最近、ヲトモダチと小説を書き始めました→http://novel.syosetu.org/71396/
お暇だったら覗いって言ってくださいね(決してこの小説を書いていたから投稿が遅れたわけではない…はず…)
そして今回は前編後編に分けてみました
では、本編をどうぞ!
薫side
「衝撃が強いかもしれませんが落ち着いて聞いてください。君の両親は事故で亡くなりました。」
黒い服を着たお兄さんが玄関で言ってきた。え?なにがあった?
「ど、どういうことですか?」
「もう一度言います。浅井 薫君の両親は事故で死んだのです。」
これは、冗談か?夢?これは夢なのか?だったらタチの悪い夢だな。早く終わらないかなこの夢。
「イテッ!」
思いっきり頬をつねったが痛みは感じる。
まてまて、ここで過去を振り返ってみよう。
えーと?確か数十分前のことだった。
「ふぅむ。問題はお金か…。」
あと100万は欲しいなぁ。
私はインフィニットストラトス一号機の予算書類を自宅で見ながら考えてた。
現在我々は小学6年生。バイトはできないため稼ぎ方は限られてくるのだが…。
「どの仕事が効率よく稼げるかな。」
そう、is一機作るだけで数百万はかかってしまうのだ。だが、ある程度削減できるところはやってみたのだが…。
「コア代抜いて最低必要金額100万円。」
小学生どころか大人でもかなりの大金だ。束さんは今の所コアの材料探しに夢中になってるからまぁ、事件は起こさないでくれるだろう。たぶん、原作の中の束さんは特許とって稼いでたんだろうな。
ある程度の稼ぎ方は思いついたが全部束さんに負担がかかるんだよな。あの子は快く引き受けてくれるんだけど。ちなみに千冬ちゃんは今弟のお世話で忙しいみたい。今度テストパイロットとして誘おうと思っている。受けてくれるかな?
説得が難しそうだななんて考えていた時に玄関のチャイムが鳴った。私は玄関に行き扉を開けるとそこには黒ずくめの男がいた。何も考えずそっと閉めた。数秒後にまたチャイムがなった。
「私はどこぞの小学生名探偵じゃない!」
それを言うと、
「え?いや、違う!とりあえず開けてくれないか?」
どうやら私の予想は外れたらしい。とりあえず用件を聞くことにした。
「うちになんのようですか?壺ですか?すいません親はいないんでお金はありません。」
「その父と母の話をしに来たんだ。」
どういうことだ?
「とりあえず開けてくれないか?」
そう提案してきたのでチェーンをつけて扉を開けた。
その後話を聞いていくうちに家の中に入れたほうがいいと思い入れたわけなんだ。
記憶を思い出しつつ返事をしている私の謝罪の言葉を黒服の彼は言ってきた。
「申し訳ない。君の両親を死なせてしまって。」
黒服が申し訳なさそうに言う。
これは夢じゃない…?多分この時期で死んだのなら仕事でか?
「すいません。まだ理解が話に追いつけていません。とりあえず家の中に入ってください。」
私は黒服に言った。黒服は礼を言うとそのまま一緒にダイニングについて来てくれた。
もし両親が死んだことが真実なら証拠があるはず。
「両親はどうやって死なれたのですか?」
「彼らはドイツから日本に帰る便に…。」
「墜落の事故は数週間前までなかったはずですが。」
「国の秘密をいろいろ知っていたので報道規制を国がかけました。」
「ちなみにいつですか?」
「2日前です。」
確かにこの黒服が言っていることは正しい。2日前に帰る予定だったのに帰ってこなかったから仕事が長引いているのかと思っていたがそういうことか?
「遺骨はあるのですか?」
「いえ、ありません。」
「なぜですか?」
「空中で機体が炎上、その後ガソリンに引火して爆破。地上に落ちる頃は粉々でした。」
「それでも、現場に灰にならなかったものもあるでしょう?」
「それが落ちた先が海の上で沈むものはほぼ沈みました。」
「本当という証拠は?」
「ブラックボックスに記録されてます。」
たしか、ブラックボックスってのは航空機の中にある航空機データのことだったか?
「拝見させていただいても?」
「もちろんです。少々お待ちを。」
黒服は手持ちのバックの中からノートパソコンを取り出し机の上に置いて起動させた。その後動画ファイルを開くと私に見せてくれた。どうやらシュミレーションの結果を見せてくれるそうだ。確かに本物っぽそうだな…。
「あと最後に…。」
袋に入ったリングを渡してきた。これは…。
「もしかして父のリングですか?」
「はい。」
ここまで見せられたらな…。
「わかりました信じます。」
「信じてくれてよかったです。葬式関連の準備はこちらでやりますので、これが私のメールアドレスです。連絡はこちらからとりますので。」
「どうも。」
私はメールアドレスの書かれた紙をもらった。
「それと、君の両親達は保険に入っていたため君の銀行にお金が入るのでそれを使って今後生活して欲しい。」
恐る恐る聞いてみた。
「いくらぐらいですか?」
「ざっと4000万ぐらいですね。それと遺産は息子の君に全部行くから1億以上はあるはずだよ?」
口を大きく開けてしまった。前世の記憶のある私はそれがどれだけの大金かわかっている。そのせいで、意識が飛びかけた。
「さ、最後にひとつだけ…。2人は何の仕事をしてたのですか?」
どうしても気になっていたこと、今まで教えてくれなかったことを聞くと
「それは極秘なので教えられません。」
「そうですか…。」
おい、父さん母さん、あんたら何の職業やってたんだよ!
数日後、あの黒服(実は安田さんという名前をだった)がメールをで葬式の準備が整ったと教えてくれたので葬儀服を買って出かけた。
その後無事葬儀は終え、いろいろな作業が待っていた。その中で一番大変だったのは、
「薫君はうちの子にします。」
「いや、うちの子に来なさい薫君。」
いや、現在進行形で大変なのです。とりあえずいちいち反応するのは面倒くさいのでうんうんと頷き続けて三時間弱。どんだけ遺産欲しいんだよ!いや、何となく気持ちはわかるけど…。子供の前で欲しいオーラ出しすぎだろ!
「じゃあ、うちの子に来なさい浅井君。」
こ、この声は…。
後編に続きます