東方刹那烏 ~the Moment of Crow~   作:蓬莱人形

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プロット考えるのに時間がかかったなんて言えない…


第伍話~佐渡の二つ岩~

「お兄ちゃん!!もっと走って!!」

「ぬえも振り落とされないように!!」

今私は森の中を全力で走っている…

…どうしてこうなった…

 

 

数分前

 

 

「沢山穫れたねー」

「今日は焼き魚にしようか」

そんなことを話しながらぬえと焚き火の用意をしていた

その時邪魔になるから小太刀を側に置いて少し目を離したら何かが通り抜け小太刀が無くなっていた…

「あ~これは~…盗まれたぁ!!」

私の間抜けな叫び声が木霊した、すぐにぬえも駆け付けてきたのでぬえを担いで犯人の後を追い掛けた…

そして現在に至る訳である…

(回想終わり)

 

 

「あ!!姿が見えた!!狸の妖怪みたいだよ!!」

ぬえが犯人を補足したらしく、大声で呼び掛ける。

あの馬鹿狸…ゆるさん!!とっつかまえたら泣くまで殴るのを止めないぞ!!

ぬえが振り落とされない程度に速度を上げて一気に狸との間合いを詰める…

そしてもう少しで手が届くというところで森らい一気に視界が広がった…

 

目の前には、砂浜とそこに集まる狸妖怪の姿があった…

「げぇ~コイツ追って来やがった!?」 

一人の狸が声を上げる、おそらくコイツが私の小太刀を盗んだ犯人だろう。

「その盗んだ小太刀を返せ…」

少し威圧するように言うと、犯人はひぃぃ~と震えながらもしっかりと小太刀を掴みながら強気に言って来た

「こ…この刀はアソコに捨ててあったのをオイラが拾っただけだい!!オイラは何も悪くねぇや!!」

ふざけるなよ…捨ててあっただと…

「アレは私がそこに置いておいただけだ捨てた訳では無い…」

「そんなもんしらねぇや!!これはオイラの…「お主はま~た人様の物を盗ったのか!!」痛いっ!!ゴメンナサイ!!」

小僧狸が屁理屈を唱えようとした矢先、誰かが小僧の頭をぶった…

「すまんのぅ~ウチのものが迷惑を掛けたみたいでのぅ…」

小僧をぶった妖怪狸が申し訳無さそうに謝ってきた…恐らく此処にいる狸の中で一番えらいのだろう…

「私は大烏刹那と言います、先ほどの通り私の刀を盗んだ犯人を追い掛けてここに着いた次第で御座います、この子はぬえ、私が保護者をしています…」

自己紹介と一緒にぬえを紹介すると、相手は

「儂は佐渡の二つ岩、周りからはマミゾウと呼ばれておる」

と言って自己紹介で返して来た…って佐渡の二つ岩って名乗らなかったか!?

「え…佐渡って事は…」

「うむ、ここは佐渡じゃ…もっとも、まだ佐渡に行くための浜じゃがな…」

にっこりとマミゾウは答えた、じゃあ此処に…

「此処に変化の術に詳しい妖怪がいると聞いてここを目指していたのですがまさか偶然着いてしまうとは…」

そう呟くとマミゾウはなんだとばかりに

「なんじゃ…儂に用があったのか…お主しはコヤツの事もあるし、遠慮なく言っとくれ!!」

「はい…実は変化の術を教えて貰おうかと思って…」

そう言うと、マミゾウは面白いとばかりにニヤリと笑い

「まぁ…此処で話す訳にもいかんじゃろう…島へ案内しよう。」

と私達と佐渡ヶ島へと向かった…

 

数分後

 

私は、日本を旅していること、そして人里に入るために人間に化けし術を教えて欲しいと言うことを説明した。

マミゾウはむぅ…と唸りながら考え事を始めた…

私はいくら東方原作の記憶が少し有るからと言っても流石にマミゾウについては名前程度しか知らなかったのでとわんな性格か分からない…話し合いは慎重に行こう…

「言いたい事は解った…じゃがハイそうですか、とあっさり教えるのもつまらん…」

やっぱり無理だったか…「そこでじゃ!!」…え?

「ちょっとした試験をしよう…なに、簡単な遊びみたなものじゃ。」

そう言うとマミゾウは小僧狸から取り上げた私の刀を見せながら

「儂が今夜この刀をこの島の中に隠す、島の中だけじゃ、一週間やる、お主しは一週間以内にこの刀を見つけ儂に見せるそれだけじゃ。それから、ぬえ…お主には妖力の使い方を教えようかのぅ…」

どうやらぬえは無償でやってくれるようで少しホッとしたしかし、不安なことがあった

「もし、私が見つけられなかった場合は…」

そう、私が試験に通らなかった場合だ

「特に何も、刀を返すが術は教えん、それだけじゃ」

そして翌日、マミゾウから私に出された試験が開始された…




今回は時間が無かったのでこんなですが、次回からもっと文字数増やす予定です。

次回、第六話~佐渡ヶ島一週間~

マミゾウ「また次回にのぅ!!」
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