ほんま何時になったら入れるのやら…
上条は那月の待つ職員室へ向かっている。
「今日は何のようなのかねー、上条さんここ最近は平和な筈なんですけどねー」
昨日不良共に追われていた奴が良く言うよと思うが実際それでもぬるい方である。
酷いときは強盗に巻き込まれたり、見ず知らずの者にナイフを突きつけられたりと不幸通り越して呪いのレベルなのだから、先日はまだましな方である。
そのたびにぼろぼろになりながらもしぶとく生きているのだからまた不思議である。
そんなことを言いながら歩いていると上条を呼ぶ声がした。
「あら、上条君、また南宮先生に呼び出しを受けたのかしら?」
「ん、御門先生?」
声がした方に顔を向けると見知った女性が手を振りながら近づいてきた。
「フフッ、相変わらず面白い顔をしているわね君は」
そう言って話しかけてきた女性は、大人の色気を漂わせ白衣の上からでも分かる立派なおっpげふんげふん
っと、とにかく魅力的な女性は彩南高校の保険医である御門涼子である。
美人でそれでいてお茶目なところがあるため男子生徒だけでなく女子生徒からも人気の高い先生である。
「面白いって、俺今どんな顔してますか?」
ジト目で御門を見る上条。
「フフッ、ゴメンゴメン、君がいかにも不幸ですよって顔をしてたものだからちょっと、からかいたくなったのよ。」
「いいですよー、どうせ上条さんは年中無休で不幸ですよー、今日だけは何事もなく終わりそうだったのに今から厄介ごとに足を突っ込むんですからねー…はぁ」
半ばやけくそ気味に言う上条に御門は少し悪いことをしたかなーと、苦笑した。
「フフッ、君も相変わらずねぇ。でも、余り無理しちゃ駄目よ、いくら君の回復力がずば抜けてるからって、そうしょっちゅう怪我されたら敵わないんだから」
ホントに心配してるんだから、という目で見られた上条は頭を掻きながら苦い顔をした。
怪我を良くする上条は、当然保健室の常連で良く御門の治療を受ており心配をかけさせているから御門には頭が上がらないでいる。
「うっ、面目ないです…」
上条は本当に申し訳ないという風に頭を下げた。
「クスッ、まあ私が言っても君が無茶をするのは分かってるから諦めてるんだけどねー」
御門は上条と出会ったときのことを思い出しながら言った。
自分と初めて出会ったときも上条は誰かを助けるためにぼろぼろに成りながら戦っていたのを御門は覚えている。
「でも、心配してるのはホントよ?だから余り無理はしないでね」
御門に上目遣いで言われ上条はうっ、としてしまう。
「じゃっ、じゃあ俺南宮先生に呼ばれてるんで失礼します!」
居心地が悪くなった上条はそれだけ言うと那月の待つ職員室に駆けていくのだった。
「…ばか」
御門は上条の後ろ姿を眺めながらそうひとりごちるのであった。
御門先生は、とあるで言う冥土返し的存在です。
上条は、ほぼ毎日御門先生にお世話になっています。
上条は、たまに御門の胸が当たって顔がにやけそうになるのを必死にこらえるが御門は、その反応を面白がりさらに強く胸を押し付けたりしている。
(くそっ、このリア充が!!)
あと御門先生とは中学からの知り合いで御門が地球に来たときに初めて出会ったのが上条です。
では、また次回!!