学戦都市アスタリスク〖死神の戦い〗   作:KUSAN

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第3話

そして俺達は今生徒会室に移動している最中だ。

 

 

「こんな朝早くから授業やってるんですね。まだ、朝礼前でしょう?」

 

 

綾斗が勉強しているクラスがあったので、疑問に思ったらしい。

まぁ確かに朝早すぎるよな。

 

 

「ええ。といっても今こちらでやっているのは補習ですけれど。」

 

 

補習なんてあるの?

ヤバい。

しかも朝一からとかめんどくさすぎる。

 

 

「一応我が学園のモットーは文武両道になっていますので、綾斗くんと晴也くんも気をつけてくださいね。」

 

 

特待生で何とかなると思ったが、警告されたって事は何とかならないってことだな。

 

 

「そうそう。それと私と綾斗くんと晴也くんは同じ学年ですから、もっと砕けた喋り方で結構ですよ。」

 

 

同じ年齢であの胸か。

成長してるんだな。

 

 

「ですから、私のことはどうぞ名前でお呼びください。」

 

 

「わかったよ。クローディアさん。」

 

 

綾斗とが名前を呼んだが、クローディアは歩いている足を止め、こっちに振り向いた。

 

 

「クローディアで結構ですよ。」

 

 

そういう事か。

さん付けが気にくわなかったのか。

 

 

「いや、いきなりそれは…」

 

 

綾斗は何を迷っているんだ?

こういう時の女って、引かないからめんどくさいぞ。

 

 

「ク、ロ、オ、ディ、ア!」

 

 

「了解。クローディア。じゃあ僕のことも綾斗でいいよ。」

 

 

「了解です。綾斗。」

 

 

やっと言ったか。

すると、クローディアは次に俺の方を見てきた。

 

 

「わかったよ。クローディア。俺のことも晴也でいいぞ。」

 

 

「了解です。晴也。」

 

 

やっと終わったかと、思っていると、綾斗がクローディアに話しかけた。

 

 

「クローディアもその敬語止めれくれていいんだけど?」

 

 

「いえ、こちらはただの習慣ですのでお気になさらず。」

 

 

「習慣?」

 

 

「はい。私はとても腹黒いので、せめて外面や人当たりは良くしておかないといけないのです。それが染み付いてしまいまして。」

 

 

腹黒いのか。

まぁ俺に害がなければ、全然関係ないな。

 

 

「腹黒いんだ。」

 

 

綾斗の奴ビックリって感じか?

まぁ美人で生徒会長とか殆ど腹黒いだろう。

 

 

「ええそれはもう。私のおなかときたら、暗黒物質を煮立てて、焦げ付かせたものを、ブラックホールにぶち込んで、黒蜜をかけたくらいにはまっ黒ですから?

なんでしたらご覧になりますか?」

 

 

「は?」

 

 

すると、クローディアがお腹を見せてきた。

真っ白ですね。

眼福です。

 

 

「ちょ!いきなりなにを!」

 

 

あれ?

綾斗は見ないんだ?

 

 

「ふふっ冗談です。綾斗は可愛らしい反応をされますね。晴也のこういう反応も見てみたいですね。」

 

 

「残念だな。中々こういう反応は俺はしない。」

 

 

「残念です。さて、到着です。どうぞお入りください。」

 

 

何やかんや話していると、目的地の生徒会室についた。

 

 

「では改めまして、星導館学園へようこそ綾斗、晴也。歓迎いたします。そして、ようこそアスタリスクへ。」

 

 

やっとここまで来た。

俺の修行の成果を試してみたいな!

 

 

「我が星導館学園が特待転入生として、あなたに期待することはただ一つ。勝つことです。ガラードワースに打ち勝ち、アルルカントを下し、界龍を退け、レヴォルフを破り、クイーンヴェールを倒すこと、すなわち〖星武際〗を制すること。そうすれば、我が学園はあなた方の望みを」

 

 

クローディアが喋っていると、綾斗が申し訳なさそうに話し出した。

 

 

「んー申し訳ないけど、そういうのにあんまり興味はないんだ。」

 

 

確かに俺も今の所望みとかはないな。

強いて言うなら、彼女がほしい?

 

 

「俺もこれと言った望みは特にないな。」

 

 

「あらあら、ではどうしてこの学園に?」

 

 

すると、先に綾斗とクローディアが話し始めた。

内容は綾斗の姉さんがこの学園にいたらしい。

まぁ答えは、昔はいたかもしれないが、今はいないってことだ。

 

 

「では、晴也はなぜこの学園にきたのですか?」

 

 

「俺は修行の成果を試すためだな。たから星武際は都合がいい。」

 

 

「そうなのですか。ちなみに、特待転入生にはオーガルクスの使用に優先権がありますが、どうされますか?」

 

 

綾斗はさっき話にでていた、姉さんが使っていたかもしれないオーガルクスを見てみるらしい。

 

 

「俺はもうオーガルクスを持っているから別にいいわ。」

 

 

「分かりました。」

 

 

「ところで、今思い出したんだけど、さっき言ってた最後の転入手続きってのは?」

 

 

確かにさっき言っていたな。

俺も何かしないといけないのか?

 

 

「転入手続き?ああさっきのは、決闘を止めるための嘘です。ユリスはあれで値がまじめですから、あの場を収めるのがあれが一番効果的だったのです。

あなたはとっくに我が学園の正式な一員です。手続きなんてなーにも残っていません。」

 

 

なんだと。

じゃあ俺ついてきた意味なくね?

クローディアってやっぱり腹黒いな。

 

 

「さてそろそろ始業時間ですし、話はこのくらいにしましょう。なにかありましたら、いつでも言ってください。」

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