僕が僕でなくなっても僕は『過負荷(ソレ)』でありたい 作:nirvana
『部屋に閉じこもって生きていればそれでいいの?』
全国にいるひきこもりの方に大ダメージだね!
あれから、生徒会長と別れて一時間が過ぎた。とりあえず宣言どうり部屋に戻る。そからは余りにも暇だったから仕方無くIS学園の辞典並の大きさの教科書でも、読んでいたんだけど、、、、
ガチャッ
『ん?』
「あれ?」
どうやら、僕より先にいた部屋の主が帰って来たようだ。これは大変だね。とりあえず歓迎しなきゃ。
『やあ!初めまして!』『本日より週刊少年サンデーより転校してきました』『多摩川 未萩です!』『どうぞ三年間仲良く宜しくね!!』
「ふーん。そっかぁ。あっ!私は布仏本音(のほとけ ほんね)だよ!これから宜しくね!」
おろ?僕のジョークを普通にスルーするとか。中々に嫌な対応してくれるね。受け取ってくれないと僕は基本何も出来ないし、やらないからね。
『ふぅ』『ま、自己紹介はまた追々やるとして』『とりあえずまずはルール決めよっか?』
「ルールぅ?」
彼女は若干間延びした言い方でそう復唱する。パッと見の雰囲気だけならのんびり屋なのかな。
『そうだよ』『僕達が両方女の子だったり、男の子だったりしてたら緩くそれなりでいいけど』『僕達は異性同士だからね。ハプニングや』『何処ぞのジャンプのラブコメみたいなラキスケが無いようにちゃんと決めないとね』『とりあえずベッドは今の状態でいいよね?』
今は彼女が奥で、僕が扉側になっている。
「うん。それでいいよ〜」
『んじゃ。次だけど、荷物だね』『タンスの四段あるうち下二段は僕が使っていいかな?』
「いいよ〜。じゃあ、上二段は私が使うね」
『後は、風呂場の使用かな?』『女生徒は大浴場があるみたいだけど』『一応聞くけど布仏さんはそっちだけ毎回利用する訳じゃないよね?』
「そうだねぇ。私は一応生徒会に所属する予定なんだけどぉ、入ったら多分仕事とかで帰り大分遅くなると思うんだよね〜。だから私も個室の浴場の方が使う回数は多くなると思うんだぁ〜」
一年最初から生徒会所属って、凄いね。誰かに推薦とかされたのかな?確か一年は二年及び三年からの生徒会所属の生徒からの推薦でしか生徒会に所属するのは出来なかったと思うし。
『そっか』『それじゃあ、使用時間を決めようかな。僕は基本的にな七時から七時半の間に使わせて貰おうと思うけどいいかな?』
「いいよぉ〜、私はその後から使うね。ところで、ミーハーは夕御飯食べた?」
『ミーハー?』
なんか、凄い流行最先端好きみたいな呼ばれ方だね。
「そうそう。未萩だからミーハーなんだよぉ。それより夕御飯食べてないなら一緒に行かない?私お腹ぺこぺこなんだぁ〜。どう?」
『そうだなぁ、僕は夕御飯食べたんだけどね』『あそこデザートも美味しそうだったしいいよ』『付き合おうじゃないか』『親睦って大事だからね!』
「わぁ、感嘆符入ってるのに全然伝わんないって凄いねぇ!んじゃ、早速行こぉ〜!!」
それから食堂にて
「ん〜〜〜!!美味しい〜!!」
『見た目がパフェなのに、麻婆豆腐の味がするって凄いね』『しかもめっちゃ美味いし』
違和感半端ないけどね。本当にあの人の料理は色々可笑しいと思う。なんか、突き抜けてるよね。
「この、宇治銀時丼も美味しいよぉ!さっすがかんちゃん!分かってる〜!」
『それは主食とは違うと思うんだけど』『ところでかんちゃんって?』
「えぇ〜、これも立派な主食だよぉ。かんちゃんはね、宇治銀時丼を荊さんにリクエストした子で、私の幼馴染なんだぁ。仲も良いんだよ!」
『ふーん。これをリクエストするとは随分チャレンジャーだね!』『惚れ惚れするぜ』『今度紹介してね』『一回くらい話してみたいし』
きっとジャンプの話題で盛り上がれるに違いない。
「いいよぉ、今度紹介するねぇ。あ、ご馳走様でした荊さん!!」
「はーい!また明日も宜しくね☆」
『食べるの早いね君』『あ、僕ももう食べ終わるから少し待っててね』『しかし、これ美味しいですね』
「でしょう?これ、結構自信作なのよねぇ。構想一ヶ月の大作よ?」
「あ、それ私も一口たべたい!貰っていい?」
『ん?』『いいよ』『はい』『どうぞ』
ふぅ、丁度良かったかな。僕も少しお腹がいっぱいになってきた頃だったし、僕は彼女に新しいスプーンとパフェを渡す。
「ん、ありがと〜。それじゃいただきま〜す。はむはむ、もぐもぐ。わぁ!すっごい美味しい〜!パフェなのに麻婆豆腐の味がするのも不思議〜!」
『!!』『なん・・・だと・・・!?』
「あらあら」
ま、まさか渡したスプーンを使わずに僕が使ったスプーンで食べるだと!?普通のひとだったら絶対出来ないよね。そんな事。こ、こいつできる!?
「ぷはぁ!ご馳走様でしたぁ。あっ、ごめんミーハー。全部食べちゃった!」
『う、うんそれはいいんだけどね』『それ、僕の使ったスプーンなんだけども』
「あらあら、青春ねぇ。ジャンプで良くありそうな」
「ニセコイ面白いよねぇ!私的には銀魂とかも好きなんだけどねぇ」
『僕は終わりのセラフ派かな?』『続き早く読みたいなぁ』『後はデスノートとか』
「ところで、時間大丈夫?もう八時過ぎよ」
「うわわ、早く戻ろミーハー!あ、ご馳走様でしたぁ!」
『分かったよ、布仏さん』『ご馳走様荊さん』『明日こそは勝ってみせるぜ』
「ふふっ、なら明日はもっと頑張って作るわね!それじゃ二人共、また明日。おやすみなさい」
「おやすみなさ〜い」
『おやすみなさい』
そうして僕らは部屋に戻った。
『さてと、それじゃあルール決めの続きかな?』
「他に決めることある~?」
『そうだね。就寝時間』『と言うよりは電気を消す時間は統一しようと思うけど何時がいい?』
「んー、十一時頃でいいと思うよぉ。私いつもそのくらいだからさぁ」
『消灯時間は十一時』『なら、次は起床時間かな。基本は六時で問題ないかな?』
「ミーハー早いねぇ。私いつも七時に起きられればいい方なんだけどぉ」
『まぁ、飽く迄僕の時間だからね。それに合わせる必要はないけど』『なるべく同じくらいのほうがいいんだよね。出る時も合わせ易いしさ』
「共同部屋での弊害ってやつかな?」
『共同部屋のと言うよりは、異性での同室だね』
実際、人によっては対して親しくない異性が誰もいない時に自分の荷物の近くにいるとか、気持ち悪いし、怖いだろう。特に僕みたいなのなら尚更ね。
「私は別に気にしないんだけどねぇ。それなら六時半ならいいよぉ。私も多分起きれると思うしぃ」
『んじゃ、六時半にアラーム合わせとくね』
「え〜、ミーハーが起こしてくれないのぉ」
お、おう。なんて事を言うんだよこの娘。
『僕、女性に触れたら裸パーカーの幻覚が見える病に侵されてるんだ』
「きゃ〜、ミーハーのえっちぃ〜」
なんというかこの娘いい感じにヤバいね。
「そこも別に私は気にしないけどねぇ。決めることって他にある?ないよね!それじゃあなにする?ジャンプの面白かった打ち切り漫画でも挙げてく?」
『・・・・』『強引に言い切ったね』『しかし、僕にジャンプの打ち切り漫画で勝負を挑むとは』『中々の身の程知らずだね。』『僕はジャンプの打ち切り漫画なら千程は知っているからね!』
「ダウトぉ〜!」
こうして、僕の同居人との生活が始まった。
何もなさすぎて、これからが怖くなる一日だったね。
※名言シリーズと内容は特に関係ないです