巨大なクレーター湖に浮かぶ学園都市
その名も六花
通称アスタリスク
世界最大のバトルエンターテイメント〖星武際〗の開催地であり、世界各国から〖星脈世代〗の集う学園都市である。
「やっとここまできたか。」
俺は星導館学園に、特待生として入ることが決まった。
連絡をくれたのは、生徒会長のクローディア・エンフィールドだった。
原作知識は、有名な人物の名前しかもう覚えてないので、どんな人か会うのが楽しみだ。
連絡をくれたときに、特待生が他にもいることを聞いたので、編入する時期は合っていると思う。
「ん?あっちで人が集まっているな。」
俺は見聞色の覇気で、人の集まっているところに向かった。
人が集まっているところにつくと、誰かと誰かが決闘をするらしい。
面白そうだな。
「誰か!武器を貸して貰えないか?剣が良い!」
「おーらい!こいつを使えよ!」
すると、武器が男の人の手に渡った。
ようやく始まるのか。
「我、天霧綾斗は汝ユリスの決闘申請を受諾する!」
天霧?
主人公じゃん!
これは見逃せないな!
そして決闘が始まり、先に動いたのは女の人だった。
『咲き誇れ 鋭槍の白炎花』
女の人は、炎の槍の弾丸みたいのを何発も打っていた。
だが、天霧は女の人の攻撃をギリギリでかわし切っていた。
どっちも中々強いな。
「ええっと…ユリスさん?そろそろ許してもらえないかな?」
ん?天霧が何か悪いのとをしたのか?
「ユリスでいい。で、それは降伏の意思表示と受け取っていいのか?」
「そりゃもう!そもそも最初から闘いたくなかったんだけど。」
こんな感じで終わるのか?
つまらんな。
「ま、その場合お前は変質者として、私に中までじっくり焼かれるか、女子寮の自警団に突き出されるかのどちらかになるぞ?」
「もう少し頑張ってみようかな…」
天霧は本当に何をしたんだ?
女子寮って言っていたから女子寮に侵入とかか?
まぁ今はこの決闘を見よう。
お!
女の人が大技を使う気だな。
『咲き誇れ!六弁の爆焔花』
大きい火の玉が天霧に向かって飛んでいった。
あれなら天霧はよけられないか。
さて、どうするんだ?
「爆ぜろ!」
ボン!
女の人が叫ぶと、大きい火の玉が爆発した。
『天霧辰明流剣術初伝 貳蛟龍』
ほう。
剣技で相殺したか。
やっぱり中々強いな。
これからが楽しみだな。
ん?
矢が女の人に向かって放れたな。
無粋だな。
まぁ天霧が何とかするだろう。
お!
天霧が女の人を押し倒しやがった。
これは面白いな。
さて、これからどうなるか?
「はいはい。そこまでにしてくださいね。たしかに我が星導館学園は、その学生に自由な決闘の権利を認めていますが、このたびの決闘は無効とさせていただきます。」
我が?あぁ、あれが生徒会長か。
それにしても、なんで無効なんだ?
「クローディア一体何の権利があって邪魔をする?」
女の人も言ってやれ!
もっと面白くしてくれ!
「それはもちろん。星導館学園生徒会長としての権利ですよ。ユリス。」
やっぱり生徒会長か。
なら、今回の決闘は終わりだな。
「いくら生徒会長といえども、正当な理由なくして決闘に介入することはできなかったはずたが?」
俺もこんな面白い事を潰した理由は知りたいな。
「理由ならありますとも、彼が転入生なのはご存じですよね?すでにデータは登録されてしまっているので、校章が認証してしまったようですが、彼には最後の転入手続きが残っています。つまり厳密には天霧綾斗くんはまだ星導館学園の生徒ではありません。そういうわけですから、みなさんも解散してください。授業に遅刻してしまいますよ。」
それなら仕方ないな。
さて、俺はこれからどうすっかな?
あの輪に入るか。
「生徒会長ー。俺にも転入手続きとか残っているのか?」
「あなたは川上晴也さんですね。私は星導館学園生徒会長クローディア・エンフィールドと申します。よろしくお願いします。」
さっき決闘していた女の子もそうだが、この人も可愛いな。
「よろしく。」
次に天霧が自己紹介を始めた。
「君も転入生なんだ。僕は天霧綾斗同じ転入生同士仲良くしよう。綾斗って呼んでくれ。」
「よろしくな。じゃあ俺も晴也でいいぞ。」
そして、女の人の方を見ると私もか?みたいな顔をされた。
まぁ流れでいったらそうなるよね?
「ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトだ。」
「よろしく。」
こうして全員の自己紹介がおわった。
すると、綾斗が如何にも忘れてたっいう顔をした。
「あっ!自己紹介で犯人探すの忘れてた!」
「捨て置け、どうせもうとっくに逃げている。それに〖冒頭の十二人〗が狙われるのは、別に珍しい事ではない。」
矢の犯人の事ね。
何か面白そうだし、捕まえる気はないよ。
だってこういうのは、主人公がやらないとな!
ちなみに、めんどくさいからじゃないぞ!
こうして、1人で考えていると、気づいたらリースフェルトさんが声を荒げて去っていくところだった。
そして、俺達は転入手続きをするために生徒会室に向かった。