なので温かい目で見てくださいm(_ _)m
目覚ましの音で目を覚ます。
なんの変哲もない日常的な光景だ。
今日は何が起こるかなんて気にすることもなかった。
もちろんこれから起きることさえも。
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「おはよう紅希(こうき)」
声をかけてきたのは中学から同じクラスの蒼星(そうせい)だ。
こいつはいつもニコニコと笑っている。
「今日は良い天気だな」
晴れるたびに毎回朝はこいつの口からこの言葉が流れる。
「また同じ事言ってるな」
「そうか?そういや今日は国語のテスト返されるんだっけ?」
勉強の話はしないでくれ。頭が痛くなる。
「お前はまた高得点とるんじゃねぇか?」
「今回はちょっとね」
そんな雑談をしながら教室に入る。
「またそんな帽子かぶってんの?」
「ダッサーイ、マジうける」
教室に入って最初に聞こえたのはこの二人の女子の言葉だ。
「ちょっと返してよ~」
さっきの言葉は彼女に向けられていたようだ。
彼女の名前は丈槍由紀。クラスの中でも浮いている人物だ。
これは所謂いじめだ。
「ちょっと行ってくる」
そういって蒼星は女子の間に入っていく。
「君たち、2対1で何してるの?この子が相当な化物ではない限り2人で来る必要はないと思うんだけどな~」
蒼星の例えはよくわからないが喧嘩とかは止めに行くような奴だ。
「別にいいじゃん、この子は特別扱いしてあげてるのよ?」
「それなら僕も君たちを特別扱いしてもいいのかい?」
「できるならやってみなよ」
蒼星はいつも通りニコニコしながら話しているが、いじめ女子には苛立ちが見える。
「蒼星もうやめておけよ」
「なにあんた?入ってこないでくれる?ってあんたは喧嘩好きの紅希か。それならここは一回引いておくわ、
じゃあね」
そういって女子は振り向いてどこかへ歩いて行ってしまった。
「大丈夫だったか丈槍」
俺が声をかけると俯いていた顔を上げて
「うん、ありがとう」
と笑顔で言う。
別に丈槍と関係はないがいじめが許せないだけだ。先生が来たのでクラス全員が席に着く。
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放課後
蒼星は近くに寄ってくる。
「テストどうだった?」
無言でテストを見せる。ぎりぎり補修は免れることができた。
「よしじゃあ帰るか」
「ごめん、今日はちょっとやることがあるから先帰っててくれ」
蒼星は家がとても近いので帰りもほぼ同じ道なのでいつもは共に帰っている。
「そうか、じゃあね」
そう言って蒼星は歩いて帰っていった。
特に用事があるわけではないが丈槍のことが気になっただけだ。
ちょうど丈槍は補修だった。
教室を静かに覗いてみる。
「もう、めぐねえ疲れたー」
「めぐねえじゃなくて、佐倉先生でしょ?」
どうやら何の問題もないようだ。無理をしてないといいのだが。
「なんで来たんだろうな、自分でもわからねぇや」
そう言って帰ろうと思い外に出た。
蒼星に悪かったかな?明日は謝っておくか。
「キャーーーーーーーーー!!」
明らかに日常では聞かない奇声が聞こえた。
何事かと思って周りを見渡す。
すると、驚きの光景が目に入ってきた。
ー人が人を食べているー
自分でも理解していないがそう表現するしかなかった。
すると一人の男子生徒が腕から血を流しながら寄ってくる。
しかし、目の前で力尽き倒れてしまった。
「おい大丈夫か!?しっかりしろ」
「あ゛あ゛あ゛」
なんだこの声は?すると生徒は俺の腕を掴んできた。とっさに腕を振り払う。
すると生徒は立ち上がり口を開けてこちらを向く。
「まさか、嘘だろオイ。なんだこれ?意味分かんねぇよ」
目の前の光景を受け入れきれず苛立ちを感じてきた。
恐らくこいつも変わってしまたんだ。
人食い人間になってしまったんだ。
周りはほとんど奴と同じく変わってしまった。
とりあえず、校舎の中へ逃げ込む。
だが校内にも安全などなかった。
教室に逃げ込み鍵を閉めて奴らが入ってくるのを防ぐ。
呼吸を整え考える。
「どうすればいい?生きてる奴はいるのか?これからどう動く?この現象は一体どこまで続いているんだ?
だめだ、かんがえてもわからねぇや」
鍵を開けて少し様子を見る。今は廊下には一体しかいなかった。今なら行ける。
「もうやるしかねぇのか」
例えもともと人間だったとしても今はもう違う、[人間]ではない、殺人なんかではない、そう言い聞かせ、奴
の近くに寄っていく。見たところ知性は無いようだ。持っていたカバンの中を探る。武器になりそうなものは
特に無い。シャーペンでは短いため噛まれる危険が有る。一度体制を崩させなければ、カバンを体の前に構える。
奴はこちらに気付き寄ってくる。
「うおおおおおおおおおおおお」
カバンごと放り投げる。奴は体勢を崩した。急いで奴をうつ伏せにさせうなじの辺りにシャーペンを刺す。
すると、奴は動かなくなった。緊張から解放され体の力は急に抜けた。
「上にならもしかすると生きてる人がいるかもな」
階段を登る。だが二階三階どちらも、窓は割れ、机や椅子には血しぶきがかかり、日にち上出来な光景が目の前にあった。
何か武器になるものはないかと思い教室内を探す。
「これなら使えるか」
無造作に投げてあったバットがあった。これでなんとかしよう。
生存者がいそうな場所はあとはあるだろうか。
屋上はどうだろうか?
屋上の入口まで行く。
屋上の入口は奴らで埋め尽くされていた。明らかにおかしい。もしかすると誰かいるのかもしれない。
「おい、こっち向けお前ら!!」
どうやら奴らは音に反応するようだ。大勢がこちらに目を向ける。腕がなかったり、顎が外れていたり、人間とは全く違う形相だった。その姿にゾッとしてしまった。
先ほど手に入れたバットで一体ずつ確実に仕留める。思ったより数は少なくすぐに殲滅できた。
屋上の扉の前で希望を捨てずに俺は言った。
「誰かいるのか、いたら開けてくれ!俺は噛まれていない!生きている!頼む!」
すると扉はゆっくりと開いた。
居た、生存者が居た。
何人かいたようだが、体の疲労でそのまま倒れ込んでしまった。
これから生きていけるのだろうか?
そんな不安を抱えつつ目の前は暗くなっていった。
結構時間かかったと思ったけどこれしかかけてなかった
みんな、すまないorz