星くずうぃっち☆メルルVS魔女っ娘ミラクるん♪VSNEWヒロインみくる   作:数取団乱闘生

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- 魔女っ娘ミラクるん♪ -

ちなつとの決闘をイカサマで制した京子は結衣の男装のコーディネート権を得ることに成功した。

「結衣はここで待ってて!結衣の服のサイズなら知ってるから!」

京子はそう言い残し結衣とちなつを残して消えて行った。

「京子があぁ言うときはロクなことがないな…ねぇちなつちゃん」

「結衣先輩と二人っきり!きゃー!」

「ち、ちなつちゃん?」

京子に負けた悔しさが消え去るぐらいちなつはテンションが上がり、それ故に結衣の話は聞いていなかった。

「おっ待たせー!」

京子はものの15分で戻ってきた。

「早いな」

「チッ」

「結衣にはコレ絶対似合うからトイレで着替えて来て!値札はとってあるから!」

「いきなりここで着るのか…恥ずかしい服じゃないだろうな」

「まままっとりあえず来てみてちょーだい」

数分後。トイレから出てきた結衣の格好は黒のスーツに白シャツに黒ネクタイに黒のズボン。帽子はこれまた黒のシルクハットだった。

「やっぱり結衣似合うな!」

「スパイかよ!」

「えっ?」

「どう考えても怪しいだろこの格好」

「でもこれなら何処からどう見ても一流のころs…男にしか見えないぞ?後これもかけて」

京子が手渡したのはサングラスだった。

「お前私を殺し屋にさせたいのか」

「いえ。男にしたいんでございます」

「まったく……」

とはいえ買ってしまったので結衣はこの一式を着ることに。

 

そして数週間後。

ミラクるんの大会が行われる大阪・日本橋へ向かった。行くだけでかなり大変である。

「よしっ!ここまで来たからには負けられないぞ結衣!」

「大丈夫か?浮いてないか?」

スパイか殺し屋にしか見えない格好の結衣は男だ女だと言う前に不審者だった。

「大丈夫だ結衣!なんの問題もない!」

「ホントかよ……」

テンション上がりまくりの京子と逆に恥ずかしくてテンション下がりまくりの結衣はいよいよ会場入りした。

「男女に分かれてステージにお上がりくださーい!」

スタッフの指示が飛ぶ。

「えっ?分かれるのか?」

「なんだ結衣、私と分かれて寂しいのか?」

「違う!私が女だとバレたりはしないだろうか…」

ツッコミこそいつものキレがあったが、かなり不安気の結衣。

こんなに結衣は中々見られない。

パシャッ!とりあえず京子は一枚写真をとった。

「何やってんだお前!」

「まぁまぁ結衣なら大丈夫だって私を信じて!」

「それが一番不安なんだが……」

楽しいしかない京子と不安しかない結衣はそれぞれステージに上がった。

「これよりミラクるんの特別声優出演を賭けた大会を始めたいと思います!」

うわぁぁぁと歓声のあがる会場。

「まずは女性ブロックからの戦いです!女性ブロックの内容はイラスト対決!ミラクるんのイラストを上手く描けた人の勝利とします!」

「よっしゃ!普段からミラクるんの同人誌を書いている私の実力を見せてやろう!」

スタートの合図共にペンを走らせる京子。

京子の凄さは上手さだけでなくその早さもあるのだ。

「出来ました!」

誰よりも早く描き上げた京子。

そのあまりのスピードにまだけで会場から歓声があがる。

「そこまでぇ!」

他の人がまだ描いている中でいきなり止めたMC。

「今回の対決の裏テーマは最も早く描けた人の優勝でした!ということで優勝は歳納京子選手ー!」

よく分からない展開だったが、無事に京子が女性ブロックで優勝し出演権を獲得した。

 

「続いて男性ブロックの戦いはイケメン対決です!この中で一番のイケメンは誰かっ!それを会場に来てくれている皆様に決めてもらいたいと思いまーす!」

またうわぁぁぁと歓声があがる。

「なんでも歓声があがるんだな…」

静かに結衣がツッコんだ。

「それでは投票スタート!」

男の全出場者は96名。そこから優勝するのは至難の技。そして会場に来ている観客は1000人ほど。

結衣を含めた男性陣は一番のキメ顔を要求された。結衣も戸惑いながら何とかサングラスを外してウインクしてみせた。

「あぁ…死にたい……」

数分後。

「結果が出たようです!何と!第1位への投票数は968票!9割ほどの票を集めてダントツです!」

ベタにドラムロールが流れる。

「優勝は………船見結衣選手!」

「えぇっ⁉︎」

何と男95人を相手に結衣が圧倒的強さで優勝してしまった。

というわけで男性ブロックの優勝は結衣に決定し、出演権を獲得。

「さっすが結衣!私の見立て通りだったよ!」

「あんまり嬉しくないんだけど…」

「私は鼻が高いよ!」

「あっそう…」

終始結衣のテンションは低かった。

 

そしていよいよアフレコの日がやって来た。

今度は東京へ向かう。これまた大移動である。

「ミラクるん…船見結衣、歳納京子、メルル…高坂桐乃、笛吹和義、みくる…涼宮ハルヒ、ジョン・スミス?外人か?」

「それよりいこうぜ結衣!」

終始テンションの高い京子はアフレコを難なくこなし、結衣も最後まで男としてアフレコを終わらせた。

「いやぁ最高だったな結衣!」

「お前がそこまで楽しいなら良いよ。これでもう男装しなくて良くなるしな」

「フライデーがいつ来るか分からないからこれからも男装しないとな!」

「来るかっ!」

 

最終話完。

 

 

またお会いしましょう

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