1話 始まりの唄
あったかい
ほんわかして、気持ちいい
あっ、あっ!だめ!
行っちゃう!大切なお友達が行っちゃう!
私も引っ張られる
あったかいこことはもうお別れなんだ・・・
そして私は声を上げた
この世界に初めましてって
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何かがぼんやり見える
くしゃくしゃの髪の毛の人ときれいな髪の人
私のことをセリーナと呼んだ
お隣の彼の事はハリーと呼んだ
私は金色の髪の毛だった
もう意識が持たないや
おやすみなさい
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今日は7月の31日!
それが意味することはただ1つ!!
今日は私たちの誕生日だ!!!
ママがケーキを作ってくれたの
プレゼントもたくさんもらったの
今日から1歳
早くママとパパみたいに立派な大人になりたいな
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今日は、ハロウィン!
この日のために一個言葉を覚えたの
お兄ちゃんと一緒に覚えたの
「ハリー!!」
お兄ちゃんはにっこりと笑ってくれた
「ママ!」
さすが双子きちっとそろう
「トリック・オア・トリート!」
ママはにっこり笑ってお菓子をくれた
「クッキーよ!一緒に食べましょうね!」
でもその前にパパのところに行かないと
「トリック・オア・トリート!」
パパもにっこり笑ってお菓子をくれた
そしてお菓子を食べた
パパが叫んだ
「奴だ!奴が来た!俺が食いとめる・・・ハリーとセリーナを守るんだ!」
ママがヒステリックに言った
「ピーターは?裏切ったの?ハリー!セリーナ!!」
ママは私たちを連れてバリケードを築いた
でも、奴は来てしまった
そして・・・私は気づいた
これはハリー・ポッターの本の中の世界だと
転生したんだ
もう1度やり直せるんだ
次こそは間違えない
絶対に!
「どけ!女!どくんだ!」
入ってきたやつは言った
「いや!いやよ!ハリーとセリーナは渡さないわ!!」
ママは叫び返す
「どけ!どけば命だけは助けてやろう!」
入ってきたやつは言った
ハリーはどうなっているかわからないという顔をしている
パパはこんな風に怒鳴ったことがないからわからない
でもこいつは・・・ヴォルデモート
ママは死んじゃうかもしれない
もし死んじゃったら・・・ハリーは私が守る
絶対に守る
そして「アバダ・ケダブラ」の声とともに視界は緑色の光で埋め尽くされた
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「リリー!そんな!嘘だ!」
そういって駆け込んで来たのはセブルス・スネイプだった
私のあの本を読んでの印象はセブルス、一番かわいそうということ
大好きな人との失恋にその人の結婚相手は一番憎いやつ
そして今さっきこうして死んでしまった
ハリーが守ってくれてたと気づくのはセブルスが死んでから・・・
かわいそうな人だ・・・
大きな音がしたバイクみたいな音
そして気づいた
うれしいことに私もハリーも生きていた
でもハリーの額には稲妻型に傷があった
私は右手の甲に髑髏の傷があった
決して癒されることのない傷は深く深く私の心に響いた