シャルロット…元・光焔の御子。金ピカ。
名前を略す癖があるが、正直ルウシェ以外は住人が全員3文字&2文字なので目立たない。ルウシェは略すと「ルウ」になるためどっかの「○ー大柴」みたいになる。やぶからスティック。
一応、白猫荘の管理人。白猫荘の隣には超デカい専用別荘(シャル屋敷)がある。
ミラ…おなじみ古参の天然スプラウト悪魔。
部屋でもやしを栽培している。
愛称はシスターだが、自身は聖なるものとかそういうの苦手。ぶっちゃけ無理です。
ルウシェ…かわいいかわいいかわいいあぁかわいいマジでかわいいあああああかわいいなぁもうかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいよアラストルッ!!
ヒュゴォオオ
ザック「へっくし‼︎」
ザック「うう……まだ冬だな、全く気が抜けねえや……買い出し済んだし帰るか」ズズ
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ザック「ん、手紙なんか来てやがる」
ザック「こりゃ革命軍からか? よくここが分かったな」
ザック「召集……遠いな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シャルロット「え、マジで?」
ザック「ああ、短くても3日は帰れねえ! 掃除当番とか代わりに頼むぜ!」ドタバタ
シャルロット「えぇ⁉︎ なんであたし‼︎」
ザック「悪りぃ、埋め合わせするしよ! なるだけ早く帰る!」
バタンッ
シャルロット「あ! ちょ……」
シャルロット「があぁー! つーかそもそもあたしはここの住人じゃねーっつーの! 何で掃除当番なんか……」
シャルロット「あんたらもなんか言えよ‼︎ ……あれ?」
ルウシェ「すぅ……えへへ……」スヤスヤ
シャルロット「ルウは……まぁいいや。ミラぁー!」
ミラ「なによー? 今忙しいんだけど」
シャルロット「何してんのさ……ん? なにこれ?」
ミラ「チョコのレシピよ。色々あるもんだと思ってねー」
シャルロット「なんで見てん」
ミラ「もうバレンタインじゃないの」
シャルロット「え、なに? 渡す相手でもいらっしゃる感じ?」
ミラ「うーん、まぁちっこい子にね。あの子は身内みたいなもんだし」
シャルロット「ふーん……」
ミラ「アンタも男にとは言わないけど、友達にはあげりゃいいんじゃない?」
シャルロット「だるい。無理」
ミラ「アンタねえ……」
ルウシェ「ばれん……とはなんですか?」
シャルロット「うおお⁉︎ 起きてる‼︎」
ミラ「そうねえ……普通は好きな男とか、仲良い男にチョコ渡す日ね。友達とかにもあげるわ」
ルウシェ「まぁ、素敵ですね♪ では早速作りましょう!」
シャルロット「だれに作んの?」
ルウシェ「お友達でしたら、ザック様、騎士様、アイリス様、他にも沢山……」
シャルロット「ようやるわ……」
ミラ「確かにちょっと多いわね。もうちょっと少なくならないの?」
ルウシェ「うーん……では、騎士様とザック様にします!」
ミラ「好きなコとか居ないのー?」ツンツン
シャルロット「居ねえのー?」ツンツン
ルウシェ「い、い……いません! そういうシャル様はどうなんですか!」
ミラ「あ、それは確かに気になるわ」
シャルロット「えーなに、あたしそういう感じに見えるワケ?」
ルウシェ「見えません♪」
シャルロット「お前ぶっ飛ばすぞ?」
ミラ「さ、作りましょーか」イソイソ
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シャルロット「カタとかこれでいいのー?」
ミラ「あー、これこれ。ありがとね」
シャルロット(何で手伝わされてんだまじで……)
ミラ「せっかくなんだし、アンタも誰かにあげたら?」
シャルロット「うーん、友達つってもな……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜コリンルート〜
シャルロット「コリーン。ほい」
コリン「なんだーい、これ」
シャルロット「友チョコ」
コリン「お、あんがとー。コタツある?」
シャルロット「うん、入ろーぜー」
コリン「ふぃー」
〜オウガルート〜
シャルロット「おう、義理だぞ」
オウガ「ん、なんだこりゃ」
シャルロット「バレンタイン。義理だぞ」
オウガ「ぷっ。くっ……ガハハハハ‼︎」
シャルロット「な、なに笑ってやがんだてめー‼︎ 斬り刻むぞ‼︎」
オウガ「いや悪りぃ悪りぃ、お前もオン……ぶっ‼︎ オンナらしい事すんだってよ‼︎」
シャルロット「笑ってんじゃねえー‼︎ 滅せよ‼︎ 滅せよ‼︎」ズガーン!!
オウガ「ガーッハハハ‼︎ ひぃ、ひぃ、腹いてえ‼︎ ガハハハハハ‼︎」
〜ザックルート〜
シャルロット「コイツも大体上と同じだよな、多分……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シャルロット「……消去法かぁ」
ミラ「え?」
シャルロット「フツーに友チョコでいいや」
ミラ「だと思ったわ」
ルウシェ「あ、この白いチョコ! とてもおいしいですよ!」
ミラ「あーーっ‼︎ 食べちゃダメ‼︎」
ルウシェ「?」ホムホム
シャルロット「とりあえずアンタは何もせず待ってて。また変なの作られてもたまんないし」
ルウシェ「わひゃりまひた」モグモグ
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ミラ「まずはチョコ刻むわよ」
シャルロット「剣なら溶かしながら切れるけどダメ?」
ミラ「チョコこがす気なのアンタ」
ルウシェ「アイドルの面接とかないでしょうか……」ゴソゴソ
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ミラ「鍋に生クリーム、ハチミツ……あとはアレンジ少々、中火で混ぜる」
シャルロット「こんぐらいー?」ゴォオ
ミラ「うん、オッケー。沸騰したらチョコを……」
シャルロット「やっぱ剣使った方が」
ミラ「しつこいわよアンタ! ゆっくり作んなさいよ!」
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ミラ「さ、カタに流し込むわよ。ルウシェ、どれがいい?」
ルウシェ「では、この星型で!」
シャルロット「あたしはこれかなぁ」
ミラ「じゃあ、あたしはもやし型ね!」
シャルロット「どこで売ってたんだよ……貰って嬉しいか? それ」
ミラ「多分ね。ルーシー……あの子も結構もやし好きだし」
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ミラ「じゃあ、冷やすわよ」
ルウシェ「これが固まるんですね……今から楽しみです!」
シャルロット「ルウのチョコ、ほんと独特のセンスしてると思うわ……」
ルウシェ「あ、ありがとうございます!」
シャルロット「褒めてはないんだけど……多分」
シャルロット(確かにさっき見た時は星型のカタに流し込んでたハズ……だよね)
〜3日後、白猫荘〜
ミラ「ルーシー、今日なんて日か知ってるかしら?」
ルーシー「知らないのだ! もしかして、またクリスマスなのだ?」モグモグ
ミラ「やっぱり……いい? ルーシー。今日はね……」
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ルーシー「じゃあ、シスターはルーシーのことが好きなのだ! やったのだー!」
ミラ「そうねえ。あ、キャンドルの近くで食べちゃダメよ。溶けるし」
ルーシー「おー! これは……もやしチョコなのだ! かっこいいのだ!」
ミラ「かっこいい……かしら。コレ」
〜シャル屋敷〜
シャルロット「コリン、ほい」
コリン「おー、バレンタインかい?」
シャルロット「そ。最近は友達にもあげるんだってさー」
コリン「友チョコってヤツだねぇ。実はワタシも作ってきたんだ。どーぞ」
シャルロット「お、気がきくねえ! コタツ入るー?」
コリン「失礼しまーす」
シャルロット「巫女さんの方はどーよ。チョコうまいね」
コリン「もうだいぶシーズン過ぎたからねえ。暇なもんだよー? チョコうまいね」
〜飛行島〜
ルウシェ「騎士様〜?」
キャトラ「あら、ルウシェじゃない。どうしたの?」
ルウシェ「騎士様が見当たらないのです……今日は殿方に感謝をする日と聞いたのですが」
キャトラ「さっきその辺歩いてたんだけどね……ん、なんか急いでる?」
ルウシェ「はい……少し」
キャトラ「じゃあ、とりあえず預かっとくわ。早く用事いってきなよ」
ズシンッ
ルウシェ「はい! ありがとうございます!」
ピュー
アシュレイ「……行ったか」
キャトラ「行ったかじゃないわよ。木に隠れて何してんのさ」
アシュレイ「あいつが誰かに渡すのなら邪魔になってはいかんと思ってな」
キャトラ「アンタの名前呼んでたの聞こえなかったの?」
アシュレイ「……騎士様では俺かどうかは確実にはわからん」
キャトラ「まぁ、これはアンタ宛に間違いないと思うわよ」
アシュレイ「……『等身大デュナミスチョコ』……」
キャトラ「開けてみたら?」
ゴソゴソ
アシュレイ「……」
キャトラ「アシュレイ、デュナミス出してみて」
デュナミス「ジャキーン」
キャトラ「凄い再現度だわ……もしかして天才?」
アシュレイ「いや……」
キャトラ「え?」
アシュレイ「顔を近づけてみろ……凄まじい刺激臭だ」
キャトラ「ほげっ⁉︎」
アシュレイ「部屋に持ち帰る。……数時間は他の者にトイレを使わせるな」
キャトラ「アンタ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ルウシェ「ただいま帰りました!」
シャルロット「遅かったじゃん」
ルウシェ「今日帰ってきますかね?」
ミラ「わかんないけど。雪のせいで、今日帰れる飛空艇の便はこれぐらいよ」
ルウシェ「そうですか……」
ガチャ
ザック「おー、ただいま……どうしたお前ら揃って」
ミラ「はい、どーぞザック!」
ザック「お、チョコレート? 俺に?」
ルウシェ「はい、私たちからです!」
ミラ「貰えなかったら寂しいだろうからって3人でね。男1人だから作るの楽だし」
シャルロット「ま、ありがたく受け取んな」
ザック「おお……マジで⁉︎ ほんと、ありがとよ!」
シャルロット「ただしホワイトデーは倍にして返せよ、家賃も」
ザック「げ……マジで」
シャルロット「当然だろ、やらねーぞ義理チョコ」
ザック「サラッと義理って言ったぞこいつ! 男の夢を踏みにじりやがって‼︎」
シャルロット「うっせーよアホ! 義理は義理だっての‼︎ このギリギリ義理‼︎」
ザック「や、やめろ⁉︎ それ以上義理って言うんじゃねぇー‼︎」
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フラン「これは……完璧にタイミングを逃した流れでござるね……!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜飛行島〜
ヴィルフリート「我は不死者の帝王。汝、便所の扉を開けよ」コンコン
W.C<……入っている
ヴィルフリート「開け、寡黙なれど便所の騎士。 貴様のギャップで我と共にシュール系コントの道を……」ドンドン
W.C<何? 誰が貴様となど……
ヴィルフリート「フフフ……いいぞ、その声でズボンを下げ、凛々しく便器に座す姿! 想像するだによきネタである‼︎」ドンドンドン!
W.C<クソ、誰か居ないのか! こいつを止めろ!
ヴィルフリート「『おでんが背中に入ってますねん』‼︎ 『帝王と騎士様のお尻カスタネット』‼︎ ネタはあるのだ、さぁ開けよ‼︎」ドンドンドンドン!!!!
W.C<死んでも開けるか‼︎
ヴィルフリート「フハハハハ! いいぞ、叫べ! もっとシュールを醸すがいい‼︎ ハハハハハ‼︎」
キャトラ「いつになく張り切るわねえ」
アイリス「奥さんから久しぶりにチョコ貰ったからじゃないかな?」
キャトラ「ずいぶん眠ってたらしいし、そりゃ嬉しいわよね」
アイリス「そうね♪」
W.C<聞こえているぞ! おいお前たち、早く助けに来い!
キャトラ「たまにはいいわよねー」
アイリス「ねー?」
W.C<貴様らァーーー‼︎
バレンタインなんかラーウェイさんの激辛で全て消し飛んでしまえばいいんですよ(唐突)
大体なんですか。
毎年女子から一つもチョコ貰えずに母親からちょっと高めのやつ貰って半泣きになりつつ「チョコうめぇ」ってなる思春期男子の気持ち考えたことあるんですか。馬鹿なんですか、リア充なんですか。チョコくださいよホワイトデーにハッピーセットあげますから。
「それでも僕は2月14日に予定を入れない」
ご精読、ありがとうございます!