とある不幸少年のToLOVEるな日常   作:ふうふう

3 / 8
告知申した通り土御門&青髪ピアスを絡ませます。

あと、とあるキャラ3人と他の作品のキャラ1人出します。
そして長いです。


とある不幸な少年とクラスメイトと…

美柑と別れて数分、上条は鼻歌を歌いながら自身の通う学校、彩南高校の門をくぐった。お世辞にも上手いとは言えないが彼の今の顔を見てそう言えるものはそういないだろう。

 

上条当麻

 

自他共に認める不幸な少年である。

上条を知らない生徒はこの学校にはいないだろう。

彼は別に部活動で良い成績を残しているわけでもテストで上位に入っている訳でもない。

 

彼は帰宅部だし成績も下から数えた方がはやい、美柑に起こしてもらわなければ何時も遅刻ギリギリ。

お世辞にも良い生徒とは言えないがそれだけで上条が全校生徒に知られるように成るとは到底思えない。

 

ではなぜ上条が全校生徒に知られているか、それは先ほども言ったように不幸なのだ、それはもう不幸なのだ。

 

授業中の先生の質問は全て上条に向かい、掃除当番も上条が任せられることが多いし、学校の自動販売機に“二千円札”を飲まれるし、まれに学食できつねうどんを頼めば食堂のおばちゃんが寛大にぶちまけてしまい全て上条にかかる。

 

一日に何回もの不幸に見舞われる上条に同級生だけではなく上級生、教師に至るまでこの学校に通う者たち全てに名が知られている。

 

しかし、いつも不幸だと嘆いている少年が今は下手くそながらも鼻歌をしながらそれもかなり上機嫌に廊下を歩いているのだ。いつも嘆いている少年が上機嫌な姿に皆の中でなんとも言えない空気が漂っていた。

 

『おっ、おいあの上条が鼻歌歌ってやがるぞ!?』『まじか!?あの上条が鼻歌だとっ!?』『おいっ、誰か御門先生呼んでこい!!』『これは普通じゃないぞ!!』

 

…鼻歌を歌っているだけで酷い言われようである。

 

そんな彼に話しかけるものがいた

 

「よーっす、カミやんおはようさん!どないしたんそんなキモい顔して鼻歌うとうてぇ??熱でもあるんちゃうかぁ?」

 

そういいながら近付いてきた青く染めた髪に耳にピヤスをつけたエセ関西弁で細目の少年通称青髪ピアスと

 

『にゃはっはー青髪ピアスの言う通りだぜカミやんいつも不幸だ不幸だって嘆いているやつが鼻歌でも歌えば熱でも有るんじゃねえかっておもっちまうぜー、てか現在進行形で思ってる悪いこと言わねぇ、早く御門先生に診てもらうことをおすすめするんだにゃー』

 

金髪に染めた髪にアロハシャツ、終いには室内なのにグラサンをかけたにゃーにゃー男、土御門元春だった。

 

彼らは上条の悪友でいつもバカやっている者たちである。

そんな悪友たちに流石の上条も「お前ら上条さんがいくら不幸だからって鼻歌歌っただけで病人扱いとかいくらなんでも酷くないでせうかー!!??」というのであった。

その言葉に上条が何時もの上条だと分かりクラス全員が一斉に笑いだした。

 

「にゃっはっはー、いやーすまねーすまねー、なに珍しく早く学校に来たカミやんがあろうことか鼻歌を歌っているとは思わずこいつはカミやんなのかっ!?って正気を疑っちまったぜぇ?」

 

土御門の言葉に皆ウンウンと頷く。

 

「なにそれヒデェー!?、お前ら上条さんをなんだと思っているわけぇ!?」

 

『不幸!!!』

 

「一言!?上条さんの存在って不幸の一言で片付くのかぁ!!??」

 

『うん!!』

 

抗議する上条に全員一致で肯定された。

 

「そっ、そうでせうか」

 

上条はガックリ項垂れたのである。

 

「それはそうとカミやん今日はなんでそない上機嫌なん?いつも不幸だー不幸だー言うてんのに?」

 

青髪ピアスが聞いてきた。

 

「ふっふっふ聞きますかー?聞きますかー?上条さんの今日の運勢を」「いやいい」「おいっ!聞けよ!聞いてくれよ!」

 

なぜ自分が上機嫌なのか理由を語ろうとした瞬間断られ上条は涙目で抗議した。

 

「ごめんごめん、カミやん弄るのおもろうて調子のり過ぎたわ。っで?運勢がどないしたん?いつも通り最下位じゃないいん?」

 

やっと話を聞いてくれる雰囲気になったので上条は再び語る。

 

「ふっふっふ、残念でしたー今日の上条さんは一味違いますよー、何せ今日の星占い上条さんの星座が一位なんだからなっ!!!」

 

それを聞いたクラスメイトたちは面食らった顔をしたのち一斉に

 

『…えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!!!!!!!!!』

 

驚きの叫びが轟いた

 

『きっ、聞いたか皆!!??あの上条があの上条であの上条のあの上条が占いで一位だぞ‼』『信じられない‼あの上条君よ!?』『今日は隕石でも降るんじゃねえかー!!!』『やっぱ御門先生呼んでこい!!!』

 

「はっはっは、だから言っただろう?今日の上条さんは一味違うってな!なんでもこれまでの不幸の数倍の幸福に成るらしい!!」

 

高らかに笑って言った。

 

その時ドアが開き西連寺春菜が入ってきた。誰かを探しているのか顔をキョロキョロさせながら教室を見渡しその目が上条をとらえると上条のもとへ小走りできた。

 

「かっ、上条君!!おっ、おはよう!!」

 

上条に勢い良く声を掛けた。

 

「ん?西連寺か、昨日ぶりだなぁ、ちゃんと帰れたか?」

 

そう言って春菜に笑い掛けた。

 

「うっ、うん!あのあとお姉ちゃんと一緒に帰ったから大丈夫だっだよ!!」

 

あのあと姉と合流したあとも春菜は上条の事を考えていて姉にからかわれたことを思いだし顔を赤くしながら言った。

 

「ははっ、それはよかった、あのあと着いていってやれば良かったけど生憎買い出し当番だったからなー」

 

上条は頭をポリポリしながら申し訳なさそうに言った。

 

「きっ、昨日は本当にありがとう!あっ、あのっ、昨日のお礼にクッキー焼いてみたの!!良かったら食べて!!」

 

そう言って春菜はクッキーの入った小包を渡してきた。

 

「ははっ、そんなの別によかったのに律儀だなー、有りがたく貰うよ。今食べて良いか?」

 

上条は小包を受け取りながら尋ねる。

 

「うっ、うん上手く出来たか自信ないけど…」

 

そう言って勧めた。

許しを得たため上条は小包からクッキーを取り出し口に放り込んだ。

 

『あっ!!!!』

 

上条が女子からのお礼、つまりプレゼントをもらいそれを迷いなく食べてしまったため周りにいた男子達が声を挙げた。

 

食べた本人上条は

 

「うまっ!!なんだこれ!店に出しても金とれるぞ!!

いやー西連寺は料理が上手くて優しい良い奥さんに成るんだろうなー」

 

そう言って一人でウンウン納得している上条に

 

「えっ、良い奥さん!?」

 

春菜は上条が何気なく言った奥さんにという言葉に反応し

 

(おっ、奥さん?奥さん…上条君の奥さん…)

 

頭が蒸発するほど妄想を繰り返していた。そして我に返り

 

「じゃっ、じゃあお礼も渡せたから私席に戻るねっ!!」

 

そう言って自分の席に走っていった。

 

それを強い目で見つめる少女が二人いた。

 

(くっ、クッキー…その手もあるのですね!…でもおしぼりも負けてないはず!!)

 

ひとりは黒髪ショートカットの少女五和と、

 

(当麻君ってどんなプレゼントが喜ぶかなー?)

 

ピンクの髪を肩辺りで束ねた少女鳴護アリサだった。

 

上条はクッキーの残りを仕舞おうとした瞬間背後から殺気を感じた、思わず振り返るとそこには血の涙を流しながら上条を睨み付ける男子達がいた。

 

『おい、見たか野郎共!!』『ああ見たとも』『くっそ、なんで上条ばっかり!!』『これがカミやん病か!!なんて強力な!!』『悪い芽は早めに摘んだ方がいいよなぁ皆!!』『おお!!そうだ今日こそ思い知らせるときだ』

 

 

『リア充は死す!!!!!!掛かれー!!!!!!!』

『おぉぉぉぉ!!!!!』

 

「っえ?え?ちょっとお前らいきなりなnゴフゥッ!?」

 

一斉に襲いかかってきたクラスメイトたちに上条は成すすべもなく押し倒されぼこぼこにされるのだった。

 

そんな彼らを止めたのは

 

「いい加減にしろ貴様ら!!もうホームルームは始まっている!!』

 

その声に男子たちは固まるそして男子たちは声の方向を見る、そこにいたのは中学生位の黒髪ゴスロリ少女だった。

 

『那月ちゃん!!』

 

《バンッバン、バン》

 

声の主の名前を言った男子たちの額に次々にチョークが投げられていく。

 

『ギャー!!!』

 

悶絶する男子たちに声の主は言う

 

「教師をちゃん付けで呼ぶな!!さっさと席につけ!!」

那月の号令で男子たちはしぶしぶ自分の席に戻っていった。

 

「上条、貴様も早く席につけ!」

 

那月は上条に声を掛ける。

 

「うぅー、不幸だ…あっ、ありがとうございます南宮先sゴポッオ!!??」

 

ふらつきながら起き上がり助けてくれた教師に礼を言おうとした瞬間上条の額にチョークがぶつかる。

 

「ちょっ!可笑しくないですか南宮s(ブゥンッ)うおっ!!

俺れは先生にちゃん付けしてないじゃん!?なんでチョーク投げられるの!?」

 

確かにその通りである上条は那月のことをちゃん付けで呼ばないのだ、ならなぜ上条にチョークが投げられているかと言うと

 

「貴様はなぜちゃん付けしない!!!」

 

なんと那月は自分をちゃん付けしない上条に起こっていたのだ。

 

「ちょっと、南宮せんせ(ブゥンッ)うおっ!!ちょっ、さっきと言ってること違ってません!?みなみy(ブゥンッブゥンッ)ちょっ、チョーク増やさないで!!上条さん死んじゃう!!てか、どんだけあるんだよ!?」

 

「なら私をちゃん付けで呼べ!!」

 

「ちょっ、先生にちゃん付けはできな(ブゥンッ)わっ、分かりました言います言いますからチョーク投げないで!!那月ちゃん!!」

 

ピタッ

無限に投げつけられるチョークを恐れた上条が那月をちゃん付けで言ったことにより那月はついにチョークを投げるのを止めた。

 

「はーっはー、ちょっと酷すぎやしませんか那月ちゃん?」

 

「ふんっ、貴様が素直にちゃん付けで呼べば良かっただけだ。何せ貴様は唯一私がちゃん付けを許した男だからな」

 

顔を赤く染めながら言う那月に、

 

「えぇーっと、これは誇るべき?」

 

ガードの固い那月が上条にだけちゃん付けを許した理由を知ることが上条にだけは全く理解できていないのであった。

 

それを見ていた男子たちはさらに血の涙を滲ませ、恋する女子三人はライバルの多さに苦難し、1人の少女は肩の凝りをほぐそうと健康器具を取り出し、その他の女子たちは修羅場のできつつあるこの空間でニヤニヤしていたのである、

 

「んー、なんだかなー」

 

上条はなぜあんなことを言われたのか考えて結局答えの出ぬまま今日を過ごしたのである。

 




やべー止められなかった。2.5倍くらい長い!!
吹寄、台詞、名前出せなかった!!てか入れられるシーン無かった!!(えっ?吹寄いたの?)出しました!!ほんの一瞬!!
五和ちゃん相変わらずのおしぼり攻め!!

アリサちゃん悩む!!

春菜ちゃん一歩リード!!

ストライク・ザ・ブラッドから那月ちゃん登場!!
上条に恋心を抱き上条にだけちゃん付けを強要!!

まだ、ララ出てない!!


こんなグダグダ小説ですがこれからも宜しくお願いします!!
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