動くようになった。

駅を通り改札を過ぎて、電車をまつ。今にも寝てしまいそうな目を頑張って開け続ける。

ふと響いてきた電車の音に、意識が向く。ゴトンゴトンと、力強い音を鳴らしてこちらにきている。

やっと…やっとだ……もうすぐで俺は、夢の世界の住人になれる。

 

不意に体を横に押されバランスが崩れる。酷すぎるだろ、ルール守れよ…なんて心で愚痴ってそちらをみる。

そこでみたのは…

 

 

ざわめきの声を上げる周りの人たちと

 

 

ライトが輝く電車と

 

 

線路に飛び込む少女の姿だった。

 

 

「…………………ッ!」

 

 

一瞬で頭が冴えた。俺は手を伸ばして少女の腕を握る。なんだか、俺の体じゃないような感じだ…

そのまま体を軸にして、遠心力のまま少女と俺の位置を入れ替える。

思いっきり線路に体を叩きつけてしまい、肺から空気が抜けていく。

経験したことのない痛みが、体から動く力を奪っていく。眩暈が酷い…ろくに前が見えないや。

それでもみることができたのは

 

 

目の前に迫った電車と

 

 

ぶつかった少女を中心に、倒れていく人々の姿だった。

 

 

最期に思ったのは、何かボーリングみてぇだな…あれ……

 

死に際まで暢気なことを考えていたが、体を貫く衝撃と共に俺の意識は闇に落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと俺は、何事もなかったかのように眼を開けた。可笑しいとは思いながらも、死後の

世界ならば仕方がないとある意味納得さえしていた。

 

 

見渡す限り白白白白…一面白。………謎の感動。

すると何かがこちらに近寄ってくる。明らかに地面に足が着いていない。ありゃ人じゃないな…

いやまず、普通の人はいないかwww……なんて楽観視していた数秒前の俺に、

パイルスクリュードライバーをかけてやりたい。できないけど………

 

 

はっきり見えた姿に思わず目を見開く。なんと女の人だったのだ。 

白く滑らかな肌に、触れば折れてしまいそうなほど華奢な腕、肉付きのよい体…儚い姿にみえるのに

何故か締め付けられるような圧迫感、けして届かぬ雲のような存在が目の前にいる。

 

 

そういえばあなた誰ぞ?気がついたら居たんだが…はっまさか!?

アイエエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?この人伝説のジャパニーズニンジャなのか!?

………かと思ったら違いました。女神様だそうです。凄く美人な女神様。この神様心が読めるらしく、

名乗った直後に『中二病……乙!』なんて言い放ったら、綺麗な暗黒微笑を浮かべふふふ♪なんていうんだもの!

体が自然にバイブレーションモードになっちゃったじゃないか。しかも、止まらないっていうね。

くっそ!誰かスイッチ切ってよ早く!脚がつりそうなんだっ!早く!早く!うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

 

脚を直して、女神様が転生させてあげるわ。と言っていたところまでは

聞いていたのだが途中から、記憶がない。

恐らく、意識が現実からログアウトして別世界にいってしまったからだと思われる。

俺は、この時のことを生涯わすれないだろう。なんせ、ここで人生が別れたのだから。

 

 

ふと、目が覚めた俺は女神様の質問になにも言わず頷いていた。………ねボケた頭で

 

何故意識があるのか(今更である)、どんなところにいくのか、何か力をくれるのか、

ありとあらゆることを聞き忘れた俺が覚えているのは、

 

 

惚けてしまうくらいの満面の笑みを浮かべて、ボタンを押している女神様と

 

 

途端に浮遊感を感じた体と

 

 

「やりやがったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァアァァァァァアッ!!!!」

 

 

思わず口からでた叫び声だった………

 

 

 

 

 

~~~~「ハハッ!コッチニオイd「だが断る」……(´・ω・`)」~~~~

 

 

 

ヘアッ!?なんか酷い茶番をみた気がする。後味悪いなぁ~。

 

鐘の音が響く…ということは授業終わっちゃったか……………やった!

昔のことを思い出すだけで授業終わるとか、得した得した。

 

 

突然教室にざわめきが広がる。なにが起きたのか少しも把握出来ていない俺は、

すぐそばにいた数少ない友人に事情説明を求める。

 

 

「お前………分からなかったのか?本当に分からないのか?」

 

『分からなかったのかって分かってたら苦労しないし、第一他の人に聞かないでしょ』

 

なにいってんだこいつ?ついに頭逝っちゃったのか…前からアホだとは思ってたけどここまでとは………

手を肩まであげて首を横に振る。

 

額に青筋たてながらも我が友人はやけに丁寧に説明してくれた。

友人曰く、俺の頭の上からいきなり手紙が現れたらしい。何かが引っかかる。

前にこんなシーンがあるアニメをみた気がするのだが……ダメだ、全然わからん。

 

考えていてもきりがないため、取りあえず件の手紙を見てみようか。

明らかに上質とわかる包みに、二枚の手紙。蝋で封がしてある。何だっけ?もうすぐで出て来るんだが……

 

 

「お前の知り合いからか?ずいぶん高そうな紙だなオイ……実は氷詠璃っていいとこ出の息子だったりして……」

 

 

「まじかよあのさえないやつがか?」(ボソボソ

 

「いや、それを逆手に取っ手だな……」(ボソボソ

 

「じゃあ、あいつを攫えば金が……」(ボソボソ

 

「だな……仲間に報告しとけ。今日獲物を見つけたと…」(ボソボソ

 

てめぇらバカにしすぎだろ…てかさり気なく俺の命が危機なんだぜ………お仕置きが必要だな!

 

 

『友よ…君の誕生日は明日だったよな?』

 

なんとなく聞いておく。俺は律儀なおとこなのだ。相手の誕生日ぐらい、祝ってやるさ。

なんたって俺は偉いからな!

 

「ああ、そうだが…いきなりどうした?」

 

『君には、何か欲しいものがあるかい?俺が買ってやろう』

 

「マジで!?しかしまた唐突だな。う~む………そうだな…ラジコンだな。俺は今、ラジコンがほしい。」

 

フフフ……くいついたな?その一瞬が命とりになるのだよワトソン君。

 

『分かった…ラリアットからのチョースクリーパーだね?分かった、手配しておくよ』

 

「オイコラ待てや!何をどうしたらそうなるんだよ!?というか手配って……お前」

 

…………無視無視…これ以上危険を増やす訳にはいかないからな。

だんだんクラスの奴らの目が危なくなってきてるし……。何でだろうな、体が震えてきやがるッ

 

ダメだこりゃ、もう耐えきれなくなってきたぞ。どこかに注意を向けさせないとッ!

なにか…何かないか!注意をそらせるものはッ…あった!そうだ手紙!!あいつが全ての原因だ!

おろ?手紙どこに行ったんだ?机にないんだが…ああ、あったあった。ポケットの中に入れてたのか。

恐らく俺自身だと思うんだが、何時の間に…

 

とりあえず読むかー、全ての元凶はこいつだから。いかにも怪しい手紙何だが、どこかで見た気がするんだよなぁ~。

上質な紙でできた純白の包み。表には《夜灯月氷詠璃殿へ》と書かれている。

どうやら間違いではないらしい。個人的には間違いであってほしかったんだがな…やんなるよほんと。

蝋で封がしてあるんだが、開けずらいことこの上ない。昔の人たちよくこんなのやってたな。

さぁてみなさんお待ちかね包みの中身を拝見しましょう!え?待ってない?ええぃ…静かにみてなさい!

封を切って中をみようとするが…なにこれみたくない。中から黒いオーラがあふれてるんだけど!?

明らかにマズい奴だよねこれ!?見たら戻ってこられなさそう何だけど!?まさか人間やめたりしないよね!?

 

 

「ん?氷詠璃どうした?さっさと中身見ろよ。内容次第でお前の運命が変わるんだ。さぁ…ハリーハリー!」

 

おや?これはちょっとイラッときちゃったぞ?激おこだぞ?暗に誘拐ししてやるって聞こえるし。やっぱり一度きつくいった方がいいようだ。

 

『うっさいわボケ!次言ったら頭ミジンコサイズにまで潰すぞ?』

 

 

「マジすいまっせんしたッ!以後きおつけます!!何卒お慈悲を!!!」

 

 

腹を決めて中をみる。そこにあったのは、二つの手紙。

一つはなにも書いてない白い紙…ってか何であんだよこれ。絶対いらんだろに。

二つ目は何か文字がかいてあるのだが…やな予感しかない。

主にスカイダイブとか、絶景みたりとか、湖泳いだりとか…俺を殺す気か………

ここまできて読まないのは格好悪いし、何よりも男が廃る……それだけは阻止したい。

恐る恐る手紙に目を通す。

 

 

《悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能を試すことを望むならば、

 

己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの゛箱庭゙に来られたし》

 

 

「あっ………(察し」

 

 

これは…この手紙の内容は……

俺の視界から教室とクラスメイトが消え失せ、青空が見える端まで広がる。

 

 

「〈問題児〉の世界かよぉぉぁぉぉぉぉぉッ!!!!」

 

 

視界の端にいる画面を隔てて見たことのある三人と共に、

俺は死亡まっしぐらのスカイダイビングを始めた。

 

 




お楽しみ頂けたでしょうか?

どこか間違いがあれば、遠慮せずお伝え下さい。

後…感想くれると嬉しいなぁ~なんて………
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