住めば都のアルビオン   作:ごんべえ

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事は風を最強の系統と称するギトーの授業にコルベールが乱入したことから始まる

「皆さん、姫様がいらっしゃいますぞ、出向かいの準備をしなさい」

この一言で生徒たちは浮き足立つ、

さらにルイズたちの学年は二年生

この間召還したばかりの使い魔達の姫様への初御目見えが催される

 

「ということで、あなた何か芸出来ない?」

ルイズの唐突の難題に頭を抱えてしまう鈴男

頭を抱えすぎてひっくり返りそうになったとき

「あ、あった」

そういいジーパンのポケットから100円硬貨を2枚出した

「今からこの硬貨を3枚に増やします」

といい、指先で硬貨を高速でこすり合わせる

「うわ~~、すご~~い、3枚に増えた~~・・・・・・、なんていうと思ったか

このあんぽんたん」

どこからともなくハリセンを取り出し鈴男の頭を強打した

カポ~~~ン、実にすばらしい空洞をたたいたような音であった

「は~、そうよね平民なんかのあんたに姫様を喜ばせるような芸を期待するのは無理よねぇ」

ルイズは落ち込むとともに、打開策を検討しはじめた

 

苦悶するルイズをおいて鈴男は調理場に来ていた

「おぉ~、我らが剣よ~~」

それを調理場の主マルトーが迎えた

鈴男はギーシュとの決闘の勝利後、その腕を誇ることもない謙虚さを

マルトーに気に入られた鈴男は、よく彼にまかない料理ももらっていた

「飯にはまだ早いが、何の用だい?我らが剣よ」

「シエスタ、どこにいるか知りませんか?」

「あ~、あの娘なら、洗い場の方にさっきいったぞ」

「ありがとうございます」

「おう、また夕食時にでもきな」

足早に洗濯場に向かっていった鈴男

目的の彼女はすぐ見つかった

「お~い、シエスタ~~」

水洗いしていた彼女は鈴男の声に気づき

手を止めて振り返った

「あ、鈴男さん、ちょっと待ってください、もう少しで一区切りがつきますから」

そう言い、作業を再開した、鈴男はそんな彼女の隣に来て

「それで、最後だね、干すの手伝うよ」

「あ、本当ですか、ありがとうございます」

最後の洗濯物を洗い終えたシエスタと仲良く洗濯物を干し始めた

「いつも手伝ってもらってすみません」

「いや~、いつもご馳走いただいてるしね」

「ご馳走だなんて、ただの賄いですよ」

「あはあは、義妹の料理食べさせたいよ」

「え、妹さんがいらっしゃるんですか?」

「あ~、故郷にね」

くだらない雑談をしながらあっという間に干し終えた

 

「そういえば、私に何か用だったんですか?」

仕事を終え中庭のベンチで休んでいる二人

「そうだった、この間頼んだ服もう出来てる?」

鈴男はキュルケからもらったぶかぶかの服をシエスタに仕立て直してもらっていたのである

「あ、出来てますよ、あとでお部屋のほうへもって行きましょうか?」

「よかった、助かるよ」

「いえいえ、お安い御用です」

楽しそうに話す二人

 

バシっ、バシッ、

 

乾いた音が二人に、鈴男に近づいていた

「へぇ~、ご主人様が頭を悩ませているときにあんたはこのメイドといちゃいちゃ、ふ~~ん」

いきなり二人の前に現れたルイズは明らかに不機嫌なオーラが染み出ていた

「ル、ルイズ、いちゃいちゃ、なんかしていないよ」

ルイズのオーラに気圧されている鈴男

「あの~鈴男さんは私の手伝いをしていただけで・・・」

シエスタがフォローを入れるが

ドカバキグシャ

わずか一コマでボロボロにされて襟首を引っ張られながら連行される鈴男

ムネカ、ムネガソンナニ、タダノシボウ、ブツブツブツ

ルイズはなにか呟きながら去っていった

 

「ということで、これを着なさい」

そういってなにかボロボロの着ぐるみのようなものを鈴男に渡してきた

当然、空っぽの頭では何もわからない鈴男

首を傾げすぎて一回転しそうになっていた

「もう、ホント、バカね、芸よ、芸、これを着て犬のマネをするの」

「あ、芸ね、それならね」

コンコン

「すみません、シエスタです、鈴男さんいらっしゃいますか?」

「ちょうどよかった、シエスタ、ルイズちょっと待ってて」

そう言いドアへ向かった

「ありがとう、今度なんかお礼するよ、じゃ、またね」

戻ってきた彼の手には先日キュルケからもらった服があった

「僕のいたところでね、サーカスってのがあるんだけど、その中で火の輪くぐりってあって」

「知ってるわよ、サーカスの火の輪くぐりか、いいわね」

「それでね、これ耐火魔法がかかってるか」

「ええ、いいわね、ただ犬のマネしてもつまらないものね」

といいまた着ぐるみを差し出してきた

「へ、いや、だから、これを着て」

「そんなのでやるよりこっちでやったほうが受けるでしょ、第一」

ルイズが語気を強めた

「ツェルプストーからうけた施しを使うだなんて、ありえないわ」

「いや、でも、それじゃぁ、焼けどしちゃ」

「つべこべ言わない、犬は犬らしく、犬のマネしなさい、さぁ」

「は、はい、直ちに」

いそいそと犬の着ぐるみに着替えた鈴男

その地獄の特訓は夜通し続いた

 

ワオ~~~~~~~ン

 

「あの~、私の出番は?」

ルイズの部屋に入りたくても入れないアンリエッタが部屋には入れたのは

一時間後のことであった




今更読み返してみたけど
所々、無駄な表現とか多いなぁ
もっと上手に書けたらいいけど
ていうかそのうち会話文だけになりそう
ちょっと追加
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