Fate/idea by reflection 作:mu-san
バーサーカーとそのマスターを出したので、皆さんバーサーカーの正体を考えてみてください。簡単だと思うので。
とりあえず頑張っていきます!!
「なんて魔力っ、!、、あの炎自体が魔力の塊よ!」
とてつもない相手だと言うことは士郎にも分かった。目の前のサーヴァントから放たれる炎は瞬く間に辺りの森を焼いた。太陽が目の前に迫ってくるような感覚。
「ヤバイわ、衛宮君!下がって!アーチャーやるわよ!」
「待ってたぜ。」
士郎は何も言えなかった、自分がいるのは邪魔になるだけ、それが士郎はたまらなく悔しかった。
「マスター下がるぞ。」
相も変わらずセイバーが冷静に下がろうとする。
「いやお前は残ってアーチャーの加勢をしてくれ」
セイバーは静かに頷きアーチャーたちのところへ戻っていった。
「クソっ!」
士郎は自分の無力さを呪った。
「おいおいなんてパンチしてやがる、」
アーチャーはそう言いながら剣でバーサーカーの拳を受けている。剣で拳を受けるなど変な話ではあるが、バーサーカーの拳はそれを可能にしていた。拳が炎で覆われていたのだ。その炎は魔力の塊のようでアーチャーの剣とも同等に戦うことができていた。
「それにこの魔力量、こりゃ凛の方のマスターも結構やるかもな」
「あなたあのサーヴァントのマスターよね。」
「そうよ、私のサーヴァントはバーサーカー。」
「バーサーカーなんて、扱い辛いサーヴァントを引いた、、」
そう言い終わる前に金髪のマスターの攻撃が凛の足元の地面をえぐっていた。
「バーサーカーのこと、甘く見ないでよ。」
「そう、バーサーカーを悪く言われるのが嫌なのね、ゴメンなさい。ならウチのアーチャーを好きに罵っていいわ。」
女の戦いが始まった。どうやら金髪のマスターは鞭を使うようだ。魔力を束ねた鞭のようで伸縮自在、破壊力もある。厄介だ。凛もガンドで距離をとりながら応戦する。
「あなたなかなかやるわね私と年違わないのに。」
「あらそうだったのー?、てっきり歳下かと、その、ねぇ??」
凛の胸を見ながら言う相手マスター、確かに金髪のマスターはかなり豊満な胸をもっている、対して凛は言わずもがな、、
「あんた、、許さない!」
女の戦いは熾烈を極めた?
サーヴァント同士の戦いは激しいものだった、どちらも一歩も譲らず、いや若干アーチャーが押されている。バーサーカーの突進力は凄まじく、炎の威力は増している気さえする。このままではまずいとさすがのアーチャーも対策を練るようだ。
「いいだろう、テメェの土俵でやってやる、毒には毒を、炎脳筋には炎脳筋を!」
次の瞬間バーサーカーが吹き飛ばされた。アーチャーの手には燃える籠手が握られていた。イフリートと呼ばれる魔具だ。炎の力を宿しており破壊力が高い。つまりアーチャーは殴り合いの戦いをしようというのだ。
いくらなんでもムリじゃないかと見ていたセイバーが思っていると、案の定突進してきたバーサーカーに吹き飛ばされた。
「やっぱムリか。なら、、、こいつならどうだ、!」
そう言うアーチャーの籠手には炎がたまっていき巨大な火の玉になっていた。
「、、、メテオ!」
隕石のように膨らんだ魔力をバーサーカーに向かって放つ、だが想像とは違った結果になった。
「があぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
バーサーカーが雄叫びをあげ火に直撃したかと思うと火を食べだしたのだ。
「おいおい、、お前、」
何かに気づいようなアーチャーは最後まで言葉を言うことはできず、バーサーカーが口から放った巨大な火炎によって吹き飛ばされた。
「なに?!今の爆発?!」
「バーサーカーの咆哮よ、あなたのサーヴァントしんじゃったんじゃない?」
「どうかしら、あれではの男抜け目ないわよ」
凛は劣勢だった。予想以上にやる金髪のマスター。
「あなた名前は?無名の魔術師とは思えない。それにあのバーサーカーも只者じゃないわ。」
「そうねバーサーカーはともかく私の名前くらいなら教えてあげる。私はルーシィ・ハートフィリア。よろしくね。」
「ハートフィリア?聞かない名ね?」
「ゴメンなさいね遠坂凛、あなたみたいに有名じゃなくて。でもあなたより確実に強いわよ。」
どうやら言うことは本当らしい。強い、おそらく単純にこのままたたかっていては勝つことはムリだろう。
「どうしようかしら」
だがここで1人の男が現れた。
「大丈夫か?!遠坂!」
その声に驚く凛、だがさらに驚いた様子のルーシィだった。
「衛宮君?!なんで来た、、「なんで??」
心からの疑問の声に凛も士郎もルーシィを見る。
「なんで生きてるのよ!士郎君!!」
一方アーチャーは凛の言うとおり生きていた、満身創痍ではあるが、、
「参った、あいつはドラグニルだな。」
アーチャーの吹き飛ばされた位置にちょうどいたセイバーに話しかける。
「かつて魔法が栄えた国があって、そこには沢山の魔導士がいた。その中でも特別な魔法を持った者がいた、それがナツ・ドラグニル、滅龍魔導士【ドラゴンスレイヤー】。ある時その国にドラゴンが訪れ暴れたそうだが、それを奴はかえりうちにしたらしい。」
「龍の子、火龍【サラマンダー】か」
「なんだ知ってるのかよ、説明損だなおい」
アーチャーは再び立ち上がるとバーサーカーを向きなおる。
「もいっちょやるかね」
「いや次は俺にやらせろ。」
今まで手出しをしなかったセイバーが剣を抜きながら言う。
「俺のこの剣、いつの間にか斬魔刀言われるようになっちまったが、本当の名前は''ドラゴンころし''ちょうどいい相手だぜ」
「なるほど、ならお手並み拝見だ、」
2人の会話が終わりセイバーかはバーサーカーへ向かおうとしたした時、離れた林からバーサーカーのマスターが飛び出してきた。そうするとバーサーカーがすぐにそれを抱き上げ引き上げて行った。
「なんだ?」
「逃げられたわね、なんなのよたくっ」
悪態をつきながら林から凛と士郎が飛び出してくる。バーサーカーに追いつくことはできないと。全員が諦めたのだった。
「バーサーカーどうしてなの、どうして彼は生きているの?」
バーサーカーに抱き抱えられながらルーシィは子供のようにその言葉を繰り返すのだった。
てな訳で第5話、バーサーカーとそのマスターです。
フェアリーテイルからルーシィとナツですね。この組み合わせが一番最初に思いつきました。自分でもこれからどうなるか楽しみです。それでは次回第6話で。