戦国†恋姫 〜感染者が降りてきました〜 作:アンラッキー松茸
…アンラッキーだけにw
えーこの小説を待っていた読者の皆さん。久々の投稿です。ほんと申し訳ないです。
というわけで今回から第2章(?)に入ることになります。
いつも通りまなあたたかい目でご覧下さい。
ではどうぞ。
「・・・897…898…899…900!おし!筋トレ終わり!」
変わらずの毎朝(薄暗いが)筋トレを終わらせた俺は東の山から差し込んでくる陽を目を細めて見る。
…
さて、汗でダランダランとなったから洗い流してこよっと。
[井戸]::(/ω\):: バチャァッ!
ふぅ、スッキリしたぜ。あ、一応うがいもしておこう。風邪にはなりたくないからな。
“病気”みたいなものにはなってるけどな。 by 誰か
「「お頭!おはようございます!」」
「んお?…おうひよ、ころ。おはよう。」
手拭いで顔を拭いてたら後ろから元気な挨拶が聞こえたので振り返ればひよところがいた。その2人に俺は挨拶する。
「お頭。今何してたんですか?」
「ん?身体が鈍らないように朝練をしてたのさ。」
「お頭って凄いですね。私達もこの先のために見習わなきゃいけないかな?」
「いや、やめといたほうがいい。朝練とは言っても陽が出てない時間帯だから少しキツイかもよ?」
「そんな早くから!?」
「それは・・・難しいですね。」
ひよは驚き、ころは顔を引きつっている。それを見て俺は困り顔をしながら笑う。
「…処で2人とも、朝飯は食べたのか?」
「まだですよ。昨日お給金が出たのでころちゃんと二人で外に食べに行こうって話してたところです。」
「お頭も、良かったら一緒にどうですか?」
「お、いいの?ならお言葉に甘えて。」
俺の返答に2人は嬉しかったらしい。自室へ行って準備をし、整ったのを確認した2人は両手を引っ張るように飯屋へと向かう。
「朝御飯、どこにします?」
「一発屋かな?」
ころの問いに俺は店名を言う。あそこの定食はどれも旨い。特に米は艶があり、口に入れて噛んだ瞬間ほんのりと甘さが広がるのだ。あれはマジでたまらん。
「ですよねー!はぁ、今日は何定食にしようかな?」
あれもいい、これもいい…とヨダレを垂らしながら妄想するひよの後ろから切羽詰まった馬蹄の音が聞こえてきた。あの早馬…何かの報告かね?
「お頭の言う通り、火急の報せでしょう。」
「…なら、飯は後回しだな。塔城するぞ。」
「あぁ〜ん。ごはんがぁ〜・・・(´Д`)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おーい、じーん!」
「おはようですよ仁くん。」
塔城して久遠の元へいこうとすると馴染みのある声が聞こえてきた。振り返れば小走りでこっちに近づいてくる和奏と雛だった。
「おう2人とも、早いな。あの早馬のことで呼ばれたのか?」
「呼ばれたわけじゃないんだけどな。雛と朝飯食いに一発屋へ向かってたら、途中で早馬が来るのを見つけて、気になって登城したって訳なんだ。」
「あの早馬、どうやら美濃方面から来たみたいだよ。もしかしたら雛たちの出番になるかもー。」
美濃…ねぇ。
墨俣城を築いてからか、これといった大きな動きを見せてないし。そろそろとなりますかね?
「まぁ評定の間に行けば何か分かるかもよー。」
「んだな。」
和奏達を連れ立って評定の間に入れば既に織田家の家老、壬月さんと麦穂さんが座っている。
「あ、壬月様と麦穂様。ちーっス。」
「御二方とも早いですねー。」
「おぉ、バカ二人と上田隊か。丁度良い。貴様らを呼びに行かせようとしたところだ。」
「壬月様。“バカ” じゃなくて “若” ですよ。僕ら織田の三若!」
いや、あながちバカで間違ってないかto…「バキッ!」グボォホッ!!
「誰がバカだ!殴るぞ仁!」
「殴ってから言うんじゃねぇっ!!」
「…この二人は置いといてー。何かあったんですかー?」
俺たちの口喧嘩をスルーする雛は壬月さんに問いかける。
「うむ。美濃方面で動きがあったらしい。今殿が使番からの報告を受けておる。」
「美濃方面の動き…ですか。墨俣から早馬の報告は入ってますか?」
「そういった報告はきてませんね。」
「ということは、尾張侵攻というのは可能性が低いでしょうね。」
ガラッ
「
「御意。三若の一人がまだのようですが。」
「あぁ、
「うむ。まぁ寝かせておけ。すぐにどうこうという話ではない。…それよりも仁、和奏。何をそんなに話しておる?」
「あっ、殿!聞いてください〜。仁が僕を虐めてくるんです〜。」
「俺は何もしてねぇよっ!!和奏が先に殴ってきたからだろ!?」
「わかったわかった。それよりも軍議に入るぞ。」
あ。この殿様脇に置きやがった!
「では殿。美濃からの早馬は一体どのような報せを携えてきたのです?」
「それが・・・よく分からんのだ。」
「へ?」
「久遠。分からないというのがわからないのだが。」
「正確に言うと。そんなことが可能なのか?と疑いたくなるような報せだったのだ。」
「どういうことですー?」
「うむ、それは今から説明しよう。・・・先ほど美濃に潜ませていた草から連絡が入った。その内容なのだが、どうやら
稲葉山城って確か、岐阜城の
行ったことないけどw
「なんですとっ!?」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ったぁーーー!!稲葉山城っていえば天下の
「北条の
「その難攻不落の堅城が、誰かに落とされた?・・・な、何言ってるのか分からねーと思うが、僕も何言ってるのか分からない。頭がどうにかなりそうだ。」
「和奏。混乱しすぎだってば。」
和奏が頭を抱えて混乱する中、俺は歴史の出来事を思い出していた。
稲葉山城を落としたのは間違いなく竹中半兵衛だ。斎藤家にして美濃の当主、
これにイラついたのであろう竹中は16人の部下と共に稲葉山城をわずか1日で奪取した。
まぁ竹中さんの気持ちはわからなくはない。俺だってそんな君主に仕えてるともなると自分が馬鹿のように感じてしまうからな。
「・・・・・ん・・・・じん・・・おい仁!」
「ふぇ!?…な、なに?」
「聞いてなかったのか?うつけめ。稲葉山城を落とした首謀者の情報を仁達で調べてきてくれぬかという話だ。」
あぁ、そういう話か。まぁ竹中さんのことは大体わかってはいるが、どういう姿をしているのかわからないからな。ここは頷いておこう。
「わかった、引き受けよう。」
「内容は…」
「美濃に潜入し、稲葉山城落城の真意を確かめると同時に首謀者も調べる。あと他も調べておくわ。…ひよ、ころ。行けるか?」
「はい!」
「いつでも大丈夫です!」
「ん。10日ほどで戻ってくるわ。」
「わかった。よろしく頼む。・・・それと仁。」
「ん?」
「その、あの・・・なんだ。気を…つけてな。」
!…心配してくれてるのか。
「大丈夫だ。ちゃぁんと戻ってくるからよ。」
「うむ。待っているぞ。…あ、ちがっ、し、報せを待っているぞ!ということだからな!/// 」
おいおい久遠。お前さんもツンデレなのかぁ?帰蝶と合わせてWツンデレじゃねぇか。
「あいあい。んじゃ行ってくるわ。」
「…うむ。」
城を出て忘れていた朝食を一発屋でとり、歩きで美濃へと辿り着いた俺たち上田御一行(命名 : 俺)。
探索は明日に行おうと3人で決め、近くの安い宿屋で就寝し翌日となった。
「さて、今日から探索に入る。まずは城の様子を探り、あとは町で聞き込みといきましょう。」
俺の言ったことに3人ははい!っと頷き城へと向かう・・・前に聞きたいことがある。
「何故犬子がここにいる?」
「「ハッ!!」」
「いやー。そろそろ大きな手柄が欲しいもん♪ 」
「手柄って…そんな大きな手柄じゃないと思うぞこの仕事。」
「へ?そうなんです?…あっれー?雛が「仁くんたちがたった三人で稲葉山城に討ち入るんだって。
雛のやつ…面白半分で犬子を来させたな。
「あぅ〜、犬子ちゃん。私たちのことを心配して来てくれたんですね!」
「えへへ、さすがに三人で稲葉山城討ち入りなんて無理だもん。だけど安心して!犬子が付いてるから!୧⃛(๑⃙⃘⁼̴̀꒳⁼̴́๑⃙⃘)୨⃛」
「犬子ちゃん!」
「ひよちゃん!」
ガシッと抱き合うひよと犬子。なにこの映画やアニメにある友情シーンは。まそれは置いといて。
「犬子。俺たちが美濃に潜入したのは城に討ち入るのではなく、情報を集めるためだぞ。」
「わん?」
「昨日早馬が来てな。稲葉山城がすでに落ちてると報せてくれて、その真意と誰がやったのかを確かめる。それが今回の目的なんだ。だから手伝ってくれるのは嬉しいが、大人しくしてくれるとありがたい。」
「…なーんだ。犬子の大立ち回り、仁様に見てもらおうと思ったのにー。」
ふてくされている?犬子を見て、彼女の頭を撫でる。それに犬子はちと驚くもすぐにご機嫌になった。
「また今度な。…さて、時間が惜しい。二手に分かれて情報を集めるとしよう。」
「割り振りはどうします?」
「ひよと犬子を2人で町へ行って情報を集めてきてくれ。俺ところは城の方を見てくる。」
「あぅ、お頭と離れちゃった…。」
「だいじょーぶだいじょーぶ。ひよは犬子が護ってあげるから。」
「ありがと!犬子ちゃん!」
「ひよを頼むぞ犬子。落ち合いは夜の宿だ。行くぞ、ころ。」
「はい!」
ひよ達と別れた俺ところは人の目に付かないようにしながら稲葉山城の門までやってきた。
「城門には門番が1人。お頭の熱探知で城の方は見れますか?」
「…いや、
「どういうことです?」
「建物の中に入ればその全体と人物がいる所を見ることができる。だけど外の方は見れない。その逆で、外にいて使うと建物の中は見れないんだ。」
「…なるほど。ちょっと不便ですね。」
俺の言ったことを理解したころは苦笑いで
「・・・・・・・・・」
出来るのであれば城に入って中を探りたいのだが、目の前にいる門番がこちらを見ながら得物を構えようとしてる。
「行こうころ。長居はまずいわ。」
「わかりました。」
「中を調べたい。…忍び込むしかないな。」
「えぇ!?忍び込むんですか!?流石にそれは、今の装備じゃ無理だと思いますけど…」
ま確かに、こんな真っ昼間から堂々とお邪魔しまーすなんていうのは難しいよね。
だがなころ、ああいう難攻不落の城には必ず隙があるっていうじゃないか。確認のためにも裏手に回ってみよう。
「裏…ですか。裏と言っても
「軍を動かすって訳じゃないぞ。俺ら2人で行くって感じだ。」
「は、はぁ…では一端、町に戻って装備を整えましょうか。」
「あ、山登りの装備は不要だよ。俺のちと面白いやつで行くから。」
「え?それってどういう…」
「まぁ任せとけ。準備が出来たら城近くの森に行くから。」
そう言って町へと足を運ばせ、潜入準備を始めた。
潜入したらおそらく竹中とその部下と対面するかもしれない。そこらへん用心してないと俺でも死ぬかもしれないな。このウイルスはまだ未完成状態な感じだからな。
そして準備が終わり、行動を開始した。
いかがでしたでしょうか?
久々の小説なのでなんか、色々と忘れてる気がします。
それよりも何故書く時間があったのにもかかわらず長い期間書かないでいたのかというと、言い訳になりますが学校の課題やなんだので書く余裕がなかったからです。あってもちょっとの時間でしか書けませんでした。…大変でした。
次の投稿もいつになるか分かりません。また長く待ってしまうかもしれません。そこをふまえてご了承下さい。
では良いお年を