死なないことはチートでは無いのだろう   作:my茸

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エルフ愛好家です。
サブタイはデート(仮)と書きましたがまだお互い友達程度の感情しか持っていない設定です。
だってまだヒロイン決まってないし…。
この回から五日以内(次回投稿前まで)にヒロインを決めたいと思います。
なのでヒロイン候補はあと3日、18日まで受け付けます。
オリ主との相性と、話の展開を(一応)鑑みて決めたいと思います。
サブヒロインは1〜2名のつもりです。

尚、【モンスターとのハーフでもオラリオに出会いはあるのだろうか。】は大幅な書き直しを行いたいと思います。
読んで下さった方は申し訳ありません。
リメイク版を近いうちに投稿するので、そちらをよろしくお願いします。



第6話、有名人と地元でデート(仮)とか怖すぎる。①

前回のあらすじ〜

「どうやってここまで来たの⁉︎」

「ど◯でもドア」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本編スタート〜

 

ベルの若気の至り(ダンジョン突撃)の後、バベルを出て、廃教会(ホーム)に帰る途中のこと。

 

お互い傷だらけのボロボロで肩を貸し合いながら歩く。

隣の人物を見て、ふと思ったことを口にしてみる。

 

「…ねえ、アスタ」

 

「んー?」

 

「僕…強くなれるかな?」

 

「……なれるさ。どんな人間だって、"強く"なれる。…それに俺は、ベルならいつか、誰よりも強い人になれるんじゃないかって、そう思う」

 

「そ、そっかぁ…」

 

いきなり褒められてちょっと恥ずかしいけど、それ以上に…嬉しい。

自分をこんなにも認めてくれる人がいることが。

 

「ア、アスタは強いよね!さっきも素手でモンスター倒してたし!」

 

ふとアスタを見ると、何とも言えない顔をしていた。

 

「アスタ?」

 

「いや、何でもない。そうか。俺が、"強い"か…。ベルにはそう見えるんだな…」

 

「?」

 

その言葉の意味は、何回聞いても答えてくれなかった。

その時の笑顔が何故か寂しそうに見えたのは…きっと気のせいだろう。

少し明るくなってきている空を見上げ、決意を新たにする。

ーーー強く、なろう。

 

 

 

 

 

 

故に、ベルが気付くことはなかった。

隣の人物の表情に。

 

 

♢♢♢♢

 

 

ホームに帰って(この時バランスを崩したベルがヘスティアの成長度が高い部分に顔面ダイブした)一通り主神の御言葉(ヘスティアの説教)を受け終わったベルは、一晩中ダンジョンにいたことの疲れもあって、倒れるように寝た。

一方俺は。

 

堕神(ヘスティア)ー?ステイタス更新して貰っていいか?」

 

「…え"。今からかい…?それとルビが屈辱だよ…」

 

「あー…いや、そのな。ステイタスが気になって。眠いなら無理しなくていいから」

 

「無視かい⁉︎…いや、やってあげるよ。ベル君のステイタスばっかり見てるとボクの常識がおかしくなりそうだからね」

 

「ん。じゃあ頼むわバイト神(ヘスティア)

 

「だからさ、アスタ君ルビが」

 

 

【アスタ・レザレクション】Lv.1

力:I 71→I 82

耐久:C 567→B 843

器用:I 89→H 116

敏捷:I 50→I 73

魔力:I 0

 

《魔法》

【】

【】

《スキル》

非人人間(ノン・ヒューマン)

・全身の再生。

・身体に死亡に相当する損傷を負った場合発動。

・病による死亡には発動しない。

 

 

「耐久、Bね…」

 

「………………」

 

「はぁ…忘れてたよ。君も中々のチートスキルの持ち主だってことを」

 

「そんな事俺に言われてもな…。…てか、"ちーと"って何?」

 

「…ボクはとてつもなく疲れたから寝るよ。ベル君と一緒に」

 

「無視かっ!…仕返しか?仕返しなのか⁉︎」

 

それより今、"ベルと一緒に"って言ったか?

もしかしなくても疲れた事よりそっちメインだろ。

…っていうより、やばくない?

純粋な白兎(ベル)には刺激が強いんじゃないか?

 

「…ま、いっか」

 

なんかどうでもよくなって寝た。

 

 

 

♢♢♢♢

 

 

 

「…ん」

 

目が覚める。いつもの癖で時計を見ると、針はちょうど12時をさした所だった。

……12時?アレ?なんか忘れてる気がする。何だっけ?

ーーまぁいいか。

 

『…アスタの事、もっと知りたい』

 

ーーいや、まぁいくねぇわ。

 

『明日12時にガネーシャ像の前に来て』

 

ーーあ…あああああああああっ!!!!!!?

「し、しまったあぁぁぁぁーーーーーッ!!!!!!!!」

 

「うわっ⁉︎なんだなんだい⁉︎何なんだい⁉︎急にどうしたんだいアスタ君⁉︎」

叫び声に飛び起きたヘスティアがこれでもかと“何”を連呼して聞いてくるが、答えている時間は無い。

因みにベルは未だ死んだように眠っている。

 

「悪いっ!ヘスティアっ!俺約束があったの忘れてた‼︎帰るの遅くなるかもしれないけどよろしく頼むわ!」

 

「あぁ…久しぶりにアスタ君がちゃんと呼んでくれたよっ…!」

 

なんか感動してる堕神(ヘスティア)に最低限の事を伝えてホームから飛び出す。

 

『あれっ⁉︎呼び方もう戻ったのかいっ⁉︎』

 

因みに服はいつものオフの時の格好と同じだ。

フードの付いた黒い長袖(神様たちはパーカーと呼んでいた)にブラウンのパンツ。

腰に付けたポーチには財布と護身用のナイフが入っている。

結局起きてから約束の場所(約束の場所)に辿り着くまで約5分…少し盛った。6、7分…いや、9分くらいかもしれない。

像のある広場へ辿り着くと、目立つ像(ガネーシャ像)の台座に腰掛ける目立つ人(アイズ)が見えた。

念には念を。一応フードは被っておく。

 

「…っ!わ、悪いアイズ!遅れた!」

 

(半ば強制的に約束させられたとはいえ)約束を忘れかけた上、女性を待たせるという失態を犯した俺は誠心誠意頭を下げる。

 

「ううん…大丈夫。そんなに待ってないから」

 

「そ、そうか…?ならいいんだけど…」

 

『お、おい!あいつ剣姫と待ち合わせしてやがるぞ⁉︎しかも遅刻しやがった!』

 

『しかもあの遅刻男、剣姫のこと呼び捨てにしたぞ⁉︎…も、もしかしてあいつ剣姫のか』

 

『止めろ!そんな訳がねぇだろ‼︎待ち合わせに遅刻するような奴が!』

 

『嘘だろ⁉︎あんな遅刻男のどこが良いんだ‼︎』

 

『アイズさんを待たせるなんて…後で覚えときなさいよ…!この遅刻男!』

 

おぉふ…目立ってる。超目立ってるゥ…。

フード被っておいて良かった…!

てか遅刻遅刻うるせえ‼︎…事実だけど!

それと待って、最後の人から本気の殺意感じるよ?

もうやだ恐い。一刻も早くここから逃げたい。

大量に汗を流し始める俺を不思議そうに見る元凶(アイズ)

 

「……?」

 

え、もしかして騒がれてる自覚無しですか。

 

「…?騒がれてる…?どうして?」

 

また心の声(ナレーション)読まれた。

てか俺の心の声わかるのに皆さんの生の声は分からないのか…。

…ってそうだアイズさん天然さんだった。

 

『『『『遅刻男滅ぶべし』』』』

 

…とか呑気に言ってる場合じゃない‼︎

殺される‼︎死ぬ!…あ、俺殺されても死なないんだった。

ってそうじゃなくて!

 

「アイズっ。行こう!」

 

「…………うん」

 

この時俺は、広場から逃げたい一心で、さらなる失態を犯した事に気付いていなかった。

衆人環視の中アイズの手を掴んで逃走したのだ。

 

「ようやく逃げられた…」

 

追ってくる気配はなかったが、警戒は怠らない。

 

アスタがほっとしている時、広場では

 

遅刻男(クソ野郎)がわざわざ俺達の眼の前で、剣姫とおてて繋いで見せびらかしてきた』

 

『『『『よし。処刑だ。』』』』

 

『どこで殺る?』

 

『そりゃダンジョンだろダンジョン』

 

『てかあいつどこのファミリアだよ』

 

『『『知らねえ』』』

 

『あの男…アイズさんの手を…!』

 

『…エルフの嬢ちゃん?少し落ち着こう⁉︎なっ?』

 

『畜生!ファミリアが分からないと下手に手出せねえじゃねえか』

 

『そもそも顔もよく見えなかったじゃん』

 

『『クソッ!【神々(オレたち)の嫁】をよくも!アスなんとかめ‼︎』』

 

『誰がお前らの嫁や!今言った奴覚えたからな!…アイズたんはウチの嫁や‼︎』

 

『『サーセン』』

 

『それにしても隙が無いな…アスなんとか』

 

…と、何故か神まで混ざって会議が行われていた。




うまくまとまるか心配…
あとごめんなさい。ヘスティア嫌いじゃないんです。
弄りやすいだけなんです。
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