学戦都市アスタリスク〖死神の戦い〗   作:KUSAN

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第9話

 

 

次の日、真っ二つになってしまった校章を交換するために、クローディアの所に行った。

クローディアが居る場所に着くと、そこは大きなプールがあった。

 

 

「これはすごいな。」

 

 

そして、クローディアが水着姿でいた。

 

 

「ふふっ。驚きましたか?ここは生徒会付属のレスティングルームです。」

 

 

いやいや、驚きなのはそれもあるが、クローディアの水着姿が一番驚きだよ。

まぁ、それは置いとこう。

 

 

「新しい校章を、ここで受け取れるって聞いたんだけど?」

 

 

「はい。聞いていますよ。これを取りに行らしたんですよね?」

 

 

そう言ってクローディアは

、新しい校章を渡してくれた。

 

 

「ありがとう。ん?所でこれ、どこからだしたんだ?」

 

 

「ふふっ。秘密です。」

 

 

はぁー。クローディアの心は読めないな。

 

 

「それにしても、晴也があの刀藤さんと決闘するとは思いませんでした。」

 

 

「まぁ、ムカついたからな。」

 

 

そして、クローディアは刀藤鋼一郎の話をしてくれた。

まぁ、いわゆるお偉いさんで、姪の刀藤綺凛を利用してより高い地位を狙っているらしい。

やっぱり、糞ジジイだな。

そして、ある程度クローディアと話したので、寮に戻ることにした。

 

 

刀藤綺凛か。

正直原作の知識何てもう覚えないしな。

でも、出来ることなら助けてやりたいな。

寮の近くにいくと、人集りができていた。

 

 

「よう!川上!お前にお客さんがきてるぜ!」

 

 

誰かと思い、見てみると刀藤綺凛さんがいた。

 

 

「川上先輩。」

 

 

俺を見てお辞儀をしてくれた。

やっぱり、この子は癒されるな。

 

 

そして、俺と刀藤さんは男子寮の応接室で話すことにした。

 

 

「えっと。俺に何かようかな?」

 

 

「あ、あの。ありがとうございました!」

 

 

ん?

俺何かしたっけ?

決闘で負けたぐらいしか、したことないぞ。

 

 

「川上先輩は見ず知らずの私を叔父様から庇ってくれました。そのあんな事になってしまいましたが、本当にうれしかったのです。」

 

 

まぁあの現場を見たからね。

多分俺が居なかったら綾斗が代わりにやっていただらうな。

 

 

「こっちこそごめんな。刀藤さんの力になれなくて。」

 

 

「そんな事はないです。庇ってくれただけでも、凄くうれしかったのです。」

 

 

この子、良い子やわ。

何か守ってあげたくなる。

 

ん?

矢吹とかが扉の付近で会話を聞こうとしているな。

それにしても刀藤さん見てると、癒されるな。

 

 

「ふぁん。川上先輩~。」

 

 

ん?

あれいつの間にか刀藤さんの頭を撫でていたよ!

俺の手ナイス!

さて、矢吹達の対処をするか。

俺はゆっくりと扉まで近寄り扉をあけた。

すると、矢吹の他に3人位流れ込んできた。

 

 

「随分と取材熱心だな。矢吹。」

 

 

「えへへ。まぁな。」

 

 

そして、刀藤さんが中等部に帰るらしいので送る事にした。

 

 

「刀藤さん。ひょっとして緊張してる?」

 

 

「ほえ?は、は、はい。ごめんなさいです。私家族以外の男の人とこんな風に歩くの始めてで。父が厳しかったものですから。」

 

 

緊張している、刀藤さんも癒されるわー。

 

 

「そっか。刀藤流は稽古も厳しいって聞くけどな。」

 

 

「家の流派をご存じなのですか?」

 

 

お!

いきなりくいついてきたな。

 

 

「まぁ昔道場に通っていたからね。鶴を折るが如しと言われる刀藤流は知ってるよ。」

 

 

「じゃあ川上先輩の流派は何なんですか?私は剣術が好きで色んな流派を知っているつもりでしたけど、川上先輩のはわかりませんでした。」

 

 

「そりゃそうだ。道場では基本だけしかやってないし、今の形は我流って言うのが一番だな。」

 

 

「じゃあ川上流ってことですか?あ!すいません。変なこと言ってしまって。」

 

 

「はは。刀藤さんは本当に剣術が好きなんだな。」

 

 

「はい。私はそれしか脳がないですから。」

 

 

おいおいいきなりテンションが下がったじゃないか!

 

 

「そんな事ないと思うぞ。」

 

 

「いいえ。本当なのです。私はドジで臆病で……でも、そんな私でも剣を握っている間は誰かの役に立てるのです。だから、楽しいし大好きです。」

 

 

「そうなんだ。」

 

 

あの糞ジジイがもっと優しく接していたら、こんな自分を卑下するようにはならなかっただろうな。

クソッ!

何であそこで俺は負けたんだ?

いや、今は気持ちを切り替えよう。

 

 

「刀藤さんは何の為に戦うんだ?」

 

 

「父を助けるためです。」

 

 

「そのために、叔父の言うことを聞いているのか?」

 

 

刀藤さんの前だから叔父って言ってるけど、本当はジジイって言ってやりたいくらいだな。

 

 

「叔父様は私が望みを叶えるために一番適切な道を示してくれました。とても感謝しています。」

 

 

おいおい。そんな悲しい顔で感謝しているとか言っても、誰も信じないぞ。

 

 

「出世に利用されているとしてもか?」

 

 

この質問をしても、表情を変えないって事は、利用されているのは、知っていたんだな。

 

 

「私は願いを叶える為の道を示してもらい、叔父様はその対価を得る。だからこれは対等な取り引きなのです。」

 

 

あれのどこが対等だ!

クソッ!

本当にあの一戦が悔やまれる。

 

 

「とてもそうは見えなかったぞ?」

 

 

「叔父様はジェネステラを嫌っていますから。」

 

 

あのジジイはやっぱり糞だな。

どうにかして、この子を守ってやりたいが、どうしたものか?

 

 

「あの。私からもお伺いしていいですか?」

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

「川上先輩は普段どんなトレーニングをしているのですか?この学園に来てから1人でトレーニングをしているのですが、やっぱり不安で、1人だと組建ちもできませんし。」

 

 

今まで1人でトレーニングをしていたのか。

それもそうか、今の家族はあのジジイだけっぽいし、中等部で刀藤さん並の実力を持つ人なんていないだろう。

 

 

「なら、俺達の訓練に参加してみるってのはどうだ?」

 

 

「ほえ?いいのですか!」

 

 

凄い笑顔になったな。

やっぱり笑顔の方が、癒されるわ。

 

 

「まぁ天霧やリースフェルトに聞かないと駄目だけどな。」

 

そう言うと刀藤さんのテンションが下がった。

なに!

俺なんか不味いこと言った?

藤堂さんのテンション下がったじゃん!

 

 

「ごめんなさいです。不用意に手の内をさらさないように、特に冒頭の十二人の皆さんとは距離を置くようにと。」

 

 

ああ。ここでもあのジジイか!

俺の癒しを傷つけるなよ!

まぁこのまま1人で訓練させる訳にはいかないよな。

 

 

「分かった。なら、俺はしばらく、リースフェルト達との訓練は止めておくわ。だから、放課後俺と訓練するってのはどうだ?」

 

 

「いいのですか?私なんかのために訓練に付き合っていただいて?」

 

 

「いいよ。あと、私なんか何て言うなよ。それだと、刀藤さんに負けた俺は何て言えばいいのさ。それに、刀藤さんは強いんだからな。」

 

 

「ごめんなさいです。」

 

 

「じゃあ次からは自分を卑下すんなよ。」

 

 

そう言って刀藤さんの頭を撫でた。

すると笑顔になったので、よかったよかった!

 

 

「あ!それで結局俺と訓練してくれる?俺だけなら問題ないだろ?」

 

 

「え?そ、それは、川上先輩と、ふ、2人きりでという事ですか?」

 

 

顔を赤くして可愛いな。

まぁそうか。一緒に帰るだけで緊張するくらいだもんな。

 

 

「そうだな。だから安心して大丈夫だぞ。あ!ちなみに朝も訓練しているんだけど、どうする?」

 

 

何か悩んでいるけど、どうしたんだ?

まさか、朝の訓練は余計だったか?

 

 

「それじゃあ、お言葉に甘えて。朝と放課後お願いしますね。」

 

 

よかったー。

これで振られていたら、心に傷がついてたよ。

そして、俺は刀藤さんを中等部まで送ったので、寮に帰ることにした。

 

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