学戦都市アスタリスク〖死神の戦い〗   作:KUSAN

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第14話

 

 

 

決闘か終わり更衣室で休んでいると、綾斗とリースフェルトと沙々宮がきた。

 

 

「まさか本当に勝ってしまうとはな。川上は意外と強かったんだな。」

 

 

リースフェルトがそう言ってきた。

意外ってなんだよ。

俺って一応リースフェルトの事、助けたことあるんだぞ。

まぁ今の言葉は、聞かなかった事にしよう。

 

 

「まぁ剣だけなら勝てなかったね。」

 

 

「確かに。剣だけなら僕よりも上だろうからね。」

 

 

俺が思ったことを言うと、綾斗も納得した表情で同意した。

 

綾斗よりも剣の才能は上か。

やっぱり刀藤さんは強いな。

 

 

「やっぱり強いな。…ん?クローディア?」

 

 

「晴也、よろしいでしょうか?」

 

 

クローディアが部屋の前にいたので入れることにした。

 

 

「失礼しますね。ふふっ。さぁどうぞ。」

 

 

ん?誰か居るのか?

 

 

「あ、あの。お邪魔します。」

 

 

クローディアと一緒にいたのは刀藤さんだった。

そして、クローディアと刀藤さんが入ってきた。

 

 

「あ、あの。わ、私とフェニクスのパートナーになって下さい!」

 

 

「「「「「え?」」」」

 

 

この場にいる全員が驚いていた。

もちろん、その中には俺も含まれている。

俺は最悪、沙々宮と組むつもりだった。

刀藤さんからフェニクスのパートナーを申し込まれるなんて思ってなかった。

しかし、タッグってことは連携が大事だ。

刀藤さんは俺と組んでもいいのか?

 

 

「その申し出は喜嬉しいが、俺でいいのか?」

 

 

そう言って俺は、刀藤さんに疑問に思ったことを聞いた。

 

 

「はい。私は川上先輩と組みたいのです。理由は、朝とか訓練を一緒にして下さっていたので、連携も上手くいくと思ったからです。」

 

 

しっかり考えての申し込みだったんだな。

それなら断る理由はないな。

それに、実力も申し分ないから、フェニクスの優勝も目指せるしな。

 

 

「じゃあこれからよろしくな。刀藤さん。」

 

 

そう言って俺は手を差し出した。

 

 

「じゃあよろしくお願いしますね!川上先輩!」

 

 

そう言って刀藤さんは、俺の手を取ってくれた。

 

よっしゃー!

これで刀藤さんとフェニクスに出れる。

最高だね!

これでパートナーの件も問題ないな。

そして頭でも撫でようかと思った時邪魔が入った。

 

 

「綺凛!ここにいるのだろう。出てこい綺凛!ええいここをあけろ!」

 

 

おいおい!

俺は今から癒しタイムに入ろうと思ったんだぞ!

クソジジイが!

まぁ今は怒る時ではなく、コイツをどうにかするのが先だな。

刀藤さんの方を見ると、決意をした表情だったので扉を開けることにした。

 

 

「お前という奴は何という愚か者なのだ!勝手に決闘などしたあげく、あんな無様な負け方をしおって!だが、これで分かっただろう!お前には私の力が必要なのだ!」

 

 

ジジイは刀藤さんの手を握ろうとしたが、刀藤さんはそれを払った。

 

 

「ごめんなさいです。叔父様。私は自分のやり方で戦っていこうと決めたのです。」

 

 

「だまれ!だまれ!お前は私の言うことさえ聞いていればいい!」

 

 

そう言ってジジイは殴りかかった。

俺はその手を止めに入った。

 

「彼女は自分の足で一歩を踏み出したんだ!お前何かがそれを邪魔するな!」

 

 

「なんだ貴様!私はジェネステラではないのだぞ!」

 

 

だからどうした?

殴りかかったのを止めただけだぞ?

馬鹿かコイツ?

 

 

「そ、そうだ。いいのか綺凛!お前の父の所行を隠蔽してやったのは私だ!もし、お前が私の元へ戻らぬというのなら全てぶちまけて…「あら、面白い事を仰いますね?」エ、エンフィールドの…」

 

 

クローディアがジジイの話しているときに割って入った。

 

 

「刀藤綺凛さんと貴方のご関係に口を挟むつもりはありません。ですが、彼女は星導館の生徒でもあります。学園の財産であり、統合企業財団の財産でもある彼女を私情で汚そうというのなら、見過ごす訳にはいきません。恐らく私の母も同じ判断を下すと思いますが?」

 

 

おお!

クローディアこわっ!

あれは怒らせたら駄目な奴だな。

ジジイは何も言えなかったのか、出口の方へ向かった

ジジイ、今だけは同情するよ。

 

 

「叔父様!私は叔父様に感謝しています!それは嘘じゃありません!叔父様が居なければアスタリスクに来ることも、そして、この出会いもありませんでした。ですから、今まで、今まで本当にありがとうごさいました!」

 

 

確かにそう言われたら、あのジジイにも少しは感謝しないとな。

刀藤さんの方を見ると涙を流していたので、頭を撫でることにした。

すると、こっちを向いてくれた。

 

 

「じゃあ改めてよろしくな!刀藤さん。」

 

 

「はい!よろしくお願いします。あ、あの。川上先輩。その1つ、じゃなくて2つ程お願いがあるのですが。」

 

 

「お願い?」

 

 

「できれば、あの、川上先輩のことを、お、お名前で

お呼びしたいなぁと…」

 

 

「それくらい全然いいぞ。あと1つは?」

 

 

「はい!では、晴也先輩!私のことも、な、名前で呼んでもらえますか?」

 

 

ヤバい!

名前呼び+上目遣いのコンボはヤバい!

落ち着け!

 

ふぅー。

 

 

「分かったよ、綺凛。」

 

 

「はい!」

 

 

 

今の綺凛の笑顔は最高だ。

これからは俺が出来るだけ守っていこう!

 

 

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