それからおよそ10年の月日がたち・・・
私たちは11歳になった
「ハリー」
今日は8月25日
ホグワーツからの手紙が一向に来ない
届くはず・・・なんだけどなぁ
1歳のハロウィンの時に“ハリー・ポッター”のお話の中にいると気づいてから何も行動を起こせずにおよそ10年
もうじれったい!
何にもできなかった10年がじれったい
ことは進んでシリウスは捕まるし、ペテグリューは逃亡中
もちろんペテグリューについては死んだと世間一般ではされてるけど・・・
まるで私たちだけが魔法界からおいて行かれているみたい・・・
ダンブルドアはそれを望んだみたいだけどね
ああ、やっと来た!
「ハリー!手紙をとってこい!!」
バーノン叔父さんが言った
私は階段下の小部屋のカギを開けた
私はひっそりとした声でハリーに
「その手紙を頂戴!私のとハリー、あなたのと2通!」
わけがわからないという顔をしたハリーをよそに、早く!と追い立てた
「ハリー!遅いぞ!さっさとしろ!」
ダドリーが言う
「ほら!早く!!」
私も言う
「あっ、あぁ はい」
私は自分の大切なものを入れておく箱に入れておいた
☆☆☆
朝ご飯が終わり、あとかたづけをしているとペチュニア叔母さんが
「少し休んでいいわよ。お昼ご飯はいつもどうりよ」
と言ってくれた
私は「ハリー!さっと終わらして!話さなきゃいけないことがあるの」
ハリーは全く分からないようだったがとにかくいつもの倍のスピードで終わらせることができた
階段下の小部屋に戻り、カギをかけた
そしてハリーにこの手紙のことを切り出した
「ハリー、さっき来たこの手紙のことなんだけどね・・・ホグワーツっていう学校からの手紙なの。この学校に入ってくださいっていう手紙。」
「セリーナ、もう開けちゃったの?ってうわぁ・・・ほんとだ。でもバーノン叔父さんが認めてくれるなんてありえないよ」
私だってそれくらいわかってる
この前はハリーが手紙を取れなかったからハグリッドが来て説明をした・・・
説明・・・?
あっ!マグルのところにはホグワーツから誰かが派遣されるんだった!
じゃあ、心配しなくても・・・よくないですね はい
ハグリッドじゃなくってミネルバとかポモーナとか・・・だといいな
まず選べないんだけど
「そのことは・・・たぶんここのホグワーツっていう学校の先生か関係者の人が親御さん―――私たちの場合はバーノン叔父さんとペチュニア叔母さんね―――に対して説明しに来ると思うの」
詳しいことは言えない・・・
原作知識を持ってるなんて言えない
そんなこと・・・ハリーは知らなくていい
ハーマイオニーもロンも親友になったとしても知らなくていい
まきこんで迷惑をかけられない
だけど強くならないといけない
できることならアラスターとかアルバスとかに教えを請いたい
無理なら一人ででも独学で強くなる
必要の部屋を使って
ハリーに死のふちなってさまよってほしくない
私は強くなる
愛する人ができたから・・・