メタルマックス ありふれたサイドストーリー   作:KR410

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ここで一度、彼らのおかれている状況の整理。

先ずは、我等が勇者「レイト少年」

・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

深い思案のさかな! (ノープラン)

「エイジ少年」
勇者のおかげで、作戦がことごとく破綻。
そのとばっちりで両足を打ち抜かれて自走不能、速やかに修理が必要。
「魔犬士ババア」愛用のミサイル誘導レーザーを目撃しているが、正確な所在は捕捉できていない。
そして、フィエの所在も掴めていない。
万策尽きた? 大ピンチ!

「魔犬士サーベラ婆さん」
砂にうずもれながらも、トップブリーダーぶりを異観なく発揮中!
突然の奇襲にも動じず、敵の勢力・戦力を冷徹に分析中。
敵勢力不明のため、撤退の準備も抜かりなく。


「魔剣士フィエ」
・・・・・行方不明。


混迷する時代は混沌と 第3話 魔城の勇者 2

-

 

 

   カッチーン☆

 

 

 

周囲には、弾幕の雨が降り注いでいる。

激しく降り注ぐ銃弾。

その雨に削られ続ける岩肌。

エイジは吹き出す血を押さえながら、苦悶の表情を浮かべていた。

超強力即効性止血剤でとりあえず出血は収まってきた。

だが、痛みに耐え悶絶しながら、注射器(黄色)を持つ手の震えは止まらない。

 

エイジの手に握られていたデリンジャー(のような何か)。

トリガーは絞られた状態で投げ捨てられている。

 

気のせいか、遠くの方でかすかに何かが聞こえる気がする。

 

ミニガン  「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンンン!」

  ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

エイジ 「くぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

・・・・・

 

  ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

エイジ 「うぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

・・・・・ゴロゴロ

 

  ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

エイジ 「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!!

 

・・・・・ゴロゴロゴロ

 

  ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

ゴロゴロゴロゴロ☆ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

 

ドドドドドドドド!!! ドドド!!! ドンドン! ドン・・・・・ ドン!

 

大型ポチ 「ガルルルルルルゥゥゥゥゥ!!!」

 

ミニガン装備のポチが、銃身を回転させながら射撃を止め立ち上がった。

周囲を見回し殺気立っている。

 

ミニガン 「シャラララララ~♪ キュイィィィィィ! キィィィィィンンン!!!」

 

ポチはもう一度体制整えると、ミニガンを抱き込んで座り込んだ。

異常な速度で回転する3連銃身、モーターは火を噴きベアリングは悲鳴を上げ、赤熱する鋼鉄のマシーンを冷却材と爆煙が覆っていく。

 

  キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!

 

ダララララララララララララララララララララララララララララララララララララ!!!!!

 

夕暮れの薄暗い砂漠に、赤く焼けた苛烈な鉄の矢の束が降り注ぐ!

 

ダララララララララララララララララララララララララララララララララララララ!!!!!

 

ポチの周囲は、とてつもない騒音だった。

先ほどまでの牽制射とは、明らかに違っている。

そしてその銃口は、エイジのいる方角とは僅かにそれた方角を狙っていた!

鋭い目つきで、回転銃身を押さえ込むワンワン。

と、その時!

 

ダララララララララララララララララララ! カッ! カカッ☆ パスン!!!!!

 

ガガガギャリギャリリリ!!!

 

ポチ 「!?」

 

 ババァァァァァァンンン!!!  ちゅどぉぉぉぉぉんんん!!!!!

 

ポチが、・・・・・、腹部からの閃光に呑み込まれ、激しい爆炎とともに・・・・・消滅した。

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・・・・・・

 

ひゅんひゅんひゅん、ひゅるる~ バスン!

 

・・・・・

 

レイト 「ん?」

 

ガガァァァァァンンン!!!!!

 

レイト 「うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

天井に向かって叫んでいた勇者の頭上から何かが降ってきた。

 

カカン☆ カンコロロ~ン☆ コロコロコロ・・・・・

 

レイト 「びっくりしたぁ!!!」

 

人を呪わば穴二つ。

殺人に殺人を重ねてきたワンワン愛銃の真っ赤に焼けた回転銃身。

フレームからもげ落ちたそれだけが、空から降ってきた。

ポチは突然に消滅した。

形の残る遺品は、それ以外には何も見当たらなかった・・・・・

 

 

ポチは、何に向かって吼えていたのだろうか?

何をそんなに?

 

・・・・・

 

いや、殺気立っていたのは「何に」だったようだ。

薄暗くなってきた砂漠の地平に、とある戦士達のシルエットが揺らめいていた。

 

 

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!

 

 

ぶろろろろろ~! ぶぉぉぉぉぉ ぶぉぉぉん!

 

 

キャラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ☆

 

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