僕が僕でなくなっても僕は『過負荷(ソレ)』でありたい 作:nirvana
「さてと、それでは皆様ご唱和ください」
「It’s!aprilfool!!」
はてはて、どっかで聞いた事のあるセリフに似ているね
一体誰のセリフなんだか。
最近学校が好きだ。
学校には不思議な教室がたくさんある。
例えば、音楽室だ。少し漁ったら床下からカンパンと水がでてきたりするし。
次は視聴覚室だ。あそこはノーパソがあったから私的には一番敬ってる部屋だ。ネトゲで勝つる( ¯﹀¯ )どや
そして外せないのは家庭科室か。食材があるっつう点がやっぱり最高だ。
そしてそんな中でも一番最高なのが────
「よう、あ、ゆきじゃねーか」
「やっほーくるみちゃん!」
彼女は丈槍由紀(たけやゆき。)私の同級生で私が入っている部活の仲間で大切な友達だ。まぁ、少しうるさいし色々抜けてるけども、悪いヤツじゃあないむしろいいやつだ。
「あれ?くるみちゃんまたシャベル持ってるの?シャベル好きだねえ」
お、シャベルを知らないのか?
「ふふーん、知らないな?第一次世界大戦の塹壕戦で最も人をぶち殺した武器は────」
「もう、シャベル君と結婚しちゃいなよ」
「聞けよ!!」
まあ、これは何時ものやり取りだ。そうだ、何時ものやり取りだ。
「あ、そだ!くるみちゃんカンパンあるよ。たべる?」
おっ、カンパンか。ちょうど食べたかったんだよな。
「おー、くれよカンパン!」
「はい、どうぞ」
「ん、美味い。まぁ、水欲しくなるけど」
これは仕方が無いか。
「でもさ、それ含めてさカンパンってなんかさはいばる!って味するとおもわない?」
「確かに、わくわくするよな」
ここでレーションとバンダナあればある程度モチベが上がるんだけどなぁ。
「そう言えばリーさんは?」
「リーさんなら屋上で園芸部の手伝い中だ。なんなら私達もいくか?」
「そうだね!れっつごー!!!」
さてと、なら行きますかっと。
おっと
「[アーミー]も持たねぇとな」
ん?
「と、待てよ、ゆきー!」
屋上にて
「園芸部の皆さんお世話になってまーす!」
ゆきが園芸部のえっと、皆咲だったかに向かって挨拶する。
「あ、いつもありがとうね。あとは任せてもいい?」
「はい!後は学園生活部におっ任せー!」
そして、彼女はドアから出て行った。おいおい、何も持たずに出て大丈夫かよ。危ないぜ?
「あら、きてたの?」
「あっ、リーさんだ!!」
彼女は犬みたいにリーさんの[気にしたら負け]の部分に突っ込んだ。ホントにどんな事したらあんなに大きくなるんだ?
そうそう、彼女は若狭悠里(わかさゆうり)
園芸部の部長でもあり、そして私達の入っている部活。そう、[学園生活部]の部長でもある。
「ゆきちゃんいい子にしてた?」
「ぶー、いい子って私子供じゃないんだよ?」
そう聞きながら彼女はゆきの頭を撫でている。彼女は何処かゆきに甘いところがある。それは、いつかなにかに発展しそうで危険な程に。
「さて、おいゆき。今は私達は手伝いにきたんだろ?早く終わらしてこうぜ?今日は後はじゃが芋植えるくらいだろリーさん?」
「そうね。さっさとやっちゃいましょう。ゆきちゃん、あっちの方からじゃが芋の芽とってきてくれる?」
「うん、わかったー!」ウォォォ
ゆきは向こうに走って行った。
「それでなにかあったのくるみ?」
「ああ、さっき来る途中に奴らが固まっている箇所があった。だから、じゃが芋の作業を終えたら私はそっちの作業に移ろうと思う」
「なるほどね。なら早く終わらしましょうか。それにしても、ホントにごめんなさいね。ずっとくるみに処理を任せてしまって」
「いや、気にすんな。それが・・・・・?」
あれ?
「どうかしたの?」
気が付くとゆきが戻ってきていた。ん、何を考えてたっけ?忘れたな。
「いや、なんでもないさ。よし、作業開始だ!!」
そこからはホントにはやい。私がスコップで穴を掘り、そこにゆきがじゃが芋の芽をいれる。リーさんも隣の列で同じ事をしている。これならすぐに終わりそうだ。
それから、十五分かそこら掛けて作業が終わった。まあ少し急いでるから粗くなったな。
「さてと、ゆきちゃんはあっちで私と後片付けの作業しましょう。で、くるみは美紀さんの方に声掛けに行ってもらえないかしら?」
なるほど。いい理由だ
「おう。そんじゃ、ささっと行ってくるわ!」
「えー、私も行きたーいー」
「手伝ってくれたら今日はカレーよ?」
「嫌だな、私がリーさんの手伝いしない訳ないよ!待っといてよカレー!」
子供か。
とりあえず屋上降りて廊下に来た。ここもやっぱり奴らが彷徨いてる。全くどっから湧いてきてるんだかな。奴らが今のところ私に気付く事はない。なら、今の内に後ろから近寄って、腰にぶら下げてた[アーミーナイフ]で首から切り落とす。他の奴らも同じ方法でいけた。
「んー、しかし美紀のやつ探さないとなぁ。多分たまってんのここだけでもねぇだろうし」
考えているだけでも仕方が無いから、私は奴らがいるだろう方向に歩いていく。この先には図書館もあったはずだ。もしかしたら美紀もそこにいるかもしれないし。
で、図書館に行くとだ、美紀がカウンターの方で座って集英社のめだかボックスっていう漫画を読んでいた。私あの漫画あまり好きになれないんだよな。なんつうか、平気で才能で人を潰すのを見てる感じになるというのか、色々と主人公がインフレし過ぎてるっていうかさ。あっ、でもそんな漫画でも一つだけ好きなセリフ、いや、共感できるセリフがあった。
『プラスマイナスゼロだって言うのは何時だってプラスの人間だ』
このセリフは素直に共感できる。特にこんな荒廃しきった世界では尚更な。
「ホントに何でもかんでもプラマイゼロにできたらそれこそ最高なのにな」
「それはどうでしょうか?」
ん、ああ、美紀か。彼女は直樹美紀(なおきみき)たまにどっちが名前か迷う。読書好きで大人しいけれど、積極的に動く仲間思いのいい奴だ。
「ホントに全てがプラマイゼロになったら最高、いや、幸せと言えるのでしょうか?」
「どういう意味だよ?」
いきなり何を言うのか、、、、
「いえ、もし全てがプラマイゼロで片付けられるっていうならそれは即ち何も存在して無いと同意義になると思うんですよ。それにその考え方ってこの漫画でいう。悪平等(ノットイコール)の考え方にそっくりです」
はは、マジかよ。
「寄りによって私はそんな奴らの考え方をしてたのか。プラスよりも才能があって、マイナスからみてもある種どうしようもない奴らの、、、」
「先輩はめだかボックス読むんですか?」
「んー、昔少し読んでたんだよ。えと、あれだ善吉対めだかのとこまで読んでたな。今はもう見てないよ」
「そうですか。私この漫画好きなんですよ。主人公はそこまで好きになれないんですけど、その幼馴染みの善吉君が好きなんですよね。ほら、一人だけ一般人なのに皆についてく為に必死に努力してるとことか、でも、バトルする時以外はなんか凄い三下キャラっていうとこもある種の魅力ですよね。」
えと、え、えーー。
「あー、そのホントに好きなんだなめだかボックス」
「先輩は好きなキャラいないんですか?」
好きなキャラか
「いねぇな。強いて言うなら、嫌いなキャラが二人いるくらいだろ」
「そうなんですか。一応聞かせてもらっても?」
「いいよ。私が嫌いな一人目は主人公だ」
「あー、それは私もですね。なんか完璧過ぎて怖いというか、やり過ぎですよね」
そこは一緒、いや、私は少し違うか。
「二人目は?」
「あー、二人目はあれだ、球磨川禊だよ。なんつうか見てるだけで少しイラついてくるし、なんだろうな。すまん、なんて言えばいいか思い付かんわ」
このキャラに関してはホントにこんな感じだ。見てるだけでイラついてくるし、殴りたく、いや、というより敵対したくなって来る。それなのにだ。不思議な事にあいつが写る場面は全部見ているあたしもいるわけだ。なんかわけわかんねー。
「確かに、彼は作中でもそんな感じのキャラですからね。でも、作中でも作外でも彼に惹き付けられる人は多い見たいですよ。彼何故か作中キャラランキング堂々の第一位ですからね。どこぞの某真っ白な反射さんと一緒ですよ」
「お前、漫画ネタに明るいな」
「本だったら大体何でも読むんで」
「そか」
そういや、こいつに用有ったんだったな
「忘れてたわ。美紀、私は少し先の奴らをやってくるからさ。お前は屋上にいるリーさん達に付いて欲しいんだけど頼めるか?」
「はい。ちょうど読み終わったので大丈夫です」
「ふーん、何処まで読んでたんだ」
「えっと安心院さんが死「ストーっプ!!」と」
なんか聞いちゃいけない事聞いたような。
「あー、えとじゃあ私行きますねー。後ネタバレはホントにすみませんでした」
「おう、気を付けてな。それとそこはそんな気にしなくていいからな?」
彼女は私に一礼して図書館から去って行った。
さぁ、私も行かなくちゃ。早く奴らを殺しに行かなければ行けない。動きやすくするために[ブレザー]のボタンをしっかり留める。
さぁ、行こう。
最近ココが好きだ。
ここには色々なモノがたくさん揃っている。食糧もあるし治療薬もある。とてもいい環境だ。
それに面白いところも沢山ある。
ナース達の休憩室は彼女達の職を最期まで貫いたとも言えるかもしれない姿。全部に噛まれた後があるからこそそれが解る。自分達で死を選ぶ事が出来るのはとても勇気がいて凄い事だと思う。少なくともこの世界ではそうだろう。
医院長の執務部屋は面白かった。見てるだけで胸糞悪くなるような資料が棚の奥から沢山出てきた。まぁ、そのおかげで此処には隠された地下があるって分かったんだけどな。
そして、赤ん坊が置かれている部屋は、、、、。
正直見ていられなかった。
でも、その中でも私が輪をかけて大嫌いな部屋が一つだけあるそれは────。
なぁ、久しぶりだな?
皆
霊安室だ。地下に行くにはここの前を通らなきゃいけない。此処には、色々な人が眠っている。そして、あいつらも眠っている、、、、、。
もう、誤魔化せないか。
『くるみちゃんは、ずっと元気でね』
さっきから、ずっと誤魔化して歩いていた。
『ごめんなさい。最期までくるみに処理をさせてしまって。私が弱かったから。ごめんなさい』
ずっと[スキル]で誤魔化して歩いていた。
『大丈夫ですよ。先輩は強いですから!』
私は弱いから。
今日はもう此処には入らない。
入ったらまた逃げちゃうから。
さっきを繰り返してしまうから。
私はここを素通りして、奥のスタッフルームの扉を医院長のパスカードを使い開く。
中には奴らがいる気配はしなかった。多分いるのはここからさらに下くらいだと思う。
この下にはどうやら生きている人間もいるらしい。こんなに奴らがいるのに生きてられるって事は研究者の類かもしれない。早く行こう。
下に行く道中では色々な奴らがでてきた。普通の人型もいればでかい犬のようなやつ、ライオンはさすがに驚いたな。なんか上の人型みたいなやつシャベルで殴り落としたら突然倒れたけど。
今の私はアーミーナイフとシャベルの近接では二段重ねだ。さすがにシャベルだけでは少しキツくなってきたからな。一応銃などの遠距離武器もある程度なら使える。まぁ、頭以外だと少し動きが止まる程度だけどな。
ん、これで最後
お、扉か。さ、開けますか。
開けると中には四、五人の研究者っぽい奴らが固まっていた。
「な、なんだコイツまさか[スフィンクス]を倒してここまで来たのか!!?」
「いや、それよりもまさか入口前に配置してた[マリア]までも殺すとは。もはや人間じゃないな」
なんだこのすげぇふざけた奴らは。
「はっ、どちらかというとてめえらの方がやってる事が非人道的過ぎるだろうが」
「わ、我々は人類の進化[ま、んな事は正直どうでもいいんだわ]なんだと!!」
やった結果があるならその理由がなんであれ大して問題じゃない。関係もない。
「どんな理由があってもお前らがクズみてぇな事をしてるのには変わりねぇからな。一体これで何人死んだ?いや、てめえらは何人使ったよ?」
「「「「・・・・・・」」」」
だんまりか。
「さてと、とりあえず一つ言うならだ。私は別に此処に復讐とかそんな理由で来たわけじゃあないんだよ」
明らかに四人ともホッとした顔をしている。
「私はな、外の被害を観てゲラゲラ笑っているだろう奴が自分がそれ以上の絶望を味わう事になった時の顔ってやつを見たくて来たんだよ」
「「「「!!!」」」」
じゃなきゃこんな面倒なとここないわな
「んじゃ、ちゃちゃっとやるな」
「まて!なにをやるつもりだ!」
「か、金ならやるから助けてくれ!頼む!!」
「はいはいとりあえず何もしないから黙れ」
「「・・・・・・」」
「なっ!?」
「なんだコイツら目が虚ろに、、、」
さぁ、時間もねぇからな。やるぜ?
「さてと!それでは皆様ご唱和くださいッ!!!」
『It’s aprilfool!!!!!!』
幸せに不幸に嘘に溺れて去ねよ。なんって♪
オードローシ、ライダーラーイダー
ははは。なんも笑えねぇや。なにも。
私、恵飛須沢胡桃(えびすざわくるみ)は次はどこに行きましょうかね?サンカレア病院も回りきったし次はランダルコーポレーションにでも殴り込むか(笑)
あー、あいつらはこっちに置いといて置くか。後から迎えに来るからさ。おっと、行く前に最後に一回だけ使っとくか自分にたいして
「It’s」
「愚々レカス(エイプリルフール)!!」
また少しだけ優しいゆめを
これは一応エイプリルフールであって、本編でもあります。タグも当然加えます。
では、質問は感想で宜しくです。
というより感想を宜しくです!!