東方刹那烏 ~the Moment of Crow~   作:蓬莱人形

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今回、ついにニコニコネタのタグを回収します。
まあキャラ設定でそれとなくフラグは立てておきましたが・・・

正直大丈夫か心配な、第壱和です・・・


第壱話 能力と、実力

私は柊と山を登っている。

「所で、あなた能力とかあるの?」

「能力?」

「妖怪なら一応あると思うのだけど・・・ちなみに、私は"空気を操る程度の能力"を持っているわ。」

へぇー・・・って「程度」って東方かよっ!!

一応、ニコニコとかで東方は知っているが、まさか東方の世界に紛れ込んでしまったとは・・・

「いや・・・まだ・・・」

「そうよね・・・記憶が無いのに聞くのは野暮だったわね・・・」

「いえ、いいんですよ・・・」

柊がなんか、しゅんとし出した・・・傷付けた?

「ごめん・・・柊さん・・・」

「良いのよ、私が悪いんだから、あと呼び捨てで良いわよ。」

「解ったよ、柊。」

 

 

 

そんなこんなで山の中腹ぐらいに来た時、女の子の悲鳴が聞こえた。

急いで柊と駆けつけると、小さい人間の女の子がオオカミの妖怪に襲われていた。(人型じゃなかったから天狗じゃない)

「私が行くから刹那はさがってっ・・・え!?」

気が付いたらオオカミと女の子の間に割り込んでいた・・・

「ちょっ・・・刹那っ!!」

柊に呼ばれた気がしたが、どうでもいい、今はこの子を助けたいだけだ。

「おい、お前・・・こんな弱い子襲って何やってんだ・・・」

オオカミは、ニヤリと笑い答えた。

「コイツが俺の住処に無断で入ったからだ、若い天狗よ、そこをどけ。」

「断る!!・・・っと言ったら・・・?」

「今は、穏やかだが、お前にも手を挙げるかもしれんな」

またもオオカミはニヤリと笑う、それで初めからこの子を食べる気だと分かった。

「今回は・・・見逃してあげられないか・・・?」

「無理だな・・・生憎と腹が減って仕方がない・・・どけ・・・」

オオカミは再び退くように命令して来た、無論退く気は無い。

こう言う奴は嫌いなタイプだからだ。

「断る!!自分の腹の事しか考えん愚か者の言うことは聞かん!!」

「ならば仕方あるまい・・・貴様も死ね!!」

オオカミが私の顔ほどありそうな爪を出し飛びかかって来た。

 

 

その時だった、自分の異変に気付いたのは・・・

 

 

何故か爪の動きが遅く感じた・・・欠伸が出るほどに・・・そして普通に避けた。

「!?貴様、何をした!?」

「え?」

只避けただけ・・・それなのにオオカミは驚いていた。

「何・・・・今の・・・」

助けに入ろうと見ていた柊さえも驚いている。

「まさか・・・私の、能力・・・?」

「貴様、能力持ちだったのか!?」

はっきりとはわからない、只刹那の空間を自由に動いていた気がした・・・

刹那・・・刹那・・・っは!!

「刹那を操る・・・程度の能力・・・?」

確信した、これが私の能力なんだ。

「確信がなかったが本当に能力があったなんて・・・」

柊は嬉しいような驚いたような反応をしている。

 

そういえば、刹那を極めないと出来ない技がニコニコでネタになってたっけ・・・

 

 

やってみよう。

 

 

「オオカミよ、今回は、今から放つ拳だけで勘弁してやる・・・反省して出直してこい!!」

「能力持ちでも攻撃向きでなければ恐るるに足らんわ!!」

なおも襲い掛かるオオカミそこに右手の拳を虎の構えにして殴りかかる。

拳がヒットすると同時に能力を使い刹那の空間を作り、その間にその拳を握り二撃目を叩き込んでやった。

知ってる人はご存知"フタ〇ノキワミ"である。(元ネタ:るろうに剣心)

「何ッ!!」

オオカミは驚きながら錐揉み状に吹っ飛んだ。

「刹那っ!!大丈夫だった?」

柊が駆けつけ、心配そうに声を掛けてきた。それに私は只、半分驚いた様子でこう答えた・・・

「ハハハ・・・出来ちゃった・・・」

 




どうでしょうか・・・まさかキワミが来るとは・・・


予想できましたよね・・・刹那の設定欄にキワミって書いてますもんね・・・
ネタ要素タグを早く消化しようとして一番自然な形がこれだったよ・・・

次回予告
第弐話 天狗の里

柊「正直、心配だったわ・・・」
刹那「ゴブ〇ンバットォー」
柊「少しは自重しなさいっ」
バキッ(刹那、殴り飛ばされる。)
刹那「アッーーーーーーー」
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