銀魂×レールガン×禁書   作:gakinaga

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魔術師

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銀時は禁書目録を探していた。学園都市のあちこちを探していたが、見つからなかった。そしてとある広場に辿り着いた。

広場前

銀時    「ったく、どこ行きやがった・・。あいつ?」

      「何でこんな暑い中人探しなんか・・・。てかもう夕方だし」

禁書目録  (じゃあ、地獄の底までついてきてくれる?)

銀時    「くそっ・・。」

御坂    「あんた、何やってるの?」

後ろを振り向くと、御坂が立っていた。

どうやら授業が終わって寮に戻る途中らしい。

銀時    「あん、お前・・・・・。誰だっけ・・・。」

御坂    「ちょっとこら!!何で私を見ていきなり記憶喪失してるわけ!!」

銀時    「いや、常盤台の生徒さんですか?寮なら反対側ですよ・・。」

御坂    「何で迷子なった御嬢さん扱いになってるの!!」

銀時    「うっせーな。いちいち突っ込みやがって・・。お前さ突っ込みのセンスないからやめとけって」

御坂    「うるさい!!で、何してるの?」

銀時    「人を探してるんだよ。」

御坂    「まさか依頼?」

銀時    「あん、修道服着たガキ見なかったか?」

御坂    「修道服?見てないけど・・。誰の依頼?」

銀時    「上条って奴からだよ。」

御坂    「あんたも忙しいわね。私帰るから。頑張ってね」

銀時は御坂のカバンを掴んだ。

御坂    「ちょっと、何よ」

銀時    「お前も探すの手伝えよ。」

御坂    「何で、私?関係ないでしょ」

銀時    「昨日夜遅く、お前が高校生に電撃を放ちまくったせいでな、家電が全て死んだんだよ!!」

御坂    「何で、あんたそれを?えっ・・・と。まさか上条ってあのツンツン頭野郎・・・。」

銀時    「そうだけど・・・。それより完全下校時刻まで、手伝え!!そうしたら許してやる。」

御坂    「私よっようじあるから・・・。じゃあね」シューーーン

御坂は猛スピードで走って行った。

銀時    「逃げ足早いな・・・。まあいいや帰るか・・・。」

上条    「あれ?先生じゃないですか?インデックスは?」

銀時    「おめーか、わりーな・・・。インデックス見つからねんだよ・・。」

上条    「それじゃあ、仕方ないですね・・。あの特売でたくさん買ったんで、何か御馳走しますよ?」

銀時    「まじで!!頼むわ。お前本当気が利くわ。本当俺はお前がいい奴って事は分かってたぞ!!」

上条    「何か嘘くさい・・・・。」

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上条    「着いた。着いた。」

銀時    「腹減ったな・・・・。」

上条    「??」

銀時    「どうした?犬のう○こでも落ちてたか」

上条の扉の前に清掃ロボが集まっていた。そしてそこにはインデックスが倒れていた。

銀時    「おいおい、こいつどっか行くと言っときながら、寝てやがんぞ・・。」

上条    「まあ、いいじゃないですか。生存確認できたんですから。」

      「おい、インデックス?」

      「こんな所で何やってんだよ」

      「こんな所で寝ていると風邪ひくぞ」

      「あん・・・・・・。」

上条は倒れているインデックスを起こそうとしたら、手に違和感を感じた。

手のひらをよく見ると赤く染まっていた。

上条    「何だよこれ・・・。先生・・・・。」

銀時    「どうした?そいつまさか漏らしたんじゃねーよな」

上条    「違います。血です・・・・・。」

銀時    「おいおい、冗談はよせよ・・・。今日どうせあれだろ・・。赤いペンキこぼしたんだろ・・。」

上条    「いや、ペンキじゃないです・・・。よく見てください!!」

よく見ると禁書目録の背中から大量に出血していた。

銀時    「まじかよ・・・・。」

上条    「どうした?インデックス起きろ!!」

上条は必死にインデックスに呼びかけたが、返事はなかった。

銀時    「・・・・・・・・・・・。」

上条    「一体・・、どこのどいつに殺られたんだ・・・!!」

銀時    「なるほど・・・。テメーがやったんか。」

上条    「えっ・・・・・。」

上条は振り返ると一人の男が立っていた。

その男は赤い長髪で黒いマント着ており、耳にはピアスをして銜えたばこをしていた。

銀時    「テメー何者だ?」

???   「何者って僕達魔術師だけど・・・。」

上条    「魔術師だと・・・・。」

銀時    「・・・・・・・・・。」

??? 「これは随分と派手にやっちゃって、」

上条    「何で?」

???   「ここまで戻ってきた理由?」

      「さあね?」

      「忘れ物でもしたんじゃないかな?」

上条は午前インデックスとの会話を思い出した。

???   「昨日はフードがあったけど、あれってどこで落としたんだろうね」

銀時    「なるほど、俺たちを巻き込まないように戻ってきたわけか・・・。」

      「部屋に忘れたフードをサーチしてこいつらはここまで来たのに気付いて・・・。」

上条    「・・・・・・・。」

      (殺されるかもしれないのに・・。俺たちのために・・。)

      「バカ野郎」

上条は男を鋭く睨みつけた。

???   「ふ~~~~ん、嫌だな。そんな目で見られても困るんだけどね」

      「それを斬ったの、僕じゃないし。神裂だって何も血まみれにするつもりはなかったんじゃないかな」

銀時    (神裂・・・。聞いたことがあるな・・・。確か・・・・。)

???   「その修道服『歩く教会』は絶対防御なんだけど・・。何の因果で砕けたのか・・。」

上条    「何でだよ・・。」

      「俺は魔術なんてメルヘン信じられないし」

      「てめーら魔術師みてーな生き物は理解できねーよ・・。」

      「でも、お前たちだって正義と悪みたいなものってあるんだろ・・。」

      「こんな小さな女の子をよってたかって追い回して・・。」

      「血まみれにしてまだお前たちは自分の正義を語ることができるのかよ」

銀時    「そこまでにしておけ、上条」

上条    「くっ・・・・・・。」

銀時    「いいか、上条。ここはアンパンマンの世界みたいに正義必ず勝つような事ばかりじゃねんだよ」

      「こいつ等の正義と俺たちの正義が同じとは限らねー。」

      「それにこいつはもう死ぬんだろ。もう帰ったらどうだ?あんちゃん」

男はたばこを吸い、煙を吐き出してこう言った。

???   「ふ~~~~。そいつは出来ないね。どいてくれないかな?今からその死体回収するから。」

上条    「回収?」

銀時    「おいおい、死体回収って、いい趣味してんな。死体何て持って帰って闇に売るのか?」

???   「違うよ。僕たちはさすがにそんな事はしないよ。正確に言うとそれが持っている十万三千冊の魔道書だけどね。」

      「あ、注意したまえ。君たち程度の人間だったら、一冊でも目を通せば廃人コースは確定だね。」

上条    「ふざけんなよ・・。そんなもんどこにあるんだよ・・。」

銀時    「まさかてめーには見えんのか?」

???   「見えるも何もあるさ、それの頭の中に」

銀時    「どういう事だ・・・。」

???   「一度見たものは一瞬で覚えて一字一句を永遠に記憶し続ける能力を持っているんだ」

      「それの頭はね、世界各地に封印され持ち出すことのできない魔道書をその目で記憶し保管している魔道書図書館ってわけなのさ。」

      「まあ、それ自身は魔力を練ることができないから無害なんだけど、その10万3000冊は少々危険なんだ。」

      「だから、魔術を使える連中に連れ去られる前にこうして保護しに参ったわけなのさ」

銀時    「お前、頭おかしいんじゃねーのか。保護する奴を血まみれにするなんて聞いたことねーぞ・・。」

      (やっぱり、間違えねー・・。奴はあいつらに似ている・・。)

???   「それは別の問題さ、それにそんな連中に拷問何てされたら、可哀そうだろ。」

その男は上から目線で挑発しながら言ってきた。上条も堪忍袋が切れたらしく、男に殴りかかった。

上条    「てめええええええ!!」

      「何様だ!!」

銀時    「おい!!!」

しかし、上条の拳はあっさりと、かわされた。

???   「ステイル=マグヌスと名乗りたいところだけど、ここはフォルティス931って名乗っておこうかな。」

銀時    「魔法名って奴か・・・・。」

上条    「魔術名?」

ステイル  「よく知っているね。もしかして前にも誰かに名乗られた事があるのかね?」

銀時    「あん、ゴロゴロと名乗ってきやがったよ。自己アピールはそこまでか?魔術師さん」

ステイル  「ちなみに僕のは日本語で強者って言った所かな。まあ語源はどうだっていい。」

上条    「先生、これは?」

銀時    「あいつらはな、鎌倉の武将みたいに殺りあう前に魔法名って奴を名乗る習性があるんだよ。」

      「つまり、あいつ。どうやら俺たちをまとめて屍にするらしいぜ・・。」

ステイル  「そういうことだよ。」

ステイルは銜えていたタバコを捨てた。

ステイル  「炎をよ」

するとタバコから勢いよく燃え出した。その威力は物凄かった。

上条    「くっ・・・・・。」

銀時    「やっぱりこうなったか・・・・。」

次の瞬間、燃えている炎がステイルの手に集まり始めた。そして巨大な炎の渦を作り出した。

上条    「これが魔術・・・。」

銀時    「仕方ねー。俺もじゃ、名乗っておくとするか・・。」

ステイル  「聞きたくないね。これから死んでいくやつらの名前何て。」

銀時    「おいおい、俺たちもなめられてるようだな。」

ステイル  「そうか、じゃあ遺言代わりに聞いておくとするよ。」

      「まあ、誰にも届くことはないと思うけど。」

銀時    「そんじゃあ、俺の魔法名はハリー=ポッターだ!!!」

ステイル  「そのままくたばれ!!巨人に苦痛を贈り物を!!!」

ステイルは手に持っていた火を投げつけ、その炎は銀時たちを包み込んだ。

当たりは炎で一面だった。2人とも死んだと思ったステイルは手に持っていた火を消し

ステイル  「少しやりすぎたかな。残念だったね。」

      「まあ、そんな程度じゃあ。勝てないってことだよ」

と言い、禁書目録を回収しようとすると、死んだはずの男の声が聞こえてきた。

上条    「誰が?」

ステイルは振り向いた。そこには2人の男が立っていた。

上条    「誰が何回やっても勝てねーって」

銀時    「さすが上条。俺はお前ができる奴だって知ってたよ。」

ステイル  「バカな・・・・。」

ステイルは驚いた。まさか自分の攻撃がただの一般人に防げるとは思いもしなかったのだ。

銀時    「どうやらお前の右手通用するらしいな。」

上条    「はい・・。そう言えばあの修道服も魔術だったんですね・・・。」

ステイル  「この・・・・。」

ステイルは再び炎を投げつけたが、上条はそれを防いだ。

ステイル  「何・・・・。」

      「そうか・・。ようやく分かったよ。『歩く教会』が誰に破壊されたか・・・。」

上条は一歩ずつステイルに近づいた。

ステイル  「世界を構築する五大元素の一つ。偉大なる始まりの炎。それは生命を古く恵みの光にして、それは邪悪を罰する裁きの光なり」

するとステイルは何か唱え出し、その周りには大きな炎の渦が出来上がっていた。そしてその炎の渦はステイルの手に集まっていた。

上条は近づこうとした時、銀時は彼を止めた。

銀時    「上条、それ以上は近づくな・・。」

上条    「あいつ何やってるんですか・・?」

銀時    「奴さん、どうやら本気モードらしい・・・。」

ステイル  「それは穏やかな幸福を満たすと同時に冷たき闇を熱する凍える不幸なり。その名は炎。その役は剣!!」

      「顕現せよ!!我が身を喰らいて力となせ!!」

次の瞬間、ステイルの背後に巨大な火の怪物が現れた。その怪物は高温な熱を放出していた為、上条のドアノブが溶けていた。

銀時    「おいおい、やべーよ。何これ映画「ゴジラ」の撮影でも始めるの?」

      「円谷監督、聞いてないよ・・・。俺木刀しか持ってないけど、大丈夫だよな。」

上条    「そんな事言ってる場合ですか!!」

ステイル  「驚いたか。魔女狩りの王『イノケンティウス』。その意味は必ず殺す。」

炎に覆った怪物は銀時達に襲い掛かった。

上条は右手の力で振り払おうとした。

上条    「邪魔だ」

その怪物は上条の力で消え去った。そう銀時も思っていたが、突如背後からその怪物は姿を現した。

銀時    「おいおい、どうなってんだ。こいつ」

するとその怪物は右手から十字架が出てきた。そして怪物は十字架を叩きつけて来た。

上条はその十字架を右手で抑えていた。

上条    「何で?」

      「右手が通用しない・・。」

      (この炎、消滅した直後に復活してるんだ・・。)

銀時    「おい、上条そいつ抑えてろ!!」

銀時は木刀で怪物に殴り掛かったが、怪物はビクともせず、銀時を跳ね返した。

銀時    「うわあああああ」

銀時は下に落ちて行った。

上条    「先生いいいいいい!!」

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