地上を這う男   作:ぽけてぃ

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進撃の巨人の二次小説を読んでると二年後の休みの日の話が多いですね、何故でしょう?

ってことで僕も書いてみようと思います

次回に!!!


今回は対人格闘技のあたりです

遂にクリスタの気持ちが明らかに!



5話

 

時が過ぎるのも早いもので、アレク達が訓練生になってから二年が過ぎた

 

これまでの二年間はとても充実したものだった

朝はクリスタと皆とご飯を食べて、その後にクリスタと一緒に巨人の事につい学ぶか、対人格闘技の練習をして、

昼からは立体起動の訓練をして、夜にまたご飯を勿論クリスタと一緒に食べて…………

 

 

あれ、俺って殆どクリスタと一緒にいねーか?

いや、そんな事はない!………………はずだ……

 

 

 

 

その日もいつも通りだった

 

 

「とりやゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

叫びなから突っ込んでくるのはライナー

 

「ほいっと、」ヒョイ

 

「なっ!」

 

それを華麗に躱すのはアレク・チプス

 

アレクはそのままライナーの足を引っ掻けて転ばす

 

「うわっ!」

盛大に転んだライナーは顔から地面に激突した

 

 

今は午前11時頃、俺達、第104期訓練生は中庭で対人格闘技の練習をしている

 

今はライナーに頼まれて勝負をしている(何故かライナーはクリスタを賭けるとか訳の分からない事を言っている)

 

 

「よっし!これで6戦6勝だな」

ニッシッシとアレクは不気味に笑った

 

「くっそう!また負けた。なんで勝てねぇんだよ!」

 

「当然だろ、ライナーは相手に突っ込む時、大股過ぎるんだよ」

 

「んじゃ、そこを直したらアレクに勝てるのか」

 

「うーん、多分無理だな」

アレクはスッパリとそう告げた

 

「だよな、何でお前はそんなに強ぇんだよ、もはやチートだろ」

 

「そんなことねーよ、俺は独学で体術を学んだからな…間合いやテンポが掴みにくいんだろ、」

 

「だからって化け物みたいなアニやミカサより断然強いだろ」

 

「いや、俺はミカサには勝ったけども、アニとは一度も戦ってないよ」

 

実は何度か勝負を挑んでいるのだが全て無視されたのはまた別の話だ

 

「そんなのか!」

アニとアレクの戦いに興味津々な感じだ

 

「まぁな」

 

「なら、今から勝負をしろ!ちょうどアイツは怠けてる最中だから」

 

「はぁ~、分かったよ」

ここで抵抗しても意味ないと思い渋々承諾する

 

「よし、そうと決まれば早速行くぞ」

そう言ってアニがいる方へと歩くライナー……についていく俺

 

 

 

 

「おい、怠けるのは感心せんな」

無口なアニにライナーはそう切り出した

 

アニは鋭い横目で俺達を睨む

「だったらなに?」

 

「なら俺と勝負しろ!」

 

・・・・・・・・・・・・はっ!?

 

あれ、俺が勝負するんじゃねーの?地味にワクワクしてたのに、なんか痛々しい奴じゃん俺!

 

「いいよ」

 

アニは短くそう言うと静かに構えをとる

 

独特の構えだな……

アレクはアニの構えを見たとき最初にそう感じた

 

「行くぞ!とりゃぁぁぁ!」

ライナーはさっきと同じ様にアニに突っ込む

 

1つ違うのはアレクの助言の通りにさっきより歩幅を縮めて突撃したことだ

 

 

だがライナーはあっさりとアニに肩を掴まれて後ろに背負い投げされてしまった

 

「げほっ、」

 

「これで終わりね」

 

「いや…まだだ……」

そこでライナーは食い下がる

 

「まだやるの?」

アニはライナーを見下した状態でそう告げる

 

「次はアレクが俺の仇をうぅぅぅつっ!」

 

ここで俺かよ……

 

「次はあんたがやるの?」

アニは俺の方を向く

 

「んじゃ、そうさせてもらおうかな」

そう言って俺は構えをとる

 

必然的にアニも構える

 

 

 

 

 

 

 

 

先に動き出したのはアレクだった

 

 

 

「・・・・・!!」

これにはライナーもビックリした、今まで6回アレクと戦ったがアレクは動かずライナーが動くのを待っていた。

 

 

アニの足に力が入る

 

次の瞬間、飛び出したのはアニの足蹴りだった

物凄く速いスピードだった……ライナーも目で追えるのがやっと位だ

 

アレクの顔にアニの脚が当たるのが恐ろしくライナーは目を閉じる

 

 

バチィン!

 

 

 

その音が聞こえるのを待っていたライナーだったがいつまで経っても音がしない

その変わりにドスッという何かが地面に倒れる音が聞こえる

違和感を覚え目をゆっくりと開ける

 

 

そこにはアニを押し倒して(変な意味じゃないよ)馬乗りになるアレクがいた

 

 

「っ!!!!」

その光景にはライナーの開いたの口も閉じることはなかった

 

「なにをしたの?」

アレクに押し倒されたアニがそう質問する

技を喰らったアニも何が起こったのか把握仕切れてないようだ

 

「何って、ただアニの蹴りを腕で流して軸となる足を引っ掻けて倒して、跨がっただけ……だけど?」

アレクは笑顔でそう答える

 

「分かったから、そろそろ退いてくれない?」

いつまでも跨がっているアレクにしびれを切らした様子のアニ

 

「あぁ、ゴメンね」

それに気づいたのかアレクはすぐに退いた

 

起き上がったアニは

「あんた強いね、また勝負をしよう」

そう言って去っていった

 

「よくやった、アレク」

近づいてきたライナーがそういった

 

「なんでお前が上から目線なんだよ、」

 

「まあ、小さいことは気にするな」

はっはッは、とライナーは笑った

 

「それより、はどうやってアニの蹴りを躱したんだ?」

 

「さっき言っただろ、躱したんじゃなくて流したんだよ」

 

「流す……?」

 

「あぁ、元々俺の体術は相手の攻撃を流してその隙に自分の渾身の一撃を喰らわすっていうスタイルなんだよ」

 

「そうか、だからさっきはアニの蹴りを流してその隙をついたのか」

 

「そんな所だ、この武術に名前を付けるなら『流水岩砕拳』なんてのはどうだ」

 

「流石、俺のベストフレンドだな」

 

「なに言ってんだよ、俺のベストフレンドはクリーーー」

 

「……アレク」

そのライナーと全くもって似ていない声に俺の声は遮られる

 

アレクは声の方向に顔を向ける

 

「んっ、クリスタ?」

 

そこにいたのはクリスタだった

 

手を胸の前でモジモジさせて上目遣いでアレクを見つめていた

 

(結婚したい)

その光景にライナーは奇しくもそう思うのであった

 

「どうしたの?」

アレクはクリスタにそう問いかける

 

「あの……」

 

「うん、」

 

「次は私と対人格闘技の訓練しない?…」

 

ピキッ

 

それはライナーの体にヒビが入る音だった

 

「うん、いいよ」

 

「本当に!ありがとう!」

クリスタは喜んでアレクの手をとって連れ出した

 

ピキッ……ピキピキッ………

 

そこはライナーのヒビの音だけが響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃアレク行くよ!」

木で出来た短剣を構えるクリスタ

 

「いつでもいいよ」

 

「やぁ!」

そう言ってクリスタは俺に剣を振ってくる

 

「・・・・・・・・」

アレクはそれを巧みに避け、クリスタの姿勢、剣の振り方、俊敏性を見ている

 

そして一通り見たところでクリスタの剣を奪おうとする

 

 

「きゃっ!」

その瞬間クリスタは石に躓いて倒れそうになる

 

「危ないっ!」

アレクは咄嗟にクリスタの方に飛んでクリスタを抱き締める

 

「んっ、あれ?」

怖さに目を閉じていたクリスタが目を開けると、そこには鼻先まで接近していた目を閉じたアレクの顔があった

 

それはさながキスでもするような状況だった

 

「ふぇっ!//////////」

顔を耳まで赤くしクリスタは固まってしまった

 

まぁ実際、アレクが抱き締めているので動けないのだが

 

「いったたっ……」

アレクも目を開ける

 

アレクも凄い近いクリスタに気づいたようだ

 

「クリスタ、大丈夫?」

だがアレクはそんな状況でも照れることなくクリスタに問いかけた

 

「う、うん!大丈夫だよ。助けてくれてありがとう」

顔を赤くしてまでそう言ったクリスタは尊敬に値すると言えるであろう

 

だがクリスタは少し切なかった、アレクがこの状況で平然としていられることに

 

アレクはクリスタを離して立つ

そして、まだ座っているクリスタに手を伸ばす

 

クリスタもその手を掴んで起き上がる

 

「クリスタどうする?続きする?」

 

「うんうん、アレクには勝てないって分かったからもう大丈夫」

 

「そっか良かったよ、俺も何か気分じゃなくて……」

 

「分かった、私そろそろ行くね」

クリスタは最後まで笑顔を振る舞ってアレクのいたところを後にした、その笑顔は少しだけ悲しい顔をしていた

 

 

実はアレクはクリスタと凄く接近したとき

物凄く驚き、興奮した、でもそれを顔に出したらクリスタに嫌われるという思いが頭を通りすぎたことによりあくまでも平然を装った

 

その仕草によりクリスタに“アレクは私の事を友達としか見てない”と勘違いさせるはめになってしまった

 

アレクは元々クリスタが自分の事を好きなわけないと思い込んでいるので

 

奇しくも二人は少しだけ食い違う事になる

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「はぁーー、アレクのバガ」

対人格闘技の訓練を終えて、自分のベットで体育座りで枕を抱えるクリスタがそこにはいた

 

クリスタはもう一度あの状況を思い出す

 

「~~~っ///////////////」

 

やはり照れてしまう

それと同時にアレクの反応に切なさを感じる自分がいるのがわかる

 

 

やっぱり私ってアレクの事を…………………ってそんなわけないでしょ!私はアレクの親友なんだから!

 

でもやっぱり胸の中がモヤモヤする、アレクとアニが戦っていたときも凄く自分の心が不機嫌だったのを思い出す

でもダメなんだよね、無理なんだよね……

 

そう、私はアレクの…親…yーーーー

 

「クリスター」バタン

いきなりユミルが扉を開けて入ってくる

 

「っ、!!!!!!!!……ユ、ユミル!入るときはノックしてよ!」

クリスタは目に溜まった涙をふいてユミルに言う

 

「お、わりぃ、わりぃ。それよりクリスタ今から女共でトークしようだってよ、どうする?行くか?」

 

「う、うん行く」

 

「オッケー、んじゃ行くか!」

 

良かった……泣いてたの気づいてないみたい……

 

 

クリスタは安堵して部屋を後にした

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「「第一回男子禁制ガールズトーク!」」

 

そう叫ぶのはサシャとミーナだった

 

メンバー私クリスタとユミル、ミカサ、アニ、サシャ、ミーナというメンツだ

 

「今回の議題は104期生の中で好きな人です!」

 

「エレン以上!」

 

「ミカサは即答だね…」

ミーナは苦笑いする

 

「エレン以外に考えられない」

それでもキッパリというミカサ

 

「あははっミカサらしいね」

クリスタも笑顔でそう答える

 

「じゃあクリスタは誰がいいですか?」

サシャはここでクリスタにふる

 

「えっ!私は…」

 

「ばっか、クリスタはもう決まってんだろ」

ユミルはニヤッと笑う

 

「「「「「アレク!」」」」」

クリスタ以外の全員がそう叫ぶ

 

「いや、私はアレクとは親友なだけだよ」

 

「えっ、そうなんですか?」

 

「まあ、それはどうでもいいが……もしアレクを狙ってるなら早くしないとヤバいぞクリスタ」

ユミルはそんなことを言う

 

「えっ、どういうこと?」

 

「クリスタは知らねーがアレクは男子には嫌われてるが、女子には結構人気があるんだよ」

 

「そ、そうなの!」

 

「あぁ、アレクは顔は結構整ってるし、性格は優しい、それに兵団を諦めなかった強いこころがあるからな。私も104期生の中で選べと言われたら一番中のいいアレクを選ぶな」

ユミルはとんでもない事をクリスタに告げた

 

「あぁ、私も選べと言われたらアレクを選ぶね」

続けてアニも

 

「私も!パンをくれるからアレクがいいです!」

それにサシャも

 

「だ……ダメ!」

皆のカミングアウトを聞いてクリスタは叫ぶ

 

「ダメってなにがだ?」

ユミルが悪魔の笑みを浮かべて聞いてくる

 

「うっ……ア、アレクは私の……」

 

「私のなんだよ、親友なのか?」

ユミルの真剣な声にクリスタはここでようやく決意を固める

 

「アレクは私のもの!誰にも渡さないんだから!」

 

「でも親友なんだろ?」

 

「違う!私はアレクの事が好き!大好き!」

 

「「「「「・・・・・・・」」」」」

 

「あ……あっ……あぅ~///////////////」

いきなり皆が静かになり自分の言ったことを思い返して顔を赤くするクリスタ

 

 

すると…………

 

「よく言った!」

最初に口を開いたのはユミルだった

 

「私、応援します!」

次にサシャ

 

「エレンじゃなくてよかった」

次にミカサの声援?

 

「まあ頑張りなよ」

 

「青春はいいなぁ~」

 

アニ、ミーナの順に言う

 

「うぅ~、皆ありがとう」

クリスタも嬉しすぎて涙を溢す

 

 

 

こうして第一回男子禁制ガールズトークは幕を閉じたのだった

 

 

 





でました!『水流岩砕拳』!ワンパンマン好きの作者としてはどうしても書きたかったところです

因みにアレクのレベルはパングには遠く及ばないです
後、タグに『流水岩砕拳』を追加したいと思います


なんか自分の思った通りに書けてない気がする………何故だろう?
やっぱり文才が全てなのか……

うぉぉぉー、皆!オラに文才を分けてくれぇぇぇ!

次回はアレクとクリスタのデート?にしてみようかなと考えています

因みにアレクはクリスタが異性として好きです。
でも自分で片想いと決めつけています。
今のところはね………
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