バカと過去と召喚獣という作品を、本日より作成していきたいと思います。
文才等は皆無に等しい・・・いえ、皆無です。今後の成長――――まあ、しないとは思いますが――――に期待下さい。
あらすじにも記載した通り、所々作者の過去をモチーフにした話が出てきます。
前書きでグダグダ書いてても仕方ないので、本文に入ります。
1話:2年生の幕開け
4月7日。この日は文月学園の始業式である。
文月学園とは、革新的な学力低下対策として「試験召喚システム」を導入している進学校であり、同時に最新技術の「実験場」としても扱われている。そして、多くのスポンサーが付いているため生徒の学費はとても安くなっている。
この、学費が安いという点に惹かれた主人公―――明久は、すぐにこの高校を受験し、見事に合格した。訳あって、中学を卒業した後に親とは離れ、一人暮らしを始めようとしていた明久にはまさに夢のような出来事であった。
文月学園に入学して、色々な人と出会った。赤髪の長身漢に青髪の小柄な変態。茶髪の女子みたいな男子に、ある部位の成長が著しく遅い女子。料理が破壊的な天才的頭脳を持った女子に、今、明久が住んでいる家のご近所にいる男子と女子。
そんな大勢と共に過ごした1年は、明久にとって充実した1年だった。
そして、無事に2年に進学した明久は、目覚ましの音でゆっくりと目を覚ました。
目覚ましを止め、ゆっくりと立ち上がり、大きく伸びをした。
時計は6時10分。少し早めだが、覚醒が遅い明久には丁度いい時間であった。
朝風呂に入り、髪を乾かし、Yシャツと制服の下を着用し、キッチンに入る。もちろん、エプロンはしっかりと着用している。
朝食を作り、机に並べる。
トーストに目玉焼きとウィンナー。それと昨日の残りのサラダにレトルトのコーンスープ。一般的な家庭の朝食である。
明久は特に贅沢を望んではいない。人並に生活できれば良いと思っている。
が、趣味であるゲームや漫画は、時々我慢できずに買ってしまう時がある。だが、贅沢といえばこのくらいである。
そんな考えを持っている明久の家は、とてもシンプルな家である。
テレビにタンス、机に椅子。エアコン、調理道具。そんな物しか置いていない。
食事を終え、食器を洗い、制服の上を着用し、外へ出た。
外へ出た瞬間、目の前は一面ピンクだった。
「うわぁ……今年の桜は綺麗だなぁ! 去年は雨で少し残念だったけど、今はまさに幻想的って言葉が似合うよ!」
空を舞う桜の花びらは、不規則に下に落ちていく。それは、線香花火と同じ、儚くも美しいという言葉がぴったりであった。
明久は、その風景に目を奪われていた。すると、横から声をかけられた。
「おーい、な~にぼぉっと突っ立ってるのよぉ?」
「あ、九海ごめんね! ちょっとこの風景に目を奪われててさ……」
「まあ、マイペースなアンタのことだからそんなもんだと思ってたけどねぇ~」
彼女の名前は楢葉九海。ここに引っ越してきた時に初めて出来た友人兼相談役である。
明久がここに来た初日に、彼女にここの街のことをいろいろ教えてもらい、助けられたのだった。
そしてお互いに文月学園に行くということをきき、親交を深めていった。
そして、そこでまた新たに知り合ったのが――――――
「やあ、明久に九海! おはよう!」
―――――このイケメン弥島一樹である。
「おはよう、一樹」
「アンタは朝から元気ねぇ。おはよ、一樹」
弥島一樹。明久と九海が2人で遊んでいる時に出会ったイケメンである。勉強が得意で、明久と九海に勉強を教え、見事に2人を学年5位と6位に成長させた、恩人である。
「せっかくだし、一緒に学校、行かないか?」
その言葉に2人は頷き、3人で桜が舞い散る通学路を並んで歩き始めた。
to be continued
時間も時間なので、短いですがこんな感じで。
誤字、脱字、修正点があれば教えてください。すぐに修正します。