ブレイヴガール レイヴンズ チート系主人公になってあんな事やこんな事する話   作:ヴィリバルト

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前回のブレイヴガール!

アレサ可愛いかった ←こ↑こ↓重要

前回に続いて戦闘パートです

あ、あと戦闘しているときにACfaのRemember聞きながら読むことをお勧めします


第5話 炎の魔法使い(中 Ⅱ)

「それじゃ、俺達はこっちから回るから。何かあったら合図を送ってくれ」

「ああ、承知した。それではな」

そう言ってヴェルノはアレサ達とは別のルートで見回りを始めた。俺はヴェルノのチームでアレサはソルと一緒になっている。打ち合わせでは、祭典会場をぐるっと巡回する手はずになっていた。魔術的な罠が仕掛けられているため、外部からの侵入者がいればすぐに気付くようになっている。でも大抵こういうのってセキュリティガバガバなんだよなぁ。

そう思っているとリリウムが口を開いた。

「そういえばヴェルノ、あたしたちの他に警備の傭兵っているのかしら?」

「ソルに聞いた話じゃ、何人かいるらしい。ただ、また別の場所に配置されてるんだとさ」

へぇ、この時他の傭兵っていたんだ。どんな奴らだろうなー(棒)

「ということは、私達以外の誰かと遭遇したら、それが---」

ミシェルがそう言った時、突然頭上から火の玉が飛んできた。俺はミシェルを抱きかかえ後ろに下がった。ヴェルノとリリウムも俺に続いて後ろに下がった。

「おお。最初にしてはそれなりの相手に当たったみたいだ」

姿は見えないのに声だけが聞こえた。そして目の前の空間が歪み、そこに声の主が現れた。

「さぁ・・・それじゃあ、オレと戦ってもらおうか?」

ベア子キタ―――(゚∀゚)―――― !! ワッショイ! ワッショイ! Fooooooooooooooooo!

・・・いかんいかん、危うく素の自分が出そうになったぜ。

「・・・は?」

剣を構えたヴェルノ達は驚きと呆れた声で言った。そりゃ唐突に戦えって言われたらなぁ。他で例えるとおい、デュエルしろよって言われるぐらいなものだゾ。

「『え?』じゃねぇ! オレと戦えって言ってんのが分かんねぇのか?」

怒ってるベア子可愛いprpr。ていうか唐突にそんな事言っても分かねぇよ普通。

「いや言葉の意味は分かるわよ。けどいきなりすぎるっていうか、そもそもアンタ誰よ?」

(#0w0)<ダリナンダ! アンタイッタイ!? まぁ俺は知ってるけどさ。

「・・・ベアトリス・フェルステン・ベルク。炎の魔法を得意とするマギエだ」

あ、やべ。ついつい言っちまったZE☆ 明らかにこれマズいですよ!

「ほぅ、私の名前を知ってるのか。まぁいい、今日は祭りなんだろ? だから暴れに来た」

俺以外の全員がポカーンとしている。そういえばベア子は結構脳筋思考なんだっけか。

数秒後ヴェルノが口を開いた。

「いやいや、平然と何言ってんだお前! バカか!?」

なんだとヴェルノ! その言葉聞き捨てならん!(厚い手のひらクルー)

「ば、バカだと!? いい度胸じゃねぇか、ちょっとばかし痛めつけるだけのつもりだったが気が変わったぜ! てめぇら、覚悟はいいなァ!?」

「ひぃぃッ! よくありません!」

怯えてるミシェルちゃんも可愛いな、おい。なお彼女はまだ自分に抱きかかえられたままです、はいさっきからずっと。

そうこうしているとベアトリスが纏っている炎が一層強まり、臨戦態勢に入るベアトリス。俺は抱きかかえているミシェルを降ろしてヴェルノに言った。

「ヴェルノ、こいつは俺にやらせろ」

「はぁ!? 何言ってるんだ! 俺たちも手伝うぞ!」

ぶっちゃけ言葉は悪いが必要ないんだよなぁ、悪いなヴェルノ。

「その必要ない」

「何でだよ!」

「頼むっ・・・!」

少し声を大きくして言うとヴェルノは少し考えた後、分かったと言った。

「ちょっとヴェルノ! 本気!? カミヅキ1人でやらせるつもりなの!」

当然のようにリリウムがヴェルノに抗議する。ただヴェルノは静かに言った。

「あいつは何か、ベアトリスと関係があるんだろう。だから任せた」

「でも・・・!」

「リリウム。あいつが負けたところを見たことあるか?」

「・・・!」

「大丈夫だ、あいつなら負けはしないさ」

そう言ってヴェルノとリリウムは口を閉じた。ミシェルはただ不安そうに俺を見つめていた。

何で助けがいらないかだって? そんなの1つに決まってるでしょ。

(ベア子攻略したいだけだから。)

すまぬ! 許せ! 俺も男、折角この世界に来たんだから好きなキャラは攻略したいんだよ!

そう思っているとベアトリスは火の玉を飛ばしてきた。俺は軽く右に左に飛んで回避し思いっきり両足に力を込めて飛び上がる。ベアトリスは少し驚いた後ニヤッと笑った。

ぶっちゃけ少ししか力入れてないけど自分が飛んだところに思いっきりクレーター出来てるけど何これドラゴンボール?

「へっ! 空中なら回避できないなッ!」

ベアトリスはそう叫んで先程よりも大きな火の玉を飛ばしてきた。下の方からミシェルが危ないと叫んでいるのが聞こえた。

ただ、ナメてもらっては困る。一か八かだが、やってみるか!

「ふんっ!」                           

腰に差している刀―妖刀【神須佐能袁命(かむすさのおのみこと)】―を横に一閃振り払う。すると火の玉は真っ二つに斬り裂かれた。

「なっ・・・!」

ベアトリスは今の事が信じられないような表情をしていた。下にいるヴェルノ達も驚いていた。そりゃあ普通魔法斬るなんてありえないもんな。

俺はそのまま速度を維持して刀を縦に持ち替え兜割りの姿勢でそのままベアトリスに接近する。

「せぇい!」

思い切り刀を振り下ろす。チッ!と舌打ちし、ベアトリスは魔法で作った炎の剣で斬撃を逸らす。

斬撃を防がれ民家の屋根に着地する。振り返るとベアトリスは新たな魔法を詠唱し始めていた。

「こいつでどうだぁ!」

数秒後に今度は炎の剣が飛んできた。ざっと数えても20以上はある。

本気で殺す気満々じゃないですかーやだー。シニタクナーイ!

後ろに飛びながら回避していく。どうやら何本かは追尾性を持ったものがありこちらに向かってきている。一旦刀を鞘に収め力を溜める。そして思い切り横に振り払った。

「はぁ!」

刀身から放たれた斬撃波で追尾していた炎の剣を消し飛ばしていく。ていうか自分でもこんな事出来るのは最近になって知ったわ。

「へぇ、やるじゃねぇかぁ」

そう言ってベアトリスも空から降りてくる。口は笑っているが目は完全に殺しに掛かってくる目をしていた。先程と同じ炎の剣を手に持ち周りにも炎の剣を出していた。

「まだてめぇの名前を聞いてなかったなぁ、名前は?」

「カミヅキ・・・。それ以外の他でもない。」

そう言って俺は刀を前に構える。そしてそのまま地面を蹴りベアトリスに向かって突進した。向かってる途中に来た炎の剣を全て斬り捨てて行きベアトリスと鍔競り合いになる。剣と剣(?)がぶつかり合いギリギリと音を立てる。ていうか何で炎相手にギリギリ鳴ってんの? そういう雰囲気出すためですか神様。

(ぶっちゃけそうだよ)

あ、久々に喋ったかと思ったらメタい事言ってまた喋らなくなりやがったな神様。

鍔競り合いの中そう思っているとベアトリスが口を開く。

「おめぇ、何で私の名前を知ってたんだぁ? もしかしてお前もマギエか?」

ぶっちゃけ言うと最初からこの世界で出てくる人の名前分かるんだよなぁ。まぁそんな事は言えず惚ける事にしよう。

「・・・分からん」

「はぁ?」

そう言うと同時に俺を後ろに押し返す。そりゃあそう言われたら分からんだろうな。

「あいつ等に会った事より前の記憶がない」

「オレは少なくともお前と会った認識もない、だから普通は知らないのが当たり前だが・・・」

そう言ってベアトリスは剣を解いて再び上空に飛び上がった。つかさず俺は刀を構える。ベアトリスは両手を挙げて詠唱を唱える。おお、見よ! あの豊満なバストを!

「いずれにせよ、ここで終わらせてやらぁ!」

ベアトリスの上空には炎の龍が現れていた。何あれ!超カッコいい!(棒)

「ディケイア・ノヴァ!」

そう言って両手を振り下ろし炎の龍は叫びながらこちらに向かってきた。ヴェルノ達から大分離れているためヴェルノ達の姿はない。炎の龍はこちらにどんどん近づいている。

(ねぇねぇ神様、俺も何か必殺技みたいなのある?)

心の声で神様に尋ねてみた。反応してくれるかな。

(あるぞ、まだ名前は決めてないがな)

(自分で決めていいの?)

(ああ、あとは自分の中でイメージしたらそのイメージ通りの技が出せるぞ)

成る程これは良い事が聞けた。サンキューゴッド! 早速やってみよう。

(やっぱり普通に、こう。何て言うのかな・・・ あーもう分からん!)

両足に力を込めて再び飛び上がる。そして刀を真っ直ぐ構え真正面から突っ込む。

「神月流奥義! 神無月!」

・・・俺もっと良い名前無かったのかよチキショー! しかも神月流奥義ってなんだよ!代々伝わる剣術みたいなのになってるじゃねぇか!俺この世界に来た人だからぼっちだよ!

しかもさっき神様から笑われた気がするぞオイ!

そのままの態勢でベアトリスに突きを放つ、ベアトリスは炎の剣を出しこれを防ぐが、

「・・・っ!」

威力が予想以上に強くそのまま態勢を崩してベアトリスは地面に落下しはじめた。あの様子だと先程の魔法で一気に魔力を消費してしまいまともに動ける状態ではない。

俺は急いでベアトリスの元に向かった。魔法もまともに使えない状態で落下したらどうなるかなんて目にみえている。

(間に合え・・・!)

その思いで一杯になり急いでベアトリスの元に向かい、自分がクッション代わりになるようにベアトリスを抱きかかえる。

ああ、また死ぬのか。転生した後でも死ぬなんて本当にツイてないな俺。でもベア子と会えたからいいかな。

 

数秒後、自分の背中が思い切り地面に衝突した感触が伝わると同時に意識が無くなっていった。




はい、今回はここまで。結構中途半端なところで終わってしまって申し訳ない<(゜∀。)
さてカミヅキはどうなってしまうのか! そしてベアトリスは無事なのか!
次回までしばしお待ちください、ではでは~
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