星くずうぃっち☆メルルVS魔女っ娘ミラクるん♪VSNEWヒロインみくる   作:数取団乱闘生

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- 涼宮ハルヒの横暴 -

ハルヒがYouTubeにアップした文化祭での映画がきっかけで朝比奈みくるがアニメ化され、他のアニメとコラボした映画が公開されることになった。

そんな中目立ちたがりのハルヒにしては珍しく謎のプライドで原作者として顔出しせず、一ファンとして大会に参加するといきなり言い出した。

当然キョンに拒否権はないので従うしかなかった。

次の日の放課後。SOS団部室にハルヒは現れず、電話でキョンを駅前の喫茶店に呼び出した。

「なんだよハルヒ、朝比奈さんの勉強でもするつもりか?」

「アンタにしては察しが良いわね。明日は大雪?」

「お前が言ったらリアルに雪が降るからやめろ」

「何かいった?」

「いいやなんでも」

するとハルヒか鞄から大量のみくるの写真を取り出した。

「お前…これどうしたんだ?」

「みくるちゃんを誰よりも知っておかないと優勝なんて出来ないのよ!だから昨日と今日でみくるちゃんを盗撮しまくったの!」

「いや、お前の言い分は分からなくもないがただただ盗撮してどうすんだよ!」

「ほらコレとか」

キョンのツッコミなんかは当然無視でハルヒはニヤニヤしながら写真を見せてきた。

「みくるちゃん胸に星型のほくろがあるのよ!これを問題にされたら答えられるのはあたしだけじゃない!」

「主催者側も知らないだろそこは…つーかお前何処まで盗撮しに言ってんだよ!」

「着替えよただの」

「ただの犯罪じゃねーかっ!」

 

「外見はまぁこれぐらいで、次は内面をもっと知ることね」

相変わらずキョンのツッコミは無視で仕切り直したハルヒ。

「まずキョン、アンタがこれを着なさい」

ハルヒがそう言って手渡して来たのは赤ジャージだった。

「これで何しろと?」

「あたしが青ジャージを着るのよ」

ハルヒはさらにもう一つ青ジャージに青い縁の伊達眼鏡にギターを取り出した。

「おいこれ嫌な予感しかしないんだが…」

「みくるちゃんに今から10分後にここへ来るように事前に連絡しておいたから」

「それで何をすんだ?俺たちは…」

キョンは薄々気付いていたが、恐る恐る聞いてみた。

「あたしがギター弾きながらなんでだろ〜って歌うからアンタはそれ

に合わせてひたすら踊りなさい」

「やっぱりテツandトモかよっ!つーか古いな!」

「そこでみくるちゃんがどんなリアクションをするのかを予想するの!」

「だから何の意味があるんだこの行為に!」

ツッコミはしたがキョンに拒否権はない。その為喫茶店から出て、駅前の時計台の下でジャージに着替えてみくるを待つことに。

 

「すいません涼宮さん、あれ?キョンくん?」

どうやらみくるはキョンもいることを知らなかったようである。

ハルヒはみくるに対して何も言わずギターを弾き始めた。

「じゃんじゃんじゃんはい、なんでだろ〜なんでだろ〜なんでだなんでだろう♪」

キョンにとっては地獄でしかなかった。駅前なのでそこそこの人がいる。

さらにいきなりギターを弾き始めたことにより視線が集まっている。

しかし何度も言うようだがキョンに拒否権など存在しないのだ。

「なんでだろ〜なんでだろ〜なんでだなんでだろう♪」

キョンは腹をくくり、ハルヒのその歌に合わせて踊った。

自分の記憶の奥底に眠るテツandトモみたいな動きをしながら。

当然スベり散らしており、周りからの目は冷たかった。

だがハルヒが見たいのはみくるの反応であって他はどうでも良い。

「そうだ朝比奈さんの反応さえ良ければハルヒは満足するんだ……」

「あははは…」

みくるは明らかに引いており愛想笑いだった。ハルヒの機嫌を損ねてはならないことを分かっているので無理矢理笑っている感じだった。

そんなリアクションを知ってか知らずかハルヒはギターを止めようとはしない。

「そうか……テツandトモのネタはトモ側のさじ加減なのか………にしてもコイツはこのご時世に人前でギター弾きながらなんでだろ〜ということに何の抵抗もないのか」

結局キョンは10分程踊らされた。

「はぁ…はぁ……やっと終わったか……」

「あっそういえばみくるちゃんがどんなリアクションをするか予想するの忘れてたわね」

「おまっ…ふざけんなぁ!」

辺りに響き渡るようなボリュームでツッコんだキョン。みくるはびっくりしていたがハルヒは当然のごとくスルー。

「で?どうだったみくるちゃん」

「へっ?あっ…面白かったと思います…」

「なるほど…じゃあキョン!これ本場でやるわよ!」

「いや待て待て待て!お前は何をしに大会に行くつもりだ!歌ネタ王決定戦の予選に行くんじゃねーんだから意味ないだろ!」

「チッ、分かったわよ」

渋々ハルヒはギターを置いた。

「でもこれでみくるちゃんのことがだいぶ分かったんじゃない?」

「何処がだよ、何一つとして進歩がないぞ。ほくろのことは知ってたしあんなことされたら引くのは誰だった分かるしな」

「これであたしたちの優勝はきまったようなものね!キョン、大会までにきっちり予習しておきなさい!分かったわね!」

「やれやれ……」

 

第2話完。

 

 

またお会いしましょう

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