エージェントの俺には二つの秘密がある   作:ほにゃー

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私の作品では初のオリジナルとなります。

よろしくお願いします。


プロローグ

「はぁ~、どうしてこうなったんだろう………」

 

溜息を吐き俺は、目の前にある校門を見上げる。

 

聖白菊学園。

 

世界屈指の名門校で、世界一安全と言われている。

 

通っている生徒は資産家、政治家、はては貴族などの子が多い。

 

在籍する教師は、二十以上の健康診断と精神鑑定を受け、必須科目及び実技科目、合わせて30以上の科目全てで90点以上を取った者のみがこの学園で教師としての仕事に就ける。

 

ガードマンも元軍人や元傭兵、噂では元殺し屋なんかもいるらしい。

 

学園のセキュリティも厳重で、学園行事以外で学園内に生徒及び教員以外の者が入るには学園長と理事長の許可で発行されるパスを身に着け、手荷物を預け、服を学園側が用意した物に着替え、十以上の検査を受けた上、ガードマン2人を付けた状態でないと学園内には入れない。

 

行事の際は、簡易パスと手荷物検査のみ行われる。

 

生徒は全員が学年ごとに用意された寮住まいで、寮に入るには学生証の提示が必須。

 

例え生徒でも、学生証が無ければ寮に入ることは出来ないし、教室に入るのにも、学園内の施設の利用にも、施設内の備品の使用、学食及び購買の利用にも学生証は必須。

 

この学園の生徒にとって、学生証はこの学園内での生活に欠かせない物だ。

 

このようにこの学園は、様々な制約がある。

 

その代わり、この学園は生徒達の卒業後の進路をしっかりと保障してくれる。

 

大学進学はもちろん、大学卒業後の進路を見据えた上で様々なサポートをしてくれるし、生徒一人一人の希望職種に合わせた授業を特別に行ったり、必要な技術までも教えてくれたりする。

 

そのため、この学園の入学希望者や転入希望者は後を経たない。

 

場合によってはごく普通の一般家庭の子が入学したり、資産家や大企業の跡取りでも落ちることがある。

 

その所為で、落ちた奴が、入学した奴に逆恨みし、殺しを依頼するなどと行ったこともある。

 

だからこそ、ここまで学園のセキュリティを厳重にしてあるんだがな。

 

そして、俺、如月薫(きさらぎかおる)は、本日からこの学園の生徒になる。

 

理由は、この学園に在籍するある生徒の身辺警護の為だ。

 

俺はとある非公式組織のエージェントで、その中でも俺は荒事を専門に取り扱っている。

 

どうして荒事専門の俺が、身辺警護何て言う仕事を引き受けたのかと言うと、ちょっとした訳がある。

 

理由は三つ。

 

まず、この仕事を完遂した場合の報酬が高い。

 

そして、この身辺警護の仕事がただの身辺警護ではないこと。

 

最後に、この仕事を俺に渡した俺の上司、要するに組織のボスは、俺の弱みを握っていること。

 

この三つが俺がこの学園に来る理由だ。

 

まぁ、この際俺がこの仕事を引き受けた理由は置いておこう。

 

だが、一言言わせてもらおう。

 

どうして男の俺が、女装なんかして、このお嬢様学校に入学するんだ!

 




次回は、主人公が何故この学園に来たのかの話になります。

後、ボスに握られている主人公の秘密も分かります。

タグも次回から一つ増えます。
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