とある不幸少年のToLOVEるな日常   作:ふうふう

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この作品はリトは出ません。
リトの両親が上条の両親になります。
なので美柑も上条美柑になります。
禁書目録キャラは出すか分かりません。


とある不幸な少年上条当麻

「はっは、は」

 

空も赤く彩られてきた夕暮れ時、一人の少年が走っていた。

もうそれはランニングなんて目じゃないほどの全速力で、時に人中をすり抜けるように駆け、時に複雑な路地裏を駆ける。

その際少年は一切スピードを緩めない何処までも全力で走る。

えっ、なんでそかまで全力で走るかって?

フッフッフ、なら答えて差し上げよう。

其れは少年のうしr『マテヤゴラー!!!』ろにいるイカツイ格好のお兄さん⭐達と絶賛《捕まったら最後恐怖の鬼ごっこ♪》をしているからですはい。

 

「ハハッ…なんでこうなった!?」

 

この少年の体質を知っていって口癖を知っている人なら分かるだろうさあ御一緒に

 

「不幸だー!!!!!!!!」

 

 

少年の魂の叫びが木霊するのであった。

 

 

 

 

 

 

先ほど「不幸」だと言った少年上条当麻が何故追われているかを説明しよう。

少年は学校の帰り、妹に頼まれていた食材の買い出しに商店街に来ていた。

 

「いやー今日は何事もなく買えたぞ!しかもセールス商品の卵を買えたとは、もしかして今日の上条さんは不幸じゃないかも!!」

 

卵を買えただけでそこまで喜ぶ程のかとなのかな?と誰もが首をかしげるだろう。

だが万年不幸少年上条当麻にとっては、とてもとーっても重大なことである。

少年の姿は高校の制服を着ていて顔もぱっとしない強いて言えばそのツンツンした髪型が特徴的なだけの何処にでもいる普通の高校生だろう。

 

「さて帰るか」

 

しかしその少年ものっすごく不幸なのである。ある時はどぶにはまり、ある時は財布を落とし、またある時は犬の尻尾を踏み追い掛けられる。小さいことから大きいことまでさまざまな不幸が彼に降り注ぐ。

 

そんな不幸な上条が何事もなく帰えることができるだろうかいや出来ないだろう。

なぜなら彼の目の前には

 

「ねーねーそこの君ちょっと俺たちと遊ばない?」

 

いかにもチャラそうな奴等が友達を待っていたのかベンチでスマートフォンを弄っていた少女にナンパを仕掛けていたのである。

少女の方も明らかに困っているのが分かるが周りの人達は少女から目を背け関わらないようにする。

だがその少年上条当麻はそうはしなかった、あろうことかその連中に割って入り少女に声をかけるのである。

 

「いやーごめんごめん待ったか?それじゃあ行こうか」

 

そういって少女手を取ろうとしたとき

 

「おいおいお前さんよぉ俺らが先にその娘に声かけたんよー何でしゃばってんの?」

 

チャラ男Aに行く手を阻まれる少女の方もいきなり現れた上条に困惑しあたふたしはじめた。

不味いなと上条は思い

 

「いやーこの娘俺の連れなんでそんじゃっ!!」

 

そういって上条は少女の手を握り全速力で走りにげた。

 

「あっ、まてこらテメーッ!!」

 

いきなり横取りされ逃げられたチャラ男達がやることはひとつツンツン頭の少年をぼこぼこにするために少年を追いかけるのであった。

 

 

走りはじめてすぐに上条は少女をつれて物陰に隠れる

 

「あのウニ頭どこいきやがった探せー!!」

 

その声が遠くなるの確認し物陰からでる。

少女のほうはやっと状況を理解できたのか慌てて上条に頭を下げた。

 

「あっあの助けていただいてあっ有り難う御座います」

 

それを受けた上条はやっと少女が誰なのかに気がついた。

少女は上条の通う彩南高校で同じクラスの西連寺春菜だったのである。それに気がついた上条は再び少女に声をかける

 

「ナンパされてたのって西連寺だったのか、善かったよ間に合って」

 

その声を聞いてその少女春菜もハッとする

 

「かっ上条君!?」

 

まさか自分をたすけてくれたのが上条だとは思わず急に恥ずかしくなり顔が赤くなる。

そんな春菜に上条は、ははっと笑った後自分が買い出し帰りなのを思いだし慌てて

 

「わっ悪い西連寺、俺今日買い出し当番だった!それじゃあ俺帰るから西連寺も早く帰るんだぞ!!じゃあまた明日!!」

 

そういって上条は帰路を走っていった。

 

「あっ」

 

走っていった上条の後ろ姿が消えるまで春菜は目が離せなかった。

颯爽と現れて颯爽と去っていった上条の姿は春菜には眩しくヒーローに見えていたのだった。

上条がいなくなった方を見ていた春菜だが自分が姉と待ち合わせしていたことを思いだし慌てて姉の下へとかけていくのである。

姉と出会えた後も春菜の頭にはツンツン頭の上条のことで一杯でぼーっとしていた。

そんな春菜に姉は

 

「何?もしかして好きな人でも出来た?」

 

っと姉にからかわれたのは少女だけの秘密だ。

 

 

 

一方家に帰った上条は走り回って卵を割ってしまって妹の美柑にこってり怒られたのであった。

 

「ふっ不幸だ」《ガク》

 

今日も地味に不幸な上条の一日だったのである。




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