不思議なヤハタさん   作:センセンシャル!!
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改めてお久しぶりです。わたしです。

前回お茶を濁したことがいい感じのリハビリとなったようで、ようやく筆が進んでくれました。(随分前の)予告通り、地球での日常回です。
だいぶ間が空いてしまったため、書き方の感覚を思い出しながらだったので、違和感を感じられるかもしれません。その場合はごめんなさい。
また、久々の投稿なので今回は若干控えめな内容となっております。予めご了承ください。
それではどうぞ、ご覧ください。

2017/07/17 この話には関係ないですけど、タグとあらすじでのミコト性別バレをやめました。大したものではないとはいえ、折角仕込んだギミックですしね。一話バイバイ上等の精神でいきます。
2017/07/18 あとがきの身長表を修正。本編中の表記と齟齬が発生してました。なんでシグナムよりトゥーナの方が高身長やねん。


EX.3 健康診断

 4月。それは別れと出会いの季節。終わりと始まりの時期。桜の開花とともに最上級生は去り、新入生が加わる。旧年度から新年度へと切り替わる月だ。

 とはいえ、オレ達在校生にとっては大きく環境が変化するものでもない。教室は変わるが、3年生から4年生はクラス替えもなく、周囲に集まる人間に変化はない。

 さりとて新年度・新学期である。休み明けの影響か、それとも一つ上の学年になることへの期待か、4月の間は学校中から浮ついた空気が離れることはない。

 3年間小学生をやってきた経験で、ゴールデンウィーク明けには元の空気に戻ることを理解している。自然に収まるものなのだから、わざわざオレが何かを言って空気を冷ますほどのことでもない。

 ――オレはこれまで、彼らのように新学期に向けてテンションを上げたことがなかった。過去は感情が未発達であったために、そして今はそのことに大きな変化を感じられないために。余計なことを知り過ぎてしまった。

 いずれにしても歳相応の子供として無邪気にはしゃげないというのは、今となっては少し残念に思うところだ。……そう振る舞う自分をシミュレートして「ないな」と1秒で考えを改める。

 何にせよ、彼らがどれだけ現実と乖離した理想に期待を膨らませようとも、オレには関係のない話だ。オレは、進級という事柄に期待など持ち合わせていないのだから。

 

 

 

 そうだ。何も期待していなかったとも。わざわざ測定する必要もなく、目測で自分の成長がどれだけ遅いかなど、自分自身が一番理解しているとも……!

 

「あー……ミコちゃん130cm到達ならずかー」

「去年より結構伸びたのにねー……」

 

 養護教諭より返された身体測定の結果を見て項垂れるオレの後ろから、はやてとむつきが覗きこんできた。彼女達も決して大きいとは言えないが、それでもオレよりは身長がある。二人は130cmを超えていることだろう。

 測定の結果、オレの身長は128.6cm。測定誤差も考慮に入れればオレの目測とほぼ一致する。「プリセット」を用いたシミュレーションが行えるオレにとって、こんなものは再確認でしかない。

 

 本日は海鳴第二小学校4年生の健康診断の日。身長・体重の他に座高、視力、聴力の測定、さらには内科医と歯科医による検診までが行われる。

 二学期・三学期とは違い、一学期の健康診断は身体測定のみではなく、体の隅々まで異常がないかを調べる。事前提出の検査項目も含めるならば、尿検査も行われる。

 そのため、一日に全校生徒全員を見ることは出来ず、二学年ずつ3日に分けて行われる。今日は3・4年生の診断日ということだ。

 これもまた、新年度特有の行事と言えるだろう。……そしてオレが身体測定の結果に打ちのめされるのは、最早年中行事である。チクショウめ。

 

「勝手に覗かないでもらおうか」

「せやかて、どーせわたしは家で見せてもらうやん。遅いか早いかの違いだけやって」

「で、でも、去年の結果より7cm以上も伸びてるんだよ! すぐにわたし達と同じぐらいになるよ!」

「その言葉は去年も聞いた。……君達も同じスピードで成長しているのだから、それではいつまで経っても追いつけないだろう」

 

 ちなみに去年の今頃は121.4cmだった。昔と違って病的な低身長というわけではないが、それでも平均値を大きく下回っている。栄養状態は改善しているにも関わらずだ。

 同じ食生活を続けているはやてやフェイトと、どうしてこうまで差が出るのだろうか。

 

「ミコトちゃんはちっちゃくて可愛いから、これでいいんだよー」

 

 にゅるりと後ろから抱き着いて来る亜久里。オレよりも小さい君に小さいと言われたくはない。

 彼女は自身の小ささに頓着していない。測定結果をあけっぴろげに持っており、125cmと書かれていた。間違いなくこのクラスの女子で一番小さかった。

 彼女を皮切りにして、いつもの面子がゾロゾロとやってくる。彼女達も身長と体重の測定を終えてきたようだ。

 

「ミコトはどのぐらい伸びたの? わたしは去年より6cm伸びてたよ」

「……てことは、151cmか!? あきらちゃん、大きすぎやろ」

「まったくだ。その身長を少しぐらいオレ達に分けてもバチは当たらないぞ」

 

 成長率では勝ったが、元々の身長に差がありすぎる。現時点で顔一つ分以上彼女の方が大きい。勝者の余裕か、彼女はかんらかんらと笑う。

 オレの表情がムッとしたのを感じ取ったか、慌てた感じでフェイトが割って入る。

 

「わ、わたしは142cmだったよ! 編入のときに測ったので137cmだったから、5cm伸びたみたい」

「ふぅちゃんって見た目大きい感じだけど、実際はそこまで身長高くないよね。あ、あたしは145cmー」

「いやいや、わたし達からしたら十分大きいから。今の時期で140cm超えてるって、相当だよ?」

 

 はやてと同じぐらいの身長だから決して小さいわけではないはるかだが、クラスの高身長組の中にいると小さく見えるから不思議なものだ。ちなみに彼女は136cmだそうで、まあ平均的なところだろう。

 いちこの言う通り、フェイトの身長はパッと見だと145cmを超えているようにも感じる。しかしそれは彼女の横幅がほっそりしていることによる目の錯覚であり、実際はあきらと10cm近く身長差がある。

 こうして改めて見てみると、オレ達の一団というのは、身長的に見れば分散している。小さい組のオレ、亜久里、むつき。平均のはやてとはるか。高身長のフェイト、いちこ。巨大すぎるあきらと言ったところか。

 別に身長が近ければ波長が合うというものでもないが、こうも見事にばらけていると、それはそれで見事なものだという感想を覚える。

 

「あきらはそれ以上大きくなってどうするつもりだ。東洋の魔女にでもなるつもりか?」

「バレーボールだっけ、それ。んー、別にスポーツでプロ目指す気はないのよね。運動神経は悪くないつもりだけど、そこまで才能あるわけじゃないのは分かってるし」

 

 ちなみに「東洋の魔女」は過去のオリンピック・バレー日本女子代表の異名であり、オリンピックは"アマチュアの祭典"である。つまりオレの発言はプロスポーツ選手にかかっているものではない。

 そう指摘してやると、あきらは「細かいことはいいのよ!」と一蹴した。こちらとしてもただのジョークなので、そのまま流す。……オレ達の周囲にいる何人かが「そうだったの!?」と驚いていたが、気にしない。

 

「スポーツはどっちかっていうと、いちこちゃんの領分でしょ。結局、あのまま翠屋FC入ったんでしょ?」

「おうともさ! なんのかんの結構楽しかったからね。次にミコっちが遊びに来るまでに上手くなって、びっくりさせてやるのだー!」

「宣言されたら驚くも何もないと思うが。……楽しみにはしているさ」

「最近ミコトちゃんのデレが多くなったよね。心に余裕が出来たから?」

「わたしの足のことで随分心配かけてたからなー。ええことやん」

 

 そこ、はるかとはやて。生暖かい目で見ない。

 あきらの言う通り、先日の体験練習が終わってから、いちこは即日翠屋FCに入った。オレにとって翠屋FCに顔を出す理由が増えたとも言えるだろう。

 翠屋FCに女子選手が入ったのは彼女が初である……が、先日の練習のときも、彼女は女子として扱われていなかったように感じる。見た目もそうだが、性格がざっくばらん過ぎである。

 もっとも、彼女自身がそれを気にせず快く受け止めているのならば、オレがどうこう言うことではない。

 

「その身長は立派な才能だと思うがな。本人にやる気がないならしょうがないか」

「そーゆーこと。わたしはまだ、将来何になりたいってのはないかな。っていうかそんなのがはっきりあるのって、この中じゃむーちゃんだけでしょ」

「へぇ!? な、なんでわたし!?」

「そりゃーもちろん、カレシ君のお嫁さんでしょー? こないだもすっごいアツアツだったしねー!」

 

 むつき弄りに話題がシフトし、彼女はボンッと顔を赤らめた。……あれだけ周囲を気にせず自分達だけの空間を作りだせておいて、初々しい反応をするものだ。悪くない。

 ちなみに、先ほどもそうだったが、オレ達の周囲には他の女子生徒もいる。「むつきちゃんって彼氏いるの!?」「やばくない!?」「コワイ!!」という反応が聞こえて……何故「怖い」になるんだ?

 ともあれ、明日には4年生中に「むつきには恋人がいる」という噂が広まっていることだろう。合掌。

 

 

 

 この後、騒がしくした原因ということで、オレ達全員石島教諭のゲンコツを戴くことになった。……スゴイ=イタイ。

 

 

 

 

 

「あはは……ご愁傷さまだね」

 

 その日の翠屋お手伝い。休憩時間中にその話題を出し、オチを語ったところでなのはは苦笑した。

 本日のホールスタッフはオレとなのは、それからシャマルとブラン。オレにとっては一番楽なシフト構成である。言わずもがな、「マスカレード」のメンバーだ。

 ブランのみはハウスキーピングの役割があるため一緒に作戦行動をとることはないが、それでもジュエルシード素体の"光の召喚体"。オレの指示を受けてその通りに動く程度のことは難なくこなせる。

 彼女達も、いい加減オレとの付き合いもそれなりの期間になっている。指示を出すよりも先に、オレの意を汲んで動いてくれることが多い。

 今日も客が少なかったわけではないが、あまり疲労を感じていないのはそういうことだ。

 

「オレ自身、無駄に騒いでしまったという自覚はあるからな。自業自得だ」

「けど、何だか珍しい感じなの。ミコトちゃんがそういう風に、皆でわいわいやるイメージってないから」

「確かにその通りだが、オレだって羽目をはずすときぐらいある。今はもう大きな心配事を抱えていないから、特にな」

「そっか。でも、健康診断のときは静かにしてなきゃダメなんだよ?」

 

 これまであまりやらかさなかったオレの失態に、なのはがドヤってダメを出す。何故彼女が得意げなのかわからないが。他の子供達同様、新年度でお姉さんになった気分なのだろうか。

 当然のことながら、聖祥の方でも新年度の健康診断はあったらしい。なのはの身長は133cmで、やはりオレの目算と大差はなかった。

 

「ミコトちゃんちっちゃいって思ってたけど、実はわたしと5cmしか変わらないんだね」

「君だって大きい方ではないだろう。それに、君は去年から4cmの成長だ。ちゃんと差は縮まっている」

「な、何故それを……」

 

 去年の今頃――「ジュエルシード事件」で彼女と出会ったときは、オレよりだいぶ大きい印象を受けていた。今では少し大きい程度まで縮まっている。

 同じくなのはが小さいと評するむつきは、今回の測定で131cmだった。もはや彼女のことを小さいなどとは言えない程度の差しかない。

 

「あ、あれー? ひょっとしてなのは、皆より成長遅いのかな……」

「個人差はあるだろうが、君の場合は去年のゴタゴタのせいかもしれないな。巻き込んでしまった手前、何とも言い難いが」

「そ、そうなのかな……。でも、なのはは巻き込まれたなんて思ってないよ。わたしが、ミコトちゃんのお手伝いをしたかったんだもん」

「……そうか」

 

 ふっと小さく微笑む。なのはは満面の笑みを返してくれた。空気が柔らかくなり、何となし水の入ったコップに手を伸ばす。

 と、チリンチリンというドアベルの音。来客のようだ。少しの名残惜しさを感じながら手を引っ込め、椅子から立ち上がり応対へ向かう。

 

「いらっしゃいま……ってなんだお前か」

「やっほいミコトちゃん。お仕事頑張ってるかーい?」

「あ、ガイ君!」

 

 来客はオレ達の顔見知り。そしてなのはの想い人でもある藤原凱だった。それと、もう一人。

 

「どもっす」

「剛田もいるのか。お前達が翠屋に来るとは、珍しいんじゃないか」

「僕が呼んだんですよ、ミコトさん。家の手伝いで中々一緒に遊べないから、こうして来てもらったんです」

 

 カウンターの奥からキッチンの手伝いをしていたユーノがやってくる。聖祥の四バカの三人が揃っていた。

 そういえば以前ぼやいていたな。「ガイ達が遊びに誘ってくれるんだけど、中々都合が合わない」と。

 彼は翠屋の手伝いに入っていない日は、シグナムが道場講師として勤めている道場で剣を習っているそうだ。さらには魔法の腕を錆びつかせないために魔法の訓練も欠かさず行っており、それでは確かに暇がないだろう。

 士郎さんと桃子さんなら、事情を話せば休みにしてくれると思うが。……想いを寄せられている身として、彼が休まない理由を察してはいる。

 

「お前、マジに働いてるんだな。誇張入ってると思ってたよ」

「大したことはしてないよ。料理の運び出しと、皿洗いぐらいだし。ピーク時はそれだけでも手いっぱいになるけどね」

「あ、ミコトちゃん。俺アイスコーヒーブラック、ユーノのおごりで」

「ちょ、何勝手なこと言ってるんだよ、ガイ!?」

「じゃあ俺はアイスミルクティー、やっぱりユーノのおごりで」

「たけるまで!?」

「ご注文を復唱致します。アイスコーヒーブラックがおひとつ、アイスミルクティーがおひとつ。ユーノのおごりで。以上でよろしいでしょうか」

「ミコトさぁん!!?」

 

 ガイが作り出したユーノ弄りの流れに乗る。ドッと笑いが起こり、彼らとしてもほんの冗談だったのだろう。

 

「ガイ君、シュークリームは頼まないの? お母さんのシュークリームはとっても美味しいんだよ!」

「さすがにそこまでの出費はなぁ。一応小遣いはもらって来てるけど……ってなのは、何で隣に座ってんの?」

「なのはも一緒にお話するの!」

 

 流れるようにガイの隣の席に滑り込んだなのは。恋する乙女は強い(確信)

 今度はガイが慌て出し、先ほどまで弄られていたユーノと剛田がニヤニヤする。

 

「い、いやさ! お前まだ業務時間中だろ!? お客さんはいるんだし、仕事に戻った方がいいと思うんだよな!」

「あら、大丈夫よガイ君。わたしとブランさんがいるもの。遠慮なんかしなくていいのよ?」

「はい! なのはちゃんとユーノ君の分までバリバリ働きますよぉ!」

「うわー頼りになるなー!(白目)」

 

 退路を断たれて天を仰ぐガイ、満足顔で頬を赤らめるなのは。お互いに好き合っているくせに、何故こうも反応が違うのか。

 微笑ましいんだかなんだかよく分からない光景を眺めつつ、オレは手早くオーダーを通した。

 

 

 

 士郎さんに言ってなのはの休憩は延長させ、オレは仕事に戻る。と言っても、今はそれほど忙しい時間帯でもないので、オレも時々彼らの会話に参加したりしている。

 

「だからさ、お前らが脱ぐと俺ら一般男子が貧弱ボーイに見えるんだよ。女の子の視線を集めるとか、そういうの俺の役目だからァ!」

「そんなこと言われても……僕達にその気はないし」

「っていうかお前、高町さんの前でそういうこと言うなよ。悪いとか思わないのかよ」

「大丈夫だよ、剛田君。どうせ口だけだから」

「そ、そんなことねーし!?」

 

 ガイのハーレム思考がただのパフォーマンスだというのは、知人たちの間ではもはや周知の事実である。彼もそれは分かっているだろうに、よく続けるものだ。

 今の話題はどうやら健康診断絡みの続きのようだ。オレ達は私服のままだったが、聖祥では体操着で診断を行うようで(考えてみれば聖祥の制服は健康診断には不向きだ)、そうすると着替えが発生する。

 その際、ユーノと剛田はその鍛え上げられた体を惜しげなく見せつけたそうだ。……想像するだけでむさくるしい絵面だな。

 

「今更言ってもしょうがないことだが、二人とも小学生なのに鍛えすぎだ。将来成長に困っても知らんぞ」

 

 小さいうちに筋肉を鍛えすぎると身長が伸び悩むというのはよく聞く話だし、骨が成熟しきっていないのに強い力がかかるようになれば骨格が歪むことにもなりかねない。

 もちろんそうならないように気を付ければ避けられることではあるが、リスクを背負うことに違いはない。……身長云々に関しては、オレの言えた義理ではないか。

 

「あはは……。僕は大丈夫ですよ。身長はしっかり伸びてましたし、体も至って健康って言われました。対策はちゃんと効果あるみたいです」

 

 ユーノの言う対策というのは、以前言っていた治療魔法の応用のことだろう。もとより優秀な結界魔導師であるのだから、そこらあたりのことは下手な医者がやることより効果的なんだろうな。

 と、剛田がソファに背中を預け、不満そうな顔でユーノを見やる。

 

「去年の夏はもっと差があったはずなのに、縮まってやがんだもんな。魔法ってずるいわ」

「僕は僕の持ってる技術を最大限利用しただけだよ。同じ魔導師でも、なのはやガイに同じことは出来ないはずだしね」

「うっ。だ、だって補助魔法って難しいんだもん……」

「俺に至ってはシールドしかできねーもんなぁ。まあ、確かにユーノみたいな真似はできねーけど、逆にユーノも俺らが出来ること出来なかったりするしな」

 

 砲撃魔法の天才だったり、シールドであれば何でもできたり。そんなのが万人共通だったら、魔導の世界は魑魅魍魎だらけだ。

 大局的な視点で見れば、彼らは少し人と違うことが出来るだけに過ぎない。オレも似たようなものなのだ。

 

「隣の芝を羨んでも仕方ないことだ。それを言ったら、今ここにいる男達の中で彼女持ちはお前だけだろう。この場に藤林裕はいないんだから」

「うっ。そ、それは、まあ……」

 

 頬を赤く染めて視線を泳がせ頭をかく巨大少年。せっかくなので剛田も弄ることにした。先ほどの仕返しとばかりにガイとユーノがニヤニヤ視線を剛田に送る。

 が、今度はなのはがやや不満顔だ。言外に「まだガイの恋人ではない」という意味が含まれているのを感じ取ったか。事実なのだからしょうがない。

 どうせ陥落するのも時間の問題なのだから、そんな顔をする必要もなさそうなものだが。やはり感情というのは理屈ではない。

 

「そうだよ(便乗) お前、ちゃんとむつきちゃん大事にしてんのかー? 家近いんだから、毎日会いに行かなきゃダメだぜ」

「お、おう。最近は毎朝むつきちゃんが起こしにきてくれてるけど……」

「それじゃダメだよ。ちゃんとたけるの方から会いに行かなくちゃ。むつきのことを大事にしてるんだって、行動で示さなきゃ」

「そ、そうか……。で、でも、用事も無いのに会いに行ったらおかしく思われないか?」

「何寝ぼけたこと言ってんだ。彼氏が彼女に会いに行くのに特別な理由なんかいらねえだろ。「顔を見たくなった」で十分だろ」

「そ、そうなのか……」

 

 手を組んで畳み掛ける男二人にタジタジになる剛田少年。……しかしこの二人、誰かと付き合ったこともないくせにやけに詳しいな。イメージトレーニングは欠かしていないのか?

 むつきの惚気はよく聞いているが、男視点での話というのは初めてだな。剛田の評価は、男気はあるが彼氏としては未熟といった感じだ。

 

「精進しろよ、剛田。オレ達はお前に、大切な友人を任せたんだ。あの子を泣かせるような真似をしたらただでは済まさんぞ」

「う、うっす。……八幡さんに言われると、なんか迫力あるんだよな。背はちっちゃいのに」

「そらお前、俺らの指揮官サマだもんよ。ちっちゃ可愛くてすごーい!のがミコトちゃんだろ」

「何だかIQが溶けそうな評価だね……。ミコトさんは、僕達の最高のリーダーなんだよ。言われたことをしっかりと胸に刻んでおくんだよ」

「お、おう……」

 

 特にユーノの勢いに圧され、剛田は首を縦に振った。彼のオレに対する信頼が重い。人知れず、小さくため息をつく。

 先ほどから発言のなかったなのはが、ガイの発言を聞いて、彼の手の甲をつねった。

 

「いてて! な、なんだよ急に」

「むー! なのはもガイ君に可愛いって言われたい! 最近全然言われてないの!」

 

 どうやらやきもちを焼いたらしい。オレに対しての発言でそんなことを思われても困るのだが。そういう意味で言うならば、オレもガイも、互いにどうとも思っていないのだから。

 だからガイが浮かべた表情は苦笑。彼は少女のやきもちを受け止めるだけの度量を持ち合わせている。相変わらずわけの分からん奴だが、無駄に心の広い人間であることは、いい加減オレも理解している。

 

「すねるなって。なのはだって、ミコトちゃんのことは可愛いって思うだろ? それ以上の意味はねーよ」

「むー……ほんと?」

「それ以上の意味があっても、こっちが困るな。既に厄介な男ども二人に言い寄られているんだ。変態の追加は受け付けていない」

「辛辣ゥ!」

 

 言いながらもガイの表情は笑い。つまりはそういうことである。

 ようやく理解し、なのはは表情を笑顔に戻す。ちなみに彼女の要求が通っていないことはすっかり忘れているようだ。この辺がいまだに彼を陥落させられない所以だろう。

 ……見ていて面白い、もとい、オレが指摘してやるのは筋ではないだろう。彼女自身が気付くまで、オレは黙っているつもりだ。

 さて、流れ弾が当たった厄介な男の一人、すなわちユーノは、苦笑しながら頭をかいていた。

 

「他を羨むのなら、お前もそれを手に入れられるように努力しろよ。生憎オレは自分を安売りする気はない」

「もちろんです。絶対、振り向かせてみせますから!」

 

 期待して待っているぞ。そう言ってオレは彼らのテーブルを離れ、空いたテーブルの片付けに戻った。

 

「……前はよく知らなかったから軽い気持ちで応援してたけど、これって思ってた以上に無理ゲーなんじゃねえか? 八幡さん手強すぎだろ」

「んなもん当たり前だろ。なんせ、あのミコトちゃんだぜ。現状俺らの周りで釣り合い取れそうなのって、恭也さんぐらいじゃね?」

「なのはも、今のユーノ君とクロノ君じゃ、まだミコトちゃんは任せられないって思うの。もちろんユーノ君のことは応援してるけどね」

「あはは……やっぱり平坦じゃないなぁ。自分で選んだ道だから、不満はないけどさ」

 

 彼らは声を潜めて相談を始めた。対象となっているのが自分だと分かっているから何とも言えない気持ちだったが……こういうのも、悪くはないか。

 

 

 

 

 

 晩御飯、入浴、学校の宿題と明日の準備、そして歯磨きを終えてから、本日の健康診断の結果をシャマルに見せる。後方支援を担当する彼女は医学にも通じており、普段から八神家の健康管理に気を配ってくれている。

 昨日のアリシアの健康診断の結果もこうして見てもらっており、健康優良児の鑑であるとの評価をいただいている。

 

「……はい、三人とも健康状態に問題なし。ふぅちゃんは去年の初めごろの栄養状態が悪かったって聞いてたからちょっと心配だったけど、順調に体が大きくなってますね」

「そ、それはその……今はちゃんと食べてるもん」

 

 彼女が八神家入りする前、八幡になる前は、レトルト食品やカップ麺で誤魔化していたらしいからな。今もほっそりとしてはいるが、あの頃に比べて肉付きはよくなったし、何より血色がいい。

 "命の召喚体"として傷病と無縁のアリシアには敵わないにしても、フェイトもまた健康優良児と言って問題ないようだ。オレについては、生まれてこの方風邪一つ引いたことがないのが密かな自慢である。

 そして、長年「蒐集バグ」によってリンカーコアを蝕まれていたはやては。

 

「はやてちゃんについては、こちらでもリンカーコアの追加検査をしてみましたが、全体的に異常なしです。夜天の魔導書とつながったパスから稼働に必要な魔力が流出してますが、完全に正常な範囲です」

「せやろうなぁ。あの頃と違って体軽いし。わたし自身の感覚としても、皆揃って健康体やで」

 

 ある意味今回の健康診断で一番注目すべきだった彼女は、経過良好……というよりも十分完治していると言って差し支えなかった。

 去年の夏ごろから歩くためのリハビリをし、オレは「コマンド」を用いて、シャマルは補助魔法で。石田先生による指導もあり、皆の力で彼女の治療を行ってきた。

 もちろんオレは彼女はもう完治していると思っていたが……こうして健康診断の結果として表されると、感無量だ。

 

「ってか、はやてって意外と背高いよな。車椅子だったときの印象が強くて、中々慣れねーよ。135cmもあんのか」

 

 空気が弛緩し、シャマルが手に持つはやての健康診断票を覗きこむヴィータ。実際のところ、はやてははるか同様、この時期の女子の中では平均的な背丈である。高いというほどではない。

 しかして、ヴィータは今のオレとほぼ同じぐらいの身長だ。オレにとってはやてが「ちょっと大きい」なのだから、彼女にとっても同じということになる。

 ……オレとしても、ヴィータと同じ気分だ。特にオレは、彼女達が現れる前からはやての車椅子を押していた。その感覚がまだ抜けておらず、はやての顔をやや見上げる構図に違和感を覚えてしまう。

 

「主達もフェイトも、健やかにご成長なさっているようで何よりです」

「……お前に言われると皮肉のように感じてしまうな。お前ほどとは言わないが、将来はせめてシャマルぐらいの身長はほしい」

「えー、ミコトはちっちゃいまんまでいいよ。そっちの方が可愛いし」

 

 人型となったときのザフィーラを除けば八神家トップの長身であるシグナム。彼女とは身長差が大きいため、どうしてもひざまずかれる形での会話となる。……そういう理由ではないかもしれないが。

 どうしても主呼びの直らない彼女であるが、それならばせめてこういう対応を堅苦しくなくさせたいものであり、そのためにもやはり身長は必要だ。

 ……いっそ、変身魔法で身長を伸ばしてしまうか。無意味とは分かっていても、ついそういう考えが頭に浮かんでしまう。

 

「また虚しいことを考えておるのぅ。変身魔法など所詮は一時の幻だと、主殿も分かっておろうに」

「……何のことだ」

 

 ミステールに胸中を言い当てられ、すっとぼける。彼女は分かっているから、「呵呵っ」と笑って追及してこなかった。

 先日もそうだったが、ミッドチルダでの依頼のとき、オレは変身魔法で大人の姿になる。かりそめとはいえ、高い視点・長い手足で歩く感覚というのを知っている。

 そして魔法を解く時の虚しさも心に染みている。ユーノのように根本から弄るような魔法でなければ、文字通りの幻でしかないのだ。そんなものにすがる気は、今のところない。

 

「まあまあ。ミコトちゃんも、ちゃんと大きくなってるじゃないですか。きっと、来年にははやてちゃんと横並びになってますよ」

「そう願いたいものだ。さて、用件も済んだことだしそろそろ寝よう。まだ寝支度を済ませてない者はいないな?」

 

 ブランの励ましで気を持ち直し、話題を打ち切る。それぞれでやいのやいのとやり始めたが、今は就寝前なのだ。あまり会話に熱を入れても睡眠に差し支える。

 確認し、「おやすみ」と言ってはやてとともに自室に戻ろうとしたところで、パジャマの裾を引っ張られた。

 ソワレだった。いつもの眠たげな目で、しかし期待に満ちた目でオレを見上げていた。

 

「ソワレも、けんこうしんだん、したい」

 

 どうやら皆が身長や成長の話題で楽しそうに話していたので興味を惹かれたようだ。

 確かにソワレはオレとはやての娘という扱いであるが、それでも彼女の本質は召喚体だ。アリシアのような例外を除き、召喚体は元が「現象」であるが故に、肉体的な成長・変化を起こさない。病気の心配もない。

 だから、健康状態や成長を測る必要はない。測ったところで、問題と変化の全くない結果が出るだけだ。そう、分かってはいるのだが……。

 

「……はあ。今からか?」

「んっ!」

 

 最近はあまり起こらなくなっていた、久々のソワレの甘えん坊。これが彼女の愛情表現であることが分かっているから、それを無下にすることなんてできなかった。

 目線ではやてに「すまない」と送ると、彼女は穏やかに笑いながら首を縦に振った。

 

「シャマル、納戸にメジャーがあるから、取ってきてもらえないか。シグナムは洗面所から体重計を持って来てくれ」

「はい、分かりました!」

「主の御心のままに」

 

 楽しそうに答えるシャマルと、相変わらず仰々しいシグナム。そんなオレ達を優しい目で見守るトゥーナ。

 すると、ヴィータが名案とばかりに手を叩いた。

 

「あ、じゃあさ! リッターと召喚体の皆の健康診断も、一緒にしちゃおうぜ! 皆一緒の方がぜってー楽しいって!」

「いけませんよ、紅の鉄騎。あまり我らが主達にご迷惑をかけるようなことは……」

「こんなん迷惑にもならへんよ。トゥーナのことも、しっかぁりと測ったるからなぁ」

「あ、主? その、手の動きが不穏なのですが……」

 

 はやてに飛び火した。これは……止まらないな。フェイトとアリシアと視線を合わせ、互いに苦笑した。

 

「おらおらザフィーラ、犬型から人型になりやがれっての。一番でかいお前が測るのが、一番楽だろ」

「狼だ。寝入りばなだったんだがな、まったく」

「せっかくだから、アルフも測っちゃおう? アルフだけ測らないのも、何だか寂しいし」

「お、そうかい? いやー、なんか悪いねぇ」

「アリシア、じゆうちょうとってくるね! みんなの身長と体重をかかなきゃ!」

 

 それぞれ思い思いに動き出し、やがて第一回八神家健康診断が開始したのだった。

 

 結局、眠りについたのは日付が変わってからだった。あまりよろしいことではないが……たまには、こういうのもいいだろう。

 

 

 

 

 

 そして、今回のオチである。

 

 その週の土曜日のこと。先週聖王教会の依頼を受けたばかりなのだが、早くもクロノが次の依頼の話を持ってきた。連続して教会の依頼ということはありえず、今回は管理局サイドの依頼ということになる。

 また無人世界の調査か、あるいは遺跡の発掘補助か。聖王教会と違って管理局絡みの依頼は、現状そんなものしか受けられない。局員と絡む必要がないものに限られている。

 こればかりはまだまだ準備のための時間が足りていないのだから仕方のないことだ。オレもそのことに文句はない。

 では何が問題であったかというと、話を持ってきたクロノ自身だ。

 

「今日はやけに機嫌がいいじゃないか。正直、気持ち悪いぞ」

「……そこまで言わなくてもいいだろ。まあ、機嫌がいいっていうのは正解だよ。ちょっといいことがあってね」

 

 今日のクロノは、やけに頬が緩んでいる。普段なら、依頼の話をしているときはクソが付くほど真面目な表情を崩さないくせに、今日に限っては緩みを隠しきれていない。

 「ちょっといいこと」の内容を、オレが聞きもしないのに、彼は話し始めた。

 

「先日、アースラ職員合同の健康診断があったんだ。その結果が予想以上によくてね」

「管理局もこの時期に健康診断を行うのか。しかし結果がよかったとは、健康不安でも抱えていたのか?」

「そんなんじゃないさ。もっと単純で、僕が渇望していたことだよ」

 

 彼が渇望している。その言葉で察する。彼とオレは、その分野に関しては、同じく欲している同士だ。

 言われてみて、頭の中でシミュレートする。出会った頃の彼は、確かに今より小さかった。成長期が仕事をしていないと言ってはいたが、それでも全く成長しないわけではないようだ。

 普段は他人の成長などあまり気にすることではない。「プリセット」の恩恵を受けているからと言って、いつもいつもシミュレーションを行っているわけではないのだ。

 

「それはよかったな。オレも、この間の健康診断で7cmほど伸びていた。まだ小さい方だが、そのうちに平均を超えてみせよう」

「7cmか……さすがにそこまでは伸びてなかったな。僕は5cmだったよ」

 

 彼の年頃の男性としては少ない方か。いや逆に彼の年齢ならば既に成長しきった者も多いか。だとしたら、それは十分に成長していると言える数字だった。

 

 

 

 それが、一年間で成長した数字だったならば。

 

 

 

「先月までは0.1cmとか0.2cmとか、そのぐらいだったからな。一気に5cmは上出来すぎる」

「……、……? ……は?」

 

 彼の言葉の意味が一瞬分からず、理解し、ありえず、困惑の音が口から漏れる。

 思考が傍白と化したオレに対し、彼は相変わらず引き締まり切らない微妙にニヤけた表情を浮かべていた。ムカつく表情であった。

 

「僕は何も一年で5cmとは言ってないよ。一ヶ月だ。君達に色々言われて休息の時間をしっかり取るようにしたからか、とうとう効果が現れたみたいだよ」

「いっ……かげつ、だと……?」

 

 一ヶ月で5cm。急成長なんてレベルじゃない。激変と言っていいレベルの成長速度だ。まるでこれまで生活習慣のためにせき止められていた成長の波が、一気に押し寄せているかのようだ。

 驚愕で表情筋が停止したオレの脳は、反射的に先月の彼と今月の彼を比較していた。その身長差は、きっかり5cmであった。

 「プリセット」を用いた高精度シミュレーション「確定事象」は、環境ノイズが混じらない限り間違うことはない。それはオレが一番分かっているはずなのに、目の前の非情な事実を信じることができなかった。

 

「ははっ。さすがの君もこの成長には驚いたみたいだな。僕自身、測ってみてびっくりしたぐらいだからな。最近やたら視点が高くなったと思ってたけど、ここまでだとは思ってなかったよ」

「……確か先月までのクロノの身長は139.4cm、ということは今は……144.9cm、だと? バカな、早すぎる……幻術なのか?」

「信じがたいのは分かるけど、紛れもない事実だよ。いつでもフラットに現実を見る君らしくないな。まあ、それだけ驚かせられたってことかな?」

 

 やたら爽やかな笑顔を浮かべるクロノ。非常にイラッと来た。

 

「よし、クロノ。アースラに戻って自慢の凍結魔法で自分の成長を凍結してこい」

「いきなり何を言い出すんだ君は。そんなこと出来るわけないだろう」

「じゃあオレが「コマンド」でその成長を止めてやる。覚悟しろ」

「本当に出来そうで怖いからやめろ!? 何をそんなに怒ってるんだ。別に君の不利益になることじゃないだろ?」

「その勝ち誇った笑みが気に食わない。嫌味かコノヤロウ」

「いや、君だって一年で7cmも伸びたんだろう。十分成長してるじゃないか」

 

 一年で7cmと一ヶ月で5cmじゃ桁が違う。彼の口調もどこか自慢げであったので、当然自覚はあるのだろう。やはり、気に食わなかった。

 身長というオレ達にとってはセンシティブな話題であったからか、それとも相手がクロノであったからか、口論はヒートアップしてエスカレートする。

 

「オレの歳ではこれが普通だ。周りが同じだけ成長しているのに、7cm程度で気休めになるか」

「君は容姿の面で大きなアドバンテージがあるじゃないか。僕は平均的な顔だから、せめて身長がなきゃ男として格好がつかないんだよ」

「地味男め。だったら尚更、身長が目立たない程度で調和が取れるだろう。お前など156cmで十分だ」

「なんでそんな中途半端なんだ!? せめて170cmぐらいは許してくれ! いやそもそも、何で僕の成長に君の許可が必要なんだ!?」

「お前がオレに惚れているからだ。オレが上、お前は下だ」

「横暴だな!? っていうかまだ惚れてない! 「かもしれない」の段階だから!」

「このロリコンめ。正直引く」

「君が言い出したんだよな!? しかも自分からロリって認めるのか!?」

 

 ――周りから散々、最近緩くなっている(意訳)と言われているオレだが、少々緊張感を失い過ぎていたかもしれない。このときばかりはそう思った。

 

「アタシだって、別に好きでロリやってるわけじゃないんだから! ……あっ」

「ぶっ」

 

 思わず女言葉(ナチュラル)でしゃべってしまい、直撃を受けて鼻血を噴き出すクロノ。彼が咄嗟に取り出したハンカチが、瞬く間に赤に染まっていく。……やってしまった。

 

 その後、シャマルを呼んで治療してもらい、この日は大事をとってアースラに帰還してもらうことになった。依頼の話はまた後日ということになった。

 ……さすがに反省しよう。そう思うばかりであった。




作中の原作キャラ・オリキャラの身長等に関しては、独自解釈・独自設定です。特にクロノ君は、彼の歳にすれば病的に小さいことになってしまっています。
ま、今後170cm以上まで成長する予定だし、多少はね……?(震え声) 成長痛ひどそう(小並感)

体重は永遠の乙女の秘密。聞いてはいけない、いいね?



各人の身長記録(適当)

もやしボール……40cm
エール(剣)……80cm
ソワレ……108cm
ミステール……109cm
アリシア・T・八幡……115.1cm
亜久里幸子……125.2cm
八幡ミコト……128.6cm
ヴィータ……129.1cm
伊藤睦月……131.4cm
高町なのは……133.2cm
鮎川歩……134.4cm
八神はやて……135.5cm
田中遥……136.1cm
アリサ・バニングス……137.2cm
藤原凱……141.4cm
月村すずか……141.6cm
フェイト・T・八幡……142.6cm
クロノ・ハラオウン……144.9cm
田井中いちこ……145.3cm
藤林裕……146cm
ユーノ・スクライア……148.7cm
矢島晶……151.2cm
剛田猛……153.5cm
ブラン……155cm
アルフ……158.9cm
シャマル……159.4cm
トゥーナ・トゥーリ……160.2cm(そのバストは豊満であった)
高町美由希……160.8cm
シグナム……163.8cm
高町恭也……178.2cm
ザフィーラ……184.6cm

これで主要な面子は全員かな? 抜けとかあったら適当に足します。





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