学戦都市アスタリスク〖死神の戦い〗   作:KUSAN

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第10話

 

そして次の日の朝から、刀藤さんと訓練する事になった。

訓練してみて改めて、刀藤さんは強いと思った。

俺が鬼道など使うから、隙などを作って有利になったりするが、もし使えなかったら、勝てないだろう。

それに、まだ刀藤さんの剣術を見たことないからな。

これが剣のみの戦いだと、ボロ負けだな。

そして、休憩時間の時に刀藤さんが話しかけてきた。

 

 

「あ!川上先輩に一つお尋ねしたい事があるのですけど、よろしいでしょうか?」

 

 

「うん?何でも答えるよ!」

 

 

「はい!じゃあ先日の決闘の最後、鍔迫り合いにならなかったのは、何故なのでしょうか?」

 

 

ああ。あれねー。

まぁ刀藤さんになら言っても良いか。

一回見られたから、あまり変わらないだろう。

 

 

「じゃあちょっと見ててね。」

 

 

『散れ 千本桜』

 

 

俺は始解をして、近くにあった木をぶった斬った。

 

 

「え?剣が桜に?」

 

 

驚いている刀藤さんも可愛いな。

いかんいかん、しっかり説明しないとな。

 

 

「そう。俺のオーガルクスは、刀身が目に見えないほどの無数の刃に分裂するんだ。そしてそれが桜に見えたんだ。」

 

 

「それが、決闘の時、鍔迫り合いできなかった正体なんですね。」

 

 

「うん。そうゆうことだね。じゃあそろそろ朝の訓練は終わりにしようか。」

 

 

「はい!ありがとうございます。」

 

 

笑顔でお辞儀してきたので、頭を撫でることした。

うん。これで1日頑張れるな!

 

 

 

そして、クラスに行き綾斗とリースフェルトに訓練を抜ける話をした。

 

 

「こっちとしては残念だけど、何か用事とかあるのかい?」

 

 

綾斗!

お前は優しいな。

正直俺ってクラスで、綾斗と矢吹とリースフェルトと沙々宮ぐらいとしか、喋った事ないからな。

まぁ、俺は友人関係は狭く深くの人だからいいんだよ!

 

 

「理由だっけ?前、決闘した刀藤綺凛さんと訓練する事になったからだ。」

 

 

「「「え!」」」

 

 

おお!

皆びっくりし過ぎだろ。

可愛い後輩が困っていたんだから、仕方がないだろ。

 

 

「おい!川上!それは刀藤と一緒に、フェニクスに出るという事なのか!」

 

 

おお!

リースフェルトはいきなりどうしたんだ?

まぁ、俺も刀藤さんと一緒にフェニクスに出れればいいんだけどね。

 

 

「刀藤さんとは星武際には出ないよ。多分、タッグのパートナーもあのジジイが決めるんだろうな。」

 

 

「そうか。それとジジイとは誰なんだ?」

 

 

リースフェルトがジジイだって。

何か新鮮だな。

 

 

「刀藤綺凛の叔父だよ。」

 

 

「まぁそれにしてもよく、学園1位と訓練する事になったな。」

 

 

次は矢吹か。

ん?

 

 

「誰が学園1位なんだ?」

 

 

「川上お前しらねぇの?刀藤綺凛だよ。あの子が学園1位だよ。」

 

 

は?

俺学園1位と決闘していたのか。

確か、決闘の日は直ぐに寮に帰って寝たからな。

誰とも決闘の事を話してなかったな。

あの強さなら、学園1位も納得だな。

 

 

「今初めて知ったよ。以外と凄いんだな。」

 

 

「そうだぜ!それに、お前も学園1位とあそこまでの勝負をしたんだから凄いもんだ。」

 

 

そして授業を終え、放課後になったので、綾斗達に一言言い待ち合わせ場所に向かった。

待ち合わせ場所に着くと先に刀藤さんが着ていた。

 

 

「待たせてしまってごめんな。」

 

 

「わ、私も今来た所ですから大丈夫です。」

 

 

「あ!そういえば今日刀藤さんの話になったんだけど、刀藤さんって学園1位だったんだな。凄いな。」

 

 

そう言って刀藤さんの頭を撫でた。

訓練の始めと終わりには撫でないとな!

 

 

「そんな、私なんかまだまだです。」

 

 

俺は刀藤さんを撫でるのを止め、頭に軽くチョップした。

 

 

「自分を卑下するような事を言ったら駄目って言っただろ。」

 

 

「ごめんなさいです。」

 

 

「まぁこれからは、頑張って言わないようにしていこうな。」

 

 

まぁ反省しているし、撫でて良いよな?

あれ?

勝手に手が撫でてるよ。

 

 

「よし、じゃあそろそろ放課後の訓練を始めようか。」

 

 

「はいです。よろしくお願いします!」

 

 

こうして訓練を始め、きりの良いところで終了した。

そして、刀藤さんを中等部まで送って、帰ることにした。

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