Fate/idea by reflection   作:mu-san

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第3話、いよいよセイバーを出そうと思います

わかりやすく描写をするのですぐ誰かわかるかと、ていうかタイトルで分かるかも。








第3話 黒い剣士

瞬間、違和感がし、衛宮士郎は跳ね起きた。

 

「なんだっ、、俺は、刺されたんじゃ?!」

 

だが周りはよく見覚えのある部屋、いつもの畳の香りがし、いつとの夜風を感じた。

 

「夢だったのか、、、」

 

ふと右手を胸に当ててみる、、、違った、間違いなく刺されたのだ。何故なら制服に穴が開きその周りは血でべっとりと濡れていた。

 

「どうゆうことなんだっ、、なんで生きている」

 

我ながらこんな間抜け質問ないと思うがとにかく自分は死んだ感覚があったのだ。それに家にいることもどうゆうことかさっぱりだった。自分で歩いたのか、そんなはずない。

 

「だとしたらどうして、、、」

 

 

 

 

 

「何であいつを助けたんだ?そんな性格じゃないと思ったんだが、あのガキに惚れてるのか?」

 

士郎を家へ運んだ帰り道、アーチャーは凛へ質問した。

 

「違うわよ、あんたに関係ないわ。」

 

凛はそれ以上喋ろうとはしなかった。だが誰かを思うようなその顔にアーチャーはそれ以降何も聞く事は出来なかった。

 

「それで、あのランサーについて何か思ったことある?」

 

「何にも、第一あのガキが着てたアレは現代の学生服だろなんであんなもん着てる。」

 

「あら、学ランには以外と歴史あるのよ、あなたと同じようにかなり現代に近い英霊なのかもね。」

 

「俺はオンリーワンでいたんいんだかねぇ。それに、少し妙な感じもした、、、まぁいい!帰ってピザでも食おうぜ」

 

「あなた、英霊だから食べなくても私の魔力で存在を保てるでしょ。」

 

「確かにそうだが、それでも別腹ってやつだ。味を感じたいんだよ。」

 

「別腹の意味わかって使ってるのかしら。」

 

 

 

 

 

 

次の日士郎は昨日戦いを見た場所へ朝早くに来ていた、だがおかしい、そこにはいつもと変わらないだだっ広い校庭が朝霧の中広がっていた。

 

「一体なんだって言うんだ、、」

 

士郎は混乱したまま学校へ登校した。

 

 

「どうしたのだ衛宮、朝から考えごとか?」

 

親友である柳洞一成が教室の隅っこで上の空の士郎を心配して話しかけてきた。

 

「ああ、一成なんでもない、なんでもないんだが、、」

 

「なんでもないことないだろう、話せ聞いてやるぞ。お前にはいつも備品のことなどで助けられているからな。」

 

「ありがとう、でも大丈夫だ少し疲れてるだけだ。」

 

「そうか、、無理するなよ。」

 

そんな親友とのやりとりに現実に戻されたような気がして士郎は少し安心した。そこで教室が少しざわついているのを感じた、何だと思ったら廊下を遠坂凛が歩いていた。彼女はこの学校の言わばマドンナと言うか、、眉目秀麗、才色兼備、とにかく学校の憧れの的だった。そのような話に少しばかり疎い士郎も少し彼女に見惚れていた。その時、一瞬凛がこちらを見た気がした。その目はすべてを見透かすようで不思議な魅力を、持っている、気がした。

 

「おい彼女俺を見なかったか?」

 

「なんだ衛宮貴様まであの遠坂にゾッコンか?何がいいのやら、、」

 

「イヤ別にそうゆうことわけじゃなくて、変な感じがしたんだが」

 

「あの女俺は好かん、なにか腹に抱え込んでいるような、そんな目をしてる」

 

一成は案外人を見る目がある、きっと家が神社だからそのせいだろうか、とにかく一成がそう言うならそうなのだろうと士郎は遠坂凛への違和感を忘れることにした。

 

そこからはいつも通り何も変わらない1日だった。放課後同じ時間に昨日の場所へ足を運んだがやはり何もない、、やはり自分がおかしいのだろうか。そう思いながら家路に着いた。

 

家への道を歩いているとふと霧が深いことに気づいた。街灯に霧が照らされなんとも言えない神秘的な空間を産んでおり、士郎はふわふわとした気持ちになりながら歩いていた。そこへ前から一人の女の子が歩いてきた。白髪に灼眼、美しい顔立ち、紫の帽子とドレス。その姿はあまりに今の情景に映え、士郎は瞬間の出来事がとても長く感じた。その少女がすぐ横を通る時だった。

 

「そろそろ呼ばないと、何もできずに死んじゃうよ。」

 

その少女が鈴のような声で士郎へ投げかけてきた。咄嗟のことだったが、言われたことのわけがわからない。聞き返そうとすぐに振り返ったがそこに少女の姿はもうなかった。

 

 

 

一体何が起きてるのか。士郎は奇妙なことの連続にいよいよ自分の正気を疑い始めていた。こんな時は鍛錬に限る。いつものように土蔵に篭って鍛錬をすることにした。

 

なんの鍛錬か、それは魔術であった。士郎には小さくはあるが魔術の才能があったのだ。義父であり自分の命の恩人である衛宮切嗣にそのことを教えてもらったのだ。と言うのも切嗣もまた魔術であった。人の為に魔術を使う父に憧れ士郎は魔術を始めたのだ。

 

トレース、オン

「――――基本骨子、解明」

「――――構成材質、解明」

「――――、基本骨子、変更」

「――、――っ、構成材質、補強」

 

コレだけが士郎のできることだった、切嗣は一つを極めればいつか役に立つというが実感はよくわかなかった。終わるとすでに汗だく、なかなか疲れるようだ。

 

「もう一度、、、」

 

もう一度魔術を使おうとした時土蔵の天井が破壊された、士郎は咄嗟に飛び出しあたりを確認する、すると昨日の三つ目の少年が空からこちらを見ていた。

 

「よー、まさか生きてると思わなかったぜ。あの女の仕業かもしれないがまぁいい、お前の目が気に食わなかったんだ!」

 

そう言って槍で襲ってきた。すぐに傍に落ちていた箒を拾い魔術で補強し槍を受ける。

 

「なんだ、魔術師なのか。てことは参加者か?」

 

「参加者?なんのことを、言ってる、、!」

 

「違うのか、どちらにしろ殺すがな。」

 

先程よりもさらに強い圧力で槍を振り回し、士郎になす術はない。また土蔵のなかへ押し戻された。

 

「最後に言い残すことは?」

 

「そんなものないここでお前は俺が倒すからな。」

 

フラフラになりながらも士郎は立ち上がり相手を真っ直ぐと見る。

 

「お前みたいな奴はこれからも人を殺すだろう。そんな奴は俺がここで!」

 

強く意思の宿った目は少年の神経を逆なでした。

 

「お前みたいな奴は非論理的で不快だ。死ね。」

 

再び槍を構え士郎へ突進してくる。その瞬間だった。土蔵の床が光りだしたのだ。

 

「なんだ?!魔方陣?」

 

突然のことに三つ目の少年は回避行動を取る。一方士郎は何が起きているのかわからない。ただ左手の甲が熱い。昨日から気にっていたあの痣がより濃ゆく浮き出てきたのだ。

 

「なんなんだ!これ!」

 

そしてあたりは光に包まれた。

 

士郎は気付くと周りは暗くなっていた。いや自分にだけ月明かりが落ちていないことに気付いた。その理由が目の前にあった。男だ。とてもデカイ男が立っていたのだ。いや、そう感じるほどの威圧感を感じる。何よりその威圧感は背中に抱えた身の丈ほどの分厚い大剣によるものだ。黒いマントを着た男はこちらを見て、左手を一瞥しまたそっぷを向く。静かに外へ出ると三つ目の少年に目線を向けた。

 

「なるほど7人目のサーヴァントとか。見た目はバーサーカーって感じだが、違うらしいな。」

 

そう言われた男はゆっくりと剣を手に取り少年に向かう。

 

「知らなくていいだろ」

 

 

 

 

 

 

「まさか昨日のガキを助けたことにもう気づくとはな、しかもそれをすぐに殺しに行くなんて、未練たらしいやつ」

 

「無駄口叩いてないで急いで!手遅れになる!」

 

凛があらかじめ士郎に仕掛けておいた探知魔方に反応があったのだ、またランサーが現れる可能性を考えてのことだ。

 

「着いた!下ろして、アーチャー」

 

急ぎ衛宮邸に入るとそこには想像していたものとは違う光景が繰り広げられていた。

 

大剣を持つ男と、ランサーが激しくぶつかり合っていた。

 

「おいおいあのガキいつの間になんなに成長しやがった。ゴリラじゃねえか。」

 

「んなわけないでしょ。サーヴァントよ。しかも相当強い。」

 

凛の言う通りだった、若干ではあるが確実にランサーを押している。何よりあの剣、身の丈ほどあり、分厚い、なんな剣を自由自在に振り回すなどそうそう難しいことだ。よほどの鍛錬が必要なはず。

 

「あの剣切るというより、、叩き潰す、って感じね」

 

そしてあの黒いナリ凛には思い当たる節があった。

 

「どうするマスター、加勢するか?」

 

「いいえこのまま見ておくの、相手を掴むのよ」

 

そうこう言っていると、戦いの音が止んだ。勝敗が決した訳ではないようだ。

 

「あんたとの相性が悪いみたいだ体格が違いすぎる。疲れるぜ。悪いけど帰らせてもらうよ。その腰抜けがマスターだって言うならいつかは殺せるだろうしね。」

 

士郎を睨みながらしゃべり終わると、最初の日と同じように姿を消した。

 

「あいつ衛宮君がマスターだって言った?」

 

「どうやらそうらしい見ろ奴の手、令呪だ。」

 

アーチャーの言う通り士郎の左手には令呪が刻まれていた。

 

「ほんと、ややこしいことになってきたわね。」

 

凛は頭をかきながら士郎の元へ向かった。

 

 

 

 

 

「ちょっといきなり切り掛かってこないでよ!」

 

「いや、敵かと、」

 

凛は士郎に声をかけた途端に斬りかかってきた黒尽くめの大男に説教していた。

 

「確かに敵ではあるけど!、てかアーチャー!あんたはなんで助けないのよ!」

 

そして、自分の白状なサーヴァントにも、

 

「そいつ殺意はなかったぞ、威嚇だろ」

 

「それでもよ!」

 

士郎の制止で斬りかかるのはやめてくれたが怒りが収まらない様子だ。かく言う士郎にも意味がわからない。突然現れた学校のマドンナと、2人の屈強な男たち。なにがなにやらさっぱりだ。

 

「遠坂、どうゆうことだ?なにがなにやら、、」

 

「そうね、晴れて関係者になったことですし、いいわ、衛宮君、教えてあげるわ。」

 

そこからの事は士郎の想像を絶する話しだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく揃ったみたいだね、明日から本当の始まりって訳ね。しっかり仕事して、アインツベルンの為にも頑張らなきゃ私の存在が意味なくなってくるし、ね? ''アサシン''

 

 




てな訳で第3話です。

セイバーはみなさんお分かりでしょうか?

そして最後の意味深さ、、(意味深かどうかは微妙ですが、)

楽しんで書いているのでこの楽しさが、伝わればなぁと思ってます。

ではでは!
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